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エレニルトが14億ドル規模のトーゴのリン酸塩・肥料プロジェクトを落札

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2015年09月11日

エレニルトは年間500万トンのリン酸塩、肥料、リン酸を生産し、プロジェクトの総収入は280億ドル

ロンドン

（ビジネスワイヤ） -- イスラエルの大富豪ヤコブ・エンゲルが経営権を有するエレニルトはこのほど、国際入札により西アフリカのトーゴ政府からトーゴのリン鉱山・肥料プラント開発プロジェクトの契約を獲得しました。コンソーシアムの幹事を務めるエレニルトは、このプロジェクトの戦略的パートナーとしてウォンフー（瓮福）と提携しています。ウォンフーは世界有数のリン酸塩・肥料メーカーで、中国のリン酸化学品業界で豊富な実績を積んでおり、世界的にも業界に大きく貢献しています。

現在、多数の国際金融機関が同プロジェクトへの融資に興味を示しています。プロジェクトに必要な資金を援助し、提供するための金融コンソーシアムの組成を目的とした協議がすでに始められています。

エレニルトは、世界最大規模のリン鉱石の採掘および選鉱施設を建設します。これにより、WAGP（西アフリカ・ガスパイプライン）を活用した天然ガスの調達、鉱山から港までが30㎞と近いこと、年間500万トンの生産規模を反映した低コストのリン精鉱の生産、スケールメリットの確保、国際リン酸塩・肥料市場におけるコスト面での優位性の維持が可能となります。

さらにエレニルトは、今後の食糧供給の担い手である農業に欠くことのできない肥料原料を拡大し続けるアフリカならびに世界の肥料メーカーに供給するため、川下のリン酸・肥料プラントを建設します。またエレニルトは、肥料を農業従事者に提供するための流通網や必要不可欠なロジスティクス施設にも投資します。

このプロジェクトはトーゴの首都ロメの近郊に位置し、推定埋蔵量が20億トンを超えるサハラ以西で最大規模のリン鉱山であり、280億米ドルを超える売り上げが見込まれます。このプロジェクトのために国内外で数千人の労働者が雇用される予定で、さらに間接的に数万人の雇用が創出される見通しです。

エレニルトのアーロン・アバダニ最高経営責任者（CEO）は、次のように述べています。「現地では肥料の供給が不足しており、肥料製品に対する需要が存在することが明らかになりました。そこでエレニルトは、リン酸塩、肥料およびリン酸をアフリカならびに国際市場に供給することにしました。今回の肥料プロジェクトは西アフリカ初の最も規模の大きいプロジェクトであり、WAGPからのガスの供給、港に近いこと、プロジェクトの規模を反映して、営業費用は比較的低水準にとどまる見通しです。」

年間300万トンのリン精鉱の輸出、年間50万トンのリン酸生産、年間130万トンの肥料生産により、他アフリカ諸国および国際市場向けにリン酸と肥料を輸出できる見通しです。

9月中に、コンセッション開発の最終合意が締結される予定で、3年以内にリン精鉱の出荷が開始される見込みです。

エレニルトは、アフリカを中心に数カ国において数十億ドル規模の鉱物、鉱山および石油・ガス・プロジェクトに従事しています。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。

businesswire.comでソースバージョンを見る：http://www.businesswire.com/news/home/20150910006705/ja/

連絡先

Elenilto
Alon Avadani, CEO
Tel: +44-20-8457-7249
Elenilto@elenilto.com
www.elenilto.com

記事提供：ビジネスワイヤ