GMOクリック証券の利用を検討している方の中には「GMOクリック証券の口コミや評判が知りたい」と考えている方もいるでしょう。
GMOクリック証券は、実際に利用した方から「現物株の取引手数料が安くてコストがおさえられる」「取引ツールが優れている」などの口コミが挙げられており、多くのメリットがあります。
本記事では、GMOクリック証券の口コミや評判と、そこからわかったメリット、デメリットを解説します。
おすすめできる方の特徴についてもあわせて紹介するので、GMOクリック証券を検討している方やこれから投資を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
口座開設数 | 100万口座以上※1 |
---|---|
投資信託銘柄数 | 約130銘柄※2 |
IPO実績 | – |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | – |
NISA/iDeCo | △(NISAのみ) |
クレカ積立 | – |
ポイント投資 | – |
ポイントサービス | – |
- 取引手数料を抑えたい方
- 株主優待を探している方
- 投資に関する知識を高めたい方
GMOクリック証券はどんな会社?特徴を解説
GMOクリック証券は、株、FX、CFD、債権など幅広い商品の取引ができるネット証券です。
売買手数料が無料で、現物取引手数料も27歳以下の若年層には無料で提供されており、これから投資を始める若い世代にとっても非常に魅力的な会社といえるでしょう。
口座開設費用も無料で、気軽に投資を始められる点もメリットです。
GMOクリック証券の総口座数は2023年8月に100万口座を超えており、信頼性と実績の高さがうかがえます。
取引単位は1,000通貨と小口から取引が可能で、初心者から上級者まで幅広い投資家に対応しています。GMO証券のFX口座については、次の記事で詳しく解説しているため、参考にしてください。
GMOクリック証券のメリットは?よい評判・口コミを調査
GMOクリック証券の利用を検討する際は、実際に利用した方の口コミや評判について目を通すことも重要です。
まずは、よい評判、口コミを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
現物株の取引手数料が安い
GMOクリック証券は、国内株式の現物取引手数料がお得な証券会社(ネット証券)です。
GMOクリック証券の現物取引では、「1日定額プラン」と「1約定ごとプラン」の2種類のプランが用意されています。
1日定額プランでは、現物取引も信用取引も、1日100万円までの取引は手数料が無料です。
また、27歳以下の方であれば1日定額プラン、1約定ごとプランのどちらを利用しても現物取引手数料は無料となるため、27歳以下の方には特におすすめの証券会社と言えるでしょう。
取引ツールが優れている
スマートフォンやPCアプリなどの取引ツールが使いやすいという意見も挙がっています。
スマートフォンやタブレットで利用できる「iClick株」や「株roid」などは、取引に関する情報をアプリからいつでも簡単に確認できます。
一方、パソコンで利用できるアプリは、マーケットの分析情報や30種類のテクニカル指標が利用可能なチャートなどを搭載した本格的トレードツールです。
売買回数が多い方や、より細かく分析する方はPCアプリ、外出先でも手軽に株を売買したい方はスマホアプリがよいでしょう。
株主優待で手数料を還元
GMOグループの株式を保有していると手数料が還元されるサービスも、口コミでは高く評価されています。
株主優待の対象になるのは、次の6社です。
- GMOフィナンシャルホールディングス
- GMOインターネットグループ
- GMOアドパートナーズ
- GMOグローバルサインホールディングス
- GMOペパボ
- GMO TECH
それぞれ保有株式数に応じて売買手数料や、買付手数料相当額などがキャッシュバックされます。
そのため、GMOクリック証券は、GMOグループ関連株を保有している方にもおすすめです。
GMOクリック証券のデメリットは?悪い評判・口コミを調査
次に、実際にインターネット上に寄せられている悪い評判や口コミを紹介します。
GMOクリック証券の利用を検討するなら、よい評判のみでなく、悪い評判も確認しておきましょう。
単元未満株を買付できない
GMOクリック証券では単元未満株の買付ができないため、少額の取引をしたい方は注意が必要です。
単元未満株の売却は可能ですが、手続きにはコールセンターや会員ページからの申し込みが必要で、手数料も発生します。
原則1単元からの取引となり、少額の投資を希望する方や、株式取引に不慣れな初心者には、100株単位での取引は難しいと感じるかもしれません。
国内株式の取り扱い銘柄が少ない
GMOクリック証券は国内株式の取り扱い銘柄が少ないため、海外の銘柄にも投資したい方には物足りないかもしれません。
取り扱い銘柄が少ないと、選択肢が限られてしまいます。
多くの銘柄が取り扱われていれば、投資家は市場の変化に応じてポートフォリオを柔軟に調整できますが、取り扱い銘柄が限られていると、変動する市場への対応が困難になると考えられます。
ただし、取り扱い銘柄が多いと初心者の方は迷ってしまいますが、選択肢が少ないことで迷わずにすむ点はメリットといえるでしょう。
IPO取り扱いが少ない
IPOの取り扱い件数が少ない点に不満を持つ方の意見も見受けられました。
IPOとは、新たに証券取引所へ上場する株式のことで、上場を控えた株式を上場前に購入者を抽選などで募集することを指します。
GMOクリック証券は2021年以降、IPOの実績がありません。
IPOを通じて成長企業に早期に投資したいと考える方は、IPOの取り扱い件数が多い会社の利用も検討したほうがよいでしょう。
「IPO投資におすすめのネット証券会社10選」を参考にしてください。
GMOクリック証券の手数料を他の証券会社と比較
GMOクリック証券は手数料の安さが魅力です。
実際に他の証券会社と比べてどれだけ安いのか、現物取引手数料を比較してみました。
1約定制 | 1日定額 | 備考 | |
---|---|---|---|
GMOクリック証券 | ~5万円:50円 ~10万円:90円 | 100万円以下:0円 | 27歳以下の方はどちらのプランでも無料 |
松井証券 | ― | ~50万円:0円 ~100万円:1,100円 | 25歳以下は金額に限らず無料 |
マネックス証券 | ~5万円:55円 ~10万円:99円 | 100万円以下:550円 | ― |
GMOクリック証券は、27歳以下の方であれば現物取引手数料が完全無料です。
28歳以上の方でも1日定額プランを選択すれば、1日100万円まで無料で取引ができます。
「1約定ごとプラン」でも10万円までの取引なら税込90円の手数料しかかからないため、低コストで取引をおこないたい方には特におすすめの証券会社といえるでしょう。
次項では、GMOクリック証券がどのような方に適しているのか、さらに詳しく解説します。
GMOクリック証券をおすすめできる方
GMOクリック証券をおすすめできる方の特徴は、次のとおりです。
- 手数料をなるべく抑えたい
- GMOグループ株を購入したい
- 単元株で売買したい
それぞれ詳しく解説します。
手数料をなるべく抑えたい
GMOクリック証券では、27歳以下の方は現物取引手数料が無料です。
また、1日定額プランでは100万円以下の取引手数料が無料になるなど、各種取引コストをおさえられる点が最大のメリットといえるでしょう。
なるべく手数料をおさえて投資をおこないたい方は、GMOクリック証券を検討するとよいでしょう。
GMOグループ株を購入したい
GMOグループの株式を保有していると、株主優待として取引手数料相当額キャッシュバックのキャンペーンが適用されます。
株主優待は、企業が株主に自社の商品などをプレゼントする特典のことです。
配当利回りのみの銘柄と比べて、株主優待の価値もプラスして受け取れるため、お得感が高まります。
GMOグループ株の購入を考えている方は、GMOクリック証券で株取引を始めてみましょう。
単元株で売買したい
GMOクリック証券の株取引では、1単元から取引が可能です。
資金に余裕があり、より多くのリターンを期待したい方は、GMOクリック証券で1単元以上での取引がおすすめです。
単元未満株はリスクが小さい分、リターンも限定されます。
また、少ない単位で株取引がおこなえる代わりに、通常の株取引と比べて手数料が割高に設定されている場合が多いです。
無駄なコストをかけず、より多くの利益を得たい方は、1単元単位での取引が向いているでしょう。
GMOクリック証券の口座開設の流れ
GMOクリック証券の口座開設は、次の手順でおこないましょう。
- お申し込み
- 本人確認書類の提出
- 開設完了通知の受け取り
- 入金・取引開始
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にして申し込んでみてください。
1:お申し込み
口座開設は、公式サイトの口座開設フォームからおこないます。
口座開設フォームに自身の住所や氏名などの基本情報を入力して送信してください。
その際に「かんたん口座開設」を利用すると、わずかな入力のみで申し込みが完了するためおすすめです。
かんたん口座開設を利用しない場合は、出金先の金融機関口座情報が必要です。
2:本人確認書類の提出
基本情報を送信したら、本人確認書類とマイナンバーを提出してください。
提出方法には、次の4つがあります。
- スマートフォンで撮影して送信
- パソコンやスマートフォンから画像をアップロード
- 郵送で提出
- ICカードリーダーを提出
スマートフォンで撮影して送信する「スマホでスピード本人確認 」は、本人確認書類と自身の顔をスマートフォンで撮影して送信するのみで、最短2営業日後から取引を開始できます。
3:開設完了通知の受け取り
口座開設の審査に通れば、開設完了の案内がメールまたは郵送で届きます。
スマートフォンでのスピード本人確認、またはICカードリーダーで提出した方には、開設完了の案内がメールで送られてきます。
パソコンやスマートフォンから画像をアップロード、もしくは郵送で提出した方には、口座開設手続き完了の案内が簡易書留郵便で送付されます。
案内に記載されているログイン情報を設定後、サイトにログインすれば口座開設は完了です。
4:入金・取引開始
GMOクリック証券の入金方法には、即時入金サービスと振込入金の2種類があります。
即時入金サービスは、会員ページ内から手続き可能です。
入金手数料は無料で、反映もリアルタイムでおこなわれるため、できるだけ早く取引を始めたい方は、即時入金サービスがおすすめです。
ただし、利用には提携金融機関のインターネットバンキングの契約が必要な点には注意しましょう。
振込入金は銀行の窓口やATMなどから手続きできます。
手数料は自身の負担となり、GMOクリック証券が入金を確認後に反映されます。
どちらかの方法で入金し、自身の取引口座で入金が確認できたら、取引を開始しましょう。
GMOクリック証券をおすすめできない方に向いている証券会社3選
GMOクリック証券が合わない方には、次の3社がおすすめです。
GMOクリック証券のデメリットをカバーできるため、選択肢に入れてみてください。
1.SBI証券
口座開設数 | 1,300万口座※1 |
---|---|
投資信託銘柄数 | 2,569銘柄※1 |
IPO実績 | 91社※2 |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | 米国・中国など9か国 |
NISA/iDeCo | ○ |
クレカ積立 | ○(三井住友カードなど) |
ポイント投資 | ○ |
ポイントサービス | Vポイントなど5種類 |
- NISAを始めてみたい
- クレカ積立でお得に投資したい
- 取扱銘柄が多い証券を選びたい
SBI証券は業界大手のネット証券会社で、国内株の取引手数料が無料です。
GMOクリック証券では28歳以上の方の場合、「1約定ごとプラン」で最低50円の手数料がかかるため、年齢や条件に限らずコストをかけずに取引をしたい方はSBI証券が向いています。
また、SBI証券は外国株の取り扱いが豊富です。
GMOクリック証券は外国株式の取り扱いがありませんが、SBI証券では米国株や中国株をはじめとした全9カ国の取り扱いがあります。
国内株式だけでなく、さまざまな商品の取引をおこないたい方におすすめです。
2.楽天証券
口座開設数 | 1,100万口座※1 |
---|---|
投資信託銘柄数 | 2,572銘柄※1 |
IPO実績 | 61社※2 |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | 米国・中国など6か国 |
NISA/iDeCo | ○ |
クレカ積立 | ○(楽天カード) |
ポイント投資 | ○ |
ポイントサービス | 楽天ポイント |
- 頻繁に楽天サービスを利用する方
- 楽天ポイントで投資をしたい方
- .投資信託の銘柄数が豊富な会社を選びたい方
楽天証券は楽天カードによるクレカ積立で楽天ポイントが貯まる証券会社です。
楽天経済圏の中のサービスのため、楽天ポイントが貯まったり、貯まった楽天ポイントで投資ができたりします。
GMOクリック証券にはポイント制度はなく、ポイントを使った投資にも対応していません。
その代わり、現金がキャッシュバックされるキャンペーンが開催されたり、GMOグループの株式を保有していると手数料が還元されたりします。
ポイントを貯める楽しみやお得感がほしい方は、GMOクリック証券よりも楽天証券が向いているでしょう。
3.松井証券
口座開設数 | 約150万口座※1 |
---|---|
投資信託銘柄数 | 1,800銘柄以上※1 |
IPO実績 | 70社※2 |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | 米国 |
NISA/iDeCo | ○ |
クレカ積立 | – |
ポイント投資 | ○ |
ポイントサービス | 松井証券ポイント |
- 取引手数料を抑えたい方
- 25歳以下の方
- 少額から投資を始めたい方
GMOクリック証券のIPOの取り扱いが少ない点が気になる方は、松井証券を利用しましょう。
松井証券は、2023年に70の銘柄を取り扱った実績がある証券会社です。
配分予定数量の70%以上が完全平等抽選でチャンスが大きく、 抽選に参加する際の事前入金も不要のため、初心者でも利用しやすいといえます。
また、松井証券はサポート体制が充実している点も特徴です。
銘柄選びや取引タイミングといった個別の相談に乗ってくれる窓口も開設されているため、不安なことがあれば親身に相談に乗ってくれるでしょう。
GMOクリック証券に関するよくある質問
GMOクリック証券に関するよくある質問をまとめました。
- 投資信託の買い方は?
- GMOクリック証券の口座解約方法は?
- GMOクリック証券の口座維持費はいくらですか?
それぞれ解説するため、ぜひ参考にしてください。
投資信託の買い方は?
GMOクリック証券で証券取引口座を開設している方は、会員ページにログイン後、マイページから入金手続きをおこなってください。
入金が完了したら、会員ページからファンドを検索します。
ファンドの詳細画面より目論見書などの内容を確認したうえで、買付方法を選択して購入しましょう。
GMOクリック証券の口座解約方法は?
パソコンで会員ページ(マイページ)のお問い合わせから口座解約を希望を連絡してください。
スマホアプリのヘルプから問い合わせすることも可能です。
なお、解約前には口座残高のない状態にし、証券コネクト口座を利用している場合は事前解約が必要です。
GMOクリック証券の口座維持費はいくらですか?
GMOクリック証券の口座維持費は無料です。
コストをかけずに口座を所持し続けられます。
まとめ
GMOクリック証券は株、FX、債権など幅広い商品の取引が可能な証券会社です。
総口座数は100万口座を超えており、信頼性の高い会社のため安心して利用できます。
売買手数料が無料なうえ、現物取引手数料も27歳以下の方には無料で提供されています。
これから投資を始める若い世代にも魅力的な会社といえるでしょう。
口コミでは、手数料の安さや取引ツールの使いやすさを評価する声が挙がっており、投資の経験が浅い方でも効率的に運用できることがわかります。
GMOクリック証券の利用を検討している方は、本記事を参考にして、ぜひ取引口座を開設してみてください。
- 国内株式の売買手数料無料
- 取引銘柄が豊富
- クレカ積立でポイント貯まる
\国内株式の売買手数料が0円!/