【初心者向け】少額投資方法おすすめ5選!1万円以下での投資先や証券会社を紹介

株式投資に興味はあるけれど、リスクが気になり最初の一歩が踏み出せずに悩んでいる方は多いでしょう。

投資初心者で株式投資に挑戦したい方には、まずは100円から購入できる「投資信託」や、現金を使わない「ポイント投資」といった少額投資がおすすめです。

少額投資はリスクを最小限に抑えられ、初心者でも安全に投資をはじめられる利点があります。

今回は、初心者におすすめの少額投資方法やメリットやデメリット、少額投資に向いているネット証券会社について紹介します。

失敗しないためのポイントも解説するので、低リスクで投資をはじめたい方はぜひ参考にしてみてください。

少額投資にはSBI証券がおすすめ!
SBI証券
出典:SBI証券
SBI証券がおすすめな理由3選
  • 売買手数料が安い
  • クレカ積立でポイントが貯まる
  • 無料で利用できるサービスが豊富
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目次

初心者には少額投資がおすすめ!

これから投資を始める初心者の方は、まず少額投資から始めてみましょう。

少額投資について解説します。

「少額投資」とは1万円程度から始められる投資のこと

少額投資とは、1万円程度の少ない資金で始められる投資を指します。

通常の株式投資だと10万円以上の資金が必要なケースが多いですが、少額投資の場合は多くの資金を必要としません。

投資信託であれば最低100円から投資できる他、買い物で貯めたポイントを利用して株式を購入できる「ポイント投資」では、現金を利用せず投資が可能です。

投資で損失がでても、数百円やポイントを失う程度のリスクであれば、初心者の方でも許容できるでしょう。

少額資金でリスクは少ない

少額投資は、リスクが少なく続けやすい点が魅力です。

投資する資金が1万円以下からでもはじめられるため、暴落時でも大きな損失になりません。

はじめから高額な資金を投資に回すと、1度の株価暴落で資金が尽きてしまいます。

しかし、1万円以下の少額投資であれば株価が暴落しても生活に大きな影響はなく、初心者でも続けやすいでしょう。

少額投資でも長期運用で利益が出る

少額投資は投資金額が少なくリスクを抑えられる反面、中長期では大きなリターンを望めません。

しかし、少額投資でも長期間続けることで複利の効果で資産が加速して増えていきます。

そのため「少額投資に意味がない」というわけでは決してありません。

なお、少額投資の中には、ほったらかしで運用できる方法が多くあります。

難しい知識が不要で日々の手間もかからないため、コツコツと長く続けられるでしょう。

初心者の方は、リスクが少なく地道に続けられる少額投資がおすすめです。

初心者におすすめの少額投資方法​​5選

少額投資には、次の5つの方法があります。

  • 投資信託
  • ポイント投資
  • ミニ株(単元未満株)
  • 個人向け国債
  • ロボアドバイザー

それぞれの特徴やメリットなどを詳しく解説します。

1.投資信託【100円から購入できる】

投資信託とは、投資家から集めた資金を使って運用のプロが国内外の金融商品に投資をし、利益が投資家に分配される投資商品です。

SBI証券や楽天証券など多くのネット証券では100円から購入できるため、まずは少額から投資を始めたい方におすすめでしょう。

SBI証券 投資信託 100円から
出典:SBI証券

>>SBI証券で口座開設する
>>楽天証券で口座開設する

投資信託は、「株のパック詰め合わせ」のように、複数の金融商品に投資できる特徴があります。

1つの銘柄が暴落した場合でも複数の銘柄で損失をカバーできるため、初心者の方でも気軽に分散投資できるメリットがあります。

なお、投資信託はNISA口座での購入やクレカ積立でも購入できます。

通常、投資信託で利益を得て売却する場合には20.315%の税金がかかりますが、NISAで投資信託をおこなうと利益が非課税になります。

さらにクレジットカードカードで毎月積立設定しておけば、ほったらかし運用が可能です。

また、REIT(リート)と呼ばれる不動産投資信託であれば、高額な資金が必要な不動産投資を低コストで始められるでしょう。

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2.ポイント投資【使わないポイントを有効活用】

ポイント投資とは、現金を利用せずにポイントで投資ができる投資方法です。普段の買い物で貯めたポイントを金融商品と交換できるため、お金をかけずに投資ができます。

ポイント投資ができる代表的な証券会社と、使えるポイントは次のとおりです。

SBI証券・Vポイント
・Pontaポイント
楽天証券・楽天ポイント
マネックス証券・dポイント
・マネックスポイント
SBI証券 ポイント投資
出典:SBI証券

上記の証券会社はポイントを利用して、投資信託や個別株などの金融商品と交換できます。

いきなり現金に投資してお金を失うことが怖いと感じる方やポイントの使い道に困っているは、まずはポイント投資からはじめましょう。

3.ミニ株(単元未満株)【1株から買える】

ミニ株(単元未満株)は、株を1株から買える投資方法です。

通常の個別株投資は100株からしか購入できないため、たとえば株価1,000円の株の場合、10万円の資金が必要になります。

しかし、ミニ株に対応していれば1株から購入できるため、1,000円で株を買えます。

ミニ株は最安であれば1株500円以内から購入できるため、初心者の方でも気負わず投資できる魅力があります。

ただし、投資額が少ない分、リターンも少なくなるため大きな利益は期待できません。

ミニ株は、お試しで株をはじめたい初心者向けのリスクが少ない少額投資です。

4.個人向け国債【元本割れなし・ほったらかしOK】

個人向け国債
出典:財務省

個人向け国債は国が発行している債券で、元本割れのリスクがない金融商品です。

最低1万円から1万円単位で購入できるため、3万円や5万円といった少額資金を投資に回したい方にも最適です。

個人向け国債は金利タイプと満期までの年数によって、次の3種類から選べます。

  • 変動10年
  • 固定5年
  • 固定3年

満期を迎えると元本が返還され、半年ごとに利子を受け取れます。

購入後は満期までほったらかしでよいため、投資の知識が少ない初心者の方でも簡単に取り組めるでしょう。

5.ロボアドバイザー【ほったらかしでお任せ】

ロボアドバイザーは、人工知能を活用して自身に合った投資方法を提案・運用してくれるサービスです。

簡単な質問に答えるだけで最適な資産運用を提案してくれるため、ほったらかしでお任せ運用ができます。

たとえばTHEO+[テオプラス] docomoは月1万円から運用可能です。

THEO+[テオプラス] docomo
出典:THEO+[テオプラス] docomo

THEO+[テオプラス] docomoでは231通りの資産配分パターンの中から最適なものを提案してくれます。

リスクが低減するような調整やポートフォリオの見直しなども自動でおこなわれるため、初心者の方に最適でしょう。

また、運用額に応じてdポイントがたまったり、ポイントを資産運用に使えたりする点も魅力です。

さらに、dカード積立にするとポイントがダブルでたまるからおトクです。

少額投資に向いている投資方法と向いていない投資方法を比較!

少額投資に向いている投資方法と、向いていない投資方法を表にまとめると次のようになります。

向いている・投資信託
・ポイント投資
・ミニ株(単元未満株)
・個人向け国債
・ロボアドバイザー
向いていない・通常の日本株
・IPO投資
・不動産投資

通常、日本株は最低100株からの購入が必要になるため、1万円以下の資金では難しいといえます。そのため、株を購入したい方はミニ株を利用しましょう。

新規上場株予定の株を購入するIPO投資も100株からしか購入できないため、最低でも数万円の資金が必要となります。

また、高額な資金を要する不動産投資に興味がある方は、不動産投資信託であるREITで少額投資を始めるのがおすすめです。

少額投資のメリット3つ

少額投資には、次の3つのメリットがあります。

  • 少額資金で投資ができる
  • リスクが少ない
  • 初心者でも取引しやすい

投資を低リスクではじめたい方は、少額投資のメリットをチェックしておきましょう。

少額資金で投資ができる

少額投資は、少ない資金で投資できる魅力があります。

たとえば、通常の株式投資の場合は100株からしか購入できませんが、ミニ株は1株から投資できるため少ない資金でもはじめられます。

そして、同時に複数の株に投資する「投資信託」は、積立投資ができるため一括投資のような大きな資金は必要ありません。

さらに、少額投資は1度に投資する金額は1万円以下のため、ほかの投資商品も気軽に試せます。少額投資は、少ない資金で投資できるため、貯金がそれほどない方でもはじめられる方法です。

リスクが少ない

少額投資は、不況や暴落で利益が大きく減少したときでも、リスクを最小限に抑えられます。

たとえば、100万円を一括投資して50%の株価下落が起きた場合は、50万円の資産を失います。

ミニ株で5,000円を投資している場合は、50%の暴落が起きても損失は2,500円です。

また、少額で始められる投資信託は、毎月決められた日付に積み立て設定が可能なため「ドルコスト平均法」によりリスクを抑えられます。

「ドルコスト平均法」とは、毎月一定額の金額で投資をおこなう方法です。株価が下落したときには株が安くなり多く購入、株価が上昇したときは少なく購入して価格の変動幅によるリスクを低減する効果があります。

少額投資は、暴落のときや大きな価格変動が起きた時でも、リスクが少ないメリットがあります。

初心者でも取引しやすい

少額投資は、投資初心者でも気軽に取引が可能です。個別株投資や不動産投資などとは異なり、大きな資金が必要ないため自身のリスク許容度の範囲内で取引できます。

ポイント投資であれば、現金を必要としないため気軽に挑戦しやすいでしょう。

また、少額投資は最少で100円の金額があれば投資可能なため、資金が足りなくなる心配がなく長期間続けられるのも魅力です。

少額投資でも長期間続けることで、複利の効果により資産の増え方は加速します。

そして、長期投資を続けることで投資や経済の知識も身に付き、より確実で安全な投資方法を学べるのも大きな利点です。

リスクの範囲内で投資できる少額投資は、初心者でも気軽に取引できる方法といえます。

少額投資のデメリット3つ

少額投資には、次のデメリットもあります。

  • リターン(利益)が少ない
  • 取引対応の銘柄が証券会社により異なる
  • 取引手数料が割高

あくまでも投資にはリスクが付きものである点に加え、上記3つのデメリットも覚えておきましょう。

リターン(利益)が少ない

少額投資は、投資する金額が少ないためリターンも少なくなります。そのため、短期間で大きな利益を得たい方には、魅力が少なく感じるでしょう。

短期間で大きな利益を得るためには、次のような投資商品を探す必要があります。

  • 利回りの高い商品に投資する
  • 高額の資金を投資する

しかし、高利回りの商品や高額投資は、リターンは大きくなりますがリスクも大きくなります。

資産が少ない状態でハイリターンの商品に手を出すのは、損失に耐えられない可能性があり危険です。

少額投資は短期のリターンは少ないものの、長期間続けることで複利の効果により利益は加速度的に増えていきます。

初心者で資産が少ない方は、短期で大きな利益を狙うより、少額投資でコツコツと積み立てる方法をおすすめします。

取引対応の銘柄が証券会社によって異なる

少額投資は、取引銘柄が証券会社に左右されます。

ミニ株や投資信託は、すべての証券会社で購入できるわけではありません。取り扱いのある証券会社でしか購入ができないシステムです。

たとえば「DMM証券」にはミニ株の取り扱いがないため、1株からの取引ができません。

また、証券会社により取引銘柄の数も異なるため、希望の投資先が見つからない可能性もあります。

少額投資は事前に、証券会社の取り扱い銘柄を調べてからおこなう必要があるでしょう。

取引手数料が割高

少額投資は、手数料が割高になるデメリットがあります。

本来の100株で購入する株式投資に比べると、ミニ株(単元未満株)は手数料が割高に設定されています。

ミニ株の手数料は、約定金額に一定の割合をかけて計算されることが多く、相場は50円〜100円です。

金額を見ると安く見えますが、1株に対しての金額のため、通常の株式投資の最低単元である100株に置き換えると、手数料が5,000円〜1万円かかる計算になります。

100株で購入する株式投資の手数料が100円〜200円であることを考えると、ミニ株の手数料は割高といえるでしょう。

初心者が少額投資をはじめる方法を解説!

少額投資をはじめる手順は次のとおりです。

  1. 証券口座を選んで開設
  2. 投資銘柄を選んで購入
  3. 継続して運用

順番に解説します。

1.証券口座を選んで開設する

まずは、少額投資をはじめるために証券口座の開設が必要です。

「楽天証券」や「SBI証券」のようなネット証券などであれば、パソコンで申し込み可能です。

インターネットから公式サイトにアクセスし、口座開設を済ませましょう。

>>SBI証券で口座開設する
>>楽天証券で口座開設する

口座開設完了までの時間は証券会社によりバラつきがあり、遅い場合は1か月以上かかる場合もあります。すぐに投資をはじめたい方は、早めの申し込みがおすすめです。

少額投資におすすめの証券会社はのちほど紹介します。

2.投資銘柄を選んで購入する

口座開設が完了したら、証券口座に銀行から入金をおこないます。入金ができたら、次は投資する銘柄の選択に移ります。

投資する銘柄は、自身の投資スタイルにあわせて選びましょう。

毎月積み立てを考えている場合は「投資信託」の商品を探したり、少額で個別株に投資したい場合は「ミニ株」にしたりなど、自身の投資目的を明確にしましょう。

初心者で何を選べばよいかわからない方は、ネット証券の「条件検索」の機能がおすすめです。人気銘柄や投資信託などに条件を絞り表示するため、初心者の方でも選びやすくなります。

なお、NISA口座での投資信託などではクレジットカードカードによる積立購入も可能です。

クレジットカードカードや積立金額を一度設定すれば、毎月自動で購入手続きがされるため、ほったらかしで運用ができて便利です。

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3.継続して運用する

株の注文が完了したら、あとは継続して運用をおこないます。投資は、購入してからが本番です。株価や経済状況を見ながら、株を保有し続けるか売却するかを判断する必要があります。

しかし、初心者の方が株価や経済状況を見て正解を判断するのは至難の業です。そのため、売買するときのマイルールを決めておきましょう。

  • 決めた価格まで下落したら損切りする
  • 決めた価格まで上昇したら利益を確定する

上記のように、感情に流されないようなルールを定めることが重要です。

また、初心者で自身の投資判断に不安を感じる方は、ロボアドバイザーの利用もよいでしょう。

経験が少ない初心者の方でも、AIが自動で最適な運用をしてくれるため安心です。

初心者が少額投資に失敗しないためのポイント

少額投資は失敗したときのリスクを抑えられるのがメリットですが、損はしないにこしたことはありません。

経験や知識が少ない初心者の方が投資で失敗しないためのポイントを3つお伝えします。

1.長期・積立・分散で運用する

少額投資で損せずかつ利益を出すには、「長期・積立・分散」を意識して運用するのが重要です。

長期にわたって運用を続けると、複利効果で利益が増えやすくなります。

また、一括で投資するのでなく資金を少しずつ積立すると、買うタイミングをずらすことができ、安いときに買ったり高いときに売ったりする「損な投資」を避けられます。

さらに、様々な金融商品に分散して投資すると、損するリスクを抑えられるでしょう。

株や不動産、債券など複数の商品を少額ずつ購入すれば、ひとつの商品が大きく下落しても他の商品で補えます。

なお、金融庁のNISAに関するサイトでも、資産形成の基本として「長期・積立・分散投資」を取り上げており、投資をおこなううえで重要なポイントであることがわかるでしょう。

2.積立金額を変更しない

積立投資で重要なのは、決まった金額を長期にわたって地道にコツコツと投資し続けることです。

値動きを見て「上がりそう」と思うと積立金額を増やしたくなるでしょう。

しかし頻繁に金額の増額をすると、結果的に高いときに多く買ってしまったり、安いときにあまり買えなかったりします。

また、金額を下げるのも運用益が減る可能性があります。

決まった金額を長く積立投資できるよう、あらかじめ余剰資金の中から無理のない金額を決め、計画的に投資を始めましょう。

3.手数料や税金を抑える

投資におこなう際には、購入や売却時にかかる手数料・税金にも注意しなくてはいけません。

金融商品そのものは少額で購入できても、手数料が負担になる場合があります。

たとえば投資信託の手数料には、販売手数料や運用期間中にかかる信託報酬などがあります。

投資信託を購入するときには、これらの手数料が安いものを選んだり、手数料がかからない証券会社を利用するとよいでしょう。

また、運用益が非課税となるNISA口座を積極的に利用するのもおすすめです。

初心者が少額投資に利用する証券会社を選ぶときのポイント3選

少額投資に適した証券会社を選ぶ際には、次の3つのポイントを重視しましょう。

  • 少額で購入可能な銘柄が豊富
  • 取引手数料が無料、低い
  • NISA・iDeCoが利用可能

選び方のポイントについて、1つずつ詳しく解説します。

1.少額で購入可能な銘柄が豊富

少額投資に適した証券会社を選ぶ際は、少額で購入可能な銘柄が豊富な会社を選びましょう。銘柄が豊富にあると、次のメリットがあります。

  • 目的の銘柄を見つけすい
  • 成長株に投資しやすい
  • 分散投資ができる

上記のように、少額投資の銘柄が豊富にあると、成長株に投資しやすい環境や、複数の銘柄にリスクを分散しやすいなどの利点があります。

取り扱い銘柄が少ないと、目当ての銘柄が見つからず、妥協して投資する可能性があります。優良な銘柄に投資するために、少額投資の銘柄が豊富な証券会社を選びましょう。

たとえば、SBI証券や楽天証券は投資信託の銘柄本数が2,500本以上(2024年12月時点)あり、豊富な品揃えが人気です。

2.取引手数料が無料・低い

少額投資をする際は、取引手数料が無料または低い証券会社を選びましょう。取引手数料は高くても数百円で収まるため、気にする方は少ない傾向にあります。

しかし、何度も取引すると手数料の負担は増えていきます。

たとえばSBI証券で単元未満株を購入する場合は手数料が無料で利用できるのに対して、野村証券は最低でも550円(税込)の手数料が必要です。

取引手数料の一例

SBI証券売買手数料:無料
野村証券売買手数料:約定金額×1.1%
(最低550円)
※料金はすべて税込表示です。

手数料が多くかかる証券会社を選ぶと、同じ利益の場合でも手元に残るお金が少なくなります。とくに少額投資の場合は、リターンが少ないため手数料の安さは重要なポイントです。

3.NISA・iDeCoが利用可能

少額投資に適した証券会社を選ぶ際は、NISAやiDeCoが利用できる会社を選びましょう。

投資の税金は、株を売却する際に20.315%かかります。

仮に月1万円の積み立てを利率3.0%で20年間運用した場合、運用益は約87万円になるため、売却時には約17万円の税金が発生します。

しかしNISAを利用していれば、約17万円の税金がすべて非課税になるためお得です。

また、iDeCo(個人型確定拠出年金)は自分で積み立てる私的年金です。運用益が非課税になる他、掛金が所得控除になるため、特に自営業者の方におすすめの制度といえます。

利益に大きな差を生まないためにも、SBI証券や楽天証券などのNISA・iDeCoが利用できる証券会社で口座開設しましょう。

>>SBI証券で口座開設する
>>楽天証券で口座開設する

少額投資におすすめの証券会社5選

少額投資におすすめの証券会社を5つ紹介します。

スクロールできます
サービス名SBI証券楽天証券マネックス証券三菱UFJ eスマート証券松井証券
サービス画像
投資信託
ポイント投資
ミニ株
(単元未満株)
△(売却のみ可)
個人向け国債××
ロボ
アドバイザー
NISA/iDeCo
公式サイト口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する

それぞれの証券会社の特徴や手数料などについて、1つずつ詳しく解説します。

SBI証券

SBI証券
SBI証券
出典:SBI証券
口座開設数1,300万口座※1
投資信託銘柄数2,569銘柄※1
IPO実績91社※2
取引手数料0円〜
外国株米国・中国など9か国
NISA/iDeCo
クレカ積立○(三井住友カードなど)
ポイント投資
ポイントサービスVポイントなど5種類
※1.2024年8月時点※2.2023年の実績
こんな方におすすめ!
  • NISAを始めてみたい
  • クレカ積立でお得に投資したい
  • 取扱銘柄が多い証券を選びたい
投資信託
ポイント投資
ミニ株(単元未満株)
個人向け国債
ロボアドバイザー
NISA / iDeCo

SBI証券は、投資信託やミニ株(単元未満株)、個人向け国債など豊富な品揃えが魅力です。

VポイントとPotanポイントによるポイント投資にも対応していたり、投資信託が最低100円から購入できたりと、少額投資におすすめの証券会社といえるでしょう。

さらにSBI証券はNISAやクレカ積立にも対応しており、少額からの積み立て投資を考えている方もお得に利用できます。

国内株式や全9か国の外国株式、IPO投資も取り扱っているため、少額投資に慣れてきたらさまざまな投資に挑戦できます。

証券会社選びに迷う方は、まずSBI証券に口座開設すれば困ることはないでしょう。

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楽天証券

楽天証券
出典:楽天証券
口座開設数1,100万口座※1
投資信託銘柄数2,572銘柄※1
IPO実績61社※2
取引手数料0円〜
外国株米国・中国など6か国
NISA/iDeCo
クレカ積立○(楽天カード)
ポイント投資
ポイントサービス楽天ポイント
※1.2024年10月時点※2.2023年の実績
こんな方におすすめ!
  • NISAをはじめてみたい方
  • 頻繁に楽天サービスを利用する方
  • 楽天ポイントで投資をしたい方
投資信託
ポイント投資
ミニ株(単元未満株)
個人向け国債
ロボアドバイザー
NISA / iDeCo

楽天証券もSBI証券同様、少額投資におすすめのポイント投資やミニ株(単元未満株)などが揃っています。

ポイント投資では、楽天ポイントを次の金融商品に投資可能です。

  • 国内株式
  • 単元未満株
  • 投資信託
  • 米国株式
  • バイナリーオプション

楽天ポイントの使い道に悩んでいる方は、まずは100円からポイント投資をはじめるのもおすすめです。

さらに楽天証券のもう1つの強みとして、投資信託の取扱銘柄の豊富さがあります。

2,500銘柄を超える豊富な数(2025年2月時点)を揃えており、優良な商品も見つかりやすいでしょう。

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マネックス証券

マネックス証券
口座開設数260万口座※1
投資信託銘柄数1,700銘柄以上※2
IPO実績53社※3
取引手数料55円〜
外国株米国・中国
NISA/iDeCo
クレカ積立○(dカードなど)
ポイント投資
ポイントサービスマネックスポイント
※1.2024年8月時点※2.2024年5月時点※3.2023年の実績
こんな方におすすめ!
  • 米国株・中国株に投資したい方
  • クレカ積立でポイント貯めたい方
  • 1株単位で取引したい方
投資信託
ポイント投資
ミニ株(単元未満株)
個人向け国債
ロボアドバイザー
NISA / iDeCo

マネックス証券では、2024年9月からdポイントによるポイント投資が開始されました。

dポイントで投資信託を購入できるだけでなく、投資信託の保有残高に応じて最大0.26%のdポイントが貯まります。

またマネックス証券では、口座開設すると次の株式に関する情報を無料で閲覧できます。

  • 市場レポート、個別株リサーチ
  • オンライン動画セミナー
  • 人気アナリストによるメールマガジン

上記の情報が無料で見られるため、投資を勉強したい方にもおすすめです。もちろん投資信託や積立NISAにも対応しており、税制優遇制度を活用したい方にも向いています。

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三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)

三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)
口座開設数175万口座※1
投資信託銘柄数1,800銘柄※2
IPO実績24社※3
取引手数料0円〜
外国株米国
NISA/iDeCo
クレカ積立○(au PAY カード)
ポイント投資
ポイントサービスPontaポイント
※1.2024年9月時点※2.2024年6月時点※3.2023年の実績
こんな方におすすめ!
  • Pontaポイントを貯めたい方
  • au PAY カードを利用している方
  • スマホから手軽に資産形成したい方
投資信託
ポイント投資
ミニ株(単元未満株)
個人向け国債×
ロボアドバイザー
NISA / iDeCo

三菱UFJ eスマート証券は、ミニ株(単元未満株)と投資信託の手数料が無料の証券会社です。

とくに、投資信託は100万円まで手数料が無料のため、少額で積立投資を考えている方におすすめできます。

三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)の最大の魅力は、Pontaポイントで投資ができることです。

使い道に悩んでいるPontaポイントを、投資信託やミニ株の運用に回すことで、本来は利用せずに期限切れになる予定のポイントが、利益を生む可能性があります。

三菱UFJ eスマート証券は「投資信託」「ミニ株」「ポイント投資」でお得に投資できますが、個人向け国債の購入はできないため注意してください。

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松井証券

松井証券
出典:松井証券
口座開設数約150万口座※1
投資信託銘柄数1,800銘柄以上※1
IPO実績70社※2
取引手数料0円〜
外国株米国
NISA/iDeCo
クレカ積立
ポイント投資
ポイントサービス松井証券ポイント
※1.2024年8月時点※2.2023年の実績
こんな方におすすめ!
  • 取引手数料を抑えたい方
  • 25歳以下の方
  • 少額から投資を始めたい方
投資信託
ポイント投資
ミニ株(単元未満株)△(売却のみ可)
個人向け国債×
ロボアドバイザー
NISA / iDeCo
※料金はすべて税込表示です。

松井証券では、投資信託を最低100円から積み立てできる他、松井証券ポイントでポイント投資も可能です。

NISAの口座開設もできるため、長期の積み立て投資を考えている方も安心して利用できるでしょう。

ただし、クレカ積立には現在対応しておらず、2025年5月よりサービスが開始される予定です。

JCBカードが対応予定のため、JCBカードを持っている方は今から口座を開設しておくのもよいでしょう。

知識がなく不安な方は、ロボアドバイザー「投信工房」から始めてみてください。

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少額投資に関するよくある質問

少額投資をするときに、よく挙げられる質問は次の4つです。

  • スマートフォンからでも少額投資はできるのか
  • 少額投資はいくらからはじめるとよいのか
  • 少額投資でもハイリターンは狙えるのか
  • 少額投資におすすめ銘柄はなにか

詳しく解説します。

スマートフォンからでも少額投資はできる?

スマートフォンからでも少額投資は可能です。

「楽天証券」や「SBI証券」などのネット証券であれば、スマートフォンアプリからミニ株や投資信託の売買ができます。

少額投資はいくらからはじめるとよい?

少額投資をはじめる金額は、個人により異なります。投資金額を選ぶ基準としては「資金を損失しても生活に支障のない金額」を基準にするとよいでしょう。

とくに初心者の方は、投資判断や株価の見方がよくわからないため、リスク許容度の範囲内で金額を設定してください。

少額投資でもハイリターンは狙える?

少額投資では、ハイリターンは狙えません。

投資の「リスク」と「リターン」は、常に表裏一体です。そのため、リスクを抑えて少額の資金を投資した場合は、リターンも少なくなります。

ハイリターンを望む場合は、次のような商品に投資する必要があります。

  • 高利回りの商品に投資する
  • 高額な資金を投資する

しかし、上記はハイリターンを狙える一方で、ハイリスクな投資方法です。初心者の方は、いきなりハイリターンを望むより、投資を継続する方が重要です。

ハイリターンを狙う投資方法は、余裕資金が準備できてからでも遅くありません。

少額投資におすすめ銘柄は?

投資信託では「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」をおすすめします。

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は全世界に分散投資できる銘柄で、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」は米国の主要株に特化した銘柄です。

マイクロソフトやAmazonなどの一流企業に、最低100円から投資できます。

おすすめの銘柄がわからない方は、ロボアドバイザーを利用すると銘柄選びを任せられるのでおすすめです。

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まとめ:初心者には投資信託やポイント投資の少額投資がおすすめ!

少額投資は、1万円程度から気軽に始められる投資です。リスクを抑え、「長期・積立・分散」運用をすることで、少ない資金でも利益を出せます。

おすすめの少額投資は次の5つです。

  • 投資信託
  • ポイント投資
  • ミニ株(単元未満株)
  • 個人向け国債
  • ロボアドバイザー

少額投資は初心者の方におすすめの投資方法ですが、高いリターンは望めないため、少ない元手で大きく稼ぎたい方には向いていません。

まずは少額投資で投資信託やポイント投資のできる「SBI証券」や「楽天証券」で投資をはじめてみましょう。

>>SBI証券で口座開設する
>>楽天証券で口座開設する

<参考>
SBI証券
楽天証券
マネックス証券

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