2013年12月06日
ロサンゼルス
(ビジネスワイヤ) -- EYが発表した第9回キャピタル・コンフィデンス・バロメーター(メディア・エンターテインメント産業)によれば、2014年を控えたメディア・エンターテインメント業界の世界経済への信頼感は高水準にあります。メディア・エンターテインメント企業は、来年の世界経済に対して楽観的です。企業は成長とM&A環境の改善を予想し、現在の従業員数の維持または増員を予期しています。
メディア・エンターテインメント業界の経営幹部の68%が世界経済が改善していると考えています。昨年の調査で経済が上向きになると考えていたのはわずか26%であり、これは大幅な増加です。経済が安定しているという回答は23%、緩やかに後退しているとの回答は4%、強く後退しているという回答は5%でした。
このレポートは世界の大手メディア・エンターテインメント企業の上級経営幹部に対する調査であり、企業の経済への信頼感を評価し、経営幹部の動向を特定し、企業の資本に関する課題を把握するものです。
世界経済に対する全体的な信頼感だけでなく、メディア・エンターテインメント業界の経営幹部は、他の分野に対しても昨年より信頼感を大きく高めています。経営幹部の57%が雇用の増加に信頼感を示し(昨年は20%)、52%が企業収益に(昨年は15%)、43%が信用枠(昨年は10%)への信頼感を示しています。
メディア・エンターテインメント企業の経営幹部の最優先課題も変化しており、66%が昨年より企業の効率とコスト管理を重視していると回答しています。また、経営幹部の60%がリスク管理を優先課題とし、57%がコーポレートガバナンス、53%が投資家対応、50%が規制関連、47%が人材の確保と維持、43%が資本配分を優先課題としています。
EYのグローバル・メディア・エンターテインメント取引アドバイザリー・サービス責任者であるトム・コノリーは次のように述べています。「2013年も終わりに近づき、メディア・エンターテインメント業界が来年を楽観していることは明らかです。世界経済に対する信頼感の上昇、中核的な商品やサービスへの投資の重視、取引見通しの改善はすべて、メディア・エンターテインメント業界の取引が規模と重要性を増す可能性を示しています。」
その他の主な結果は、以下のとおりです。
メディア・エンターテインメント業界の経営幹部の79%が、現在の規制環境は事業成長イニシアチブをサポートすると考えています。 73%が、次の12カ月間に成長を予想しています。62%が世界経済は1%~3%成長すると考え、11%は3%~5%成長すると答え、成長しないと考えているのは20%で、マイナス成長という回答は7%でした。 メディア・エンターテインメント業界の雇用は比較的堅固であり、従業員の削減を予定していると答えた経営幹部は、わずか13%でした。55%が現在の従業員数を維持し、32%が増加を予定しています。 経営幹部の85%が、信用状況は安定的または改善していると考えています。昨年このように答えたのは55%でした。 経営幹部の57%が、取引に充てる資金で現金の割合を増やす予定だと答えています。取引資金として、25%は負債による資金調達を重視し、18%は資本を重視しています。 不透明な時期を経て回復の兆しが見えています。経営幹部の53%が次の12カ月の中心的課題が成長であると答えています。昨年度はわずか39%に過ぎませんでした。32%がコスト削減と業務効率を重視し、13%が安定性の維持を重視すると答えています。 74%が来年のM&A取引の増加を予想し、現状と同じという回答は21%、減少すると答えたのは5%でした。 メディア・エンターテインメント業界の経営幹部の25%は、自社が来年に買収機会を追求すると予想しています。 来年は新興国市場がさらに重視され、自社が昨年より高い関心を持っていると述べた経営幹部は43%でした。EYのグローバル・メディア・アンド・エンターテインメント・センター
創造と革新の代名詞であるこの業界では、ビジネスエクセレンスの基準は高く設定されています。この業界では新しい技術を取り入れ、新しい配信モデルを開発し、貪欲で遠慮のない消費者の要求に応えなければなりません。また、コストを管理し、関係者の期待を超え、新たな規制を順守することも重要です。新たな課題は、常に間近に控えています。EYのグローバル・メディア・アンド・エンターテインメント・センターは、お力になることができます。当社はメディア・エンターテインメント専門家の優秀な世界的チームを有しており、当社の専門家は業界のリーダー企業にアシュアランス、税務、トランザクション、アドバイザリー・サービスを提供する深い技術的経験を持っています。当社の専門家ネットワークは、世界全体で協力して知識を共有することで優れた顧客サービスを提供し、当社の市場シェア・トップの地位を生かしてお客さまに実用的な情報を迅速かつ確実に提供しています。
EYについて
EYは、保険、税務、取引、顧問の各サービスにおけるグローバルリーダーです。EYはその洞察と質の高いサービスにより、世界の資本市場と世界経済への信頼と信用の構築を支援します。EYは、すべての利害関係者への約束を果たすために、共に協力し合える優れたリーダーを育成しています。こうした取り組みにより、スタッフ、顧客、地域社会のためのより良い職業社会の構築において、重要な役割を果たしています。
EYとはアーンスト・アンド・ヤング・グローバルのグローバル組織を指し、それを構成する1社または複数のメンバー企業を指す場合もあります。各メンバー企業は個別の法人組織となっています。アーンスト・アンド・ヤング・グローバルは、英国の有限責任保証会社であり、お客様へのサービスは提供しておりません。当組織の詳細情報については、ey.comをご覧ください。
本ニュースリリースは、EYのグローバル組織のメンバーであるEYGMリミテッドが発行しました。この組織もまた、顧客にサービスは提供しておりません。
本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。
連絡先
The Honig Company, LLC
Steve Honig
+1-818-986-4300
press@honigcompany.com
or
EY
Global Media Relations
Bijal Tanna
+ 44 20 7951 8837
btanna@uk.ey.com
記事提供:ビジネスワイヤ
とれまがニュースは、時事通信社、カブ知恵、Digital PR Platform、BUSINESS WIRE、エコノミックニュース、News2u、@Press、ABNNewswire、済龍、DreamNews、NEWS ON、PR TIMES、LEAFHIDEから情報提供を受けています。当サイトに掲載されている情報は必ずしも完全なものではなく、正確性・安全性を保証するものではありません。当社は、当サイトにて配信される情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。
Copyright (C) 2006-2025 sitescope co.,ltd. All Rights Reserved.