ネット上の「楽天証券はやめたほうがいい」といった口コミを見て、利用してもよいのかと不安を感じている方もいるでしょう。
「楽天証券はやばい」と言われる主な理由は、楽天グループの赤字です。
しかし、楽天証券の売上は好調で、最新の口座数も1,100万口座を突破しているため、潰れる可能性は低いといえます。
楽天証券は各手数料が無料だったり、クレカ積立でポイントが貯まったりとさまざまなメリットがあり、おすすめできる証券会社です。
本記事では、楽天証券の利用者による評判や口コミとともにメリットやデメリットを解説します。
現在開催中のお得なキャンペーンも紹介するため、利用を検討している方は参考にしてみてください。
口座開設数 | 1,100万口座※1 |
---|---|
投資信託銘柄数 | 2,572銘柄※1 |
IPO実績 | 61社※2 |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | 米国・中国など6か国 |
NISA/iDeCo | ○ |
クレカ積立 | ○(楽天カード) |
ポイント投資 | ○ |
ポイントサービス | 楽天ポイント |
- 頻繁に楽天サービスを利用する方
- 楽天ポイントで投資をしたい方
- .投資信託の銘柄数が豊富な会社を選びたい方
楽天証券はやめたほうがいい、やばいと言われる理由
楽天証券が「やめたほうがいい」「やばい」と言われるのは、主に楽天グループの赤字が理由と考えられます。
楽天グループの2024年1月から3月の純損益は424億円の赤字で、損失計上は15四半期連続です。
この経営状況により倒産の可能性が高いのではという推測が広がり、「楽天証券はやめたほうがいい」との声が上がっています。
また、近年、楽天グループ全体で次のようなサービスの改悪が続いています。
- 2023年12月にSPUのポイント還元率の改定
- 2024年8月1日から保険料や携帯電話利用料金のポイント還元率が変更予定
- 2025年10月から楽天ふるさと納税でのポイント付与廃止予定
サービス改悪によって、楽天証券をはじめとする楽天経済圏のサービスから他のサービスへ乗り換える利用者は少なくないでしょう。
楽天証券が潰れる可能性は低い!やばくない理由
楽天グループの赤字により「楽天証券はやめたほうがいい」との声も上がっていますが、楽天証券が潰れる可能性は低いと言えます。
また、万が一潰れた場合でも、分割管理の仕組みにより、利用者の資産は守られるので安心してください。
楽天証券が潰れる可能性について、詳しく解説します。
2024年以降はサービスが改善している
2024年3月、楽天証券ではこれまで月5万円までだったクレジットカードによる積立の上限が、月10万円へと大幅に引き上げられました。
この変更により、さらに柔軟な投資が可能となり、資産形成のスピードアップをはかることができます。
今後も楽天証券は、ユーザーのニーズに応えるべく、さまざまなサービスの拡充や改善に取り組んでいくことが期待されます。
楽天証券自体の売上は上がっている
楽天グループ全体の業績は赤字ですが、楽天証券自体の売上は上がっているため、倒産の可能性は低いでしょう。
2023年12月期の決算では、営業収益は前年同期比16%増の1,108億円、当期純利益が87%増の173億円と好調で、ともに過去最高を更新しています。
また、2024年4月には楽天証券の証券総合口座数が1,100万口座を超えました。
2023年12月に1,000万口座を突破しているため、約4か月で100万口座も増えていることになります。着実に利用者が増加している証拠といえるでしょう。
もし楽天証券が潰れても資産は戻ってくる
万が一、楽天証券が潰れた場合でも、分割管理の仕組みにより資産は利用者へ返還されます。
分割管理は証券会社の義務で、楽天証券でも利用者の資産を保管・管理しているため安心してください。
また、証券会社が義務を怠り、分割管理をしていなかった場合、投資者保護基金により1,000万円までは補償される仕組みです。
たとえば国内株式やNISA口座で運用している資産は分割管理および投資者保護基金の対象のため、倒産しても資産は戻ってきます。
ただし、FX取引の委託保証金や信用取引の本担保など一部資産は分割管理の対象外のため、戻ってこない点に注意が必要です。
楽天証券の評判・口コミ
楽天証券を利用している方の良い評判と悪い評判をまとめました。
楽天証券の悪い評判・口コミ
とにかくカスタマーサービスが非常に悪い。楽天には頑張ってほしいと思っていますが、楽天証券は解約して他のネット証券に鞍替えします。たぶんカスタマーサービスとのコミュニケーションが不要な方にとっては問題ないのだと思いますが、投資素人はもう少し手厚いところを選んだ方がよいと思います。まず、カスタマーサービスへの電話はめちゃくちゃ待ちます(夕方かけると30分以上待ちます)。しかも、携帯からは有料です。チャットもありますが、チャットもすごく待つうえに、案内が不正確です。チャットでは解決しない場合も多く、チャットのあと、電話をかけると、担当者につながるまでには1時間はロスします。くれぐれも、評価の高さに騙されないように注意ください。
引用元:価格.com – 楽天証券 Rakuten loveさんのレビュー評価・評判
長く使ってきましたが、改悪に次ぐ改悪で、ついに毎月付与されていた投資信託の保有ポイントが廃止されるようです。クレジットカードの積立てポイント(毎月5万円まで)の投資ならお勧めしますが、それ以上はsbi証券を勧めます。(通常銘柄であれば資産額に応じて0.1〜0.2%のポイントが付与されます。これが案外、長期でみたら大きいんですよ。さすがにポイントゼロはない。)あと、電話が全く繋がりません。
引用元:価格.com – 楽天証券 root36さんのレビュー評価・評判
楽天カードや楽天銀行との連携によるポイント付与や利率補助等、様々な特典があったのですが、相次ぐ改悪により、付与されるポイントは大きく削減され、また楽天銀行の利率補助も、他証券会社の行う補助と比べても見劣りするようになりました。
悪い評判として挙げられた点は、カスタマーサービスの質の悪さやポイント還元率の低下です。
一番多かった声が、カスタマーサービスの質が悪いことです。
電話はつながるまでに時間がかかるため、手厚いサポートを受けたい方にとっては不便に感じるでしょう。
サービスが改悪したことも、楽天証券の悪い口コミの一つです。
楽天ポイント制度の変更によって、以前と比較してポイント還元率は下がりましたが、定期的にキャンペーンがおこなわれており、まだまだ多くの楽天ポイントを受け取れます。
楽天証券の良い評判・口コミ
ネット証券の口座は数社持っていますが、楽天が一番だと思います。取引ツールの出来がとてもよいです。マーケットスピード(Windows,Mac),iSPEED(iPhone,iPad,Android)とこれだけ色々なデバイスで使える会社は他にないです。特によく出来ているのはiSPEEDです。アップルのユーザーインターフェースに沿ってアプリを設計していますから、とても使いやすいです。手数料も最安値に近く全く問題ないです。トレーディングは日々の気づきによって少しずつ上達していくものなので、ツールが使いやすくチャートが見やすいことは非常に重要です。
引用元:価格.com – 『ツールが素晴らしい』 楽天証券 shopping1さんのレビュー評価・評判
積立投資によるポイント還元率の高さがこの証券口座の一番のメリットと感じます。一時は改悪により還元レートが下がりましたが、最近は別のキャンペーンもはじまったようで、安定はしないものの、高い還元率をなるべく保持しようという姿勢が見て取れるので、積み立て投資用にとても向いていると思います。また、UIも非常に見やすく直感的に取引できる点もとても素晴らしいです。
引用元:価格.com – 『ポイント還元率はいまだに業界一位の口座です』 楽天証券 かkkさんのレビュー評価・評判
インターフェースが使いやすいです。メインはパソコンで使っていますが非常に見やすく操作しやすいです。つみたてNISAをメインで利用しており、クレジットカード決済だとポイントも貯まるので重宝しています。取り扱い商品も多く、手数料も競合と比べて安いです。楽天通販でポイントの恩恵も受けられるので楽天経済圏にいる方は楽天証券がオススメです。
引用元:価格.com – 『楽天ユーザーにおすすめ。インターフェースが見やすい。』 楽天証券 あずささんcさんのレビュー評価・評判
NISA口座なので手数料無料だが、一般口座の手数料も安い。国内株式のみの売買だが、初心者でも分かりやすい。メールで保有会社の報告などの情報をくれる。メールでの問い合わせには翌営業日には返事がもらえた。初心者の私には使いやすい
引用元:価格.com – 『手数料が安いのでありがたいです』 楽天証券 yunako5さんのレビュー評価・評判
よい評判では、ツールの使いやすさやポイントの貯まりやすさ、手数料の安さを高く評価する声が多くありました。
評判や口コミから、楽天証券は初心者でも利用しやすく、ポイント還元率が高いことがわかります。
普段から楽天経済圏を利用する方は、多くのポイントを貯められるでしょう。
ポイント投資も可能なため、投資初心者にもやさしいネット証券です。
楽天証券のメリット・デメリットを比較!
楽天証券のメリットとデメリットを表でまとめると、次の通りです。
メリット | ・楽天ポイントで投資ができる ・楽天カードのクレカ積立でポイントが貯まる ・楽天銀行連携で金利アップ&自動入出金ができる ・日経新聞を無料で読める ・投資信託の銘柄数が豊富 ・手数料が無料&安くコストを抑えられる |
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デメリット | ・店舗がなく電話などでのサポート ・海外株の手数料がやや高い |
楽天ポイントで投資ができたり、投資信託の銘柄数が豊富だったりなどのメリットがある一方で、店舗がないためサポートが電話のみであるといったデメリットもあります。
次の見出しで、デメリットとメリットを詳しく解説します。
楽天証券のデメリット
楽天証券には、2つのデメリットが存在します。
- 店舗がなく電話などでのサポート
- 海外株の手数料がやや高い
それぞれ解説します。
店舗がなく電話などでのサポート
楽天証券のサポートは、電話やチャット、メールサポートのみで、対面型のサポートを実施していません。
直接店舗を訪問し、相談や質問ができないため、投資の知識がまったくない方には向いていないでしょう。
サポート受付時間は、次のとおりです。
- オペレーターによるチャットサポート:平日の9時から18時まで
- 電話サポート:曜日を問わず9時から17時まで
- メールサポート:24時間受付
電話サポートは混雑しており、すぐにはつながらない可能性があるため、注意が必要です。
海外株の手数料がやや高い
以前まで、楽天証券では米国株式の手数料が高く、手数料負けを起こす可能性がありました。
楽天証券での米国株式の取引は不向きといわれていましたが、2019年7月22日より最低手数料が撤廃され、取引手数料が安くなりました。
現在、米国株式の手数料は0円〜です。
手数料を気にせず、積極的に米国株の取引をおこなえるでしょう。
楽天証券のメリット6つ
楽天証券のメリットは、次の6つです。
- 楽天ポイントで投資ができる
- 楽天カードのクレカ積立でポイントが貯まる
- 楽天銀行連携で金利アップ&自動入出金ができる
- 日経新聞を無料で読める
- 投資信託の銘柄数が豊富
- 手数料が無料&安くコストを抑えられる
一つずつ詳しく解説します。
1.楽天ポイントで投資ができる
楽天証券では、楽天ポイントによる投資ができます。
投資信託や国内株式、米国株式やバイナリーオプションなどの買付代金の一部、もしくはすべてに楽天ポイントを利用可能です。
たとえ失敗しても、ポイントを失うのみで現金を失うリスクはありません。
投資に対して不安な方は、ポイント投資からはじめましょう。
なお、楽天ポイントで投資ができるのは楽天証券のみです。SBI証券など他の証券会社で楽天ポイントは使えないため、楽天ポイントを活用したい方は楽天証券を選びましょう。
2.楽天カードのクレカ積立でポイントが貯まる
楽天カード決済でクレカ積立をおこなうことでポイントが貯まることがメリットの一つです。
楽天カードの種類によってポイント還元率が異なり、高額なカードほど高還元率になります。
楽天カードの種類 | 積立金額(月) | ポイント還元率 | 月間獲得ポイント | 年間獲得ポイント |
---|---|---|---|---|
楽天カード | 3万円 | 0.5% | 150ポイント | 1,800ポイント |
楽天ゴールドカード | 3万円 | 0.75% | 225ポイント | 2,700ポイント |
楽天プレミアムカード | 3万円 | 1.0% | 300ポイント | 3,600ポイント |
2024年3月にクレカ積立の月額上限が5万円から10万円に引き上がったため、毎月10万円を楽天ゴールドカードで積み立てた場合、毎年9,000ポイントが還元されます。
投信積立はNISA口座でも利用できるため、非課税制度を活用しながらポイントを貯めることも可能です。
楽天カードで積立をして、お得にポイントを貯めましょう。
3.楽天銀行連携で金利アップ&自動入出金ができる
楽天証券では、楽天証券の口座と楽天銀行の口座を連携させ、金利やポイント倍率のアップなどの特典がつく「マネーブリッジ」というサービスがあります。
具体的なメリットは、次の4つです。
- 楽天銀行の普通預金金利が最大0.1%
- 自動入出金サービスにより、資金移動の手間が省ける
- 楽天銀行のATM手数料や振込手数料が無料
- 楽天ポイント倍率が最大3倍
楽天銀行の普通預金金利は0.02%ですが、楽天証券口座と連携させると、金利が5倍の0.1%になります。
自動入出金サービスとは、買い注文時に預金残高から不足分の資金を自動入金するサービスと、証券口座にある資金を毎営業日夜間に楽天銀行へ自動出金するサービスです。
まだ楽天銀行の口座を持っていない方は、楽天証券の申し込みとあわせて、楽天銀行の申し込みをおこないましょう。
4.日経新聞を無料で読める
日経新聞や日経速報ニュースの閲覧には数百円かかりますが、楽天証券では日経テレコンを無料で利用できます。
日経テレコンとは、日本経済新聞や日経産業新聞、日経MJなど、ビジネスに関する記事を閲覧できるサービスです。
楽天証券では、スマートフォンアプリのiSPEEDやマーケットスピードIIで、三日分の新聞や専門誌を閲覧できます。
過去一年分の新聞記事の検索や日経速報ニュースの閲覧もできるため、経済の流れを把握しやすくなり、投資先の企業選びに役立つでしょう。
初心者のうちは不要と感じるかもしれませんが、本格的に投資をおこなうなら、ビジネス情報の収集は必須です。
経済の流れを掴んでおくことで、今後拡大するサービスや業績が伸びそうな企業を見つけやすくなるでしょう。
5.投資信託の銘柄数が豊富
楽天証券の特徴は、投資信託の銘柄数が豊富な点です。
楽天証券の投資信託には、2024年11月時点で選べる銘柄のラインナップが2,575本あります。
豊富な選択肢があるため、ニーズに合った好みの金融商品を購入できるでしょう。
なお、他社との銘柄数の比較は次のようになっており、ネット証券会社の中でも豊富な銘柄数である点がわかります。
楽天証券 | 2,575本 |
---|---|
SBI証券 | 2,553本 |
auカブコム証券 | 1,837本 |
松井証券 | 1,885本 |
投資信託とは、投資の専門家が選んだ、株式や債権に分散投資する金融商品のことです。
投資信託によって、リスクを抑えた資産運用ができます。
楽天証券の投資信託では、100円から買付できるため、少額から資産運用をはじめたい方にもおすすめです。
6.手数料が無料&安くコストを抑えられる
楽天証券は、ネット証券の中でも手数料が安く設定されています。
2023年10月から国内株式の手数料が完全無料になる「ゼロコース」が新設された他、一回の取引金額で手数料が決定する「超割コース」と、一日単位の取引額で手数料が決定する「いちにち定期コース」があります。
楽天証券と他社の手数料を比較すると、次のとおりです。
1日の約定代金 | 50万円まで | 100万円まで | 200万円まで |
---|---|---|---|
楽天証券:ゼロコース | 0円 | 0円 | 0円 |
松井証券:ボックスレート | 0円 | 1,100円 | 2,200円 |
SBI証券:アクティブプラン | 0円 | 0円 | 0円 |
auカブコム証券:1日定額手数料 | 0円 | 0円 | 2,200円 |
マネックス証券:1日定額手数料 | 550円 | 550円 | 2,750円 |
楽天証券の手数料は他社と比べても安いため、コストを抑えて投資をしたい方に最適といえるでしょう。
また、楽天証券はNISAの手数料も無料です。
楽天証券の基本情報
楽天証券は、楽天グループが運営するネット証券です。
おすすめポイント | ・手数料が安い ・投資信託の選択肢が豊富 ・初心者でも利用しやすい取引ツール ・楽天グループのサービスと連携 |
利用者数 | 総合口座 約1,100万口座 |
取引手数料 ※ゼロコース | 国内株式 無料 |
NISA | ◯ |
IPO | ◯ |
利用可能なポイント | 楽天ポイント |
口座開設から 取引開始まで | 最短営業日 |
楽天証券の基本情報について解説するので、利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
楽天証券の取り扱い商品
楽天証券では、次の13商品を取り扱っています。
- 国内株式
- 米国株式、海外ETF
- 中国、アセアン株式
- 投資信託
- NISA
- FX
- 債権
- 金、プラチナ、銀
- おまかせ資産運用サービス
- iDeCo
- CFD
- 先物、オプション
- バイナリーオプション
上記のとおり、多くの商品を取り扱っており、自由に金融商品を組み合わせた資産運用ができます。
新NISAやiDecoにも対応しているため、投資初心者の方にもおすすめです。
楽天証券の手数料
楽天証券には3種類の手数料コースがあります。
各コースの手数料は次の通りです。
ゼロコース※ | 超割コース | いちにち定期コース | ||
---|---|---|---|---|
取引の種類 | 現物取引 / 信用取引 | 現物取引 | 信用取引 | 現物取引と信用取引の合計 |
5万円まで | 無料 | 55円 | 99円 | 無料 |
10万円まで | 99円 | |||
20万円まで | 115円 | 148円 | ||
50万円まで | 275円 | 198円 | ||
100万円まで | 535円 | 385円 | ||
150万円まで | 640円 | 2,200円 | ||
200万円まで | 1,013円 | |||
300万円まで | 3,300円 | |||
3,000万円まで | 300万円からは、100万円増えるごとに1,100円を追加 | |||
3,000万円超 | 1,070円 |
超割コースは、1回の注文ごとに手数料が発生するコースで、いちにち定期コースは、1日におこなった現物取引と信用取引をあわせた合計金額により、売買手数料が決まるコースです。
ゼロコースを選択すれば、約定代金に関わらずいつでも手数料無料で取引ができるため、おすすめです。
楽天証券のNISA口座
NISAは投資で得られた利益が非課税になる制度で、NISA口座で運用をすれば売却益に税金がかかりません。
たとえば、毎月1万円を積立て、年利3%で運用した場合、節税効果は次のとおりです。
運用年数 | 積立総額+運用益 | 非課税による節税効果 |
---|---|---|
5年運用 | 64万6,467円 | 9,438円 |
10年運用 | 139万7,414円 | 4万105円 |
20年運用 | 328万3,020円 | 17万9,386円 |
上記のように、NISAによる節税効果は非常に大きいといえるでしょう。
口座開設手数料や管理料、買付手数料や売却手数料も無料で利用できます。
また、NISA口座での積み立て(旧つみたてNISA)もクレカ積立の対象になります。
楽天カードを持っている方は楽天証券でNISA口座を開設すると、ポイントが貯まるためお得です。
楽天証券のツール・アプリ
楽天証券は、パソコンやスマートフォン向けにさまざまなツール(アプリ)を提供しています。
ツールやアプリ名 | 利用可能なデバイス | 特徴 |
---|---|---|
マーケットスピードII | パソコン | 初心者向け取引に必要な情報を一画面に集約 |
マーケットスピードII RSS | パソコン | ・上級者向け ・Excelで保有状況や売買を管理 ・独自の戦略で取引できる |
iSPEED | スマートフォン | ・アプリで直感的に日本株や海外株を売買できる ・場所を問わず利用可能 |
パソコンがない方でも、スマートフォンでいつでも取引できます。
ツールは利用しやすく、直感的な操作で株式を売買可能です。
楽天証券とSBI証券の違いは?どっちがいい?
楽天証券とSBI証券の違いについて解説します。
それぞれ向いている方の特徴について解説するので、自身がどちらがあうか気になる方は確認してみてください。
楽天証券がおすすめな人の特徴
楽天証券をおすすめできるのは、次のような方です。
- 頻繁に楽天サービスを利用する方
- 楽天ポイントを活用したい方
- 投資を勉強したい方
楽天証券で貯まった楽天ポイントは、楽天グループのさまざまなサービスで利用できるため、頻繁に楽天サービスを利用する方は大きなメリットを感じるでしょう。
楽天ポイントを利用して投資ができるのも大きな魅力です。
投資信託や国内株式、米国株式などの購入に楽天ポイントを利用できるので、ポイントを活用しながら無理なく投資をはじめられます。
また、楽天証券を利用すると「日経テレコン」を無料で閲覧でき、日経新聞を含む多様な経済情報にアクセスできるため、投資の知識を深めたい方にもおすすめです。
SBI証券がおすすめな人の特徴
SBI証券は、次のような方に特におすすめです。
- 豊富な銘柄数を重視したい方
- 貯めるポイントを自由に選びたい方
- IPO銘柄への継続的な投資を考えている方
SBI証券では、米国株だけでも5,000銘柄以上が取り扱われているため、幅広い選択肢から自身にあった投資先を見つけたい方に適しています。
また、5種類のポイントサービスが提供されており、自身のライフスタイルにあったポイントを選んで貯めたい方にもおすすめです。
さらに、IPO抽選に外れても優遇制度を活用することで、次の当選チャンスを増やすことができるので、IPO銘柄への継続的な投資を考えている方にも向いています。
上記の特徴に当てはまる方は、SBI証券での口座開設を検討してみましょう。
楽天証券の口座開設方法
楽天証券の口座開設方法について、順に解説します。
1:楽天証券口座開設の申し込み
楽天証券公式サイトへアクセスし、「口座開設はこちらから(無料)」のボタンをクリックしてから手続きを進めてください。
まず、楽天証券の申込ページを開き、「NISA口座開設はこちらから(無料)」をクリックします。
楽天証券の会員かどうかの確認画面になるので、該当するほうを選択してください。
2:本人確認書類の選択・提出
申し込み後、本人確認書類を提出します。本人確認書類として提出できる書類は、次の7つです。
- 運転免許証
- 個人番号(マイナンバー)カード※
- 各種健康保険証
- 在留カード、特別永住者証明書
- 住民票の写し、印鑑登録証明書
- パスポート
- 住民基本台帳カード
※マイナンバーの通知カードは、本人確認書類として提出できません。
運転免許証または個人番号(マイナンバー)カードを持っている場合は、スマートフォンによる本人確認ができます。
顔写真の撮影をおこない、本人情報を入力すると、申し込みが完了します。
楽天証券の審査が完了すると、ログイン用のIDが送付されるため、ログインして初期設定をおこないましょう。
楽天証券の入金方法
楽天証券への入金方法は、3つあります。
- マネーブリッジらくらく入金
- インターネットバンキング
- 銀行や振り込み入金
楽天銀行にアクセスせずに、楽天証券への資金移動をおこなえる方法が、マネーブリッジらくらく入金です。
すでに楽天銀行を利用している方は、手間要らずでスムーズに入金できます。
楽天証券と提携するインターネットバンキングの場合は、手数料無料で振り込めます。
【2024年11月最新】楽天証券のキャンペーン
現在、楽天証券で開催されているキャンペーンを紹介します。
- もれなく5,000ポイント!NISAデビュー&のりかえキャンペーン
- 楽天証券と楽天銀行の口座開設で最大3,000円相当プレゼント
それぞれのキャンペーンについて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
もれなく5,000ポイント!NISAデビュー&のりかえキャンペーン
2024年11月現在、楽天証券ではNISA口座を開設すると、5,000ポイントがもらえるキャンペーンを実施しています。
ポイントは、エントリー順で先着60,000名様にもれなくプレゼントされます。
キャンペーン名 | 総額3億円!NISAデビュー&のりかえキャンペーン |
---|---|
キャンペーン内容 | エントリー順で先着60,000名様にもれなく5,000ポイントプレゼント |
キャンペーン適用条件 | ・キャンペーン期間中にエントリー ・楽天ポイントコースを設定 ・特典付与時(2025年6月末頃予定)まで楽天ポイントコース設定を継続 ・NISA口座の申込と開設 ・「楽天カードクレジット決済」で合計40,000円以上の投信積立設定 ・2025年4月に「楽天カードクレジット決済」で合計40,000円以上の投信積立約定 |
エントリー期間 | 2024年9月27日~2025年2月28日 |
本キャンペーンは、他社のNISA口座から楽天証券へ乗り換えた方も対象です。
楽天証券でNISAを始めたい方は、ぜひキャンペーンをしてみましょう。
楽天証券と楽天銀行の口座開設で最大3,000円相当プレゼント
口座開設で最大3,000円相当がもらえるお得なキャンペーンです。
キャンペーン名 | クイズに正解して、条件を達成したお客様にもれなく2,000ポイントプレゼントプログラム | 第36回マネーブリッジ冬のプレゼントキャンペーン |
---|---|---|
キャンペーン内容 | クイズに正解&口座開設+条件達成で2,000ポイントプレゼント | 楽天証券と楽天銀行口座開設+条件達成でもれなく1,000円プレゼント&抽選で最大10万円プレゼント |
キャンペーン適用条件 | クイズに正解の上、口座開設および初期設定・マイナンバー登録 | ・楽天証券と楽天銀行口座を開設し、マネーブリッジを登録 ・楽天銀行口座を開設し、「ATMから入金」または「他行から振込」にて、合計5,000円以上の入金 |
キャンペーン期間 | 常時開催 | ・2024年10月31日10:00 ~ 2024年12月27日9:59(証券・銀行口座申込み期間) ・2024年10月31日10:00 ~ 2025年1月31日23:59(エントリー期間) ・2024年10月31日10:00 ~ 2025年1月31日23:59(入金期間) ・2024年10月31日10:00 ~ 2025年1月31日23:59(マネーブリッジ登録期間) |
本キャンペーンは、クイズに正解して条件を達成した方にもれなく2,000ポイントをプレゼントするプログラムと、マネーブリッジ冬のプレゼントキャンペーンの2つによって構成されています。
2つのキャンペーンを利用すると最大で3,000円相当がもらえ、さらにマネーブリッジ冬のプレゼントキャンペーンでは、最大10万円が抽選で当たるチャンスもあります。
投資を始めてみたい方は、ぜひこの機会に楽天証券の口座を開設してみましょう。
楽天証券に関するよくある質問
楽天証券に関するよくある質問に回答します。
楽天証券が初心者でも利用しやすい理由は?
楽天証券が初心者にも利用されている理由は、ポイント投資ができる点や直感的な操作で取引ができる点などです。
楽天証券では、参加費無料のセミナーを受講できたり、経済ニュースやコンテンツを閲覧できたりと特典が豊富です。
さらに、楽天証券にはおまかせ資産運用サービスがあり、コースを選択すると自動で資産運用をおこないます。
楽天証券なら、投資初心者の方でも気軽に資産運用を開始できます。
楽天証券でNISAをはじめても大丈夫?
楽天証券でNISAをはじめても問題ありません。
楽天証券では取り扱う商品数が多く、NISAをはじめるサービスとして向いています。
また、ポイントを利用した買付も可能です。
楽天証券でNISAを始めたい方は、こちらの「楽天証券でのNISAの始め方を解説した記事」を参考にしてください。
楽天証券で利益がでたら確定申告は必要?
楽天証券で利益が出た場合、確定申告が必要かどうかは、口座の種類や利益額に応じて異なります。
楽天証券には、次の3種類の口座があります。
- 一般口座
- 特定口座(源泉徴収あり)
- 特定口座(源泉徴収なし)
特定口座(源泉徴収あり)を利用している場合、取引の際に税金が自動で差し引かれるため、基本的に確定申告は不要です。
ただし、給与所得が2,000万円を超える場合や、給与以外の所得が20万円以上の場合は申告が必要になります。
一方、特定口座(源泉徴収なし)や一般口座の場合は、楽天証券での利益に対して確定申告が必要です。
また、楽天証券のNISA口座で得た利益に対しては、確定申告は不要です。
楽天証券で米国株の手数料は?
AppleやMicrosoftなどの米国株に投資した場合の手数料は、約定代金に応じて異なります。
現物取引の場合、約定代金が2.22米ドル以下の取引は手数料が無料です。
約定代金が2.23米ドル以上の場合には、約定代金の0.495%(税込)の手数料が適用されます。
手数料の上限は22米ドル(税込)です。
信用取引の場合、約定代金が3.33米ドル以下の取引は手数料が無料で、約定代金が3.34米ドル以上の取引には約定代金の0.33%(税込)の手数料が適用されます。
手数料の上限は16.5米ドル(税込)です。
まとめ:楽天証券はコストを抑えられて楽天ユーザーにおすすめ!
楽天グループ全体の業績が赤字のために「楽天証券はやめたほうがいい」と一部では言われていますが、楽天証券自体の売上は好調で、潰れる可能性は低く心配いりません。
利用者の口コミでは、以前よりも取引でのポイント還元率が低く、サポートの質が悪いなどの声がありました。
一方で、まだまだポイント還元率が高く、直感的に操作できて取引しやすいという声もあります。
楽天証券は各種手数料が無料のため、コストを抑えて投資をしたい方におすすめです。
取り扱う商品が多く、経済ニュースを無料で閲覧できる点は、投資に慣れた方にも評価されています。
今ならお得なキャンペーンも複数開催されているので、ぜひ楽天証券で口座を開設してみましょう。