SBI証券・iDeCoのおすすめ銘柄15選!特徴やおすすめのポートフォリオ・始め方まで詳しく解説

昨今、物価上昇や賃上げの遅さから、老後の資金が心配な方も多いのではないでしょうか。日本では、老後の資産形成を見据えている方に向けて、iDeCo(個人型確定拠出年金)が存在します。

本記事では、SBI証券が提供するiDeCoについて、投資家の目的別に最適なポートフォリオを紹介し、iDeCo口座の開設方法から運用開始までのステップを解説します

はじめてであっても問題なく資産運用をおこなえるよう、ぜひ本記事を参考にしてください。

SBI証券
SBI証券
出典:SBI証券
口座開設数1,300万口座※1
投資信託銘柄数2,569銘柄※1
IPO実績91社※2
取引手数料0円〜
外国株米国・中国など9か国
NISA/iDeCo
クレカ積立○(三井住友カードなど)
ポイント投資
ポイントサービスVポイントなど5種類
※1.2024年8月時点※2.2023年の実績
こんな方におすすめ!
  • NISAを始めてみたい
  • クレカ積立でお得に投資したい
  • 取扱銘柄が多い証券を選びたい
目次

iDeCoについておさらい

日本では、将来に備えた資産形成のためのさまざまな制度が用意されていますが、とくにおすすめの制度がiDeCo(個人型確定拠出年金)とNISA(少額投資非課税制度)です。

しかし、その仕組みや目的、提供するメリットには大きな違いがあるため、自身のライフプランや資産形成の目的に応じて適切な選択をすることが重要です。

ここでは、iDeCoの基本的な概要から特徴、そしてNISAとの違いについて詳細に解説します。

iDeCo(個人型確定拠出年金)とは

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、加入者が自らの老後資金を自身で運用し形成する私的年金制度です。加入者が掛金を自由に選んだ金融商品で運用し、その結果得られる運用益を含めた資金を老後に受け取れます。

公的年金に加え、個人の裁量で老後の資金を準備するための仕組みです。特徴的なのは、税制上の優遇措置があるほか、掛金全額が所得控除対象となるため運用益が非課税な点や、受け取り時にも一定の税制優遇が受けられる点です。

また、原則60歳以降でなければ資金を引き出せない点も大きな特徴といえます。

iDeCoの特徴

iDeCoは、節税効果の高さ、運用の自由度、そして老後資金の確保という3つの大きな特徴があります。掛金は所得控除の対象となるため、所得税や住民税の軽減につながります。

また、加入者自身が運用方法を選択でき、多様な金融商品から自身に合ったものを選べる自由度の高さが魅力です。

さらに、公的年金とは別に個人で確実に老後資金を形成できる点も、iDeCoの大きな特徴といえるでしょう。

iDeCoとNISAの異なる点

iDeCoとNISAは、共に投資による資産形成を支援する制度でありながら、その目的や制度設計に大きな違いがあります。

iDeCoは老後資金の形成を目的としており、加入者が掛金を拠出し、運用益を含む資産を60歳以降に受け取る制度です。掛金に対する所得控除や運用益の非課税など、税制上の優遇措置が存在します。

一方、NISA(少額投資非課税制度)は、結婚資金、住宅購入、教育資金など幅広い投資目的に対応し、口座内での運用益が非課税になる制度です。投資対象となる商品の種類や運用期間、資金の引き出し条件などがiDeCoと異なります。

iDeCoは主に老後の資金形成に特化しているため、60歳まで原則引き出しができない制限があります。これに対し、NISAは年齢を問わず、自由に資金の出し入れが可能です。

SBI証券の基本情報と取り扱い商品

SBI証券は、多彩なiDeCoの運用商品を提供するセレクトプランを展開しています。ここでは、SBI証券のセレクトプランの基本情報と、その中で取り扱われている商品について詳しく解説します。

iDeCo(セレクトプラン)の基本情報

2018年から提供開始されたセレクトプランでは、顧客のニーズに応えるため低コストとバラエティに重点を置いて商品を厳選しており、そのラインナップにはインデックスファンドからアクティブファンドまで、幅広い商品が揃っています

iDeCo(セレクトプラン)で取り扱う商品

SBI証券のセレクトプランでは、さまざまな投資ニーズに応えるべく、次のような多様な運用商品を提供しています。

  • インデックスファンド
  • アクティブファンド
  • バランス型ファンド
  • ターゲットイヤー型ファンド
  • 元本確保型ファンド

たとえば、インデックスファンドでは、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスなど、低コストで幅広い市場に投資できる商品が豊富です。

アクティブファンドでは、ひふみワールド年金やひふみ年金など、特定の市場やセクターに特化し、アクティブに運用される商品もラインナップされています。

元本確保型商品では、あおぞらDC定期(1年)など、元本が保証された安全性の高い商品も選択肢として提供されており、リスクを避けつつ節税効果を得たい方に最適です。

そのほか豊富な商品から選択できることにより、低コストで効率的に分散投資をおこない、長期的な資産形成をおこなえます。各商品の特徴や信託報酬率などの詳細は、SBI証券の公式サイトで確認できるため、投資家が自身の投資スタイルやリスク許容度に応じた商品を選択しましょう。

SBI証券でおすすめのiDeCo銘柄・商品15選

SBI証券では、iDeCo(個人型確定拠出年金)の運用に最適な多彩な銘柄と商品を厳選して提供しています。

低コストで幅広い商品を選択できる一方で、投資家のリスク許容度や投資目的に応じた柔軟な運用戦略、信託報酬率を考慮することも重要です。

とくに信託報酬は、投資信託の運用や管理に必要な費用です。信託報酬率が高いほど、投資金額が大きくなった際に運用管理費として引かれる額も大きくなるため、なるべく低い信託報酬率を選ぶことをおすすめします。

ここでは、SBI証券がとくにおすすめするiDeCo銘柄・商品15選を紹介し、特徴や信託報酬率について詳しく解説します。

eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)

eMAXIS Slim全世界株式は、信託報酬率が非常に低い0.05775%以内で、日本を除く世界中の株式市場に投資できます。そのため、グローバルな経済成長に資産を委ねたい投資家にとって理想的な選択肢です。

多様な国と業界への分散投資を通じて、地域特有のリスクを軽減し、幅広い市場への投資を低コストで実現します。

eMAXIS Slim先進国株式インデックス

信託報酬率0.09889%以内のeMAXIS Slim先進国株式インデックスは、日本を除く主要先進国の株式市場に投資し、MSCIコクサイ・インデックスの動きに連動しています。

安定した経済成長を得ている先進国市場へ投資したい方に最適で、長期的なリターンを目指しながら、先進国の安定性をポートフォリオに取り入れられます

eMAXIS Slim新興国株式インデックス

新興国市場の高い成長ポテンシャルに焦点を当てたeMAXIS Slim新興国株式インデックスは、信託報酬率が0.1518%以内です。

新興国経済の活力に直接投資することで、ポートフォリオに多様性をもたらし、長期的な成長を目指しています。

高いリターンを追求しつつ、新興国市場の成長性を活用したい投資者に適しています。

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、0.143%以内の信託報酬率で、株式、債券、REITなど8つの異なる資産クラスに均等に分散投資をおこなえます。

リスクを分散しながら安定したリターンを目指し、バランスの取れた投資戦略を実行できます。

一つのファンドで幅広い資産クラスへ投資できるため、複数の投資商品を管理する手間を省ける点も魅力です。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は、0.09372%以内の信託報酬率で、米国経済の成長を捉えられるS&P 500指数に連動しています。

米国株式市場の幅広い動きに直接投資することで、長期的な資産成長を追求できるため、米国経済の成長に投資しその恩恵を受けたい投資者に最適です。

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)

eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)は、0.143%以内の信託報酬率で、日本の株式市場全体の動きを反映するTOPIXに連動する投資成果を目指しています。

国内市場への幅広い投資を低コストで実現し、日本経済の成長に直接投資することを望む方に適しています。

eMAXIS Slim国内債券インデックス

信託報酬率0.132%以内で提供されるeMAXIS Slim国内債券インデックスは、国内債券市場に投資し、NOMURA-BPI総合指数に連動する成果を目指しています。

低リスクで安定した資産運用を求める投資者にとって、安定したリターンを提供しつつ、大幅な下落リスクを抑える手段です。

eMAXIS Slim先進国債券インデックス

eMAXIS Slim先進国債券インデックスは、0.154%以内の信託報酬率で、先進国の債券市場に分散投資をおこない、FTSE世界国債インデックスと連動する成果を目指しています。

国際的な債券市場に投資し、リスクを抑えつつ安定したリターンを求める投資家に最適です。

ニッセイ外国株式インデックスファンド

ニッセイ外国株式インデックスファンドは、0.09889%以内の信託報酬率で、日本を除く世界の主要な先進国株式に投資し、MSCIコクサイ・インデックスに連動する成果を目指しています。

グローバルな分散投資を実現し、長期的な成長を目指しているため、世界経済の成長に資産を委ねたい方に理想的な選択です。

SBI・全世界株式インデックス・ファンド

0.1022%程度の信託報酬率で提供されるSBI・全世界株式インデックス・ファンドは、全世界の株式市場に投資し、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動する成果を目指しています。

グローバルな視点からの資産形成を目指す投資家に適しており、世界中の成長に投資する機会を得たい方におすすめです。

三井住友・DC外国リートインデックスファンド

三井住友・DC外国リートインデックスファンドは、0.297%以内の信託報酬率で、国際的な不動産市場への投資を通じ、不動産業の成長を見込んでいます。

S&P先進国REIT指数に連動することを目指し、分散投資によりリスクを軽減できるため、不動産投資の多様性をポートフォリオに加えたい方に適しています。

ひふみワールド年金

1.1%の信託報酬率を持つひふみワールド年金は、成長性の高い世界各国の株式に焦点を当て、長期的な資産成長を目指しています。

市場環境に応じて組入れ比率を調整し、守りながら増やす運用戦略により、柔軟な運用を実現します。

世界中の成長銘柄に投資し、長期的なリターンを追求したい投資家に最適な選択です。

ひふみ年金

ひふみ年金は、信託報酬率が0.836%となっており、国内外の上場株式への投資を主体とするファンドです。

ひふみ投信マザーファンドを通じて運用され、割安と判断される銘柄への中長期的な投資をおこない、市場の変動に応じて柔軟に資産配分を調整できます。

iFree新興国債券インデックス

0.242%の信託報酬率で提供されるiFree新興国債券インデックスは、新興国通貨建ての債券に投資し、JPモルガン ガバメント・ボンド・インデックス-エマージング・マーケッツ グローバル ダイバーシファイドに連動した成果を目指しています。

新興国の成長に伴うリターンを狙い、リスクとリターンをバランスよく投資したい方に適しています。

iFree年金バランス

iFree年金バランスは、0.1749%の信託報酬率で、国内外の株式および債券に分散投資し、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の基本ポートフォリオに近づけることを目標としながら、安定した資産成長を目指しています。

バランスの取れた投資を通じて、リスクを抑えつつ長期的な資産形成を目指す投資家に最適です。

SBI証券の目的別・おすすめのポートフォリオ

SBI証券でiDeCoを開始する場合は、さまざまな目的やリスク許容度に応じて適したポートフォリオを選択することが重要です。

今回は、初心者から20代、30代、40代以降のそれぞれのライフスタイルにあわせて、幅広いニーズに対応するための選択肢を用意しました

ここでは、目的別のおすすめポートフォリオについて、その特徴を紹介します。

iDeCo・投資自体が初心者の方

投資初心者におすすめするポートフォリオは、「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」と「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」の組み合わせです。

SBI証券が運用する商品の中でもとくに有名な銘柄で、初心者がiDeCoをはじめる際におすすめです。

「eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)」は、世界中の株式市場へ幅広く分散投資でき、低いコストで運用できます。全世界の成長に投資することで、地域に偏るリスクを軽減し、長期的な資産成長を目指せるでしょう。

日本株を除外しているため、国内市場に依存しないグローバルな投資が可能です。

一方、「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」は、日本国内の債券への投資をおこない、株式市場の変動リスクを抑える役割を持ちます。

債券は株式と逆の値動きをするため、株式の値が下がっても債券の値は上がるため、リスク管理に適しており、安定した収益を求める方におすすめです。

【20代】積極的な投資・大きな利益を狙いたい方

20代の方は長い投資期間を持っているため、より積極的な投資戦略を採用できます。SBI証券のiDeCoセレクトプランでは、値上がり益(キャピタルゲイン)を最大化することを目的とした商品が用意されています。

積極的に成長を狙いたい方には、全世界の株式市場に投資することで、グローバルな経済成長の利益を得られる商品を選ぶとよいでしょう。

たとえば、次の2つの組み合わせがおすすめです。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
  • eMAXIS Slim 国内債券インデックス

「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」は、その名の通り、日本を除く全世界の株式市場への投資をおこないます。米国を含む先進国株式はもちろん、新興国株式にも分散投資し、世界経済全体の成長に期待できます。

約60〜70%を米国株式に投資しており、米国経済の成長に直接的に投資可能です。米国に限らず全世界にわたる幅広い投資は、リスクを分散しつつ、長期的な成長の機会を得たい方に理想的な選択肢といえるでしょう。

注意として、全てを株式に投資することはリスクも伴います。リスクをある程度抑えつつリターンを求める方は、一部を債券に投資することをおすすめします。

「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」をポートフォリオに加えることで、リスクの分散と資産の安定化を図れるでしょう。

【30代】着実に安定して資金を増やしていきたい方

30代の投資家にとっては、中長期的な視点で資産を着実に増やしていくことが重要です。この目的を達成するために、資産分散の戦略をおすすめします。

たとえば、株式とは反対の値動きをする債券を組み合わせることにより、市場の不安定な時期におけるリスクを軽減できるため、安定した資産の成長を期待できます。

具体的には、次の5つの組み合わせがおすすめです。

  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • iFree 新興国債券インデックス

複数の資産クラスにわたる分散投資の恩恵を受けつつ、ポートフォリオの管理にかかる手間を大幅に軽減できるでしょう。

【40代】リスクを抑えて守りの投資をしたい方

40代以降の投資家はリスクを抑えつつ資産を守り、着実に増やすことが重要です。40代以降の方は、運用期間が短くなるため、資産の安定性を重視する必要があります。

そのため、海外債券、国内株式、海外株式を組み合わせたポートフォリオを紹介します。

具体的には、次の3つの組み合わせがおすすめです。

  • eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
  • eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド

先進国債券への投資である「eMAXIS Slim 先進国債券インデックス」は、安定したリターンを求める投資家に適しており、信託報酬が低いためコスト効率も良好です。

また、「eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)」は日本経済の成長に寄与し、幅広い市場へ分散した投資が可能です。

さらに、「ニッセイ外国株式インデックスファンド」は、低い信託報酬で世界の主要先進国市場への投資を可能にし、グローバルな視点から資産増加につなげられます。

40代以降の投資家にとって、リスクを避けつつ着実な資産増加を目指せるため、理想的な投資戦略といえるでしょう。

SBI証券のiDeCoの特徴

SBI証券のiDeCoは、その運営実績、手数料の低さ、そして充実したサポート体制が特徴的です。また、選択できる銘柄の豊富さも魅力の1つです。ここでは、SBI証券におけるiDeCoの特徴を解説します。

10年以上の運営実績・加入者数業界No.1

SBI証券のiDeCoサービスは、10年以上にわたる長い運営実績と、業界で最も多い加入者数を誇っています。10年以上の運営期間を通じて蓄積された経験とノウハウを持っているため、iDeCoサービスの信頼性と安定性も魅力的です。

加入者数が業界No.1であることは、サービスの品質が多くの投資家から高く評価されていることを示しています。確かな実績は、将来にわたる資産形成を任せるにあたって、大きな安心材料といえるでしょう。

運営管理手数料が無料

SBI証券のiDeCoの大きな魅力の一つは、運営管理手数料が無料である点です。運営管理手数料とは、金融機関が独自に定めている手数料のことです。加えて、口座開設手数料も無料であり、ほかの関連手数料も業界内で非常に低い水準に抑えられています。

これにより、投資家は追加のコスト負担を最小限に抑えつつ、iDeCoを利用可能です。低コストでの運用は、長期的な資産形成において非常に重要であり、投資家はより多くの利益を得られるでしょう。

カスタマーサービスは土日も対応

SBI証券では、カスタマーサービスを土日も含む週末に提供しています。平日に忙しくて投資に関する相談や管理ができない投資家にとって、大きなメリットです。

週末に利用できるカスタマーサービスを通じて、投資家は自身のスケジュールにあわせて、いつでも専門家のアドバイスを受けられます。これにより、投資家は安心してiDeCoを利用し、適切な投資計画を立て、資産形成を進められるでしょう。

業界最多38種類の銘柄を扱う

SBI証券のiDeCoは業界最多となる38種類の銘柄を取り扱っており、インデックスファンド、アクティブファンド、バランス型ファンド、ターゲットイヤー型ファンド、元本確保型ファンドと、多様なニーズに応える商品ラインナップを持っています。

次のような多様な銘柄により、投資家は自身の投資スタイルや目標に最適な商品を選択可能です。

インデックスファンドニッセイ日経平均インデックスファンドeMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)eMAXIS Slim 国内債券インデックスニッセイJリートインデックスファンドeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)SBI・全世界株式インデックス・ファンドiグローバル中小型株式ファンドeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)iFree NYダウ・インデックスニッセイ外国株式インデックスファンドeMAXIS Slim 先進国株式インデックスインデックスファンド海外株式ヘッジあり(DC専用)eMAXIS Slim 新興国株式インデックスeMAXIS Slim 先進国債券インデックスインデックスファンド海外債券ヘッジあり(DC専用)iFree 新興国債券インデックス三井住友・DC外国リートインデックスファンド
アクティブファンドひふみ年金野村リアルグロース・オープン(確定拠出年金向け)つみたて椿 (愛称:女性活躍応援積立ファンド)SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ<DC年金>ひふみワールド年金セゾン資産形成の達人ファンド朝日Nvestグローバル バリュー株オープン長期厳選投資 おおぶねラッセル・インベストメント外国株式ファンド(DC向け)ハーベスト アジア フロンティア株式ファンドPIMCO 世界債券アクティブファンド(DC)三菱UFJ純金ファンド (愛称:ファインゴールド)
バランス型MAXIS Slim バランス(8資産均等型)iFree 年金バランスSBIグローバル・バランス・ファンドセゾン・グローバルバランスファンド
ターゲットイヤー型セレブライフ・ストーリー2055セレブライフ・ストーリー2045セレブライフ・ストーリー2035セレブライフ・ストーリー2025
元本確保型あおぞらDC定期(1年)

SBI証券でiDeCoのはじめ方

SBI証券でiDeCo(個人型確定拠出年金)は簡単に口座を開設し、運用を開始できます。ここでは、SBI証券でiDeCoをはじめる方法を解説します。

1:Webサイトから口座の開設へ進む

SBI証券のWebサイトからiDeCoの口座開設手続きを開始できます。Webでの申し込みに加え、書面での申し込みも可能であり、投資家の好みや利便性に応じて選択できます。

2:情報の入力・本人確認

口座開設の次のステップでは、メールアドレスの登録後、お名前や生年月日などの基本情報を入力し、加入診断などをおこないます。

また、本人確認書類のアップロードやiDeCoの掛金引落口座の登録、基礎年金番号などの加入申し込み情報の入力が必要です。会社員や公務員の方は、事業主の証明書の作成とアップロードも求められることがあります。

必要になる主な書類は次の4つです。

  • 本人確認書類
  • 掛金引落口座情報
  • 基礎年金番号
  • 事業主の証明書

3:ID・パスワードの受け取り

手続きが完了し、国民年金基金連合会で加入資格の確認後にIDとパスワードを受け取ります。これにより、SBI証券のiDeCoサービスを利用する準備が整います。

4:運用開始

iDeCoでの運用が正式に開始されます。運用を始めたら、SBI証券の提供する豊富な投資商品の中から目的に合った銘柄を選択し、自身の資金の運用をスタートしましょう。

iDeCoに関するよくある質問

iDeCo(個人型確定拠出年金)に興味を持つ多くの方が、加入前にさまざまな疑問を抱えています。ここでは、SBI証券のiDeCoに関するよくある質問とその回答をまとめて紹介します。

SBI証券のセレクトプラン・オリジナルプランの違いは?

SBI証券のiDeCoには、セレクトプランとオリジナルプランという2つのプランがありましたが、現在新規で受け付けているのはセレクトプランのみです。

2021年1月4日以前は、オリジナルプランも選択可能でしたが、新規受付は停止されました。

セレクトプランは2018年11月に導入された新しい運用プランで、コストパフォーマンスや運用実績を総合的に勘案し、インデックスファンドとアクティブファンドがバランスよく選択されたプランです。信託報酬が低い投資信託を多く揃えている点が特徴です。

iDeCoとNISAどちらをはじめるべき?

iDeCoとNISAはどちらも税制優遇措置を受けられる投資の選択肢ですが、それぞれ特徴が異なります。

iDeCoは主に老後の資産形成を目的としており、運用益に対する税金が非課税で、運用期間中の引き出しが制限され、引き出すことが可能なのは原則60歳以降です。

一方、NISAはより柔軟に資産運用をおこないたい方向けで、一定期間内の運用益が非課税となり、いつでも資金を引き出すことが可能です。

主に老後資金を用意したい方はiDeCoを、いつでも引き出せる資金を運用したい方はNISAを選ぶとよいでしょう。ライフプランによっては併用も考慮してください。

SBI証券のNISAについては「SBI証券のNISAの始め方や買い方は?口座開設の流れやおすすめ銘柄を解説」で紹介しています。

SBI証券での口座開設にはどのくらい時間がかかる?

SBI証券でiDeCoの口座開設をおこなう際、申し込み方法によって所要時間が異なります。申し込み方法は、オンラインと郵送の2種類です。

オンラインでの口座開設の場合、インターネットを通じて申し込みをおこなった後、最短で1〜3営業日程度で口座開設が完了します。ただし、取引をはじめるまでには別途時間が必要になる場合がある点は考慮しましょう。

郵送での口座開設の場合、申し込み書を返送してから口座開設までには約10日程度の時間がかかります。

オンラインでの手続きが難しい場合や、書面での記録を残したい場合に適していますが、オンライン申し込みに比べて時間が長くかかる点に注意しましょう。

まとめ

本記事では、SBI証券のiDeCoプランに焦点を当て、その特徴、おすすめの銘柄15選、投資家の目的に応じたおすすめのポートフォリオ、iDeCo口座の開設方法について詳しく解説しました。

SBI証券のiDeCoは、業界最多の38種類の銘柄を扱い、運営管理手数料が無料であること、土日もカスタマーサービスが対応していることが大きな特徴です。幅広い商品から、投資の目標やリスク許容度に応じて最適なポートフォリオを選択できます。

iDeCoを始めたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

<参考>
SBI証券

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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