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第47回「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」受賞! 石村博子著『脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還』

株式会社KADOKAWA

第47回「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」受賞!


昨日、2025年7月17日(木)、第47回「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」(主催:講談社)の最終選考会が行われ、株式会社KADOKAWAより2024年7月に発売しました石村博子著『脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還』が受賞いたしました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7006/17377/7006-17377-0b0bc51058ba97afa7d14c5925561a85-1861x2674.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
   

<受賞コメント>
 軍人ではない、民間人のシベリア抑留者に関しては公的資料も乏しく、手記もわずかなものが断片的にしか残されておらず、これまでまとまった書籍は存在してきませんでした。
 日本政府から「自己意思残留者」として切り捨てられた方々ですが、故国と家族を思いながら異郷の地で生き抜いた皆さんは、確かに「そこにいた」のです。
 戦後80年の節目となる今夏に、顧みられてこなかった小さな声を集め、紡がせていただいた拙著が栄えある賞を受賞したことをたいへん嬉しく思っております。
――石村博子

なお、本書は8年強に及ぶ取材によって樺太民間人抑留に大きな光をついにあてた作品で、昨秋には第10回(2024年度)「シベリア抑留記録・文化賞」(主催:シベリア抑留者支援・記録センター)も受賞しており、2冠達成となります。

★作品情報ページ
https://www.kadokawa.co.jp/product/322310000988/

<講談社本田靖春ノンフィクション賞とは>
1979年に創始され、本年で47回目を迎える。2019年にジャーナリスト・本田靖春氏の活動を記念し、現在の名称に改定されました。

選考委員(五十音順、敬称略)
赤坂真理、魚住昭、後藤正治、最相葉月、原武史

最終候補作品(五十音順、敬称略)
石村博子『脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還』KADOKAWA刊
窪田新之助『対馬の海に沈む』集英社刊
西崎伸彦『バブル兄弟 ‶五輪を喰った兄”高橋治之と“長銀を潰した弟”高橋治則』 文藝春秋刊
舛友雄大『潤日 日本へ大脱出する中国人富裕層を追う』東洋経済新報社刊
山森英輔、有元優喜『異形のヒグマ OSO18を創り出したもの』講談社刊

●受賞作『脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還』について

13歳の少年は密航者としてシベリアに送られた。
彼が故国の地を踏むまでに40年以上が過ぎていた。

敗戦後、ソ連に占領された南樺太。日本に帰ろうとする人、逆に家族との再会を目指し樺太に行く人は密航者とされた他、不当逮捕された人も多い。彼らは如何に生き延びたか?
8年強の取材で明かされる“この国”の秘史。

鉄道員、炭鉱夫、大工、運転手……。敗戦後の南樺太で彼らは突然逮捕された。彼らや密航者は囚人としてラーゲリに連行され、苛酷な労働の刑期が明けてもソ連各地に強制移住させられる。
更に組織も名簿も持たないため引揚げ事業の対象外となり、生き延びるためにソ連国籍を取得すると、日本政府は数百人にのぼるシベリア民間人抑留者を「自己意思残留者」として切り捨てた。
ソ連崩壊後、彼らは発見される――。
男たちとその家族の、格闘と尊厳の軌跡。

悲劇はソ連の強制連行と強制移住、そして日本政府の放置で生まれた――。
■荒野に四七年、名前の漢字だけは忘れずにいた男 
■もう死んだことにされ、“幽霊”とされていた者
■再会が生んだ苦悩に苛まれた男と日露の家族   
■子どもの「戦時死亡宣告」を拒み続けた母親
■カザフスタンで生き延び、「サムライ」となった少年
■KGBの監視下に置かれ続けた男        
■死去二四年後にして死亡届が受理された男
等々

【著者プロフィール】
石村博子(いしむら・ひろこ)
1951年、北海道室蘭市生まれ。ノンフィクションライター。法政大学卒業後、フリーライターとして各新聞・雑誌で活躍。30代前半の約4年間、澤地久枝氏のアシスタントとして、『滄海よ眠れ』におけるミッドウェー海戦の日本側戦死者の特定作業に携わった。サハリン残留邦人への関心から「NPO法人 日本サハリン協会」の会員となり、シベリア民間人抑留者の存在を知る。協会保存の資料を基に調査・取材を積み重ね、約8年の歳月をかけて本書を書き上げた。著書に『たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年、満州1000キロを征く』、『ピㇼカ チカッポ(美しい鳥) 知里幸恵と『アイヌ神謡集』』、『孤高の名家 朝吹家を生きる 仏文学者・朝吹三吉の肖像』『3.11行方不明 その後を生きる家族たち』、『ハルビン新宿物語 加藤登紀子の母 激動の半生記』などがある。


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/7006/17377/7006-17377-ce22e7a7da104b3235c2bc5c1d17c104-1861x2674.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

書誌情報書名:脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還
著者名:石村博子
発売:2024年7月26日(金)★電子書籍も配信中
定価:本体2,250円+税
体裁:四六判/上製
頁数:360頁
発行:株式会社KADOKAWA




プレスリリース提供:PR TIMES

第47回「講談社 本田靖春ノンフィクション賞」受賞!

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