【2024年版】退職代行で後払いできる?実質後払いにする方法と後払い可能な退職代行サービスまとめ

「退職代行サービスって、後払いできるのかな?」
「今月は金銭的に余裕がないから、翌月払いが利用できるサービスが知りたい」

退職代行は便利なサービスですが、利用すると数万円の出費となるため、金銭的な理由で躊躇する方も少なくありません。

一方、なるべく早く退職手続きを進めたい気持ちもあり「後払いなら利用できるかも!」と考えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、退職代行サービスで利用できる後払いの種類、支払いを遅らせる方法について解説します。

後払いが可能なおすすめの退職代行サービスも4つ紹介するので、金銭的な問題で利用を躊躇している方はぜひ参考にしてみてください。

目次

退職代行における後払いの方法

退職代行サービスの中には後払いが可能な業者もあります。

ここでは、退職代行サービスの利用における後払いの方法について2つ紹介します。

  • 完全成果報酬型
  • あと払いペイディ(Paidy)

順番に解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

完全成果報酬型

完全成果報酬型とは、退職代行担当者の成果に対してのみ報酬が発生するシステムです。

退職が無事に成功した場合にのみはじめて成果とみなされ代金が発生するため、完全に後払いで退職代行サービスを利用できます。

完全成果報酬型のシステムを取り入れている退職代行サービスは多くはないものの、確実に退職代行が成功した場合のみ支払えばよいためリスクなく依頼できる安心感が最大のメリットといえるでしょう。

あと払いペイディ(Paidy)

あと払いペイディ(Paidy)とは、株式会社Paidyが運営する決済サービスです。

ペイディ(Paidy)決済を利用する場合は、退職代行を利用した翌月10日までにコンビニや銀行振込、口座振替で後払いが可能となります。

あと払いペイディ(Paidy)を利用するにあたって簡単な本人確認審査が必要ですが、携帯電話番号とメールアドレスをお持ちであれば、クレジットカードを所持していない方も利用できるため手軽に利用可能です。

後払い以外で退職代行の支払いを遅らせる方法

退職代行サービスにおける後払い制度について2種類お伝えしましたが、実際には完全成果報酬型を取り入れている退職代行サービスは多くありません。

また、あと払いペイディ(Paidy)は簡単な審査が必要になるため、より簡単に後払いを利用する方法を知りたい方も多いのではないでしょうか。

  • キャリア決済
  • クレジットカード払い
  • 電子マネー決済
  • コンビニ決済
  • 分割払い

ここでは、完全成果報酬型や後払い以外で退職代行の支払いを遅らせる方法について5つ紹介します。

キャリア決済

キャリア決済とは、docomoやau、SoftBankなど各種キャリアの携帯電話料金とまとめて支払う決済サービスです。

自身が契約しているキャリアによって支払日が異なりますが、基本的に利用日の翌月払いとなるため実質後払いとなります。

各種キャリアのポイントが貯まる点や、別途振り込みする手間が省けるため、便利な決済方法である点がメリットです。

クレジットカード払い

クレジットカード払いは、一般的に利用日の翌月や翌々月などの引き落としとなる場合が大半のため、実質後払い扱いとなります。

また、リボ払いや分割払いを利用すると支払い金額を調整可能です。

仮に利用する退職代行サービスが一括払いのみ対応の場合も、クレジットカード会社によって後日公式サイトより、あとから分割払いやあとからリボ払いを選択可能なため安心して利用できます。

さらに、クレジットカード払いは大半の退職代行サービスが利用可能な決済方法のため、退職代行サービスの選択肢が広がる点もメリットといえるでしょう。

電子マネー決済

電子マネー決済とは、PayPayやLINE PAYなどを代表とするスマートフォンを利用した決済方法です。

昨今では、スマートフォンひとつで決済可能な電子マネー決済に対応する退職代行サービスが増えています。

クレジットカードより手軽に決済が可能なため、日常生活でも電子マネー決済を利用する方が増加傾向にある点が理由としてあげられます。

また、電子マネー決済の場合はそれぞれの決済サービスのポイントも貯まるため、現金支払いやコンビニ振り込みなどと比較してお得に利用可能です。

さらに、電子マネーのチャージをクレジットカードでおこなえば、実質後払いとなるため手元に現金がなくても支払いが可能となります。

コンビニ決済

コンビニ決済は、コンビニの店頭にて簡単に支払い手続きが可能な支払い方法です。

基本的に支払い期限は14日前後である場合が大半で、退職代行サービスによっては退職確定後の支払いで構わない場合もあります。

そのため、実質成果報酬型と同じ扱いで後払いが可能です。

コンビニは駅の近くや家の近くに大抵あるため、時間を気にせずいつでも支払いに行ける点がメリットでしょう。

分割払い

一括払いが金銭的に厳しい場合は、分割払いに対応している退職代行サービスを選びましょう。

分割払いの場合は1回あたりの支払額を減らせるため実質後払いとして利用可能です。

しかし、分割払いは手数料が発生する場合が大半のため、結果的には一括払いより多くの金額を支払う可能性が高いです。

そのため、万が一分割払いを利用する予定がある方は、まず希望の退職代行サービスが分割払いに対応しているか、また事前に手数料がいくら発生するのかを担当者に確認しておきましょう。

後払いで退職代行を利用する際のチェックポイント

後払い以外で退職代行の支払いを遅らせる方法について紹介しましたが、ここでは後払いで退職代行を利用する際にチェックすべきポイントを解説します。

  • 追加費用はかからないか
  • 返金保証があるか

確認を怠るとトラブルになりかねないため、必ずチェックしておきましょう。

追加費用はかからないか

まず、追加費用がかからないのかを確認する必要があります。

提示されている金額の他にオプション類が付属して結果的に高額になるケースは少なくありません。

公式サイトにて追加費用一切なしと書かれていることを確認し、また事前相談にて追加費用が本当にかからないのかをしっかり確認したうえで利用しましょう。

返金保証があるか

また、万が一転職に失敗した場合に全額返金保証があるのかをチェックしましょう。

基本的に退職成功率100%の退職代行サービスが大半ですが、万が一退職に失敗した場合のケースを考えておくべきです。

全額返金保証がある場合は当然支払った金額がすべて返金されますが、全額返金保証制度がない場合は返金されません。

退職代行サービスで支払う金額は決して安価ではないため、必ず全額返金保証があるのかを確認しておきましょう。

金銭的なトラブル以外も詳しく知りたい方は、ぜひ退職代行のトラブル事例と回避する方法もあわせてチェックしてみてください。

後払いで退職代行を利用する流れ

ここでは、後払いで退職代行を利用する流れについて紹介します。

  1. 退職代行サービスに無料相談
  2. 後払いの手続き
  3. 必要事項の記入・申し込み
  4. 退職代行業者が会社へ連絡
  5. 退職完了
  6. お支払い

今後、後払いで退職代行サービスを利用される予定がある方は、流れにしたがって手続きを進めてみてください。

1:退職代行サービスに無料相談

まず、気になる退職代行サービスに無料相談の連絡を入れます。

基本的にLINEもしくはメール、電話にて対応しています。24時間対応の退職代行サービスもあるため、比較的迅速な対応をしてもらえます。

無料相談では要望を具体的に伝えたうえで発生する料金や返金保証があるのかを質問し、退職代行を依頼する前に疑問をすべて解消しましょう。

2:後払いの手続き

利用する退職代行サービスが確定した場合は次に後払いの手続きをおこないます。

ペイディ(Paidy)の場合は後払いに必要な本人確認を済ませる簡単な作業が発生します。

退職代行サービスによっては支払い手続きが元々退職完了後の場合もあるため、その場合はとくに後払いの手続きは必要ありません。

3:必要事項の記入・申し込み

退職代行サービスを利用するにあたって、自身の個人情報や必要な情報について伝える必要があります。

主に指名、住所、会社名、部署、退職を伝える相手の名前や役職、退職理由などを正確に記入し伝えます。

情報に誤りがあると退職手続きが滞るリスクが発生するため、間違いのないよう確認をしましょう。

4:退職代行業者が会社へ連絡

ひと通り必要な情報を伝えた後は、退職代行サービスの担当者が自身に代わって退職手続きをおこないます。

即日退職に対応可能な退職代行サービスの場合は、早くて当日に手続きが完了します。

担当者から連絡が来るまで待機しましょう。

5:退職完了

退職手続きが無事に済んで退職代行サービスの担当者から連絡が来たら、無事に退職完了となります。

会社からの貸与物や返却物を所持している場合は、退職届と共に会社に送付しましょう。

送付の際の料金は自身で負担する必要があるため、注意が必要です。

6:お支払い

無事に退職手続きが完了して退職に成功した場合は、料金を支払います。

元々決めていた決済方法にて後払いをおこなえば完了です。

クレジットカードや各種決済サービスの場合は翌月に引き落としとなるため、翌月引き落とし日の前日までにお金を口座に用意しておきましょう。

支払いが無事に完了したら退職代行は終了です。

後払い可能なおすすめの退職代行サービス4選

退職代行選びのポイントを踏まえて、おすすめの退職代行サービスを4社紹介します。

  • 男の退職代行
  • わたしNEXT

料金やおすすめポイント、特徴について詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。

男の退職代行

「男の退職代行」は日本初の男性専門退職代行サービスです。

確実な退職とスピード対応が魅力で、創業18年の実績のうち、現在まで退職成功率は100%を記録しています。

損害賠償を避けるために、円満退職に向けた最適なシナリオを提案してもらえるのも大きな魅力です。

退職後に「次へ」ステップアップできるよう、転職サポートも充実しています。

提携先のエージェントが利用者に合わせた仕事を紹介しま、再就職が決まればお祝い金がもらえるのも嬉しいポイントです。

LINEで相談なら24時間対応しているので、まずは気軽に退職のお悩みを相談してみましょう。

わたしNEXT

「わたしNEXT」は女性が選ぶ退職代行サービスNo.1を記録しています。

JRAA(日本退職代行協会)の認定を取得し、労働組合が連携しているので違法性の心配はいりません。

創業18年の実績で、これまでの退職成功率は100%。

万が一退職ができなかった場合には全額返金制度があるため安心です。

希望すれば、女性が「次へ」ステップが踏めるように、転職徹底サポートも受けられます。

アルバイトやパートの退職代行料金が安いのも魅力の一つです。

退職代行サービスに関するよくある質問

最後に、退職代行サービスに関するよくある質問について回答します。

  • 後払いにすると料金が変わる?
  • 分割払いにすると手数料がかかる?
  • 弁護士が運営している退職代行で後払い可能なところはある?

順番に見ていきましょう。

後払いにすると料金が変わる?

基本的に後払いと前払いにおいて料金設定が異なるケースは少ないです。

サービス内容に変化はないため、大半が同じ料金で対応となります。

しかし、後払いで支払いをおこなうにあたってコンビニ決済の際に手数料がかかる可能性があったり、口座振り込みの際の振り込み手数料がかかったりする可能性があるでしょう。

そのため、即日支払いと比較して手数料が高くなる点を把握しておきましょう。

また、退職代行サービスによっては、追加料金が発生するケースもあります。

後払いで料金が高くなるリスクを抑えたい方は、あらかじめ追加料金一切なしとうたっている退職代行サービスに申し込むと、安心して同一の料金で退職代行を依頼できます。

分割払いにすると手数料がかかる?

分割払いの場合は、分割手数料が発生する可能性が高いです。

各退職代行サービスによって手数料のパーセンテージは異なるため、分割払いをする際の手数料は申し込み前に担当者にきちんと確認しておきましょう。

また、分割回数が多ければ多いほど手数料が高くなる傾向にあります。

そのため、トータルの金額を抑えたい場合はできる限り分割払いではなく一括払いで対応されるとよいでしょう。

弁護士が運営している退職代行で後払い可能なところはある?

弁護士や労働組合が運営している退職代行サービスで後払い可能なサービスはいくつかあります。

退職代行jobs、退職代行やめるんです、男の退職代行、わたしNEXTなどは弁護士や労働組合が運営、かつ後払いが可能です。

弁護士や労働組合が運営する退職代行サービスの場合は、未払い給料や退職金、有給休暇消化などの交渉をする権利を持つため非常に有利かつメリットがあります。

そのため、弁護士や労働組合が運営、かつ後払い対応、また追加料金が一切なく全額返金保証が整っている退職代行サービスを選ぶとベストな退職が可能となります。

まとめ

今回は、退職代行で後払いは可能なのか、また実質後払いにする方法や後払い可能な退職代行サービスについて紹介しました。

後払いにする方法は複数用意されているため、手元に現金がない方でも安心して利用可能です。

一方で、追加費用がかからないか、全額返金保証制度があるのかを確認する必要があります。

金銭的なトラブルを避けるためにも、事前にチェックできることは確認しておきましょう。

記事後半では後払い可能な退職代行サービスを4つまとめました。

ぜひそれぞれの特徴を比較したうえで、最適な退職代行サービスを利用してみてください。

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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