【76.4%で施工不良】新築戸建ての完成検査データ公開
株式会社さくら事務所

止まらない人手不足、建築現場の実態とは
個人向け総合不動産コンサルティング・ホームインスペクション(住宅診断)、マンション管理組合向けコンサルティングを行う“不動産の達人”株式会社さくら事務所(東京都渋谷区/社長:大西倫加)は、2024年に実施した新築戸建て完成検査1,156件を集計した結果、全体の76.4%の物件でいずれかの主要部位に不具合が見つかり、『新築=安心』という神話を覆す実態が明らかになりました。本件に関する取材やご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
検査した76.4%の物件でいずれかの部位に不具合が
[画像1:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2667/95/2667-95-de96c93f63b46fd558a51465a539c8e0-1054x758.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
新築戸建て竣工検査の部位別不具合指摘率傾向
- 最多は開口部(窓・ドア等)で44.6%:ドアの建付け不良、サッシビス(窓枠固定ネジ)の入れ忘れ外壁仕上げは28.7%:ひび割れ・シーリング材の隙間は雨漏りにつながる危険も
→ 軽微に見えても、長期的に劣化を早める恐れあり
[画像2:
https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/2667/95/2667-95-1516075c0687085374e12a5d4ebd0c37-518x358.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
玄関ドア丁番ビス忘れ
- 基礎床下面は31.6%:コンクリートのひび、断熱材の不具合が散見屋根裏・天井裏・床下も平均15%前後:断熱材の隙間・偏り・落下、梁や桁のずれ・欠け・割れ
→ 普段目が届かない箇所こそ注意が必要
5年前と変わらぬ不具合率、原因は変わらぬ現場構造?
- 2017~2021年の集計と比較しても不具合率はほぼ横ばい- 背景には人手不足・施工管理体制の脆弱さが- 施工不良はヒューマンエラーによるものであり、DX化か検査強化のどちらかでしか防げない。しかしながら、現場はDX化が進んでおらず、施工品質を現場監督任せにできない状況が続いている
後悔しないための4つの自衛策とは?
- 工期に余裕を持たせる- 自ら現場に足を運び施工状況を確認- 施工会社の社内検査体制を事前に把握- ホームインスペクションの活用
「新築一戸建てホームインスペクション(完成検査・内覧会立会い)」の詳細はこちら
さらに具体的なお話が聞きたい方はお気軽にお問合せください。専門家が事例と共に取材にてお話させていただきます。
さくら事務所について
株式会社さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を理念として活動する、業界初の個人向け総合不動産コンサルティング企業です。1999年、不動産コンサルタント長嶋修が設立。第三者性を堅持した立場から、利害にとらわれない住宅診断(ホームインスペクション)やマンション管理組合向けコンサルティング、不動産購入に関する様々なアドバイスを行う「不動産の達人サービス」を提供、72,000組を超える実績を持っています。
プレスリリース提供:PR TIMES

記事提供:PRTimes