JR東日本グループにおける「農業リサイクルループ」の拡大について ~お米による「農業リサイクルループ」の実現~
JR-Cross

○ JR東日本グループは、グループ経営ビジョン「勇翔2034」で掲げる「持続可能で豊かな地球環境」の実現に向け、サーキュラーエコノミー(循環型経済)の推進に取り組んでいます。その一環として、駅ビルやエキナカなどの施設から排出される食品廃棄物を再資源化し、脱炭素社会・循環型社会の実現を目指しています。
○ このたび、首都圏および仙台エリアにおいて、お米による「農業リサイクルループ」の取り組みが実現します。
○ 首都圏において、株式会社JR東日本クロスステーション(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:西野 史尚、以下「JR-Cross」)は株式会社Jバイオフードリサイクル(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長: 橋本 恭彦、以下、「Jバイオ」)が食品廃棄物から生産した肥料を利用して栽培されたお米を、上野駅の飲食店にて提供します。また仙台エリアにおいては、仙台ターミナルビル株式会社(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:松崎 哲士郎、以下「仙台ターミナルビル」)の運営する商業施設に出店する飲食店が、株式会社東北バイオフードリサイクル(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:石井 有光、以下、「東北バイオ」)が食品廃棄物から生産した肥料を利用して栽培されたお米を料理で提供します。
○ JR東日本グループは、「農業リサイクルループ」の取り組みを拡大することにより、さらに『ダブルリサイクルループ』を推進し、サステナブルな社会と持続可能なサーキュラーエコノミーの実現を目指します。
JR東日本グループが目指すサーキュラーエコノミーについて
:
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240704_ho03.pdf
JR東日本グループにおける『ダブルリサイクルループ』の推進について
:
https://www.jreast.co.jp/press/2024/20241024_ho02.pdf
1.お米を活用した「農業リサイクルループ」の実現
JR東日本グループは、駅ビルやエキナカなどのグループ施設から排出される食品廃棄物を、Jバイオおよび東北バイオを通じて「農業」でリサイクルする「農業リサイクルループ」の取り組みを拡大、推進しています。
このたび、首都圏・仙台エリアにおいて、Jバイオおよび東北バイオが食品廃棄物から生産した肥料を活用して栽培されたお米を、グループ施設の飲食店で食材として提供する「農業リサイクルループ」が実現します。この取り組みは、Jバイオおよび東北バイオとお米の生産者との連携、JR東日本グループ会社および関連会社の協力により可能となり、JR東日本グループにおける「農業リサイクルループ」の取り組みが拡大します。
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2.JR-Crossによるお米での「農業リサイクルループ」の実現
JR-Crossは運営する施設から発生する食品廃棄物処理の一部をJバイオに委託しています。 このたび JR-Crossは、有限会社ソメノグリーンファーム(茨城県坂東市、代表取締役社長:染野 実)がJバイオ発酵残渣由来の肥料を一部利用して栽培し、株式会社百笑市場(茨城県下妻市、代表取締役社長:長谷川有朋)が精米したお米(品種:にじのきらめき)を、JR-Crossが上野駅で運営する「のもの居酒屋‟かよひ路“上野店」で食材として提供することにより、お米での「農業リサイクルループ」を実現します。
[画像2:
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■ 「のもの居酒屋‟かよひ路“上野店」での料理のご提供
JR-Crossは、Jバイオで生産した肥料を利用して栽培したお米を、のもの居酒屋‟かよひ路“上野店のすべてのご飯メニューにおいて提供します。
提供期間
2025 年11 月20 日(木)~3 週間程度
【月~金】
11:30~14:30 / 16:00~22:00(L.O. 21:30)
【土・日・祝】 定休日
場所
のもの居酒屋‟かよひ路“上野店
JR上野駅 3 階 入谷改札外・パンダ橋口脇
(東京都台東区上野7-1-1)
内容
Jバイオ由来の肥料を利用して栽培したお米「にじのきらめき」を期間中、すべてのご飯メニューにて提供
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のもの居酒屋‟かよひ路“上野店とは
JR上野駅でJR-Crossが運営する飲食店で、東日本の「旬のもの」、「地のもの」、「縁(ゆかり)のもの」を中心にメニューを提供しています。地域ならではの厳選した素材を味わえる定番料理をはじめ、東日本13県よりセレクトする地酒も取り揃えています。
「ソメノグリーンファーム」について 茨城県坂東市に約150ヘクタールの農地を持つ
農業生産者
水稲、小麦を中心に生産
Jバイオ由来の肥料を利用してお米「にじのき
らめき」を栽培
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「百笑市場」について 茨城県下妻市に精米工場を持ち、お米の海外輸
出や卸も手掛ける農業法人
ソメノグリーンファームが栽培したお米「にじ
のきらめき」を精米し、JR-Crossに卸
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3.仙台エリアでの「農業リサイクルループ」の実現
JR東日本グループは、首都圏のほか仙台エリアにおいても食品廃棄物の資源循環の取り組みを推進しています。東北バイオを起点とし、地域に根ざした企業や農業生産者との連携を通じて、地産地消型の持続可能な資源循環を推進しています。
■ 地産地消型の「農業リサイクルループ」の取り組み
仙台ターミナルビルが運営する施設から発生する食品廃棄物は、東北バイオにてリサイクルされ、電気や肥料となって利活用されています。生産された肥料の一部は、地元農業生産者の「鈴木有機農園」にてお米(品種:ササニシキ)の栽培に活用され、収穫されたお米は、仙台ターミナルビルが運営する商業施設「エスパル仙台」内の飲食店「すし哲」で提供されています。これにより、地域で発生した廃棄物を地域内で再資源化し、さらに地域で利活用する、地産地消型の「農業リサイクルループ」が実現しています。
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[画像7:
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「鈴木有機農園」について 仙台市宮城野区蒲生に圃場を持つ農業生産者
化学肥料に頼らず、微生物農法によりお米や多
種多様な野菜を栽培
東北バイオ由来の肥料を利用してお米「ササニ
シキ」を栽培
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「すし哲」について 塩竈に本店を構える、厳選した三陸の食材を使
用する老舗すし店
鈴木有機農園が東北バイオ由来肥料を利用して
栽培されたお米「ササニシキ」を使用
4.「農業リサイクルループ」の拡大、推進について
このたび実現する首都圏および仙台エリアにおけるお米による「農業リサイクルループ」の取り組みのほか、Jバイオおよび東北バイオの発酵残渣由来の肥料で栽培される農作物の拡大や首都圏における地産地消型の「農業リサイクルループ」の構築など、引き続き農業生産者などと連携しながら、JR東日本における「農業リサイクルループ」の取り組みを拡大、推進を目指すことにより、持続可能なサーキュラーエコノミーの実現に貢献します。
プレスリリース提供:PR TIMES





記事提供:PRTimes