多重債務でも借りれるカードローン8選!審査に通りやすくする方法や落ちたときの対処法も解説

他社借入がある方の中には「多重債務者でも借りられるカードローンはあるのか」と疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか

結論からお伝えすると、多重債務者でも中小消費者金融のカードローンであれば借り入れができる可能性があります。

しかし、借入や返済状況によっては審査に落ちる場合も十分考えられるため、注意が必要です。

この記事では、多重債務者におすすめの中小消費者金融カードローンや、審査に通りやすくする方法などを紹介します。

他社借入があるものの、カードローンでお金を借りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

多重債務者でもカードローンから借入できる?

多重債務者でも、借入状況やカードローンによっては審査に通過できる可能性があります。

まず多重債務者がカードローンから借り入れできる理由について、次の項目に分けて解説します。

  • 多重債務とは複数の消費者金融から借り入れしている状況
  • 他社借入があっても中小消費者金融なら審査を通過できる可能性あり
  • 借入や返済の状況で審査落ちする場合もある

多重債務とカードローンの関係性について詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

多重債務とは複数の消費者金融から借り入れしている状況

多重債務とは、複数の消費者金融からお金を借り入れて返済困難に陥っている状況のことです。

多重債務の借入件数に明確な定義はありませんが、一般的には3社以上から借り入れをしていると多重債務とみなされ、消費者金融の審査に通過しにくくなります。

借入件数が多ければ多いほど、返済が困難になる可能性が高いためです。

そのため、多重債務者がカードローンの審査に通過するためには、借入件数を減らしたり借換ローンを利用したりなどの工夫が必要になるでしょう。

他社借入があっても中小消費者金融なら審査を通過できる可能性あり

独自審査を設けている中小消費者金融であれば、他社借入がある方でも審査を通過できる可能性があります。

中小消費者金融は大手とは異なる独自の審査基準を持っており、多重債務であったとしても借入金額や年収に応じて審査に通過できるケースがあるためです。

もちろん他社借入しているカードローン会社の返済を長期的に延滞していたり、過去に債務整理などをしていたりする場合、借入は困難といえるでしょう。

しかし、金融事故の履歴がなく、安定した収入があれば審査に通る可能性が残されています。

たとえば消費者金融の1つである「いつも」は、他社借入を一本化する商品のおまとめローンを提供しています。

他社借入がある方向けのおまとめローンを提供するいつもは、多重債務者に向いたサービスといえるでしょう。

借入や返済の状況で審査落ちする場合もある

他社借入がある状態の方でも申し込めるカードローンはありますが、借入や返済の状況で審査落ちする場合もあります

たとえば、数か月間借り入れを返済していない、総量規制の金額を超えてしまっているなどの場合は、審査に落ちます。

総量規制とは、貸金業者は借主の年収の1/3以上を貸し付けてはいけないと貸金業法で定められているルールです。

複数の借入先がある場合は、合計金額が年収の1/3以上になると借りられなくなります。

多重債務者OKのカードローンでも、他社借入がある状態で確実に借りられるとは限りません。

多重債務者におすすめのカードローン8選

多重債務者でも借りられる可能性があるおすすめカードローンは次のとおりです。

スクロールできます
サービス名セントラルプランアローいつもフタバキャレントデイリーキャッシングスカイオフィス
サービス画像
※タップすると詳細見出しに飛びます
セントラルプランアローいつもフタバデイリーキャッシングスカイオフィス
審査時間最短即日最短即日最短45分最短30分最短即日最短即日最短即日最短即日
金利年4.8~18.0%年15.00~20.00%年15.00~19.94%年4.8~18.0%年14.959~19.945%年7.8%~18.0%年5.2~18.0%年15.0~20.0%
無利息期間最大30日間最大60日間最大30日間最大30日間
特徴女性のためのローン
「マイレディス」
毎月最低2,000円からの
返済が可能
複数の借入先を1つに
まとめられる借換ローンに対応
原則、電話による在籍確認なし女性オペレーターが対応する
「レディースフタバ」
法人専用の
スーパーローンを提供
4つのローンで
幅広い用途に対応
最短30分のスピード審査
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

各サービスの特徴を詳しく解説します。

1.セントラル

セントラルは、独自の審査基準を設けている中小消費者金融です。

柔軟な審査をおこなっており、20歳以上で定期的な収入と返済能力があると認められた場合、多重債務者でも借入できる可能性があります。

また女性スタッフが対応する「マイレディス」というサービスも提供しており、女性の方でも安心して借り入れができます。

最大30日間の無利息期間サービスも提供しており、金利の負担をなるべく避けたい方にもおすすめです。

利息の負担を減らしたい方、女性スタッフのサポートを受けたい方は、セントラルを利用してみましょう。

2.プラン

プランは、インターネットのみで申し込みを完結できる中小消費者金融です。

毎月の返済額は最低2,000円からと低めに設定されており、多重債務で返済が苦しい方でも無理のない返済計画を立てられます。

また、公式サイトには「すでに他社からの借入がある場合でも、審査基準を満たしていれば借入可能」と記載されているため、多重債務の方でも審査に通る可能性があります。

プランの審査基準は公表されていませんが、申し込み条件は「20歳以上で定期的な収入をお持ちの方」です。

条件を満たしている方は、ぜひプランに申し込んでみてください。

3.アロー

アローは、複数社の借入を一本化する借換ローンを提供している中小消費者金融です。

借換ローンに申し込んで審査に通過すれば、借入を1社にまとめられるうえ、毎月の返済額や利息が軽減する可能性もあります。

融資額は最大200万円で、返済回数は最大180回、実質年率は15.00%~19.94%です。

多重債務を解消してローンを一本化したい場合は、アローの借換ローンに申し込んでみてください。

4.いつも

いつもは、おまとめローンを提供している中小消費者金融です。

複数ある借入を1つにまとめることで、返済管理や金利の負担を軽くする効果を期待できます。

中小としては珍しく、Web完結で申し込みできる点も特徴です。

複数社からの借入を負担に感じている方は、いつものおまとめローンを検討しましょう。

5.フタバ

フタバは、平日16時までに審査が完了すれば即日振込にも対応してもらえる中小消費者金融です。

初めて利用する方は30日間無利息サービスが適用されるため、早期に返済すれば利息がかかることがありません。

また、フタバには「レディースフタバ」と呼ばれる女性向けのサービスも用意されています。

もともとフタバは女性の利用者が多いことで知られており、女性に対するサポートが充実していることが特徴です。

即日融資や無利息サービス、女性サポートに魅力を感じる方は、フタバに申し込んでみてください。

6.キャレント

キャレントは、法人向けにサービスを展開している中小消費者金融です。

利用限度額は最大500万円と高額であるため、事業資金を用意したい経営者や起業家の方に向いています。

また、キャレントは個人ではなく法人に対して貸付をしているので、総量規制の対象にはなりません。

そのため、個人の借り入れが総量規制の限度額に達していたとしても、会社が滞りなく経営されていれば審査に通る可能性があります。

法人用の事業資金を用意したい場合は、キャレントを利用してみてください。

7.デイリーキャッシング

デイリーキャッシングは、フリーローンやおまとめローン、不動産担保ローン、ビジネスローンなど複数の商品を提供している中小消費者金融です。

おまとめローンの実質年率は8.5%~14.5%と、フリーローンに比べて低めに設定されているため、返済総額を減らせる可能性があります。

融資金額は最大600万円であるため、多重債務で高額の借入がある方でも安心です。

返済期間は最長10年と長めに設けられており、少しずつ着実にローンを返済していきたい方にも向いています。

多重債務を解消したい場合は、デイリーキャッシングのおまとめローンを利用しましょう。

8.スカイオフィス

スカイオフィスは、最短30分のスピード審査に対応している中小消費者金融です。

平日の9:00~14:00の間に申し込むと、最短即日で審査結果が通知されるため、すぐにでも借入可能かどうかを知りたい方に向いています。

融資金額は1万円~50万円と少額なので、借り入れすぎてしまう心配もありません。

即日審査や少額融資を求めている方には、スカイオフィスがおすすめです。

多重債務者でカードローンの審査に落ちる原因4つ

多重債務者でカードローンの審査におちる方の特徴

多重債務者でカードローンの審査に落ちる方には、次のような特徴があります。

  • 総量規制に抵触している
  • 収入が不安定で返済能力がない
  • 個人信用情報機関に事故情報の記録がある
  • 借入件数が多い

1つずつ順番に解説します。

1.総量規制に抵触している

多重債務者の中でも、総量規制に抵触している方はカードローンの審査に落ちます

総量規制では、借主の年収の3分の1以上を貸し付けてはいけないと決められており、返済状況が良好で長期的な遅延がない方でも、抵触している場合は審査に落ちます。

たとえば年収300万円の方は100万円まで借りられますが、他社からの借り入れがある場合は、すべての借入先からの金額を合計する仕組みです。

そのため、すでに3社から合計100万円借りている場合は、4社目の審査には通りません。

総量規制を無視して消費者金融が貸し付けると、違法行為になり罰則を受けるため、他社からの借入状況は厳しくチェックされます。

他社借入がある状態で消費者金融からの借入を検討している方は、総量規制の金額を超えないようにしましょう。

2.収入が不安定で返済能力がない

収入が不安定で返済能力がない方も、カードローンの審査に落ちます。

カードローンの審査では、返済能力が非常に重要です。

返済能力を判断する際に確認する項目が「安定した収入があるかないか」であり、ない場合は一定の金額を継続して返済できないと判断され、審査に通過できません。

現在収入が不安定の方は、安定させてから審査に申し込みましょう。

正社員として働く必要はなく、アルバイトやパートでも審査に申し込めるため、収入の確保を第一に検討してみてください。

3.個人信用情報機関に事故情報の記録がある

個人信用情報機関に事故情報の記録がある方は、カードローンの審査にほぼ通りません。

事故情報とは、次のような情報です。

  • 長期的な返済の遅延
  • 強制解約
  • 債務整理
  • 代位弁済

たとえば3か月間返済を遅延すると、信用情報機関に情報が記録され、新たな借入ができなくなります。

また、カードローンのみでなく、クレジットカード会社に強制解約された場合も、情報が記録されて審査に大きな影響を与えるため、注意が必要です。

過去に金融事故を起こした可能性があるものの、記憶がない方は、次の信用情報機関に情報の開示請求をおこないましょう。

スクロールできます
信用情報機関正式名称債務の種類
CIC株式会社日本信用情報機構クレジット会社、銀行、消費者金融など
JICC株式会社シー・アイ・シー消費者金融、銀行、信販会社など
KSC全国銀行個人信用情報センター銀行信用、金庫、保証会社など

たとえば消費者金融のカードローンで借り入れをしている場合、CISとJICCで開示請求をおこなう必要があります。

開示請求の方法や流れは、それぞれの機関の公式サイトを参考にしてみてください。

4.借入件数が多い

借入件数が多すぎる場合も、カードローンの審査に落ちます。

たとえば、1社から60万円借りている方よりも、3社から20万円ずつ借りている方の方が、審査に通りにくくなる場合があります。

多くの会社からお金を借りている方は、お金に困り返済能力がないと判断されやすいためです。

現在複数のカードローン会社からお金を借りている場合は、完済できる借入先に返済し、借入件数をできるだけ減らしてから申し込みましょう。

多重債務者がカードローンの審査に通りやすくする方法

多重債務でもカードローンの審査に通りたい方は、次の方法を実践しましょう。

  • 収入証明書を提出する
  • 希望の借入金額を少額で申し込む
  • 申し込みブラックを回避する
  • 借入件数を減らす

1つずつ解説します。

1.収入証明書を提出する

カードローンの審査に通りたい方は、収入証明書を提出しましょう。収入証明書類とは、自身の収入を証明する書類です。

フリーローンを利用する場合は、借入額が50万円以上になる場合と、他社借入額と合計して100万円を超える場合に提出を求められます。

収入証明書類の種類は、次のとおりです。

  • 源泉徴収票
  • 給与明細+賞与明細
  • 確定申告書
  • 納税通知書
  • 所得証明書

市役所に足を運び、発行する必要がある書類も多いため、カードローンへ申し込む前に準備する必要があります。

2.希望の借入金額を少額で申し込む

カードローンの審査に通過したい方は、希望の借入金額を少額で申し込みましょう。

借入希望金額は、低いほど審査に通りやすいです

たとえば年収300万円の方が100万円を希望する場合と、30万円を希望する場合では、30万円の方が審査に通りやすくなります。

希望金額を高く設定すると、返済されない場合のリスクが高くなることから、厳しく審査されます。

総量規制の範囲内でも、できるだけ少額を希望し、審査に通りやすくしましょう。

3.申し込みブラックを回避する

申し込みブラックを回避することも重要です。

申し込みブラックとは、同時に複数のカードローン会社に申し込みをおこない、その記録が信用情報機関に残った状態を指します。

同時に複数のカードローン会社に申し込むと、お金に困っており返済能力がないと判断され、審査に落ちやすくなります。

申し込みブラックの状態は6か月間続くことから、期間を空けて申し込む必要があるでしょう。

4.借入件数を減らす

カードローンの審査に通過したい方は、借入件数を減らしましょう。

借入件数が多いと、お金に余裕がなく返済能力もないと判断され、審査に落ちる可能性があります。

そのため、できるだけ借入件数を減らしてから申し込みましょう。

目安としては、1〜2件であれば審査に影響しにくいため、完済できそうな少額の借入から完済してみてください

カードローンの審査で多重債務を隠すことはできる?

カードローンの審査で多重債務を隠すことはできません。

信用情報機関に記録されている情報を確認すれば、簡単に多重債務であることが発覚するためです。

総量規制以上のお金を貸し付けると法律違反になることから、カードローン審査の際には、他社からの借入も含め信用情報の確認が必ずおこなわれます。

また、虚偽の内容で申し込んだことが発覚すると確実に審査に落ちるため、多重債務は隠さずに正しい情報を申告しましょう

他社借入に含まれないローンの種類

他社借入に含まれないローンの種類は、次のとおりです。

  • 銀行カードローン
  • 住宅ローン
  • クレジットカードのショッピング枠
  • 奨学金
  • 個人的に借りているお金

1つずつ順番に解説します。

銀行カードローン

銀行カードローンは、消費者金融の審査において他社借入に含まれません。銀行カードローンとは、その名のとおり銀行が提供しているローンのことです。

そもそも銀行は、総量規制の対象である貸金業者ではなく、銀行法が適用される機関のため、他社借入に含む必要がありません。

たとえば、年収600万円の方が銀行カードローンから200万円借りている場合でも、消費者金融からお金を借りられます。

住宅ローン

住宅を購入する際に利用する住宅ローンも、他社借入に含まれません。

住宅ローンは総量規制の対象外のため、ローンの残高にかかわらず年収の3分の1のお金を借りられます

万が一、住宅ローンが返済できない状態になった場合は、住宅を売却してローンの返済に充てられる「抵当権」が設定されているためです。

また、自動車ローンも住宅ローンと同じく有担保ローンの一種であり、他社借入にはなりません。

しかし、自動車ローンの中には有担保ローンに該当しないものもあるため、不安な方は契約しているローンの内容をもう一度確認しましょう。

クレジットカードのショッピング枠

クレジットカードのショッピング枠も、他社借入に含まれません。

クレジットカードを利用した分のお金は、翌月の支払い日にまとめて引き落とされるため、考え方によっては借入になります。

しかし、クレジットカードの利用については貸金業法で定められていないことから、他社借入として申告する必要がありません。

現在クレジットカードのショッピング枠を利用している方も、安心して消費者金融に申し込みましょう。

なお、クレジットカードでお金を借りる仕組みであるキャッシングは他社借入に当たるため、カードローンに申し込む際にも申告が必要です。

奨学金

奨学金は捉え方によっては借入ですが、貸金業者にお金を借りるわけではないため、他社借入として申告する必要はありません。

大学や専門学校などへの進学の際に奨学金を借りると、高額になりやすく、完済するまで長期間かかる場合も多いです。

しかし、奨学金を完済していなくても他社借入にはならないため、問題なくカードローンに申し込めます

なお、奨学金ではなく教育費や学費のために借りる教育ローンの場合、他社借入として申請が必要な場合があるため、注意しておきましょう。

個人的に借りているお金

個人的に借りているお金は、他社借入に該当しません。

友人や親などから借りているお金に関しては、信用情報機関に記録されず、カードローン会社に把握されないためです。

しかし、個人的に高額なお金を借りている状態で融資を受けると、返済が追いつかなくなる可能性があるので注意しましょう。

お金が絡むトラブルは解決が難しく、関係が悪化しやすいため、返済のスケジュールを立てて計画的に返済してみてください。

多重債務でカードローンの審査に落ちた場合の対処法

カードローンの審査に落ちた場合の対処法は、次の3つです。

  • 金利の引き下げ交渉をする
  • 債務整理を検討する
  • 公的融資制度や生活サポート基金を活用する

1つずつ解説します。

金利の引き下げ交渉をする

新たなカードローンの審査に落ちてしまった場合は、現在借入しているカードローンで金利の引き下げ交渉をしましょう。

カードローン会社の中には、金利の引き下げ交渉に応じてもらえる場合もあります

とくに長期間にわたって利用しており、これまでに返済を遅延していないカードローン会社は、成功する確率が高いです。

反対に、新しく利用したばかりのカードローン会社は、信頼が得られていないため、基本的には応じてもらえません。

交渉するのみであれば無料のため、試しに相談してみましょう。

おまとめローンを利用する

多重債務に陥っており返済スケジュールが立てられない場合、おまとめローンの利用を検討しましょう。

おまとめローンとは、カードローンやキャッシングなど複数社からの借入を1社にまとめるための借り換えローンのことです。

おまとめローンを利用すれば返済日が1日にまとめられるため、ローンの管理が楽になります。また消費者金融によっては金利が下がるケースもあり、返済総額が少なくなる可能性があります。

さらに、おまとめローンは総量規制の対象外であるため、借入総額が年収の1/3を超えている場合でもローンの一本化が可能です。

本記事で紹介したカードローンでいうと、いつもデイリーキャッシングがおまとめローンを提供しています。

多重債務の解決に向けて動きたい場合は、おまとめローンに申し込んでみてください。

債務整理を検討する

借金を返済できない可能性が高い場合は、債務整理を検討しましょう。

債務整理を実行すると、借金の支払い義務の免除や減額ができます

債務整理の種類と内容を簡単にまとめると、次のとおりです。

債務整理の種類概要
自己破産借金の支払い義務を免除
任意整理借金の減額や金利の引下
個人再生借金の減額
過払い金請求払い過ぎたお金の返還請求

自己破産を実行すると、借金の支払い義務が免除されるため、多くの方が選びがちですが、不動産や自動車などの財産まで差し押さえられるデメリットがあります。

一方、任意整理であれば、借金減額や金利を引き下げつつ、自動車などの財産を手元に残せる場合があります。

それぞれの債務整理のメリットやデメリットを確認したうえで、自身に最適なものを実行しましょう。

【審査なし】多重債務でお金を借りられない人におすすめの借入先

多重債務が原因でお金を借りられなかった場合、次の借入先を利用しましょう。

借入先借入件数の目安
クレジットカードのキャッシング枠2社程度
公的融資制度、生活サポート基金1社~2社
家族や友人3社以上

それぞれ詳しく解説します。

クレジットカードのキャッシング枠

クレジットカードを所有している場合は、キャッシング枠が付帯しているかどうかを確認しましょう。

キャッシング枠が付帯しているクレジットカードであれば、銀行やコンビニのATMなどで現金を引き出すことが可能です。

発行済みのクレジットカードでキャッシングを受ける場合、審査を受けることなく借り入れができます。

注意点として、すでに多重債務の借入件数が3社以上の場合、キャッシング枠を利用することでさらなる多重債務に陥る危険性があります。

そのため、クレジットカードのキャッシング枠を利用する際は、他社の借入件数が2社以下であることを目安にしてみてください。

なお、新規でクレジットカードに申し込む場合は審査を受ける必要があるため、注意しておきましょう。

公的融資制度や生活サポート基金を活用する

公的融資制度は金銭的に困窮している方を対象にお金を融資する国の制度で、生活サポート基金は一般社団法人が提供している制度です。

一例として、公的融資制度の種類を紹介します。

公的融資制度概要
生活サポート基金多重債務者や生活困窮者の生活再生を目的とした融資制度
生活福祉資金貸付制度生活に必要な資金を融資する制度
求職者支援資金融資制度職業訓練受講者向けの融資制度
教育一般貸付教育費用を融資する制度
母子父子寡婦福祉資金貸付金母子家庭や父子家庭が対象の融資制度

上記のとおり、資金の使い道や対象者によって公的融資制度は細かく分かれています。そのため、自身が申し込める制度があるのかを事前に確認しましょう。

生活サポート基金は多重債務や債務整理などで生活が困窮している方を対象とした融資制度なので、2社以上から借入している多重債務者でも申し込みが可能です。

一方、その他の公的融資制度は多重債務者では借入ができないケースもあるため、借換ローンやおまとめローンなどを利用し、借入件数を1社のみに減らしてから申し込むことをおすすめします。

家族や友人

多重債務の借入件数が3社以上になっている場合、クレジットカードのキャッシング枠の新規設定や、公的融資制度の利用は基本的に難しくなります。

そのため、お金に困っていることを説明のうえ、家族や友人にお金を借りられるかどうかを相談してみてください。

なお、近しい家族や友人から借り入れる場合であっても、借用書は必ず用意するようにしましょう。

借用書に返済スケジュールや利息などを記載することにより、誠実さを示すことができ、相手にも安心感を与えられます。

まとめ:多重債務でも中小消費者金融ならお金を借りられる可能性あり

今回は、多重債務者でもカードローンで借り入れできる理由や審査に落ちる方の特徴、審査に通りやすくする方法などについて解説しました。

カードローンはサービスにもよるものの、多重債務者でも借り入れできます。

しかし、すべての方が借りられるわけではなく、次に当てはまる方は審査に落ちる可能性が高いです。

  • 総量規制に抵触している
  • 収入が不安定で返済能力がない
  • 個人信用情報機関に事故情報の記録がある
  • 借入件数が多い

とくに総量規制に抵触している場合は確実に落ちるため、自身の年収からどれほどの金額を借りられるのかを把握しておきましょう。

大手の消費者金融で借り入れができなかった場合、柔軟な審査を実施している中小消費者金融がおすすめです。

ぜひ本記事で紹介したおすすめの中小消費者金融を参考に、カードローンに申し込んでみてください。

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<参考>
フクホー
セントラル

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