静岡から世界のものづくりを確実短納期で支える「駿河生産プラットフォーム」【イベントレポート】第2回『中学生向けオープンファクトリー』を開催
ミスミ

~静岡大学主催キャリア教育プログラムで、「meviy」のデジタルものづくりの生産現場を学生向けに初公開~
株式会社ミスミグループ本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大野龍隆)は、グループ会社である株式会社駿河生産プラットフォーム(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:遠矢工)の清水工場へ、静岡市立南中学校の生徒30名を招待し、オープンファクトリー※を実施しました。本企画は静岡大学が企画する「中学生を地域企業で育てるキャリア教育プログラム」の一環で、2024年に初めて実施し、今回は2回目の開催となります。
今回は、デジタルものづくりの仕組みである自社開発のmeviy(メビー)デジタルマニュファクチュアリングシステムを学生向けに初めて公開したほか、同社がプラチナパートナーを務めるプロバスケットボールチーム「ベルテックス静岡」のチームマスコットのベルティも駆け付け、イベントを盛り上げてくれました。静岡における企業と、大学、スポーツ団体の3者が協同し、地域の中学生にものづくりの魅力とキャリアの可能性を伝える良い機会となりました。
ミスミグループは、IA(インダストリアル・オートメーション)産業や地域社会に貢献する取り組みを今後も継続してまいります。
※オープンファクトリー:普段は公開していない生産現場に地域住民などを招き、ものづくり体験やスタッフとの交流などを通じて、来場者にものづくりの価値を知ってもらう取り組みです。企業と地域住民との良好な関係構築は、より良い地域コミュニティ作りにも貢献するとして、全国で広がっています。
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ミスミグループの紹介を熱心に聞く生徒とベルティ
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meviyデジタルマニュファクチュアリングシステム
■ 開催背景
静岡大学は、2024年より静岡市内の公立中学校を対象に「中学生を地域企業で育てるキャリア教育プログラム」を企画し、3日間にわたり地域の企業での実際の業務体験と大学での講義を実施しています。本プログラムは、若年層の県外流出が進む静岡県において、中学生が地域企業で働く大人の姿に触れ、社会との関わりや仲間とミスミのものづくりを体験することで、地域内で成長する将来像を描けるようになることを目指しています。
駿河生産プラットフォームは、昨年より本プログラムに地域企業のひとつとして賛同し、生徒の受け入れを行っており、今年で2回目の開催となります。
■ イベントレポート
<ミスミグループ 駿河生産プラットフォームのものづくりとは>
駿河生産プラットフォーム代表取締役社長の遠矢工より、ミスミグループと同社の事業について紹介しました。日本のものづくりが直面する人手不足や時間不足といった課題は静岡県においても深刻です。これに対し、ミスミグループでは自働化・デジタル化を駆使し、圧倒的なリードタイム短縮と生産性向上、働きやすい職場環境づくりに取り組んできたことを過去の現場の様子との比較を交えながら紹介しました。過去からの大きな進化に、生徒たちは驚きの表情を浮かべていました。最後に、ミスミグループは、お客さまの工数削減と確実短納期・安定供給を実現し、世界のものづくりを縁の下で支えていることを伝えました。
会場にはプロバスケットボールチーム「ベルテックス静岡」のベルティも駆け付け、生徒たちから歓声が上がりました。
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<工場見学・製作体験>
生徒たちはまず、工場地下に設けられた免震構造を見学し、被災時でも生産を継続できるBCP対策について学びました。続いて、金型部品についての説明を受け、自社開発の受注製作品の自動生産システム「ALASHI(アラシ)」を用いて、パンチ(金型部品)の製造や製品精度の確認作業を体験しました。「思ったよりも簡単で、あっという間にできた」と笑顔を見せる生徒の姿も見られ、初めてのものづくり体験に興味を深めていました。
また、今回初めての試みとして、ミスミが提供する機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」の生産を担う、「meviyデジタルマニュファクチャリングシステム」の現場を公開しました。生徒たちは材料をウォータージェットで自動加工する製造設備や、切削加工を行うマシニングエリア、検査・梱包・出荷工程と、デジタル技術が組み込まれた生産ラインを見学しました。「こんなに広いのに人が全然いない」「人が少ないのに、機械ですぐに作れる。デジタル化はすごい」と、生徒たちは目を輝かせ、ものづくりへの関心を高めていました。
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工場地下の免震構造を見学し、BCP対策の意義を学ぶ
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金型が身近な商品に使われていることを説明
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機械操作の指導を受けながら「ALASHI」スタジアムでパンチを加工
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meviyのデジタルものづくりのラインを見学する生徒たち
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ベルティとともに工場内の設備開発に使用する3Dプリンター加工を見学
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3Dプリンターで製作したネームプレートと生徒が加工したパンチを記念品として贈呈
■ 開催概要
[表:
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■ 駿河生産プラットフォーム 責任者コメント
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(株)駿河生産プラットフォーム 代表取締役社長 遠矢工
昨年に続き、「中学生を地域企業で育てるキャリア教育プログラム」を開催できたことを大変嬉しく思います。製造品出荷が全国トップクラスである静岡県ですが、人口減少に加え若い世代の県外流出を含めた製造業離れが社会問題となっています。今回のような機会に生産改善・自動化・デジタル化が進んだ働きやすい環境を体験してもらい、ものづくりへの関心をもつきっかけを作ることが出来れば何よりです。今後も当社はこのような地域社会との関わりを深めていきたいと思います。
■ 駿河生産プラットフォームとは
ミクロン単位の精度が要求される「精密加工技術」をベースに事業を展開、国内トップクラスのシェアを誇るパンチ&ダイ部品等を手掛けるプレス金型部品製造事業をはじめ、モールド金型部品製造事業、自動化部品製造事業、光関連機器製造事業を展開、ミスミグループの生産を担っています(2005年4月株式会社ミスミグループ本社と経営統合)。2014年度 GOOD FACTORY賞では「ものづくりプロセス革新賞」を受賞。現在、日本(静岡、茨城、兵庫)、ベトナム、韓国、中国、タイ、インドに拠点を構えています。
駿河生産プラットフォームWebサイト:
https://www.suruga-g.co.jp/index.html
■ ミスミとは
オートメーションの現場で必要とされる機械部品や、工具・消耗品などをグローバル32.3万社以上(2025年3月時点)に販売しています。製造機能を持つメーカーと他社ブランド品を販売する商社としての顔を併せ持つ、ユニークな事業モデルとそれを支える事業基盤により、「グローバル確実短納期」を実現し、お客さまの利便性向上に貢献しています。
【報道に関するお問い合わせ】
株式会社ミスミグループ本社 コーポレート・リレーション室 松原・正田
e-mail: pr@misumi.co.jp Tel: 03-6777-7502
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes