IPO投資は、利益を出しやすい投資として人気のある手法です。
IPO投資をはじめようと思っている方の中には「自身に最適な証券会社で口座開設したい」と悩んでいる方も多いでしょう。
ipo証券会社の数は多く、比較するポイントが多いため、自身で選ぶ場合、時間と労力がかかります。
面倒で選べない、どこの証券会社がいいかわからない、などで迷う方も多いかもしれません。
そこで本記事では、IPO投資をする際の証券会社の選び方や、ipoに強いおすすめの証券会社などを解説します。
自身にとって最適な証券会社を選びたい方は、ぜひ参考にしてください。
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編集部おすすめの証券をチェック!
会社名 | おすすめできる人 | 売買手数料 | ポイントサービス | NISA/iDeCo | 公式サイト |
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SBI証券 | \ 初心者・上級者の両方におすすめ!/ 豊富な投信ラインアップ から商品を選びたい方 ポイントを貯めたい方 公式サイトへ | 国内株式 0円 ※1 | ・Vポイント ・Pontaポイント ・dポイント ・JALマイル ・PayPayポイント | 詳細を見る | |
楽天証券 | \ 楽天経済圏の方におすすめ!/ 楽天ポイントを貯めたい方 初めて投資信託を 購入する方 公式サイトへ | 国内株式 投資信託 0円 ※2 | 楽天ポイント | 詳細を見る | |
松井証券 | \ お得に取引したい方におすすめ!/ 投信保有のみで ポイントを獲得したい方 手厚いサポート体制が あるとうれしい方 公式サイトへ | 新NISAなら 国内株式 米国株 投資信託 0円~ | 松井証券ポイント | 詳細を見る | |
マネックス証券 | \ 気軽に取引を継続したい方におすすめ!/ マネックスポイントを お得に貯めたい方 資産をスムーズに 管理したい方 公式サイトへ | 米国株 0円~ 国内株式 投資信託 55円~ | マネックスポイント | 詳細を見る | |
auカブコム証券 | \ 少額からFXを試したい方におすすめ!/ auサービスを 利用している方 クレカ積立で 高還元を受けたい方 公式サイトへ | 国内株式 米国株 投資信託 0円~ ※3 | Pontaポイント | 詳細を見る |
IPO投資に強いおすすめネット証券会社10選
ここでは、ipo投資に強いおすすめのネット証券会社を紹介します。
サービス名 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | 松井証券 | 岡三オンライン | auカブコム証券 | GMOクリック証券 | DMM株 | SBIネオトレード証券 | 岩井コスモ証券 |
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サービス画像 | ||||||||||
IPO銘柄数※1 | 91社 | 61社 | 53社 | 70社 | 47社 | 26社 | 0社 | 10社 | 21社 | 42社 |
口座数 | 1,200万口座 | 1,100万口座 | 260万口座 | 155万口座 | 41万5,000口座 | 170万口座 | 52万口座 | ― | ― | 35万口座以上 |
抽選方法 | 完全平等抽選 60% ポイント抽選 30% | 完全抽選 100% | 完全平等抽選 100% | 完全平等抽選 70% 裁量配分 30% | 完全平等抽選 10% ステージ制抽選 90% | 平等抽選 10% | 完全平等抽選 100% | 完全平等抽選 100% | 完全平等抽選 10% ステージ制抽選 90% | 平等抽選 10% |
主幹事実績※2 | 21社 | 0社 | 0社 | 0社 | 0社 | 0社 | 0社 | 0社 | 0社 | 0社 |
事前入金 | 必要 | 必要 | 必要 | 不要 | 不要 | 必要 | 必要 | 不要 | 不要 | 必要 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
最終的には自身に最適な会社を選ぶ必要があるため、おすすめの中から選んでみてください。
1:SBI証券
口座開設数 | 1,300万口座※1 |
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投資信託銘柄数 | 2,569銘柄※1 |
IPO実績 | 91社※2 |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | 米国・中国など9か国 |
NISA/iDeCo | ○ |
クレカ積立 | ○(三井住友カードなど) |
ポイント投資 | ○ |
ポイントサービス | Vポイントなど5種類 |
- NISAを始めてみたい
- クレカ積立でお得に投資したい
- 取扱銘柄が多い証券を選びたい
IPO銘柄数 | 91社 |
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口座数 | 1,200万口座 |
抽選方法 | 完全平等抽選 60% ポイント抽選 30% |
主幹事実績 | 21社 |
事前入金 | 必要 |
SBI証券は、開設口座数が1,200万口座を超えている人気の証券会社です。
IPO銘柄の取引数は91社と豊富なため、自身が投資したい銘柄が見つかる可能性が高いです。
主幹事実績も豊富で、とくにIT系企業の主幹事会社としてサポートする機会が多くあります。
抽選方法は、60%を買付余力の確認ができた有効申し込み株数に応じて公正に抽選し、残りの30%は60%に当選できなかった方のうち、IPOチャレンジポイントが多い順に配分します。
IPOチャレンジポイントとは、IPOの抽選に外れた回数に応じて加算される仕組みのポイントです。
残りの10%は、SBI証券が定めている配分基準に応じて決定されるようです。
独自のポイント制度で抽選確率を高めたい方は、SBI証券を選んでみてください。
2:楽天証券
口座開設数 | 1,100万口座※1 |
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投資信託銘柄数 | 2,572銘柄※1 |
IPO実績 | 61社※2 |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | 米国・中国など6か国 |
NISA/iDeCo | ○ |
クレカ積立 | ○(楽天カード) |
ポイント投資 | ○ |
ポイントサービス | 楽天ポイント |
- 頻繁に楽天サービスを利用する方
- 楽天ポイントで投資をしたい方
- .投資信託の銘柄数が豊富な会社を選びたい方
IPO銘柄数 | 61社 |
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口座数 | 1,100万口座 |
抽選方法 | 完全抽選 100% |
主幹事実績 | 0社 |
事前入金 | 必要 |
楽天証券は、2023年に61のIPO銘柄を取り扱った実績があります。
口座開設数は1,100万口座を超えており、人気の証券会社といえます。
近年の主幹事実績はありませんが、2006年や2005年に数社の実績があるため、今後主幹事会社になる可能性は高いです。
主幹事実績がない場合、抽選で当選する確率が低くなりますが、楽天証券の抽選方法は取引実績や預り資産に関係なく完全に平等で、誰にでもチャンスがあります。
しかし、抽選に参加するためには、事前入金が必要です。
口座開設数が多く、投資家から人気の証券会社を探している方は、楽天証券を選んでみてください。
3:マネックス証券
口座開設数 | 260万口座※1 |
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投資信託銘柄数 | 1,700銘柄以上※2 |
IPO実績 | 53社※3 |
取引手数料 | 55円〜 |
外国株 | 米国・中国 |
NISA/iDeCo | ○ |
クレカ積立 | ○(dカードなど) |
ポイント投資 | ○ |
ポイントサービス | マネックスポイント |
- 米国株・中国株に投資したい方
- クレカ積立でポイント貯めたい方
- 1株単位で取引したい方
IPO銘柄数 | 53社 |
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口座数 | 260万口座 |
抽選方法 | 完全平等抽選 100% |
主幹事実績 | 0社 |
事前入金 | 必要 |
マネックス証券は、53のIPO銘柄を取り扱っており、総口座数は260万8,039口座です。
抽選方法は、機械によって無作為に抽選をおこなっており、2単位以上当選しない仕組みを採用しています。
資金力があっても2単位以上当選しない平等な抽選であり、当選確率を高めたい方におすすめです。
しかし、主幹事実績は豊富ではありません。
数年に一社あるかどうかのため、割当数が多い証券会社を探している方は他社を検討しましょう。
また、事前入金も必要です。
公平な抽選によって全員に当選のチャンスがある証券会社を探している方は、マネックス証券に向いています。
4:松井証券
口座開設数 | 約150万口座※1 |
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投資信託銘柄数 | 1,800銘柄以上※1 |
IPO実績 | 70社※2 |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | 米国 |
NISA/iDeCo | ○ |
クレカ積立 | – |
ポイント投資 | ○ |
ポイントサービス | 松井証券ポイント |
- 取引手数料を抑えたい方
- 25歳以下の方
- 少額から投資を始めたい方
IPO銘柄数 | 70社 |
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口座数 | 155万口座 |
抽選方法 | 完全平等抽選 70% 裁量配分 30% |
主幹事実績 | 0社 |
事前入金 | 不要 |
松井証券は、2023年に70の銘柄を取り扱った実績がある証券会社であり、開設口座数は155万口座を超えています。
抽選の当選のしやすさに関しては、松井証券は配分予定数量の70%以上が完全平等抽選であり、チャンスが大きいです。
また、 抽選に参加する際の事前入金は不要です。他社の抽選に参加し、当選確率を高めてみてください。
主幹事実績がなく割当数は多くありませんが、事前入金が不要な点でカバーしています。
自由に利用できる資産を残しつつ、抽選に参加したい方は松井証券を利用しましょう。
5:岡三オンライン
口座開設数 | 100万口座以上※1 |
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投資信託銘柄数 | 633銘柄※2 |
IPO実績 | 49社※3 |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | 米国・中国など |
NISA/iDeCo | ○ |
クレカ積立 | – |
ポイント投資 | – |
ポイントサービス | – |
- 投資信託の手数料を抑えたい方
- お得にNISAを始めたい方
- 取引ツールの使いやすさを重視する方
IPO銘柄数 | 47社 |
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口座数 | 41万5,000万口座 |
抽選方法 | 完全平等抽選 10% ステージ制抽選 90% |
主幹事実績 | 0社 |
事前入金 | 不要 |
岡三オンラインは、2023年に47の銘柄を取り扱った実績があり、口座開設数は2024年3月期で41万5,000口座以上です。
また、事前入金不要で抽選に参加できます。
抽選は完全に平等で、一人に1単元配分するため、他の抽選方法よりも当選する確率が高いです。
主幹事実績も毎年数件ずつあり、まったく実績がない証券会社よりも、割当数が多くなる可能性があります。
さらに、岡三オンライン ウェルカムプログラムとして、証券総合取引口座を開設した方を対象に、最大3か月間、国内株式の現物取引と信用取引の取引手数料を全額キャッシュバックしています。
お得に口座を開設できる証券会社を探している方は、岡三オンラインを利用しましょう。
6:auカブコム証券
口座開設数 | 175万口座※1 |
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投資信託銘柄数 | 1,800銘柄※2 |
IPO実績 | 24社※3 |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | 米国 |
NISA/iDeCo | ○ |
クレカ積立 | ○(au PAY カード) |
ポイント投資 | ○ |
ポイントサービス | Pontaポイント |
- Pontaポイントを貯めたい方
- au PAY カードを利用している方
- スマホから手軽に資産形成したい方
IPO銘柄数 | 26社 |
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口座数 | 170万口座 |
抽選方法 | 平等抽選 10% |
主幹事実績 | 0社 |
事前入金 | 必要 |
auカブコム証券は、2023年に26の銘柄を取り扱った実績がある証券会社です。
口座開設数は、2024年4月時点で170万口座を超えています。
大手と比較すると、口座開設数が少ないため、競合が少なく抽選に当選する確率が高いです。
しかし、これまでの主幹事実績はありません。割当数の多さを期待している方は注意が必要です。
また、抽選方法は、公平性を確保したシステムで自動で決める仕組みのため、すべての方にチャンスがあります。
抽選には事前入金が必要です。購入申し込みの際に買付相当額の入金がないと、抽選に参加できません。
auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャルグループならではの銘柄に申し込めるため、狙っている銘柄の取り扱いがあるのかを確認してみてください。
7:GMOクリック証券
口座開設数 | 100万口座以上※1 |
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投資信託銘柄数 | 約130銘柄※2 |
IPO実績 | – |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | – |
NISA/iDeCo | △(NISAのみ) |
クレカ積立 | – |
ポイント投資 | – |
ポイントサービス | – |
- 取引手数料を抑えたい方
- 株主優待を探している方
- 投資に関する知識を高めたい方
IPO銘柄数 | 0社 |
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口座数 | 52万口座 |
抽選方法 | 完全平等抽選 100% |
主幹事実績 | 0社 |
事前入金 | 必要 |
GMOクリック証券は、2024年4月時点の口座開設数が52万口座を超えている証券会社です。
銘柄の取り扱い数は他社よりも少なく、過去には2社を取り扱っていました。
多くの銘柄から選んで投資したい方にとっては、物足りないでしょう。
しかし、抽選は機械が自動でおこなうため、全員に平等にチャンスがあります。
また、取り扱い銘柄の数が少ない影響で、申し込み自体が少ないことから、当選する確率は高めです。
とくに、GMOグループ会社が上場する際は多くの株数が配分され、当選確率が高くなりやすい利点があります。
事前入金しないと抽選に参加できないため、複数申し込む中の1社にするとよいでしょう。
GMOグループ会社が上場する際は、チェックが必須の証券会社です。
8:DMM株
口座開設数 | 821,000口座※1 |
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投資信託銘柄数 | – |
IPO実績 | 10社※2 |
取引手数料 | 55円〜 |
外国株 | 米国 |
NISA/iDeCo | △(NISAのみ) |
クレカ積立 | – |
ポイント投資 | – |
ポイントサービス | DMM 株ポイント |
- 米国株に投資したい方
- 今すぐ取引を始めたい方
- これから投資を始める初心者の方
IPO銘柄数 | 10社 |
---|---|
口座数 | ― |
抽選方法 | 完全平等抽選 100% |
主幹事実績 | 0社 |
事前入金 | 不要 |
DMM株は、2023年に10の銘柄を取り扱っていた実績があります。
過去5年間の主幹事実績はありません。
抽選方法は完全平等抽選であり、事前入金は不要です。
DMM株は、独自のPC向けのツールを2つ提供しており、シンプルな操作で迷うことなく手軽に取引できます。
もちろん、スマホアプリも提供されており、空いた時間に株の情報を収集できます。
さらに、DMM株では、月4,400円(税込)かかる株式新聞が無料で読めるため、ツールやアプリのみでなく、株式新聞からの情報収集も可能です。
DMM株の独自サービスが魅力的に感じる方は、利用してみてください。
9:SBIネオトレード証券
口座開設数 | 1,300万口座※1 |
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投資信託銘柄数 | 28銘柄※2 |
IPO実績 | 23社※3 |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | – |
NISA/iDeCo | △(NISAのみ) |
クレカ積立 | – |
ポイント投資 | – |
ポイントサービス | – |
- 信用取引の利用が多い方
- IPO株を買いたい方
- 国内株式に特化した投資をしたい方
IPO銘柄数 | 21社 |
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口座数 | ― |
抽選方法 | 完全平等抽選 10% ステージ制抽選 90% |
主幹事実績 | 0社 |
事前入金 | 不要 |
SBIネオトレード証券は、2023年に21の銘柄を取引していた実績があります。
また、開設口座数は1,200万口座を超えており、投資家からの人気が高い証券会社です。
SBIネオトレード証券は、独自のIPO抽選優遇プログラムを提供している点が最大の特徴です。
IPO抽選申し込み日の前月の取引実績等に応じて、ステージ制抽選に参加できる票を付与しています。
適用されるステージは、前月の売買代金合計額と前月末時点の保有現物株残高と保有投資信託残高の合計額によって決まるため、人によっては当選する確率が非常に高くなるでしょう。
たとえば、前月の売買代金合計額が3億円以上5億円未満の場合、3票付与されます。
事前入金も不要なため、独自のプログラムを利用して当選確率を上げたい方は、SBIネオトレード証券を選びましょう。
10:岩井コスモ証券
口座開設数 | 約34万口座※1 |
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投資信託銘柄数 | 509銘柄※2 |
IPO実績 | 42社※3 |
取引手数料 | 88円〜 |
外国株 | 米国・中国・ベトナム |
NISA/iDeCo | △(NISAのみ) |
クレカ積立 | – |
ポイント投資 | – |
ポイントサービス | – |
- IPO投資に力を入れたい方
- 中国・ベトナム株の売買をしたい方
- 1日の取引数が多い方
IPO銘柄数 | 42社 |
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口座数 | 35万口座 |
抽選方法 | 平等抽選 10% |
主幹事実績 | 0社 |
事前入金 | 必要 |
岩井コスモ証券は、2023年に42の銘柄の取り扱い実績があり、開設口座数は約35万口座です。
主幹事実績がなく、割当数は少ないですが、機械を利用して全員にチャンスがあるように平等に抽選しています。
また、インターネットの配分が少なく設定されているため、IPOを目当てに口座開設している競合が少なく、当選する確率は高いと推測できます。
事前入金が必要であることから、複数申し込む中の1社にするとよいでしょう。
知名度がそこまで高くなく、IPO目的で利用する方が少ない証券会社を探している方におすすめです。
IPO投資をする証券会社を選ぶときの比較ポイント5つ
IPO投資をする証券会社を選ぶときの比較ポイントは、次の5つです。
- IPO銘柄の取り扱い数
- 開設口座数
- 主幹事実績
- IPOの抽選方法
- 事前入金の有無
一つずつ解説します。
ポイント1:IPO銘柄の取り扱い数
IPO投資をする証券会社を選ぶ際は、銘柄の取り扱い数を確認しましょう。
銘柄の取り扱い数が少ないと、投資したい企業が見つからないため、できるだけ多くの銘柄を取り扱っている証券会社を選ぶ必要があります。
一例として、いくつかの証券会社の取り扱い数を比較してみましょう。
- SBI証券:91社(※1)
- 松井証券:70社(※1)
- 楽天証券:61社(※1)
- マネックス証券:53社(※1)
- 岡三オンライン:47社(※1)
※1:2023年の実績
上記のとおり、証券会社によって銘柄の取り扱い数が大きく異なるとわかります。
希望する銘柄が取り扱われているのかを確認し、自身の投資戦略にあった証券会社を選択してみてください。
ポイント2:開設口座数
IPO投資をする証券会社を選ぶ際は、開設口座数も重要です。
開設口座数とは、証券会社で口座を開設している数であり、口座の数が少ないほど競合が少なく、抽選に当選する確率が高まります。
一例として、いくつかの証券会社の開設口座数を比較してみましょう。
- SBI証券:1,200万口座
- 楽天証券:1,100万口座
- マネックス証券:260万口座
- auカブコム証券:170万口座
- 松井証券:155万口座
一般的な考えでは、SBI証券よりも岡三オンラインの方が投資したい企業の抽選に当選する確率が高いです。
また、開設口座数は、証券会社の信頼性や人気を示す指標にもなり、口座数が多いほどサービスの質や情報提供の充実度などが高い傾向にあります。
IPO投資をする証券会社を選ぶ際は、開設口座数にも注目してみましょう。
ポイント3:主幹事実績
主幹事実績が多い証券会社は、割当数が多いため、抽選確率が高いです。
主幹事実績とは、主幹事会社の実績を指しており、主幹事会社はIPOをおこなう企業のIPO前後のスケジュール調整や資料の作成などのサポートをおこなう証券会社です。
主幹事実績の一例を紹介すると、次のとおりです。
- SBI証券:21社(※1)
- 楽天証券:0社(※1)
- 松井証券:0社(※1)
- マネックス証券:0社(※1)
- GMOクリック証券:0社(※1)
※1:2023年の実績
IPO投資の一つのハードルである当選確率をクリアできる可能性があるため、主幹事実績が豊富な証券会社を選びましょう。
しかし、主幹事会社は事前に確認できず、過去のデータや実績から推測する必要があります。
ポイント4:IPOの抽選方法
当選確率が高い証券会社を見分ける際は、IPOの抽選方法が重要です。
初心者の方には、抽選に参加した全員にチャンスがある、完全平等抽選か平等抽選を採用している会社がおすすめです。
いくつかの証券会社の抽選方法を比較すると、次のとおりです。
- SBI証券:完全平等抽選 60%、ポイント抽選 30%
- 楽天証券:完全抽選 100%
- 松井証券:完全平等抽選 70%、裁量配分 30%
- SBIネオトレード証券:完全平等抽選 10%、ステージ制抽選 90%
- DMM株:完全平等抽選 100%
完全平等抽選や平等抽選は、資金力によって抽選結果が左右されず、機械によって平等に抽選をおこないます。
他の抽選方法を採用している証券会社を選ぶと、資金力がある投資家が当選しやすい仕組みになっている場合が多く、大きな資金をかけられない方にはおすすめできません。
ポイント5:事前入金の有無
IPO投資で当選確率を上げたい方は、事前入金が不要な証券会社を選びましょう。
事前入金とは、IPOの抽選が終了するまで購入する資金を預けておく仕組みです。
事前入金が不要な証券会社は、次のとおりです。
- 松井証券
- 岡三オンライン
- DMM株
- SBIネオトレード証券
もちろん抽選に外れた場合、資金は戻ってきますが、抽選の結果が出るまで資金を自由に利用できなくなるため、複数の証券会社の抽選を受けたい方にはおすすめできません。
一方、事前入金が不要な証券会社は、IPOの抽選が確定するまで、資金を他の抽選や投資などに利用できます。
効率よく抽選に応募し、当選確率を高めたい方は、事前入金がない証券会社を選びましょう。
IPOの当選確率を上げるための方法は4つ!
IPOの当選確率を上げるための方法は、次の4つです。
- 複数の証券会社から申し込む
- 口座開設数が少ない証券会社から申し込む
- ネット証券を選ぶ
- 応募するほど当選確率が上がる証券会社を選ぶ
一つずつ解説します。
1:複数の証券会社から申し込む
抽選は証券会社ごとにおこなわれるため、複数の証券口座を開設し、多くの抽選に参加しましょう。
複数の口座を保有していると、同じ銘柄に何度も申し込むことも可能です。
高い競争率を突破するために、抽選回数を増やして当選確率を高めましょう。
2:口座開設数が少ない証券会社から申し込む
口座開設数が多い証券会社では、人気の高いIPO銘柄に応募が殺到する可能性が高いです。
口座開設数が少ない証券会社の場合、IPOの申し込み数も少なくなるため、当選確率が上がる可能性があります。
IPO投資をおこなう証券会社を検討する際には、証券口座数が少ない会社を選ぶことで、当選確率を上げられるでしょう。
3:ネット証券を選ぶ
ipoへの応募がはじめての方や少額での運用を検討している方は、ネット証券から応募するとよいでしょう。
店舗を構えて営業している証券会社では、優良顧客へIPOが多く配分されており、初心者の方が口座を開設しても、IPOが割り当てられる可能性は低いです。
一方でネット証券では、完全平等抽選のみを採用している場合もあるため、ベテランでも初心者でも当選確率は変わりません。
当選確率を高めたい初心者の方は、ネット証券を選びましょう。
4:応募するほど当選確率が上がる証券会社を選ぶ
応募するほど当選確率が上がる仕組みを利用する方法もおすすめです。
たとえば、SBI証券には「IPOチャレンジポイント」という、貯まったポイントを利用するとIPOが当選しやすくなるポイントプログラムサービスがあります。
SBI証券では、抽選に落選した場合に1ポイントが付与され、貯まったポイントを利用して応募ができます。
ポイントの多い方から順に当選するため、申し込み続ければいずれ当選する仕組みです。
このようなサービスを利用すれば、初心者の方でもいつかは当選するチャンスをつかめるでしょう。
やり方を解説!IPO株の買い方手順
IPO株を買う場合、次の手順でおこなってください。
- 証券会社に口座を開設する
- ブックビルディングに申し込む
- 購入申し込みをする
買い方の流れを確認して、スムーズに抽選に参加しましょう。
1:証券会社に口座を開設する
まず、対象IPO株の幹事会社で証券口座を開設します。
申し込みの手続きは、web申し込みや郵送申し込みなどから可能です。
2:ブックビルディングに申し込む
幹事証券会社からIPOのブックビルディングに参加します。
ブックビルディングとは、IPO株をいくらの価格で、何株購入したいかを幹事証券会社に申告することです。
ブックビルディング期間中に幹事証券会社の公式サイトにログイン後、申し込み手続きをおこなってください。
なお、決まった公開価格よりも下の価格で申請した場合は、抽選の対象外となり落選するため注意しましょう。
3:購入申し込みをする
ブックビルディング後は、手続きなしにIPO株抽選に参加できます。
当選した場合は、IPO株を入手するために購入申し込みが必要です。
購入申し込みの手続きは、各幹事証券会社を通じておこなえます。
購入期間中に申し込まなければ、購入の意思がないと判断されてキャンセル扱いになるため、忘れずに購入申し込みをおこないましょう。
IPO投資におすすめの証券会社に関するよくある質問
ここでは、IPO投資に関するよくある質問に回答します。
IPO投資は儲かる?
IPOは儲けが出やすい投資と言われていますが、価格の下落リスクがある点にも留意が必要です。
IPO株式の初値が常に公募価格を上回るわけではありません。
業績が思うように伸びないケースでは、公募価格よりも価格が下がる可能性があります。
損失のリスクがあることも十分に理解したうえで、参加するかどうかを慎重に検討しましょう。
IPOが当選しやすくなる方法はある?
複数の抽選に応募すると、IPOの抽選に当選しやすくなります。
しかし、証券会社によっては事前入金を求められる場合があります。
事前入金すると、自由に利用できるお金が確保できず、多くの抽選に申し込めないため、事前入金がない証券会社を選んでみてください。
IPOを辞退するとペナルティがある?
IPOの辞退に関するペナルティの内容は、証券会社によって異なります。
一般的には、一定期間IPOの申し込みができなくなります。
申し込みができない期間は、1か月や6か月、1年以上など、証券会社によって異なるため、IPOに申し込む前に辞退時のペナルティや条件を確認しておきましょう。
ネット証券と対面証券の違いは?
ネット証券は、インターネット上で取引できる証券会社です。
一方、対面証券は実店舗を持ち、対面で商品の紹介やアドバイスが受けられます。
ネット証券は手軽に取引したい方、対面証券は専門的なアドバイスやサポートを求めている方に向いています。
まとめ
今回は、IPO投資のメリットやデメリット、証券会社の選び方、おすすめのネット証券会社などを解説しました。
IPO投資は、利益を出しやすく、成長企業に投資できるメリットがあります。
しかし、当選しないと投資できない、損失を被る可能性がある、などのデメリットもあるため、マイナスな面も考慮して投資するのかを決める必要があります。
IPO投資をする際は、どこの証券会社がいいか十分に検討してから選ぶことが重要です。
大前提として、自身が投資したい銘柄を取り扱っている必要があるため、取り扱い銘柄が多い会社を選んで口座開設しましょう。