マネックス証券のiDeCoの評判・口コミ!おすすめ商品や始め方は?SBI証券とどっちがいい?手数料も紹介!

個人型確定拠出年金iDeCoは、税制面での優遇を受けながら、セカンドライフに向けた資産形成を実現できる個人向けの年金制度です。

iDeCoに加入を検討する際は、金融機関選びに悩む方も多いでしょう。とくに実際に利用したユーザーの意見は、利用する金融機関を比較するうえで非常に参考になります。

そこで今回は、評判や口コミに着目し、マネックス証券のiDeCoについて詳しく解説します。 

おすすめ商品や申し込みの流れ、手数料などの項目も詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

マネックス証券
口座開設数260万口座※1
投資信託銘柄数1,700銘柄以上※2
IPO実績53社※3
取引手数料55円〜
外国株米国・中国
NISA/iDeCo
クレカ積立○(dカードなど)
ポイント投資
ポイントサービスマネックスポイント
※1.2024年8月時点※2.2024年5月時点※3.2023年の実績
こんな方におすすめ!
  • 米国株・中国株に投資したい方
  • クレカ積立でポイント貯めたい方
  • 1株単位で取引したい方
目次

マネックス証券のiDeCoの評判・口コミをチェック!

はじめに、マネックス証券のiDeCoの評判や口コミをチェックしましょう。 

あくまで個人的な意見ですが、これからマネックス証券の利用を検討する方は、ぜひ参考にしてください。 

マネックス証券のiDeCoのよい評判・口コミ

マネックス証券のiDeCoのよい評判や口コミを調査したところ、次のような投稿が見つかりました。

マネックス証券にすでに口座があったので、資料請求も開設もスムーズに行えた。

参照元:オリコン顧客満足度ランキング

オンラインで資料の請求ができて便利。スムーズに開始することができました。

参照元:オリコン顧客満足度ランキング

既に取引していたので、保有している株などをチェックするのと同時に運用状況を知ることが出来る。

参照元:オリコン顧客満足度ランキング

オンラインで資料請求でき、口座開設までスムーズに完了する点が、多くの方に好評を得ている様子です

レビューサイトではサービスセンターの親切な対応を評価する声も多く、わからないことがあれば気軽に相談できる点もマネックス証券の魅力のひとつでしょう。

また、マネックス証券をすでに利用している方であれば、iDeCoの口座をよりスムーズに開設できます。

運用状況も同時に確認できるため、手間が少なく済む点は大きなメリットです。

マネックス証券のiDeCoの悪い評判・口コミ

ここでは反対に、マネックス証券のiDeCoの悪い評判や口コミを紹介します。

次で紹介する口コミは、あくまで個人的な意見です。あまり鵜呑みにし過ぎず、参考程度に認識してください。

サイトが分かりにくいし、手続き審査にも時間が何かとかかる。あまり新しいことに途中から手を出しにくい。

参照元:オリコン顧客満足度ランキング

すでにマネックス証券のアカウントを持っているのにiDeCoのログインが連携されていないこと。

参照元:オリコン顧客満足度ランキング

手数料についての表記が大きく明記されていなかったと思う。明細を見て、手数料が数千円引かれていることに気づいた。

参照元:オリコン顧客満足度ランキング

実際に利用した方のなかには、サイトの表記のわかりづらさや、手続きに時間がかかる点を不満点として挙げるユーザーも存在しました。 

インターネット上の手続きに不慣れな場合は、操作が難しいと感じる方も一定数存在するようです。

また、よい評判として紹介したレビューのなかに、すでにマネックス証券を利用している場合は管理がしやすい点が挙げられていましたが、連携の際のiDeCoのログインに関して不満を抱くユーザーの意見も存在します。

すでにマネックス証券を利用しており、追加でiDeCoの口座も開設しようと考える方は、実際の運用管理方法について事前にイメージしておくとよいでしょう

マネックス証券のiDeCoのおすすめポイント

ここでは、マネックス証券のiDeCoのおすすめポイントを詳しく紹介します。

運用管理手数料が無料

マネックス証券でiDeCoを運用する場合、販売先への運用管理手数料が無料となります。毎月の負担が抑えられる点は、メリットのひとつといえるでしょう。

iDeCoで資産運用をする際には、次の3つの機関に運営管理手数料を支払わなければいけません。

  • ・国民年金基金連合会
  • ・信託銀行
  • ・金融機関

マネックス証券のiDeCoの公式サイトでは、それぞれの支払先に対して毎月発生する「口座管理手数料」の料金について、次の表のように記載されています。

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支払先毎月の掛金積立をおこなう方新たな掛金積立をおこなわない方
国民年金基金連合会105円/月
信託銀行66円/月66円/月
マネックス証券0円/月0円/月

※料金はすべて税込です

上記のとおり、マネックス証券でiDeCoを運用する場合は金融機関への口座管理手数料は発生しないため、通常の加入者であれば毎月支払う手数料は国民年金基金連合会と信託銀行へ支払う171円(税込)に抑えられます。

可能な限り負担を少なくiDeCoを運用したい方には、おすすめの金融機関といえるでしょう

コールセンターが土曜日でもやっている

コールセンターが土曜日でも対応可能な点は、マネックス証券のiDeCoのおすすめポイントです。

マネックス証券のiDeCoでは、疑問や不明点などの問い合わせ先として「マネックス証券 iDeCo専用ダイヤル」が設けられています。 

マネックス証券 iDeCo専用ダイヤルは、祝日を除く平日の9:00~20:00に加えて、土曜の9:00~17:00の時間帯も対応可能です。 

平日のみの問い合わせ対応となる証券会社は少なくないため、休日でも問い合わせ窓口が機能しているマネックス証券は、ユーザーにとって利便性の高いサポート体制が充実しているといえるでしょう。

iDeCoポートフォリオ診断が使える

マネックス証券でiDeCoを運用する場合は、「iDeCoポートフォリオ診断」が利用できます。 

iDeCoポートフォリオ診断とは、ユーザーの年齢や資産運用の考え方に適したポートフォリオを、最新の金融工学理論に基づき提案するサービスです。

投資経験が乏しい方や、資産分配の検討に自信がない方でも、簡単な質問に答えるのみで、自身の状況に最適のポートフォリオを把握できます。 

また、ベテランの投資家でも、iDeCoポートフォリオ診断の結果は自身の判断の参考となるでしょう。

将来の資産の増減を予測するシミュレーション機能も搭載されており、iDeCoポートフォリオ診断を活用できる点は、マネックス証券でiDeCoを運用する際の大きなメリットです。

マネックス証券とSBI証券はどっちがおすすめ?

ここまでマネックス証券のおすすめポイントを紹介しましたが、ここでは大手ネット証券「SBI証券」と各特長を比較し、実際の優位性を検証しましょう。

次の表では、運用の際に必要となる各手数料に着目し、マネックス証券とSBI証券を比較しています。

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 加入時/移換時の手数料口座管理手数料(加入者)口座管理手数料(運用指図者)還付手数料他機関への移換手数料
マネックス証券無料無料無料無料4,400円
SBI証券無料無料無料無料4,400円
※料金はすべて税込です

マネックス証券とSBI証券でiDeCoを運用する際、金融機関に支払う手数料は、どちらもほかの金融機関に移管する移管手数料のみです。 

加入手数料や管理手数料などはどちらも無料であるため、手数料の面で優劣をつけることはできません。

次に、取り扱い銘柄数に着目して、マネックス証券とSBI証券を比較します。

 マネックス証券SBI証券
取扱銘柄数2738

iDeCoで運用可能な商品のラインナップは、SBI証券に分があります。しかしiDeCoの場合、一概に対応銘柄数が多い方が優位とは限りません。

iDeCoの取扱商品数には35本という上限が定められており、(令和5年4月末までは35商品を超えている場合がある)、上限に達したSBI証券は今後人気の投資信託が出現しても、新たに追加が難しいデメリットも存在します。 

上記のように、マネックス証券とSBI証券で各項目を比較した場合も、明確な優劣の評価は難しいといえます。

そのため、投資したい商品に対応しているかなど、ケースバイケースで自身の希望に合った金融機関の選択がおすすめです

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マネックス証券のiDeCoの商品一覧

ここでは、マネックス証券で取り扱うiDeCoの商品を紹介します。

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 国内型海外型元本確保型商品
商品一覧【国内株式】・One DC 国内株式インデックスファンド・日興アクティブバリュー・DCニッセイ日経225インデックスファンドA・iFree JPX日経400インデックス・SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>・スパークス・新・国際優良日本株ファンド・ひふみ年金【国内債券】・三菱UFJ 国内債券インデックスファンド(確定拠出年金)【国内REIT】・DCニッセイJ-REITインデックスファンドA・野村J-REITファンド(確定拠出年金向け)【海外株式】・朝日Nvest グローバル バリュー株オープン・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス・ラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)・eMAXIS Slim 新興国株式インデックス・たわらノーロード NYダウ・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)・iFreeNEXT NASDAQ100 インデックス【海外債券】・eMAXIS Slim 先進国債券インデックス・たわらノーロード 先進国債券<為替ヘッジあり>・iFree 新興国債券インデックス【海外REIT】・三井住友・DC外国リートインデックスファンド【コモディティ】・ゴールド・ファンド(為替ヘッジあり)【バランス】・ラッセル・インベストメント・グローバル・バランス 安定成長型・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)・マネックス資産設計ファンド<育成型>【定期預金】みずほDC定期預金(1年)

上記のとおり、マネックス証券では全27商品がiDeCoに対応しています。

数多く存在する投資信託商品のなかから、iDeCoのサービスの特性と相性のよい、低コストかつ長期的に安定した運用が可能な銘柄が数多く取り揃えられている点は、マネックス証券の特徴といえるでしょう

これからマネックス証券でiDeCoの運用を検討する方は、ぜひ参考にしてください。

運用する商品の選び方

ここでは、実際にiDeCoを運用する際の商品の選び方を詳しく解説します。

これからiDeCoの運用を始めたいけれど、どの商品を選べばよいかわからないという方は、次で解説するポイントを参考にしてください

元本を確保したいか

元本を確保したいかどうかの基準は、運用する商品の選び方の重要なポイントです。

iDeCoの商品は、大きく次の2つの種類に分けられます。 

  • ・元本確保型商品
  • ・投資信託

元本確保型商品とは、満期まで運用することで、利息や配当金などを受け取れる金融商品です。定期預金や貯蓄型保険などの商品が対象となります。

一方で、投資信託は株式や債券など複数の資産が含まれてパッケージ化される金融商品です。 

投資信託は元本確保型商品より大きなリターンが期待できますが、一方で元本が保証されないデメリットが存在します。

元本を確保しながらiDeCoを運用したい方は、元本確保型商品を選択しましょう。 

ただし、元本確保型商品を選択しても、手数料などの負担によりコストがリターンを超える場合は、資産が目減りするため注意が必要です

リスクをどこまで許容できるか

リスクをどこまで許容できるかは、iDeCoの商品を選択する際の重要な判断基準です。

一般的に、選択できる金融商品は定期預金、債券、株式の順に値動きの幅が大きいとされています。

ポートフォリオを作成する場合は、リスクの許容度により商品の割合を調整しましょう。

たとえば、ある程度の値動きを許容できる場合は株式に投資する投資信託を増やし、反対にリスクを抑えて運用したい場合には、債券に投資する投資信託を増やすことが推奨されます

リスクの許容範囲は人によりさまざまです。自身の経験や性格、今後のライフプランなどの要素と照らし合わせて、相性のよいポートフォリオを作成しましょう。

運用コストをどれくらいかけられるか

iDeCoを運用する商品を考える際、運用コストをどのくらいかけられるかは非常に重要な視点です。

iDeCoを運用する際に必要となる運用コストは、金融商品により異なります。

たとえば、投資信託には保有するのみでも「信託報酬」と呼ばれるコストが発生しますが、それらのコストの大小は商品によりさまざまです。

一般的に、運用リターンは「運用益-必要なコスト」で算出されるため、運用コストを抑えられれば必然的にリターンは大きくなります。

利益を最大化させるためにも、iDeCoを運用する商品を選ぶ際は運用コストに着目して検討しましょう

マネックス証券のiDeCoでかかる手数料一覧

ここでは、マネックス証券のiDeCoでかかる手数料を紹介します。

上のSBI証券との比較の項目でも紹介しましたが、マネックス証券のiDeCoでかかる手数料は次の表のとおりです。

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支払先加入時/移換時の手数料口座管理手数料(加入者)口座管理手数料(運用指図者)給付手数料還付手数料他機関への移換手数料
マネックス証券– 4,400円
国民年金基金連合会2,829円105円/月 1,048円/回
信託銀行66円/月 66円/月440円/回440円/回
※料金はすべて税込です

金融機関への加入、移換時の初期手数料や給付手数料、還付手数料は発生せず、必要なのは他機関への移換手数料のみであるため、負担が少なくiDeCoを運用しやすい金融機関といえるでしょう

毎月発生する口座管理手数料についても、金融機関への負担は無料で設定されているため、必要となる手数料の合計は通常の加入者の場合171円(税込)、運用指図者の場合は66円(税込)と業界最安水準です。 

マネックス証券のiDeCoのおすすめ商品を紹介!

ここでは、マネックス証券のiDeCoのおすすめ商品を紹介します。 

運用商品を検討する際は、上で紹介した選び方のポイントと併せて、次の解説を参考にしましょう。 

また、次で紹介する商品の基本項目として、「基準価額」、「純資産額」、「信託報酬」の3つの数字を記載しています。

基準価額は、商品ひと口あたりの価値、純資産額はファンドの大きさを表した数字です。また、信託報酬は投資信託の運用管理に対して支払うコストを指しています。

金融商品を比較する際の重要な指標となるため、事前にそれぞれの意味合いを十分理解しておきましょう。 

eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

手数料を抑えて世界の主要先進国へ投資したい方は、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスがおすすめです。

基準価額33,124円
純資産額863,156百万円
信託報酬0.09889%
基準日:2024年11月22日時点 

eMAXIS Slimは投資信託の割合を少なくし、コストを可能な限り抑えた運用を実現する三菱UFJ国際投信のブランドです。

「投資ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」でも第5位に位置し、多くの投資家から高い評価を受けています。 

長期運用が前提となるiDeCoの性質と相性がよく、今後も人気は続いていくでしょう

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 米国株式は、上で紹介したeMAXIS Slim 先進国株式インデックスと同じeMAXIS Slimブランドの人気商品です。

基準価額33,232円
純資産額6,114,426百万円
信託報酬0.09372%
基準日:2024年11月22日時点 

先進国株式インデックスと同様、コストを抑えて米国の主要企業に投資できる非常に人気の商品であり、「投資ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」では第3位に入賞しています。

世界経済を支える大手企業が投資先となるため、値下がりのリスクも低い点は特徴のひとつでしょう。堅実に長期的な運用を目指す方には、非常におすすめの商品です。 

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slimブランドの全世界株式であるeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)も、マネックス証券におけるiDeCoのおすすめ商品のひとつです。

基準価額27,016円
純資産額4,777,849百万円
信託報酬0.05775%
基準日:2024年11月22日時点 

投資先は先進国および新興国であり、世界中の株式にバランスよく投資できます。 

一方で、投資割合の多くが先進国で占められており、比較的リスクを抑えた投資が可能です。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、「投資ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2022」で堂々の第1位にランクインしています。

投資家から非常に人気が高く、マネックス証券でiDeCoを運用する際はおすすめの商品です

iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスは、米国ナスダック市場の「NASDAQ100指数」に連動するインデックスファンドです。 

基準価額38,170円
純資産額156,668百万円
信託報酬0.495%
基準日:2024年11月22日時点 

NASDAQ100指数には、米国ナスダック市場に上場中の時価総額上位100銘柄が含まれており、高成長が期待できる点が大きな特徴です

NASDAQ100指数に連動したiDeCoの商品の取り扱いは少なく、マネックスでiDeCoを運用する際にはおすすめの商品といえるでしょう。

ひふみ年金

国内株式のアクティブ投資信託「ひふみ年金」は、マネックス証券でiDeCoを運用する際のおすすめ商品です。

基準価額21,488円
純資産額80,899百万円
信託報酬0.836%
基準日:2024年11月22日時点 

国内外における割安な株式を対象に投資するアクティブファンドであり、低水準のコストで運用できることから、長期的な運用に向いています

積極的な運用方針から信託報酬が高い傾向がある点がアクティブファンドの特徴ですが、ひふみ年金の信託報酬は0.836%と比較的低い水準に収まる点も特徴のひとつです。

マネックス証券でiDeCoをはじめるときの流れ

ここでは、マネックス証券でiDeCoをはじめる際の流れを解説します。 

マネックス証券でiDeCoをはじめる方法として、次の2つが挙げられます

  • ・ウェブでの申し込み
  • ・郵送での申し込み

次の項目では、それぞれの方法に分けて詳しく解説するため、これからマネックス証券でiDeCoをはじめる方はぜひ参考にしてください。

ウェブ申し込みの流れ

はじめに、ウェブ申し込みの流れを詳しく解説します。 

マネックス証券の証券総合取引口座をすでに持つ方のみ、ウェブ申し込みが可能です

口座未開設の場合は、証券総合取引口座の開設からスタートするか、郵送での申し込みを活用しましょう。 

1:証券総合取引口座を開設する

上で解説したとおり、ウェブでiDeCoの申し込みをおこなう場合は証券総合取引口座の開設が必要です。未開設の方は、口座を開設するプロセスからスタートしましょう。 

証券総合取引口座の開設に関しても、ウェブまたは郵送のいずれかの方法で手続きが可能です。 

郵送の場合、マネックス証券から送られてくる申し込み書類に必要事項を記入し、本人確認書類を同封して返送する必要があります。

一方、ウェブ申し込みの場合はスマートフォンで必要事項を入力し、本人確認書類をアップロードするのみで、素早く簡単に手続きが可能です。 

最短翌営業日に開設が完了するため、スピード感を求める場合にはウェブ申し込みがおすすめといえるでしょう

また、すでに証券総合取引口座を開設済みの場合は、上記の手続きは不要であるため、次の必要書類の準備からスタートしてください。

2:必要書類をそろえる

証券総合取引口座をマネックス証券で開設済みである場合は、申し込みに必要な書類を準備しましょう。

マネックス証券のiDeCoにウェブで申し込む際、必要な書類は次のとおりです。 

  • ・基礎年金番号がわかる書類
  • ・掛金引落口座に設定する口座情報がわかる書類
  • ・記入済みの事業主の証明書(第2号被保険者に該当する場合)
  • ・登録事業所番号がわかる書類(第2号被保険者に該当する場合)

第2号被保険者に該当する場合のみ、基礎年金番号と掛金引落口座に設定する口座情報がわかる書類に加えて、記入済みの事業主の証明書および登録事業所番号がわかる書類が必要です。

第2号被保険者とは、民間の会社員や、公務員や教職員などの共済組合員の方を指します。

3:ウェブで必要情報を入力する

必要書類の準備ができたら、公式サイトへログインし、申し込みページにて各設問に回答を入力しましょう。

手続き方法の選択画面が表示されるため、必ず「ウェブで申請する」を選択してください。

そのあとは画面の指示に従い、本人確認、必要な各種情報の入力、資産配分の決定、掛金の引落口座の登録をおこないます。 

事前に準備した書類を確認しながら、誤りがないよう丁寧に入力しましょう

また、上で解説したように第2号被保険者の方は「事業主の証明書」のアップロードが必要です。

4:IDとパスワードを郵送で受け取る

申し込み手続きが完了したら、入力内容の審査に進みます。一般的に、審査の結果が出るまでは1か月から2か月程度の期間が必要です。

審査が完了したあとは、自宅にIDとパスワードが記載された通知が郵送で届きます。以降のログインで必要となるため、紛失しないよう注意しましょう

通知が届いたら、iDeCoの申し込み手続きはすべて完了です。

なお、マネックス証券に証券総合取引口座を開設済みの方であれば、iDeCo専用ページの「申込状況・履歴 確認」で開設状況を確認できます。

5:運用をはじめる

自宅に通知が届いたら、実際にiDeCoの運用を始めましょう。

マネックス証券のiDeCo加入者向けサイトにログインし、通知されたIDとパスワードを入力すれば、iDeCoの運用管理画面へアクセスできます

また、自身の証券取引口座にログインし、iDeCoのIDとパスワードを入力することで、口座情報の連携が可能です。

口座情報を連携しておけば、証券取引口座からiDeCoの残高やパフォーマンスを確認できます。

毎回パスワードを入力せずiDeCo加入者向けサイトへのアクセスが可能となるため、必要であれば登録を済ませておきましょう。

郵送申し込みの流れ

ここでは、郵送でiDeCoに申し込む際の詳しい流れを解説します。 

マネックス証券に証券取引口座を開設していない方や、ウェブ上での操作が苦手な方は、次の解説を参考に郵送での申し込みをおこないましょう

1:マネックス証券の公式サイトにアクセスする

郵送でiDeCoの申し込みをおこなう場合は、マネックス証券の公式サイトにアクセスしましょう。 

マネックス証券に口座を持つ方は「ログインして申込む」、口座未開設の方は「申込む」を選択し、申し込みページへ進んでください

2:必要事項を入力して申込書を請求する

申し込みページへアクセスしたら、必要事項を入力して申込書を請求しましょう。

各設問に回答を入力し、手続き方法の選択画面では「郵送で申請する」を選択します

そのあとは必要情報を入力し、手続きは一旦完了です。申込書類一式が登録した住所へ郵送されるため、到着を待ちましょう。 

3:申込書の必要事項を記入して返送する

登録した住所に申込書類一式が郵送されたら、必要事項を記入し、同封されている返信用封筒にて返送しましょう。

ウェブ申し込みと同様、第2号被保険者に該当する場合は事業主の証明書の提出が必要です。失念した場合は書類不備として扱われるため、必ず同封したかどうかをチェックしたうえで送付しましょう。

書類の返送まで完了したら、iDeCoの申し込み手続きはすべて完了です。 

1か月から2か月程度の審査期間を経たのち、審査結果が登録住所へ通知されるため、あとは審査完了を待ちましょう。 

4:マネックス証券からの書類を受け取る

申し込み手続き完了後の流れは、上で解説したウェブ申し込みの場合と同様です。マネックス証券からの書類を受け取り、中身のIDやパスワードを確認しましょう。

通知されたIDとパスワードは、iDeCo加入者向けサイトへログインする際に必要となります。紛失に注意し、丁重に保管してください。

5:運用を開始する

審査結果を受け取ったら、iDeCo加入者向けサイトへアクセスし、自宅に届いたIDとパスワードを入力してログインしましょう。そのあとは、実際にiDeCoの運用を開始できます。 

初心者の方は、自身に合った資産配分をAIが分析する「ロボアドバイザー」の活用がおすすめです。 

簡単な質問に答えるのみで、自身の状況に最適の資産配分を教えてもらえます。

まとめ

今回は、マネックス証券のiDeCoの口コミや評判、おすすめの商品や申し込みの流れなどを詳しく解説しました。

マネックス証券でiDeCoを運用するメリットは複数存在し、手数料やサポート面においてもおすすめできる金融機関といえるでしょう。

これからiDeCoの運用を検討する方は、本記事を参考に、マネックス証券での加入を選択肢に含めて検討してください。

<参考>
マネックス証券

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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