【イベントレポート】オリィ研究所×TOKYO EDUCATION LAB、探究学習の授業設計について考える
株式会社オリィ研究所

~教室から社会へ。生徒のまなざしを社会課題に向ける授業設計とは?~
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19066/86/19066-86-762b0292038a3a2d1dd4e4dcc8372a46-836x627.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社オリィ研究所(本社:東京都中央区、代表取締役 吉藤 健太朗・笹山 正浩、以下「オリィ研究所」)は、株式会社TOKYO EDUCATION LAB(本社:東京都台東区、代表取締役:金井 隆行、以下TOKYO EDUCATION LAB)と共同で、「教室から社会へ。生徒のまなざしを社会課題に向ける授業設計とは?」を2025年7月7日に開催いたしました。
本イベントでは、探究授業に課題感を持っている先生やDXハイスクール採択校の先生に向けて、「総合的な探究の時間」の最新動向や、大学入試との関係性、実際の学校現場での取り組み事例、「社会課題を教材とした教育プログラム」の授業事例等を紹介いたしました。第2部では会場参加者の方に「教育プログラム(修学旅行・校外学習プラン)」の模擬体験を実施、OriHimeを通じた会話を実際に体験いただきました。
【イベントの模様】
イベント当日には、教職員の方や修学旅行関係者の方など様々な方に参加いただきました。
<登壇者>
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19066/86/19066-86-a093d5ceebb34b63882b8685137d928b-748x957.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
登壇者1. 金井 隆行 氏 <中央>
(株式会社TOKYO EDUCATION LAB 代表取締役/iU情報経営イノベーション専門職大学 客員教授)
登壇者2. 相嘉 駿甫 <左>
(株式会社オリィ研究所 事業開発部 責任者)
登壇者3. 伴 有花子 <右>
(株式会社オリィ研究所)
《第1部》
1.『株式会社TOKYO EDUCATION LAB』『株式会社オリィ研究所』の紹介
[画像3:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19066/86/19066-86-0227be0107537615348b3ec5fe1d7f32-627x836.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
TOKYO EDUCATION LABの金井氏からは、修学旅行と総合的な学習の時間・総合的な探究の時間を絡めた授業設計を事業として行っているというご紹介がありました。
[画像4:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19066/86/19066-86-23ecb0195be19b89b76081b9f6c36d4b-627x836.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
オリィ研究所相嘉からは「人類の孤独を解消する」というミッションを掲げ、OriHimeをはじめとしたさまざまなプロダクトやサービスを展開していることをお話させていただきました。
2.ゲストによる講話
金井 隆行 氏(株式会社TOKYO EDUCATION LAB 代表取締役)「探究型修学旅行とDXハイスクールについて」
[画像5:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19066/86/19066-86-59e01b976a4abdd61555b2819757e25b-836x627.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
1.学習指導要領の改訂
学習指導要領の改訂により、総合的な探究の時間と修学旅行を融合した授業設計が必須となり、授業案やカリキュラムの設計などで9割以上の先生が課題感を感じているというお話がありました。
2.大学入試改革
総合型選抜の割合が2000年と比べて10倍以上になったことで、生徒が主体的に授業に参加することが求められるようになったことについて解説いただきました。
TOKYO EDUCATION LABでは探究の時間や修学旅行すべて含めたプロデュースを行っていて、DXハイスクール採択校を支援する取り組みを行っているという紹介がありました。
また、山口県のプロスポーツチームの協力のもと、廃校や空き家の活用などを含めて地域の活性化の方法を生徒たちが考え発表した事例が紹介されました。
3.トークセッション
株式会社TOKYO EDUCATION LAB × 株式会社オリィ研究所
[画像6:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19066/86/19066-86-782f13386dcbd7b8f1e5006c6459ca36-836x627.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
金井氏より、探究の時間を充実させていくには産官学連携が必要というお話があり、オリィ研究所はハブ的存在になれるのではないかという投げかけがありました。
OriHimeは見た目のインパクトがあるので興味をひきやすく、その背景にある外出困難なパイロットを知ることで社会課題への関心が高まるため、探究の時間との親和性があるという話題もありました。
「探究授業」でのOriHime活用例として、高校生たちが「地方観光の活性化」をテーマに集めた多様なアイデアをもとに、OriHimeを活用してフィールドワークを行い、観光ツアーの実証に取り組んだ事例をご紹介しました。
質疑応答ではOriHimeの教育分野での今後の展望について質問がなされました。オリィ研究所相嘉より「学校で学んでいるさまざまな授業と社会課題とを結び付けて、生徒のみなさんに考えてもらうことを、今後の目標にしています。単に「授業だから受ける」のではなく、「何のために学んでいるのか」「自分の将来とどうつながるのか」を意識しながら取り組むことで、学ぶことをもっと主体的に、そして楽しんでほしいと願っています。」というお話しをさせていただきました。
《第2部》
オリィ研究所「教育プログラム(修学旅行・校外学習プラン)」の模擬体験
[画像7:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19066/86/19066-86-4e168923c14b79a64d3270175d1f1b4c-836x627.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
各テーブルに設置してあるOriHimeにパイロットが一人ずつログインし、来場者とお話しました。
OriHimeで働くようになった背景や、OriHimeで働き始めてから起きた変化などをパイロットから実際に聞き、どのテーブルも会話が弾んでいる様子でした。
OriHimeの実機の操作体験も行い、授業に使用するイメージを膨らませていただく場面もありました。
オリィ研究所では、より多くの子どもたちが教育プログラムを通じて社会について主体的に考える機会を創出するため、今後もこのようなイベントを通じて探究学習や授業のアップデートにつながる情報を提供していきたいと考えています。
【教育プログラムについて】
株式会社オリィ研究所では、”すべての人が自分らしく活躍できる社会の重要性”を考えるきっかけを提供するための教育プログラムを展開しています。
本プログラムでは、病気や障害、介護や子育てなど様々な理由で外出が難しい移動困難者が分身ロボットを操作する「OriHimeパイロット」として講演を行います。
当事者であるパイロットの講演を聞くことで、「障害の有無にかかわらず、それぞれが活躍できる社会をつくるにはどうすればよいのか、何ができるのか」について、生徒たちが主体的に考えるきっかけを提供します。
教育プログラムは、探究授業、インクルーシブ教育、障害理解、社会課題への向き合い方など、さまざまなシーンで活用いただいております。
※プログラムの内容や時間に関しては、応相談で承ります。
詳しくは、教育プログラム 公式サイト
https://orihime.orylab.com/school-service.html をご覧ください。
【株式会社オリィ研究所について】
「人類の孤独を解消する」を理念に掲げ、障害・病気・介護・子育て等の理由で外に出ることが難しい「移動困難者」の選択肢を豊かにするサービスを研究開発・提供しています。
展開サービス:
- テレワークに特化した障害がある方のための人材紹介サービス「FLEMEE」- 遠隔操作でありながら「その場にいる存在感」を共有できる分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」- テレワークでの肉体的社会参加を可能にする分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」- 重度障害があっても目や指先などの僅かな動きだけでコミュニケーションを可能にする意志伝達装置「OriHime eye+Switch(オリヒメアイプラススイッチ)」- 外出困難者が”パイロット“として分身ロボットOriHime・OriHime-Dを遠隔操作し、オーダーや配膳、お客様との会話など接客を行う「分身ロボットカフェ DAWN ver.β」
詳しくは、株式会社オリィ研究所 公式サイト
https://orylab.com/ をご覧ください。
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes