Kearney×AWS、製造AIで最大22%改善便益を提示【A.T. カーニー】
KEARNEY

2つの主要課題と5つの誤解を踏まえ、3段階で5~10年先の工場像から実装まで接続
A.T. カーニー株式会社(東京都港区、日本代表:針ヶ谷 武文)は、「KearneyとAWSの提携は、いかに製造業のAI変革加速を支援するか」を公開しました。本稿は、KearneyとAmazon Web Services(AWS)が、製造業のAI活用を加速し、進化する業界で先行できるよう支援するために提携したことを踏まえ、製造業におけるAIおよび生成AI活用、導入上の課題、Kearney-AWS提携による変革支援の考え方を整理した論考です。
本文では、KearneyとAWSの協働により、製造業がスループット10~20%向上、単位コスト8~12%削減、総合設備効率16%改善、新製品の市場投入速度22%改善という便益を、より早く享受できると示されています。一方で、製造業がAI変革を進めるうえでは、技術選択の難しさと、明確な構想・導入ロードマップの欠如という2つの主要課題があり、さらにAI主導の変革に関する5つの誤解が広範な導入を妨げていると整理されています。
KearneyとAWSは、製造業のAI変革を「未来の工場像を描く」「施策ロードマップを策定する」「展開し、実装する」の3段階で支援します。5~10年先を見据えたAI活用の志を定義し、優先順位、価値ケース、投資ニーズ、投資対効果、展開順序、必要能力を明確化したうえで、技術実装、能力構築、変革運営を進めることが、AI変革の価値獲得に重要であると示されています。
4指標で最大22%の改善便益、AI変革の期待効果として提示
本稿では、KearneyとAWSの協働により、製造業がAI変革を加速することで得られる便益として、4つの指標が示されています。具体的には、スループット10~20%向上、単位コスト8~12%削減、総合設備効率16%改善、新製品の市場投入速度22%改善です。
本文では、GenAIは製造業が取り込んできたデジタル技術群に加わり、ばらばらの技術を統合し、企業が自社オペレーションを再構築できるようにするものとして位置づけられています。また、AI変革は自動化だけを中心とするものではなく、より良い意思決定と効率化に向けた人と機械の協働を重視するものと整理されています。
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2つの主要課題と5つの誤解、包括的変革への移行を妨げる要因に
本稿では、製造業がオペレーションのデジタル化を進めるうえで直面する2つの主要課題が挙げられています。1つ目は、差別化されない機能を持つ多数のシステムやプラットフォームが存在し、どの技術を採用すべきかについて十分な情報に基づく判断が難しくなる「技術麻痺」です。2つ目は、AI主導の変革が企業全体の中でどう位置づき、どう持続的価値を生むのかについて、明確な構想と導入ロードマップが欠如していることです。
さらに、本文ではAI主導の変革に関する5つの誤解が整理されています。具体的には、「技術だけの問題である」「自動化中心である」「導入にコストと時間がかかり、投資対効果が乏しい」「既存システムの全面刷新が必要である」「適用先はハイテク産業に限られる」という見方です。本文では、こうした課題と誤解のもとで、個別の痛点に対処するポイント・ソリューションが積み増される一方、包括的変革に至らないことがあると指摘しています。
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3段階×5~10年視点、構想から実装までを接続
KearneyとAWSの提携では、製造業のAI変革を3段階で進めるアプローチが示されています。第1段階では、今後5~10年に向けた、AIが可能にする製造業の志を定義します。第2段階では、明確な優先順位と価値ケースを備えた実行ロードマップを設計し、投資ニーズ、投資対効果、展開順序、必要能力、実現要件を明確にします。第3段階では、技術を実装し、能力を構築し、変革を運営して価値を獲得します。
Kearneyは、30年以上続く年次Factory of the Year競争を通じて得た洞察とベンチマーク、世界の何千もの工場に関する調査が示したベスト・イン・クラスのオペレーションを基に、製造業のオペレーション評価、痛点と潜在解の特定、志の設定を支援します。AWSは、事前構築済み業界ソリューションと産業サービス、カスタム・ソリューションの選択肢、技術展開と投資要件に関する指針、概念実証の構築、実装時の技術支援などを通じて、ソリューション拡張において重要な役割を果たすと説明されています。
本稿では、両者が結集することで、製造業はAI変革を受け入れ、生産性、レジリエンス、持続可能性、収益性を高める能力を構築するために必要なものを得られるとしています。AI変革を単一のツール導入にとどめず、構想、ロードマップ、実装を接続することが、価値獲得に向けた重要な論点として示されています。
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- 論考について
・論考名:「KearneyとAWSの提携は、いかに製造業のAI変革加速を支援するか」
・URL:
https://www.jp.kearney.com/issue-papers-perspectives/how-the-kearney-aws-partnership-helps-manufacturers-accelerate-an-ai-transformation
- 監修者
大塩 崇 シニアパートナー
早稲田大学理工学研究科卒。NTTデータ、米系戦略コンサルティングファームを経て、A.T. カーニーに入社。ハイテク、通信・ICT、エレクトロニクス、商社を中心に、シナリオプラニング、新規事業構築、Go-to-market、事業ポートフォリオの再構築、中長期経営計画、M&A戦略、収益改善、オペレーション改革などのコンサルティングに従事。
長内 正一 パートナー
オフィスの戦略オペレーションプラクティスのコアメンバー。ICT企業、金融機関、製造業などのクライアント企業のトランスフォーメーションを中心に支援
- A.T. カーニーについて
A.T. カーニー(グローバル・ブランド名は KEARNEY)は、1926年に米国シカゴで創業、1972年に日本に進出しました。高度な専門性、目に見える成果の実現、顧客企業との密接な協働作業を最大の強みとし、現在では世界40カ国以上に拠点を有し、約5,900名のスタッフとグローバルネットワークを擁しています。あらゆる主要産業分野のグローバル1,000社や各国の大手企業・政府系機関等を中心顧客とし、戦略からオペレーション、ITにいたるまで一貫した高品質のサービスを提供しています。詳しくはWebサイトをご覧ください。www.jp.kearney.com
プレスリリース提供:PR TIMES


記事提供:PRTimes