カードローンで外国人でもお金を借りられる？永住権が無くても審査をスムーズに通過するコツを解説

日本滞在の外国人で、お金を借りたいと考えたことがある方もいるでしょう。

結論からいうと、外国人でもカードローンを利用できます。ただし、永住権を持っていなければ利用できないカードローンもあるため、申し込みの時には注意が必要です。

カードローンの中でも人気の高い消費者金融を見ると、永住権の有無で次のように申し込めるところが異なります。

永住権の有無	永住権なしでもOK！			永住権が必要
大手消費者金融	プロミス	アイフル	SMBCモビット	アコム
即日融資	◯ 最短3分※	◯ 最短18分※	◯ 最短15分※	◯ 最短20分
金利	年4.5～17.8%	年3.0～18.0％	年3.0～18.0％	年3.0～18.0％
限度額	500万円	800万円	800万円	800万円
新規成約率	36.9~42.3％※2	39.3〜36.1%※3	非公開	39.4〜44.7%※1
無利息期間	最大30日間	最大30日間	なし	最大30日間
公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト
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この記事では、外国人がカードローンを利用する方法や、おすすめのカードローンなどについて解説します。

審査通過のポイントも紹介するので、ぜひ最後までチェックしてお金の問題を解決しましょう。

外国人がカードローンを使う条件

外国籍の場合、日本国籍の方とはカードローンの利用条件が一部異なります。カードローンを利用するためにクリアすべき条件は次のとおりです。

• 在留カードや特別永住者証明書を持っている
• 最低限の日本語でのコミュニケーションが可能
• 毎月の安定した収入がある
• 日本国内に住所と電話番号を持っている
• 過去に借金でトラブルを起こしていない
• カードローンは必ずしも永住権が必要ではない

永住権が必要になるケースについてもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

在留カードや特別永住者証明書を持っている

外国籍でカードローンを利用するためには、日本の在留資格が必要です。在留資格の証明として利用できるものは次のとおりです。

• 在留カード
• 特別永住者証明書

在留カードとは、日本に中長期滞在する方に交付されるカードで、正規に日本に滞在していることを証明するためのものです。日本滞在中は本人確認書類として使えます。

特別永住者証明書とは、特別永住者であることを証明する書類です。特別永住者には在留カードが交付されない代わりに、この証明書が発行されています。

カードローンを利用する際は、最新の情報が記載されている在留カードまたは特別永住者証明書を用意しましょう。

最低限の日本語でのコミュニケーションが可能

カードローンの多くは外国語に対応していないため、最低限の日本語能力が必要になります。

とくにお金の契約をするうえで、日本語で書かれた書類を読み、申し込みをする力は非常に重要です。

また契約の際に電話でやり取りする可能性もあるため、電話応対ができる日本語能力も必須です。

自身の読み書き能力や会話力に自信がない場合は、日本人や日本語が得意な知人に協力してもらいましょう。

毎月の安定した収入がある

カードローンを利用するためには、国籍を問わず毎月の安定した収入が必要です。働いていない主婦（夫）の方、学生の方は原則として申し込みできません。

しかしアルバイトであっても、毎月一定額の収入を得ていればお金を借りられます。奨学金や仕送りも、毎月の収入として有効です。

ただし奨学金、仕送りは本人が勤務して得た収入ではないため、審査に通過する可能性は低めです。

また日雇いの労働で得た収入は安定していると言えないため、認められません。まずは毎月安定した収入を得られる仕事を探しましょう。

アルバイトでも借りられる可能性があるカードローンについては、次の記事でも詳しく解説しています。

日本国内に住所と電話番号を持っている

カードローンの利用には、日本国内の住所と電話番号が必要です。海外の住所やホテルでは原則として申し込みできないため、まずは住居を見つけましょう。

電話番号も、金融機関とやり取りするために必要です。国内で電話契約をしていない場合、審査通過の可能性は大きく下がります。

過去に借金でトラブルを起こしていない

過去にお金に関連するトラブルを起こしていると、返済能力に問題があるとみなされ審査に落ちてしまいます。借金関連のトラブルとされる事例は次のとおりです。

• 返済の延滞
• 返済の滞納
• 強制解約
• 代位弁済
• 債務整理（任意整理、個人再生、自己破産など）

一度借金関連のトラブルが起こると信用情報機関に記録され、一定期間事故情報が残ります。過去のトラブルを確認したい場合、信用情報機関に連絡して情報開示を申し込みましょう。

ただし、消費者金融の中には、事故情報のある方、いわゆる「ブラック」や「スーパーブラック」といわれる方でも契約できる可能性があります。詳細については次の記事で解説しているため、参考にしてください。

永住権がないと銀行カードローンは申し込めないことがある

銀行系のカードローンでは多くの場合、日本国籍か永住権を求められます。そのため、在留資格が永住以外の方は、銀行カードローンを利用できない可能性があります。

一方、アイフルやプロミスなど消費者金融のカードローンは、永住権がなくても利用できます。永住権のない方は、消費者金融のカードローンを検討するのがいいでしょう。

消費者金融のカードローンは、「銀行カードローンより審査が緩やかな傾向がある」「即日融資が可能」などの魅力があります。

消費者金融に対するイメージが悪い方もいるかもしれませんが、まずは正しい知識を得るところから始めましょう。世間では「消費者金融で借りたら終わり」といわれることもありますが、決してそんなことはありません。

外国人がカードローンの申し込みをする際に必要な書類

外国人がカードローンに申し込む場合、次の書類が必要です。

• 本人確認書類
• 在留資格証明書
• 収入証明書

必要な書類を準備して、申し込みをスムーズに進めましょう。

本人確認書類

• パスポート
• 運転免許証
• 保険証
• マイナンバーカード

カードローンの申し込み時には、国籍を問わず本人確認書類が必要です。

金融機関によっては、1種類のみの提示で申し込めます。

ただし、次の場合は追加で書類が必要となる可能性があります。

• 本人確認書類記載の住所と現住所が異なる
• 本人確認書類に住所が記載されていない

有効な追加書類には、住民票の写しや公共料金の領収書があります。詳細については、申し込むカードローンの公式サイトを確認しましょう。

在留資格証明書

日本での在留資格を証明するものとして、在留カードまたは特別永住者証明書を用意します。自身の在留資格に応じて準備してください。

収入証明書

金融機関によって基準が異なりますが、一定額以上の借り入れを希望する場合は収入証明書が必要です。収入証明書として利用できるものの例は、次のとおりです。

• 源泉徴収票
• 市民税、県民税額決定通知書
• 所得証明書
• 給与証明書
• 確定申告書
• 青色申告書
• 収支内訳書

カードローンの条件は金融機関によって異なる

カードローンの申し込み時に必要な書類は金融機関によって異なります。外国の方であれば、公式サイトには記載されていないものの追加で書類提出が必要な可能性もあります。

必要書類について疑問があれば、早めに確認しましょう。書類に不備がある場合、カードローンの申し込みができなかったり、最悪の場合は申し込めても審査に落ちる恐れがあります。

一度審査に落ちると他社の審査が通りにくくなる

一度審査に落ちた場合、他社の審査にも通らない可能性があります。金融機関の審査基準には共通しているところがあるため、次のような場合はどこであっても借り入れできません。

• 申し込み時に嘘の内容を書いた
• 現在働いておらず収入がない
• お金に関するトラブルを起こしたことがある

しかし、細かな審査基準は金融機関により異なります。そのため、一度審査に落ちたからといって、カードローンの利用をあきらめる必要はありません。

審査に落ちた理由は教えてもらえませんが、何かしらの原因があります。他社で通る確率を挙げたい場合は、原因を分析して生活を改善するところから始めましょう。

永住権がない方でも申し込めるカードローン

永住権のない外国人の方には、消費者金融のカードローンがおすすめです。消費者金融のカードローンは永住権がなくても申し込めるものが多いだけでなく、即日融資を受けられるのが特徴です。

最後に審査の注意点もあわせて解説するので、スムーズにお金を借りるためにチェックしましょう。

プロミス

プロミスの公式サイトでは、申し込みに必要な書類として在留カードと特別永住者証明書が紹介されています。そのため、外国人でも利用可能です。

プロミスの上限金利は、他社と比較して上限金利が低めです。借り入れが少額の場合は上限金利が適用されるのが一般的なため、少しだけお金を借りたい場合はプロミスがおすすめです。

アイフル

アイフルの公式サイトでは、申し込みに必要な書類として在留カードと特別永住者証明書が紹介されています。そのため、外国人でも利用可能です。

申し込みから融資を受けられるまでの時間は最短18分※と、消費者金融の中でも短めです。なるべく早くお金を借りたい方は、アイフルの利用を検討するのがおすすめします。（※お申込の状況によってはご希望にそえない場合がございます。）

SMBCモビット

SMBCモビットは、三井住友カードが提供するカードローンブランドです。関連企業として三井住友銀行があり、三井住友銀行のATMであれば手数料無料で利用できます。

またVポイントサービスを利用すれば、返済時に利息分200円あたり1ポイントが貯まります。貯めたVポイントは、次のように利用できます。

• SMBCモビットでの返済
• お店での買い物
• インターネットでの買い物
• サービス代金の支払い

三井住友銀行を利用している方、Vポイントを貯めている方はSMBCモビットを利用しましょう。

SMBCモビットの申し込み条件は、年齢が満20歳から74歳※であり安定した収入のある方です。アルバイトやパート、自営業の方も申し込み可能です。

※収入が年金のみの方はお申込いただけません。

永住権を持っている方におすすめのカードローン

日本の永住権を持っている場合、消費者金融に加えて、銀行カードローンも利用できます。銀行カードローンは消費者金融と比べ金利が低いため、長期借り入れではとくにお得です。

それぞれのサービスの特徴と金利をチェックし、状況に適したものを選びましょう。ここでは、おすすめの銀行カードローンに加えて、永住権があれば申し込める消費者金融も紹介します。

アコム

アコムはお金の振り込みが最短10秒と非常にスピーディな消費者金融です。初めての申し込みから審査までは最短30分ですが、一度契約すればすぐにお金を引き出せるため便利です。

ただしアコムの振り込み速度は金融機関によって異なります。

振り込みにスピード感を求めるなら、楽天銀行口座を登録しましょう。日本で働いている方、日本に来て6か月以上経過している方は、楽天銀行の口座開設が可能です。

またアコムでは初めて利用する方向けに、曜日、時間を問わず相談できるフリーコール（0120-07-1000）を用意しています。申し込みについての疑問は、フリーコールで相談しましょう。

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローンの公式サイトにある商品説明には、永住許可を受けている外国人が申し込めることが明記されています。

みずほ銀行カードローンは、住宅ローン契約中ならよりお得な金利で借り入れできるカードローンです。住宅ローンをすでに契約している方であれば、金利は1.5％から13.5％と低くなるためおすすめです。

またインターネットからの申し込みであれば、契約時の郵送物がありません。お金を借りていると知られたくない場合、インターネット申し込みを利用しましょう。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

公式サイト	https://www.bk.mufg.jp/kariru/banquic/index.html
必要書類	・在留カードまたは特別永住者証明書 ・本人確認書類
金利	1.8%〜14.6%
審査にかかる時間	最短翌営業日
おすすめの点	・最小返済額は月1千円 ・条件なしでコンビニATMの手数料が無料

バンクイックの公式サイトにあるよくある質問には、永住許可を受けている外国人が申し込めることが明記されています。

海外からの問い合わせに対応している電話窓口（+81-50-3786-5919）もあるため、不明点は事前に聞いておきましょう。

電話窓口の対応時間は年末年始を除く平日9：00から21：00、土日祝日9：00から17：00です。

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、最小返済額が低く細かな返済がしやすいサービスです。

毎月1,000円から返済できるため、少額の返済を希望する方に適しているといえるでしょう。

三井住友銀行カードローン

公式サイト	https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/
必要書類	・在留カードまたは特別永住者証明書 ・本人確認書類
金利	1.5%～14.5％
審査にかかる時間	最短翌営業日
おすすめの点	・三井住友銀行口座を持っている場合は必要な入力内容が少ない ・三井住友銀行キャッシュカードでも借り入れ可能

三井住友銀行カードローンの公式サイトには、外国人の申し込み条件に関して明確な記述がありません。

ただし、申し込みに必要な書類の中に在留カードと特別永住者証明書があるため、外国人でも申し込めることは確実です。

すでに三井住友銀行の口座を持っている場合、申し込み時間を短縮できるほか、手持ちのキャッシュカードで借り入れができるなどのメリットがあります。

申し込み条件は満20歳以上69歳以下で、安定した収入のある方です。借り入れ希望金額が50万円を超える場合は、収入を証明できる書類も必要です。

セブン銀行ローンサービス（カードローン）

公式サイト	https://www.sevenbank.co.jp/personal/netbank/deposit_loan/loan/
必要書類	・在留カードまたは特別永住者証明書 ・本人確認書類
金利	12.0%～15.0％
審査にかかる時間	最短翌営業日
おすすめの点	・曜日や時間帯にかかわらず手数料が発生しない ・キャッシュカード到着前でも借り入れ可能

セブン銀行の公式サイトにあるよくある質問には、永住者の外国人が申し込めることが明記されています。

セブン銀行ローンサービス（カードローン）は全国のセブン銀行ATMでいつでも借り入れできるカードローンです。

セブン銀行ATM以外でお金の引き出しはできないものの、ATMは全国に2万か所以上あるため安心して利用できます。

さらに、セブン銀行のキャッシュカードが届く前でも、Myセブン銀行アプリなら借り入れ可能です。セブン銀行口座を持っていない方も、スピーディに利用できます。

ただし、他の銀行カードローンと比べ、セブン銀行カードローンの金利は高めです。長期間お金を借りるなら、他のカードローンも検討しましょう。

イオン銀行カードローン

公式サイト	https://www.aeonbank.co.jp/loan/card_loan/
必要書類	・在留カードまたは特別永住者証明書 ・本人確認書類
金利	3.8%～13.8％
審査にかかる時間	要確認
おすすめの点	・口座不要で申し込める ・専業主婦（夫）でも利用できる

イオン銀行カードローンの公式サイトでは、申し込みに必要な書類が明記されています。

外国籍の方は、永住権の証明できる在留カードか特別永住者証明書の提出が必要と書かれているため、永住権のない方は申し込めません。

イオン銀行カードローンは、口座不要で申し込みできるカードローンサービスです。まだ日本で口座を持っていない場合でも気軽に申し込めるため、口座を増やしたくない方におすすめです。

外国人がカードローンの審査に通過するコツ

外国人でも日本のカードローンは利用可能です。しかし住所や勤務先の情報が曖昧であったり、書類に不備があったりすると審査に落ちる可能性は高いです。

カードローン審査に通過するコツは、次のとおりです。

申し込み前にしっかりと確認し、審査通過率を高めましょう。

働いていることが確認できる書類を準備しておく

外国人の方が借り入れする際に問題となりやすいのは、勤務先です。勤務先が確認できる書類を用意して提出すると、信用が高まり審査に通過しやすくなるでしょう。

働いていることが証明できる書類には、勤務証明書、就労証明書があります。企業人事の方に発行を依頼しましょう。

永住権がなければ消費者金融を申し込み先として選ぶ

日本の永住権がない場合、銀行カードローンは利用できないことが多いです。

消費者金融カードローンで申し込みましょう。ただし永住権がある場合は、金利の低い銀行カードローンの方がお得に借り入れできます。

申し込みの情報は丁寧に記入する

申し込み時に記載した情報に誤りがあると、信用が落ちてしまいます。

住所や電話番号、勤務先や年収に間違いがないか丁寧に確認しましょう。申し込み後に記入ミスに気がついた場合、間違いがあった旨を連絡してみてください。

外国人がカードローンの審査に落ちてしまう原因

外国人がカードローンの審査に落ちてしまう理由として、次のような原因が考えられます。

• 在留期間の有効期限が近い
• 日本語能力が不十分だと判断される
• 持っている在留カードが就労不可

審査に落ちる原因を知り、できるところから改善していきましょう。

在留期間の有効期限が近い

在留カードに記載されている在留期間が間近だと、返済能力が低いとみなされ審査に落ちる可能性が高くなります。

たとえば100万円の借り入れを申し込んでいて1か月後には在留期間が終わる場合、完済は現実的ではありません。

もちろん数万円の少額な借り入れであれば、審査に通過できる可能性はあります。

しかし日本の金融機関にとって、外国に住む方と連絡を取り返済を促すのは非常に大変です。

そのため在留期間が短く、もう少しで外国に行きそうな方にはお金を貸さないケースが多いと考えられます。

日本語能力が不十分だと判断される

日本語能力が不十分と判断されると、正しく契約ができないとみなされ審査に落ちる可能性が上がります。

ただし日本語能力を直接チェックされることはなく、申し込み時に日本語関連の資格について記入する必要もありません。

日本語能力について問題となるのは、電話がかかってきたときです。あらかじめシミュレーションして、スムーズに応答できるよう対策しましょう。

持っている在留カードが就労不可

カードローンの利用には収入が必須であるため、持っている在留カードが就労不可の場合は審査に落ちてしまいます。

在留カードに就労不可と書いてある場合、原則として日本で働けません。

しかし裏面の資格外活動許可欄に次のような内容が記載されている場合、制限はありますが勤務が可能です。

• 許可（原則週28時間以内・風俗営業等の従事を除く）
• 許可（資格外活動許可書に記載された範囲内の活動）

必要に応じて資格外活動許可書を確認し、どのような仕事に就けるかチェックしましょう。

カードローンの審査に通るためには、就労可能な在留カードを持っていることに加え、安定した収入が必要です。

アルバイト、パートでも問題ないため日本での勤務をスタートさせましょう。

カードローン以外の借り入れも検討する

カードローンの審査になかなか通らない場合、他の借り入れ方法も検討しましょう。

外国人が利用できるカードローン以外の借り入れ方法は、次のとおりです。

• お金の使い道を明示するフリーローン
• 住宅ローン
• マイカーローン
• 教育ローン

それぞれの特徴や借り入れに必要な条件を理解し、用途に適したローンを選びましょう。

お金の使い道を明示するフリーローン

フリーローンとは用途を問わず利用できる個人向けローンです。借り入れの際は用途を自身で決め、申請する形になります。

カードローンも用途を問わず借り入れできますが、用途の申請が不要で借り入れが簡単です。

借り入れに少し手間はかかるものの、フリーローンの金利は低めであるためぜひ検討しましょう。利用には在留カードまたは特別永住者証明書が必要です。

住宅ローン

住宅の購入に利用するなら、住宅ローンが最適です。ただし住宅ローンの返済は長期にわたるため、日本で永住許可を受けている方しか原則として利用できません。

しかし日本国籍の配偶者がいる場合、永住権を持っていなくても審査に通過できる可能性はあります。

審査の基準や必要な書類は申し込み先によって大きく異なるため、まずは気になる金融機関に連絡しましょう。

マイカーローン

車を購入する場合はマイカーローンを検討しましょう。用途は車やバイクの購入、運転免許の取得、修理費用などに絞られるため、車に関連する出費が多い場合におすすめです。

マイカーローンは永住権なしでも利用できますが、在留資格が必要です。

教育ローン

子どもの養育費や学費が必要なときは、教育ローンを検討しましょう。

原則として永住許可を受けている外国人の方のみが対象となります。教育に関連するものであれば幅広い用途で利用できるためおすすめです。

まとめ

外国人がカードローンを利用するための条件や審査のポイント、おすすめのカードローンについて紹介しました。

外国籍であっても、日本のカードローンは利用できます。ただし条件を満たしていない場合、審査に落ちる可能性は高いです。

借り入れの条件を事前に確認し、住所や勤務先、提出書類に不備がないかあらためてチェックしましょう。永住権を持っている場合、銀行系のカードローンもおすすめです。

カードローンの審査に通過できない場合、用途が決まっているローンを利用するのもよいでしょう。さまざまなローン制度をチェックし、状況に適したものを選びましょう。

キャッシングにおすすめのカードローンについては、次の記事でも解説しています。自身の条件に適したカードローンを納得いくまで探したい方は、ぜひ参考にしてください。

＜参考＞
SMBCモビット
プロミス
アイフル