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アジアのCEOの信頼感は回復傾向（最新YPO調査）

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2014年02月05日

シンガポール

（ビジネスワイヤ） -- YPOグローバル・パルス・アジア信頼感指数は2四半期連続で改善し、3.5ポイント上昇の63.6となりました。企業の信頼感は、政府による景気刺激策と見通しの明るい経済データを背景に中国、日本、インドで急上昇しました。一方で、東南アジアでの信頼感は下向いています。急成長している「アジアの虎の子」諸国（インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ）の景況感は過去1年間で8.5ポイント下落して60.1となり、5年間の当指数の歴史上で最低水準となりました。

コーツ・アジアの地域最高経営責任者（CEO）でYPOシンガポール支部の取締役を務めるテリー・オコナーは、次のように述べています。「日本銀行の量的金融緩和政策に加えて、11月に発表された中国の経済改革とインド経済の復活が、この地域のCEOの自信を強めています。同時に、米国の長期金利の上昇により招かれた資本流出、流動性の低下、通貨の下落が、東南アジアのCEOの景況感に悪影響を与えています。」

世界的には、すでに天井レベルに達したことでCEOの景況感が低下したアフリカとオーストラレーシアを除き、すべての地域で楽観的傾向の高まりが企業の信頼感を高めました。最も顕著なのは欧州連合と米国で、欧州連合では過去最高の62.2に上昇し、米国では過去15四半期のパターンから脱して3ポイント急騰し、63.5となりました。グローバル指数は63.0となっています。

アジアでの重要な調査結果

ビジネス環境は間もなく改善されると予測：調査を行ったCEOは、前四半期に比べて明らかに楽観的な見通しを持っています。前四半期には17%が悲観的な回答をしたのに比べて、今後6カ月で状況が悪化すると回答したCEOはわずか9%でした。景況感が最も改善しているのは製造（製造業と建設業）部門で、回答者の60%が今後6カ月で状況が改善するとしており、10月の39%から大幅に上昇しています。

2014年に期待される販売、雇用、固定投資の好調：アジアの経営幹部は販売拡大の可能性に強い自信を示しており、4分の3に近い74%が今後12カ月で最低10%取引高が増えると予測しています。同様に、過半数（54%）が固定投資の増加を計画していると回答し、3分の1以上（36%）が従業員の増員を検討しているとしました。

この調査の方法論や世界各地の結果に関する詳細については、www.ypo.org/globalpulseをご覧ください。YPOの詳細については、www.ypo.orgをご覧ください。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

連絡先

YPO
Michèle Foster, 33-6-8494-9788
mfoster@ypo.org

記事提供：ビジネスワイヤ