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水産スタートアップ2社が挑む! 育種×電気分解式ろ過による「次世代型サーモン養殖」共同試験を開始

株式会社ベルデアクア

水産スタートアップ2社が挑む! 育種×電気分解式ろ過

高温耐性サクラマス種苗と電気分解式ろ過技術を融合し、季節や地域の制約を超える新しいサーモン養殖モデルの実証へ


水産スタートアップの株式会社Smolt(本社:宮崎県宮崎市、代表取締役:上野 賢)と株式会社ベルデアクア(本社:愛知県一宮市、代表取締役:竹廣 洋児)は、両社の技術と知見を融合し、次世代型サーモン陸上養殖モデルの確立を目指す共同実証試験を開始しました。

本試験では、Smoltが開発した「高温耐性サクラマス種苗」と、ベルデアクアの「電気分解式ろ過システム」を組み合わせ、季節や水温に左右されない安定的な生育環境を構築することで高品質かつ高成長型のサーモン養殖モデルの実現を目指します。

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157117/5/157117-5-5b80562c7869a3ca21afd5f4cae9c17a-1280x670.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■背景と課題
サーモン養殖では、近年の気候変動による水温上昇の影響で、海面養殖では生産地域や出荷時期が限られるほか、陸上養殖においても低水温下での生物ろ過効率低下や設備の大型化が課題となっています。
また、特に閉鎖循環式陸上養殖(RAS)では、ろ過槽内で発生するジオスミンや2-メチルイソボルネオールを原因とするオフフレーバー(魚のカビ臭)の発生が、品質面での大きな課題となっています。

■試験概要
本実証試験では、Smoltの高温耐性サクラマス種苗をベルデアクアの電気分解式ろ過システムに導入。通常より温度の高い環境下でも成長可能な種苗と、低水温でも安定した処理性能を持つ水処理技術を組み合わせることで、サーモン養殖の季節や地域的制約を超えた新しい陸上養殖モデルの有効性を検証します。
成長速度・飼料効率・肉質・風味などを多面的に評価し、安定生産と品質維持を両立する仕組みの確立を目指します。

■各社の技術紹介
【株式会社Smolt】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157117/5/157117-5-121fe872527ef31dbe77a8b8226610c8-3900x1944.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社Smolt開発のサクラマス 育種を重ねることで20℃前後の高水温でも成長する。

株式会社Smolt:高温耐性サーモン種苗(サクラマス)
高水温に強い家系を選抜し、6世代以上の育種を重ねることで、20℃前後の水温に対応しながらも高い成長性を持つ革新的なサクラマス種苗を確立。これにより、従来の冷水域に限られていた生産の地域的・季節的制約を克服し、長期育成や生産地域の拡大が期待されます。
Smoltは、気候変動に適応した新しいサーモン養殖モデルの構築を目指し、サクラマスのほかトラウトやギンザケでも同様の選抜育種を進めています。
高温耐性サーモン種苗についての詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000052431.html

【株式会社ベルデアクア】
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/157117/5/157117-5-df311f62289ab3eb3dcadb2bafdde083-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社ベルデアクア 一宮ラボの様子 高い透明度と陸上養殖特有の臭みのない飼育水が特徴。

株式会社ベルデアクア:VA式電解ろ過システム
特許取得済みの電解ろ過技術により、アンモニアを分解して水質を安定化させ、同時に病原菌や寄生虫の発生を抑制する再現性の高いろ過システムです。バクテリアを使用しないため、低水温下でも性能が低下せず、設備の大型化や水作り期間を必要としません。
さらに、ジオスミンや2-メチルイソボルネオールの発生を抑えるシステムの構造により、オフフレーバーのない高品質な魚の生産を可能にします。
本試験のサーモン(サクラマス)をはじめ、複数魚種での実証を進めており、地域や環境条件に左右されない新しい養殖モデルの確立を目指しています。
VA式電解ろ過システムの詳細はこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000157117.html

■各社コメント
株式会社Smolt 代表取締役 上野 賢
「弊社が6世代以上かけて開発した高温耐性サクラマスと、ベルデアクア社の革新的な電解ろ過システムの融合は、日本の陸上養殖に新たな可能性をもたらすと確信しています。従来、高水温では困難だったサーモン養殖を年間を通じて安定的に実現できる技術の組み合わせにより、地域や季節の制約を超えた持続可能な養殖モデルを確立してまいります。この共創が、気候変動時代における水産業の新しいスタンダードになることを期待しています。」

株式会社ベルデアクア 代表取締役 竹廣 洋児
「私たちは、持続可能な陸上養殖方式として注目が高まるRASにおける様々な課題を解決すべく、従来とは全く異なるアプローチで独自のろ過システムの開発を進めてきました。 この度は新たな挑戦として、VA式電解ろ過システムでSmolt社の高温耐性種苗のポンテンシャルを最大限に引き出し、カビ臭ゼロの高品質なサーモンの超短期間育成を検証いたします。 今後は需要の高い鮭鱒類を対象に、採算性の高い小規模養殖モデルの実現を目指してまいります。」



本共同試験を通じて、両者はそれぞれの技術を活かしながら、日本発の持続可能で高品質なサーモン養殖モデルの確立を目指します。
今後も水産業の新しい可能性を拓く技術開発と実証に取り組んでまいります。


■会社概要
社名:株式会社Smolt
所在地:宮崎県宮崎市学園木花台西1丁目1番地 産学地域連携センター
代表者:代表取締役 上野賢
設立:2019年4月11日
事業内容:水産養殖業、水産に関する技術開発、サーモン種苗供給事業
ホームページ:https://www.smolt.co.jp/


社名:株式会社ベルデアクア
代表者:代表取締役 竹廣 洋児
所在地:愛知県一宮市多加木5丁目17-34
設立:2023年10月2日
事業内容:陸上養殖システムの研究・開発、製造、販売
ホームページ: https://www.verdeaqua.co.jp/
インスタグラム:https://www.instagram.com/verdeaqua_culture/ 

●本件についてのお問い合わせ先:info@verdeaqua.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES

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記事提供:PRTimes

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