ホワイトカラーの業務を革新する【AI事務エージェント】を共同開発
カイタク株式会社

合弁会社「日本AIエージェント開発株式会社」を設立、エンタープライズ向けAI事務エージェントを共同開発
アメリス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:橘高康朗)とカイタク株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:松木友範)は、2025年6月1日付でAIエージェントの開発および提供を目的とした合弁会社「日本AIエージェント開発株式会社」(以下「新会社」)を設立したことをお知らせいたします。
両社は「日本のホワイトカラーのビジネスシーンを進化・改革したい」という強い想いを持ち、日本の大企業を中心としたエンタープライズ市場において、業務効率化・人材不足解消・働き方改革の実現を可能にする“AI事務エージェント”の開発に共同して取り組んでまいります。
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日本では少子高齢化の進行により労働力不足が深刻化し、企業は業務の自動化を進める必要に迫られています。総務省の推計によると、日本の生産年齢人口(15~64歳)は1995年をピークに減少しており、団塊のジュニア世代が65歳となる2050年には5,275万人(2021年から29.2%減)にまで減少すると発表されています。
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(出典)内閣府(2022)「令和4年版高齢社会白書」
労働力不足が進む中、AIエージェントは業務の自動化を推進し、企業の生産性向上を支える重要な存在です。とくに近年では、生成AIや大規模言語モデル(LLM)の進化により、AIエージェントの実用化が加速しています。特に2024年以降は、業務支援や意思決定支援を担うAIエージェントの需要が世界的に拡大し、国内でも多数の企業が導入・検討を進めている状況です。
一方で、日本のエンタープライズ市場においては、言語・業務慣習・システム連携などの観点から、既存の海外製AIツールでは対応が難しいケースが多く、現場定着までを見据えた“日本仕様”のAIエージェントが求められてきました。
こうした背景のもと、業務プロセスの標準化と定着支援に強みを持つアメリスと、営業支援・AI架電等の豊富なAI実装実績を持つカイタクは、それぞれの知見と開発力を融合する形で合弁会社設立を決定しました。
新会社では、日本のエンタープライズ向けに最適化された「AI事務エージェント」の開発・提供を中心に、以下の2点を主力事業として展開します。
(1)アメリス社の展開:業務設計・標準化システム「業務ENGINEクラウド」へAIエージェント組み込み
アメリスがこれまで提供してきた業務設計・標準化システム「業務ENGINEクラウド」に、自然言語理解と対話型処理を備えたAIエージェントを統合。社内外の問合せ対応、日程調整、書類作成補助などの定型業務を代替・支援する“AI事務エージェント”として、大企業への導入を推進します。
(2)カイタク社の展開:AI架電・セールス業務支援エージェント
カイタクが培ってきたAI架電サービスや業務特化型AI開発のノウハウを活かし、営業プロセスの自動化・効率化を実現する“セールスエージェント”を展開。新規開拓や顧客対応の一部をAIに代替させ、属人性の高い業務の標準化・再現性向上を図ります。
両社は将来的に、AIエージェントの横断連携によるマルチエージェント構成や、GUIエージェント技術の実装も視野に入れ、顧客のニーズに合わせた柔軟なソリューションを提供してまいります。
新会社ではまず、ホワイトカラー業務の中でも特に工数が多く属人化しやすい「営業・管理部門」に焦点を当て、現場業務の効率化と標準化をAIエージェントにより実現します。その後、順次対応領域を拡大し、日本企業のカルチャーや働き方にフィットした“実践的AIエージェント”を継続的に提供していく方針です。
【会社概要】
<合弁会社>
[画像3:
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[表1:
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<アメリス株式会社>
[表2:
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<カイタク株式会社>
[表3:
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【本件に関するお問い合わせ先】
日本AIエージェント開発株式会社 広報窓口(アメリス/カイタク 共同窓口)
E-mail:press@jaad.co.jp
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes