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綿半グループ 須江林産が苗木の生産事業を開始

綿半ホールディングス株式会社

綿半グループ 須江林産が苗木の生産事業を開始

~地域の知恵と歴史を受け継ぎ、循環型林業をさらに前進~


 綿半建材株式会社の子会社である有限会社須江林産(長野県佐久市 代表取締役会長:有賀 博 以下、当社)は、森林資源の持続的な循環を目指し、苗木の自社生産事業を開始しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47889/324/47889-324-3177a3d4702946c6c069806fa8713045-1452x1089.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


【苗木生産事業開始までの経緯】
 佐久地域をはじめとする東信地域では、森林の主伐・再造林が活発に進められています。これにより、植栽を伴う再造林の機会が増加している一方で、人手や資材の確保といった課題も顕在化していました。

■植栽の人手不足と事業継続の課題
 再造林では、植栽作業が主伐作業に比べて多くの人手を要します。そのため、植栽に人員を割くと主伐事業を中断せざるを得ない状況が続いていました。この課題に対し、当社は2023年度より、冬季に閑散期を迎える農事法人に植栽事業を委託。これにより、人手不足の解消と、主伐事業の安定的な継続を両立する体制を構築しました。

■カラマツ苗木不足と新たな課題
 人員確保の課題が一定程度解決した一方、主伐・再造林の拡大に伴い苗木需要が急激に高まり、安定的な苗木の確保が困難に。加えて、苗木の調達には、長野県の北信・中信地域まで出向く必要があり、輸送面・コスト面でも大きな負担が生じていました。

【苗木生産事業への着手】
 こうした背景のもと、当社では苗木の安定確保と供給体制の強化を目的に、苗木の自社生産事業に着手しました。
 2025年度は、カラマツ苗木5,000本の生産を目標に事業を開始しており、翌年度以降は1万本から5万本規模への段階的な拡大を予定。さらに数年以内には、当社が年間で植栽する約10万本の苗木をすべて自社生産に切り替えることを目指しています。
 また、主伐・再造林の事業量も今後拡大が見込まれており、それに伴い苗木需要も一層増加する見通しです。10万本の生産はあくまで中間目標と位置付け、将来的には年間20万本から30万本規模の生産体制を視野に入れ、さらなる拡充を進めていきます。

【育苗のルーツと地域の連携】
 カラマツ苗木の育苗技術を調査した結果、その起源のひとつが長野県佐久市協和の大谷地地区にあることが明らかとなりました。かつてこの地域で培われた独自の育苗技術は、現在北海道などで用いられている育苗手法にも継承されていると伝えられています。現在、大谷地地区での育苗は行われていないものの、当社は当地で育苗の草創期を支えた関係者のご子息より土地をご提供いただき、この歴史ある地での苗木生産事業に着手しました。
 本事業を、長年にわたり地域に受け継がれてきた育苗の知見と精神を次世代へとつなげる新たな取組みとして位置付けています。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/47889/324/47889-324-8c0a861b5164d1f6b627cf296f751c0e-1102x553.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 これまで須江林産は、森林に関する高度な知識と現場で培ったノウハウを活かし、伐採・植林・下刈り・間伐といった林業経営を担ってきました。2024年の綿半グループ入りを経て、素材丸太の生産から加工・施工・販売に至るまで、グループ内での一貫体制が構築され、森づくりへの取組みを本格化しています。
 今回、新たに林業の出発点である「種苗生産」へと参入したことで、「植える・育てる・伐る・使う」という循環型林業のすべての工程を、グループ内で自社完結できる体制が整いました。これは、綿半グループが掲げる“持続可能な資源活用”の実現に向けた、大きな一歩であると考えています。
 今後も当社は、森づくりの循環をより強固なものとし、地域資源を最大限に活かした林業のモデルケースを構築すべく、挑戦を続けていきます。

プレスリリース提供:PR TIMES

綿半グループ 須江林産が苗木の生産事業を開始

記事提供:PRTimes

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