・多重債務者はアコムで借り入れできない
・多重債務に明確な定義はない
・不安ならば3秒スピード診断を試してみるのがおすすめ
・記事で紹介する中小消費者金融ならば多重債務者でも借りられる可能性がある
お金の悩みを抱えている方のなかには「アコムは多重債務者でも借入できるの」と考えている方もいるでしょう。
アコムからの借入を検討している方は、借入の審査に通るのか不安になります。
アコムには審査の基準があり、審査に通りやすくする方法がありますが、多重債務者は借入できません。
本記事ではアコムの審査基準や審査に通りやすくするコツ、借入する際の注意点を解説し、アコムの審査に落ちた際におすすめの消費者金融を紹介します。
アコムからの借入を検討している方、アコムからの借入が難しい可能性がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
カードローンの審査が不安な場合は、中小消費者金融への申し込みがおすすめです。
大手消費者金融はAIを使った機械的な審査をおこなうのに対し、中小消費者金融は人の手を使って丁寧な審査を実施しており、時には電話で申込者の人柄を察して可否を判断します。
「多重債務だから」という理由だけで審査落ちすることは少ないため、大手消費者金融の審査に通過できない方でも、中小消費者金融であれば通過できる可能性があります。
中小消費者金融で最も審査通過率が高いのは、セントラルと考えられます。セントラルの詳細については、こちらを参考にしてください。

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- 2ステップで申込み可能
- 借り入れまでスマホ1つでOK
審査時間 | 最短20分※5 |
融資時間 | 最短20分※6 |
金利 | 年3.0~18.0% |
借入限度額 | 1~800万円 |
新規成約率 | 39.4〜44.7%※7 |
無利息期間 | 最大30日間 |
アコムは多重債務者でも借入できる?

アコムは多重債務者でも借入できるのか気になる方もいるでしょう。
結論、多重債務者はアコムからの借入はできないため、借入をするなら中小消費者金融からの借入がおすすめです。
多重債務者の借入について詳しく解説します。
多重債務者はアコムでは借入できない
多重債務者は、アコムから借入できません。
多重債務者とは複数社の金融機関から借入をしており、返済が難しい状況の方を指します。
アコムは借入の審査の際、申し込みをした方の収入や返済能力、他社からの借入状況を確認します。
多重債務者の場合、返済能力が低いと判断され借入できない可能性が高いです。
アコムを含む大手消費者金融での明確な基準はありませんが、一般的に3社~4社以上から借入をしていると、多重債務者と判断されるといわれています。
また、アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループのため、借入が3社以内でも同じグループ会社から借入がある場合は、不利になる可能性があります。
多重債務者は基本的に、アコムから借入ができないと認識しておきましょう。
多重債務に明確な定義はない
先ほども述べたとおり、多重債務には明確な定義がありません。仮に3~4社以上の借り入れがあったとしても、借入金額がそれぞれ10万円であれば、それだけで返済が難しい状況とは判断できないでしょう。
返済が難しいかどうかを判断するのは審査担当者です。そのため、自身で多重債務者と思っていても、審査担当者にそう判断されない可能性は考えられます。
借入件数よりも借入金額が重要
消費者金融からお金を借りる際は、借入件数よりも借入金額の方が重要です。
消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者は、総量規制と呼ばれるルールの影響で利用者に対して年収の3分の1を超える貸し付けができません。これには、他社からの借り入れも含まれます。
たとえば年収450万円の方が借入できる金額は150万円で、他社から100万円を借りていた場合、アコムからは50万円までしか借入できません。
貸金業者から新規の借り入れを検討する際は、件数よりも金額に注目しましょう。
アコム3つの審査基準

アコムは、20歳以上で安定した収入や返済能力があり、アコムの審査基準を満たせば借入ができます。
アコムの審査基準は、主に次の3つです。
- 収入、返済能力
- 他社の借入状況
- 自身の信用情報
それぞれ明確な基準は公表されていませんが、今まで審査に通れた方や落ちた方の傾向から、ある程度判断できます。
アコムの審査基準について、一つずつ解説します。
収入・返済能力
アコムからの借入を審査する際には、申し込んだ方の収入や返済能力を確認します。
審査の際は、主に次の点が大切です。
- 年収
- 職業
- 雇用形態
- 勤続年数
- 住居の種類
年収は収入がいくらあるのかを判断し、借入限度額を決める際にも確認される項目です。
職業や雇用形態、勤続年数は、返済能力があるかの審査基準にされます。
雇用形態は正社員が返済能力があると判断されやすく、派遣社員や日雇いなどであれば、審査に通りづらくなります。
また、勤続年数があまりにも短いと返済能力が低いと判断されるため注意が必要です。
住居の種類は夜逃げしづらい持ち家の方のほうが、賃貸の方より返済する可能性が高いと判断されます。
アコムは申し込んだ方の年収や職業などを基準の一つにして審査をおこないます。
他社の借入状況
アコムは審査基準として、他社の借入状況を必ず確認しています。
すでに述べたとおり、アコムを含む貸金業者は、貸金業法で定められた総量規制を守る必要があるためです。
アコムは総量規制と返済能力の有無を確認する目的で、他社の借入状況を確認し審査の基準にしています。
自身の信用情報
自身の信用情報も、アコムの審査基準の一つです。
貸金業者は個人と契約する際に、信用情報機関が保有する信用情報の照会が義務付けられています。
信用情報とは、内閣総理大臣から指定を受けた信用情報機関が保有する情報で、登録される信用情報は主に次のとおりです。
- カードローンやクレジットカードの申し込み情報
- カードローンやクレジットカードの契約状況
- カードローンやクレジットカードの支払い状況
- 任意整理や個人再生、自己破産などの事故情報
アコムは審査の際、申し込んだ方の信用情報に返済の遅延や滞納、事故情報があるかを確認します。
もし返済の遅延や滞納、事故情報がある場合は、返済能力がないと判断され、審査に通るのは難しくなります。
信用情報に問題がある方は「ブラック」や「ブラックリスト入り」などと呼ばれ、アコムをはじめとする大手消費者金融の審査には通過しにくいのが一般的です。
しかし、消費者金融の中には、ブラックでも借りれる、スーパーブラックでも借りれるといわれる消費者金融もあります。
必ず審査に通るとは限りませんが、大手消費者金融から借りられる見込みが薄い方は、ぜひ申し込んでみてください。
アコムの審査に通りやすくするコツ

アコムの審査に通りやすくするためには、安定した収入を得る、他社からの借入金額や件数を減らしておくなど、いくつかのコツがあります。
アコムの審査に通りやすくするコツを一つずつ解説します。
安定した収入を得ておく
アコムの審査に通りやすくするコツとして、安定した収入を得ておきましょう。
安定した収入があれば返済能力があると判断されやすく、審査を通る可能性が上がるためです。
年収は同じだとしても、毎月の収入が安定していなければ、返済能力が低いと判断されるケースも考えられます。
派遣社員やアルバイトでも審査に通る可能性はありますが、正社員や公務員など毎月安定した収入がある職業のほうが、審査に通りやすくなります。
アコムで今後、借入をするかも知れない方は、自身のできる範囲で仕事を探して安定した収入を得ておき、お金が必要なときに借入をしましょう。
ただし、安定した収入を得ていたとしても勤続年数が短いと、審査に通らない可能性が上がるため注意が必要です。
他社借入の金額や件数を減らしておく
他社からの借入金額や件数を減らしておくと、アコムの審査に通りやすくなります。
他社からの借入金額や件数が多いと、返済能力に問題があると判断されやすくなるため、できる限り減らしておくとよいでしょう。
また、アコムのカードローンには総量規制があり、他社からの借入を含めて年収の3分の1までに抑える必要があります。
アコムの審査に通りやすくするために他社の借入金額や件数を減らしましょう。
借入希望額は年収の3分の1に抑える
アコムの審査を通りやすくするためには、借入希望金額を年収の3分の1以下に抑える必要があります。
アコムのカードローンは貸金業法の総量規制の対象になり、年収の3分の1を超える借入は禁止されています。
つまり、申し込みをした方の返済能力が高くても、年収の3分の1を超える借入はできません。
一方で借入希望金額をできる限り少なくすると、審査には通りやすくなる傾向があります。
アコムからの借入を申し込む際には、借入希望金額を年収の3分の1まで抑え、可能な方は必要最小限の借入希望金額にしましょう。
申し込み時は正確な情報を入力する
申し込み時には正確な情報を入力するのも、アコムの審査を通りやすくするコツの一つです。
アコムの審査では、入力された情報に虚偽がないかも判断の基準で、重要視されます。
また、自身が間違えた情報を入力すると、虚偽の申告をしたと判断され、審査に落ちる可能性が上がります。
虚偽や間違えた情報を入力すると、信頼関係が成り立たないと見なされるケースがあるため、十分に注意しましょう。
審査に通る目的で借入金額や借入件数を少なく入力しても、信用情報との照会で虚偽の申告だとわかります。
申し込み時は、自身の正確な情報を間違いなく入力するよう心がけましょう。
アコムは最短3秒で事前に借入可能か診断できる

アコムは公式サイトで、はじめて借入をする方向けに最短3秒で借入可能かを事前に診断できる「3秒診断」を用意しています。
次の項目を入力して診断開始を選択すれば、借入可能か診断できます。
- 年齢
- 年収(総支給額)
- カードローン他社お借入状況
次の3パターンで診断した結果を参考にしてください。
年齢は30歳、年収は450万円で共通しています。
カードローン他社お借入状況の金額 | 3秒診断結果 |
---|---|
100万円 | 借入できる可能性が高い |
149万円 | 借入できる可能性が高い |
150万円 | 借入可能か判断できない |
年収450万であれば総量規制で150万円までの借入しかできないため、150万円以上は借入可能か判断できないとの結果でした。
3秒診断は借入を検討している方が、簡易的に借入可能かを診断できるシミュレーターで、実際の審査結果とは異なる可能性があります。
3秒診断の結果画面から仮審査に進めるため、借入を検討している方は気軽に活用しましょう。
中小消費者金融ならば多重債務者でも借りられる可能性がある

多重債務者が借入をおこなう場合、中小消費者金融がおすすめです。
中小消費者金融は、銀行や大手消費者金融の審査に通れない方をターゲットにしているためです。
中小消費者金融は大手とは異なる審査基準を設けており、6件借り入れがあっても借り入れできるケースや、多重債務者でも借りれる可能性があります。
そのため、中小消費者金融は多重債務者でも、返済能力があると判断されれば借入できるケースがあります。
多重債務者でも借入をするなら、アコムのような大手の消費者金融ではなく、中小消費者金融を選びましょう。
ここからは、多重債務者でも借りれる可能性がある中小消費者金融を紹介します。
セントラル
セントラルは、愛媛県を拠点に展開する中小消費者金融です。大手消費者金融がAIに審査を任せる現代においても、人の手を加え、申込者の本質を見極める審査を大切にしているのが特徴です。
「多重債務だから」という理由だけで審査に落ちる恐れは低いため、返済能力があると判断されれば契約できる見込みはあるでしょう。
最大30日間の無利息期間があるほか、即日融資にも対応しています。金利も年4.8%~18.0%とアコムとあまり変わらないため、アコムへの申し込みを考えている方に最もおすすめしたい中小消費者金融です。
プラン
プランは大阪に拠点を持つ中小消費者金融です。インターネット上では「神金融」「最後の砦」などと呼ばれることもありますが、契約に際しては必ず審査がおこなわれるため、誰でも契約できるわけではありません。
金利は年12.0%~20.0%とアコムより高く、コンビニや銀行のATMでお金を借りることはできません。
借り入れや返済は銀行振り込みのみですが、即日融資にも対応しているため、急いでいる場合でもすぐにお金を用意できる可能性があります。
借入限度額も最高300万円と中小消費者金融の中では比較的高いため、将来的に多額の借り入れを検討している方におすすめです。
アルコシステム
アルコシステムは、兵庫県姫路市に本社がある中小消費者金融です。1983年創業のため40年以上の歴史があり、安心して利用できます。
上限金利は20.0%と法律で定められた上限ギリギリですが、下限金利は年3.0%と低いのが特徴です。金利は利用実績を重ねるほど下がっていくため、長期にわたる利用を検討する場合はおすすめの中小消費者金融です。
ただし、利用限度額は最高でも50万円と低いほか、無利息期間がない点には注意しましょう。
アロー
アローは愛知県名古屋市に拠点を構える中小消費者金融です。審査時間は最短45分と短いため即日融資を受けられるほか、アプリから申し込めば郵送物なしでの契約が可能で、家族をはじめとする同居人にバレにくいのが特徴です。
「原則勤務先への在籍不要」と公式サイトに書かれているため、職場への在籍確認は実施されない可能性があります。
中小消費者金融は勤務先への電話連絡が避けられないケースが多いですが、アローならば職場の方にもバレずに借りることができるかもしれません。
アコムで借入する際は申し込みブラックに注意

アコムで借入する際には、申し込みブラックに注意する必要があります。
申し込みブラックになると一時的に審査に通りづらくなり、借入ができない可能性が上がるため気を付けましょう。
申し込みブラックの説明や注意点を解説します。
申し込みブラックとは?
申し込みブラックとは、短期間に複数の貸金業者に申し込む状態を指します。
審査に通るか不安、時間がないなどの理由で、1か月の間に4社~5社程度申し込むと申し込みブラックと判断されるといわれています。
短期間で複数の申し込みがあると、多重債務のリスクがある、お金がなくて借入を急いでいると見なされるため要注意です。
ただし、申し込み貸金業者の数は明かされておらず、3社への申し込みで申し込みブラックと判断される可能性もあります。
申し込みブラックになるのを避けるために、短期間に複数社の申し込みはしないようにしましょう。
申し込みブラックになると一時的に借入しづらくなる
申し込みブラックになると、一時的に借入がしづらくなります。
短期間で複数社への申し込み情報が確認された場合、返済能力がない、お金がなくて困惑しているなどと判断され、審査に落ちやすくなるためです。
借入の申し込みをすると、信用情報機関に6か月間は情報が残り、審査の際にアコムが申し込み情報を確認できます。
一度申し込みブラックだと判断されると、申し込み情報が消える6か月間の借入はしづらいでしょう。
もし知らずに申し込みブラックだと判断された可能性が高い方は6か月間待ち、申し込み情報が信用情報機関から消えてから再度申し込みましょう。
申し込み数と順番に注意する
借入を申し込む際は、申し込み数と順番に注意する必要があります。
申し込みブラックを避けるために、必ず1社ずつ申し込むようにしましょう。
また、1社目の審査に落ちた場合でも焦らず、2社目は借入金額を減らしたり、まずは他社の借入を減らしたりして、審査に通りやすくする必要があります。
また、大手の消費者金融は各自審査基準がありますが、1社ずつ申し込んでいるにもかかわらず審査が通らないケースもあります。
大手の消費者金融で複数社審査に通らない場合、問題を抱えている可能性が高いため、中小消費者金融も選択肢に含めるようにしましょう。
まとめ

アコムの審査基準や審査に通りやすくするコツ、借入する際の注意点や申し込みブラックについて解説しました。
多重債務者はアコムからの借入はできないため、中小消費者金融からの借入がおすすめです。
アコムの審査基準は次のとおりです。
- 収入、返済能力
- 他社の借入状況
- 自身の信用情報
アコムの審査に通りやすくするためには、安定した収入を得る、他社からの借入金額や件数を減らす、希望借入金額を抑えるなどの方法が有効です。
また、短期間に複数社の申し込みをすると申し込みブラックと判断されるおそれがあり、気を付ける必要があります。
アコムの審査に落ちた場合は、本記事で紹介したおすすめの中小消費者金融4社を参考に、お金の悩みを解決しましょう。
<参考>
アコム