2024年1月から新NISA制度が始まったこともあり、NISA対応のおすすめ銘柄を探している方も多いでしょう。
SBI証券は、投資信託の取り扱い銘柄数が業界最多水準で、新NISAのつみたて投資枠対象銘柄も豊富に取りそろえています。
そこで本記事では、SBI証券のNISA口座で購入できるおすすめ銘柄14選を紹介します。
SBI証券でNISAをはじめる手順や新NISAと旧NISAとの違いも紹介するので、NISAで投資をはじめようと考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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新NISAとは?旧制度の「つみたてNISA」についてもおさらい
新NISAは投資可能枠が拡大され、非課税期間も無期限となり使いやすい制度に改正されました。
新制度のNISAと旧制度のつみたてNISAについて、比較をしながら解説します。
つみたてNISAとは
つみたてNISAとは、資産形成に有効な少額からの長期積立分散投資を促進するために、2018年に導入された制度です。
つみたてNISAは投資信託の積立投資の年間40万円までの利益が、20年間非課税となる制度でした。
2024年1月から「新NISA」が開始
2024年1月から従来のNISAが改正され、より利用しやすくなった「新NISA」制度が開始されています。
旧NISA制度は非課税で投資ができる期間が限られており、一般NISAは2023年末、つみたてNISAは2037年末までとされていました。
新NISAでは非課税期間の延長や投資枠の拡大が図られ、より多くの投資家が長期的な資産形成を行いやすくなったといえます。
新NISAと旧NISAの異なる点
新NISAと旧NISAの違いは、次のとおりです。
新NISA | 旧NISA | |||
---|---|---|---|---|
つみたて投資枠 | 成長投資枠 | つみたてNISA | 一般NISA | |
年間投資枠 | 120万円 | 240万円 | 40万円 | 120万円 |
生涯投資枠 | 1,800万円(成長投資枠最大1,200万円) | 800万円 | 600万円 | |
非課税期間 | 無期限 | 無期限 | 20年 | 5年 |
二つの併用 | ⚪︎ | × |
新NISAでは投資枠が「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2つに分類されて、成長投資枠は年間240万円、つみたて投資枠は年間120万円までと投資額が大幅に拡大されました。
つみたてNISAで対象銘柄とされた投資信託は、引き続きつみたて投資枠の対象銘柄として取り扱われます。
またあわせて期限付きの優遇措置であった制度が恒久化されて、非課税期間が無期限化されました。
旧NISAではつみたてNISAと一般NISAを併用できませんでしたが、新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能となったため、利便性が大幅に向上したといえるでしょう。
NISA(旧つみたてNISA)で銘柄を選ぶ際のポイント
NISAで銘柄を選ぶ際のポイントを紹介します。
投資銘柄は主に大きなリターンを狙うのか、リスク抑えて運用したいのかによって異なります。
また、今後の成長の期待度や手数料などについても確認しておきましょう。
ハイリターンを望む方は株式100%型
ハイリターンを目指す方は、株式100%型の投資信託が向いています。
投資信託の投資対象には株式のほかに債券やREIT(リート)などがありますが、株式は比較的リターンが大きい資産です。
ただし、株式100%型の投資信託は比較的リターンが高い代わりに、リスクも大きくなります。
株式100%型の投資信託は、ハイリスク、ハイリターンな投資であることを認識しましょう。
リスクを抑えて運用したい方は複合資産型
リスクを抑えて安定的な運用を目指す方には、複合資産型の投資信託がおすすめです。
複合資産型は株式のほかに債券や不動産など複数の資産に分散投資することで、リスクを抑えた資産形成を目指す投資信託です。
複合資産型の投資信託は種類が豊富で、それぞれ投資対象やリスクが異なるため、自身が希望する内容の銘柄を選びましょう。
今後の成長が期待できる資産を選ぶ
投資信託を選ぶ際、今後の成長が期待できる銘柄の選定も重要です。
成長が見込まれる資産の選び方はいくつかありますが、代表的な方法には次の2つがあります。
- 投資対象国で選ぶ
- 株式であれば企業の業種で選ぶ
たとえば、これから成長が期待される新興国の企業は、国の成長に伴って株価の上昇も期待できるかもしれません。
また、IT関連やヘルスケア関連の株式のような、今後の成長が期待できる分野の企業に投資をして株価の上昇を期待する考え方もあるでしょう。
もちろん、1つの国や分野が永久に成長し続けることは少ないため、状況に応じて都度投資対象を見直すことも大切です。
コストを抑えたい方は手数料にも注目
投資信託を選ぶ際は、手数料にも注目しましょう。
投資信託の手数料には、次のようなものが含まれます。
手数料 | 概要 |
---|---|
購入手数料 | 投資信託を購入するときに支払う手数料 |
信託報酬 | 投資信託を運用や管理するためにかかる費用 |
信託財産留保額(売却手数料) | 投資信託を売却するときに控除される費用 |
購入手数料は証券会社や銀行など投資信託の販売会社に対して支払う手数料で、同じ投資信託でも金融機関により購入手数料が異なるため、事前によく確認する必要があります。
信託報酬と信託財産留保額は、投資信託の運用会社に支払う手数料です。
とくに信託報酬は投資信託の保有期間中、常にかかる手数料になるため、銘柄を選ぶときはよく確認しましょう。
また、同じ投資対象でも運用会社により信託報酬や信託財産留保額が異なる場合もあるため確認が必要です。
SBI証券のNISA(旧つみたてNISA)おすすめ銘柄14選
SBI証券のNISA口座で購入できるおすすめ銘柄14選を紹介します。
ファンド名 | 純資産額 | 信託報酬 | 投資対象 |
---|---|---|---|
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) | 3,747,144百万円 | 0.05775% | 日本を含む先進国、新興国の株式 |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 1,754,514百万円 | 0.0938%程度 | 米国株式 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型) | 286,623百万円 | 0.143%以内 | 日本を含む世界各国の株式 公社債および不動産投資信託証券 |
eMAXIS Slim先進国株式インデックス | 787,914百万円 | 0.09889% | 日本を除く世界各国の株式 |
eMAXIS Slim新興国株式インデックス | 171,661百万円 | 0.1518%以内 | 国際株式(主に新興国) |
SBI・ 全世界株式インデックス・ファンド | 216,612百万円 | 0.1022%程度 | 国際株式 |
SBI・新興国株式インデックス・ファンド | 30,226百万円 | 0.176%程度 | 新興国株式 |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | 276,853百万円 | 0.0938%程度 | 米国株式 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 512,409百万円 | 0.192%程度 | 国際株式 |
ニッセイ外国株式インデックスファンド | <購入・換金手数料なし>761,335百万円 | 0.09889%以内 | 日本を除く主要先進国の株式 |
内外7資産バランス・為替ヘッジ型 | 野村インデックスファンド・16,792百万円 | 0.55%以内 | 国内および外国の各株式、国内、外国および新興国の各債券 国内および外国の各不動産投資信託証券(REIT) |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 1,618,128百万円 | 0.162%程度 | 全米株式 |
日本株式・Jリートバランスファンド | 1,596百万円 | 0.209% | 日本株式とJリート |
ひふみプラス | 579,417百万円 | 1.078%以内 | 国内外の上場株式 |
それぞれの銘柄について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
1:eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
基準価額 | 26,120円 |
---|---|
純資産額 | 3,747,144百万円 |
投資対象 | 日本を含む先進国および新興国の株式 |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
信託報酬 | 0.05775% |
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託です。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)と同じ値動きを目指すインデックス・ファンドで、日本も含めた世界中の先進国株式および新興国株式に投資をおこないます。
世界経済の成長に連動したリターンが期待できるとともに、投資対象国が広く、リスクを分散した運用が特徴です。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)は、国内屈指の人気投資信託でもあるので、はじめてNISAで投資信託を購入する方にもおすすめです。
2:SBI・V・S&P500インデックス・ファンド
基準価額 | 28,680円 |
---|---|
純資産額 | 1,754,514百万円 |
投資対象 | 米国株式 |
運用会社 | SBIアセットマネジメント株式会社 |
信託報酬 | 0.0938%程度 |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが運用し、米国市場を代表する企業から構成される株価指数であるS&P500指数(円換算ベース)と同じ値動きを目指すインデックス・ファンドです。
米国の優良企業への分散投資が可能で、米国経済の成長に連動したリターンが期待できます。
米国は世界経済の中心であり長きにわたり力強い成長を続けているため、米国を代表する企業へ手軽に投資ができるS&P500連動のインデックス・ファンドは世界中で高い人気があります。
アメリカ株に投資をしたい方に、ぜひおすすめしたい銘柄です。
3:eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)
基準価額 | 16,762円 |
---|---|
純資産額 | 286,623百万円 |
投資対象 | 日本を含む世界各国の株式、公社債および不動産投資信託証券 |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
信託報酬 | 0.143%以内 |
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)は、三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託です。
eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)の投資対象は、次の8種類の資産です。
- 国内株式
- 先進国株式
- 新興国株式
- 国内債券
- 先進国債券
- 新興国債券
- 国内不動産
- 先進国不動産
国内外の株式、債券、不動産投資信託証券(リート)に均等に投資して資産分散を図るとともに、世界中の資産を投資対象としているため投資地域も分散して運用しています。
分散投資ができるため、リスク抑えながら長期的な資産形成を目指したい方におすすめです。
4:eMAXIS Slim先進国株式インデックス
基準価額 | 31,728円 |
---|---|
純資産額 | 787,914百万円 |
投資対象 | 日本を除く世界各国の株式 |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
信託報酬 | 0.09889% |
eMAXIS Slim先進国株式インデックスは、三菱UFJアセットマネジメントが運用する投資信託です。
MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)と同じ値動きを目指すインデックス・ファンドで、主な投資対象国はアメリカやイギリス、フランスなどの先進国です。
MSCIコクサイ・インデックスは先進国22カ国を投資対象としていますが、日本は含まれていません。
先進国の経済は成熟しているため、大きなリスクを避けながら安定的な成長を期待したい方はぜひチェックしてみてください。
5:eMAXIS Slim新興国株式インデックス
基準価額 | 16,839円 |
---|---|
純資産額 | 171,661百万円 |
投資対象 | 国際株式(主に新興国) |
運用会社 | 三菱UFJアセットマネジメント |
信託報酬 | 0.1518%以内 |
eMAXIS Slim新興国株式インデックスも、eMAXIS Slimシリーズの一つで三菱UFJアセットマネジメントが運用します。
MSCIエマージング・マーケット・インデックス(配当込み、円換算ベース)と同じ値動きを目指すインデックス・ファンドです。
主な投資対象は中国、インド、台湾のほかに、南アフリカ、メキシコなどで主に新興国の株式に投資します。
新興国の経済は成長余力が大きく、戦後の日本や世界の工場と呼ばれた1990年代以降の中国のように、急激な経済成長の可能性を持つため、新興国企業の株式も国の成長に比例して大きな上昇が期待できます。
一方で、経済状況が悪くなると、株式の下落率が先進国の企業よりも大きくなる傾向があるため注意が必要です。
成長が期待できる新興国の株式に投資したい方はぜひチェックしてみましょう。
6:SBI・ 全世界株式インデックス・ファンド
基準価額 | 24,320円 |
---|---|
純資産額 | 216,612百万円 |
投資対象 | 国際株式 |
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
信託報酬 | 0.1022%程度 |
SBI・全世界株式インデックス・ファンドは、SBI証券も属するSBIグループの運用会社であるSBIアセットマネジメントが運用する投資信託です。
全世界の大型株、中型株、小型株をあわせた市場の動きを表すFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)と同じ値動きを目指すインデックス・ファンドです。
先進国企業及び新興国企業の株式に投資をするため、世界経済の成長に連動したリターンが期待できるだけでなく、投資対象地域を世界中に広げることでリスクを分散しています。
リスクを抑えながら先進国、新興国問わず、全世界の株式に投資したい方におすすめです。
7:SBI・新興国株式インデックス・ファンド
基準価額 | 16,553円 |
---|---|
純資産額 | 30,226百万円 |
投資対象 | 新興国株式 |
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
信託報酬 | 0.176%程度 |
SBI・新興国株式インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが運用する投資信託です。
新興国は政治的に安定していない国もあり、成長が不安定な部分もあります。
ただし、新興国の経済は成長余力が大きいため、世界経済が好調なときは先進国企業の株式を上回る力強いパフォーマンスが期待できるでしょう。
新興国の株式市場の動きに連動した投資信託がほしい方は、ぜひチェックしてみてください。
8:SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
基準価額 | 17,896円 |
---|---|
純資産額 | 276,853百万円 |
投資対象 | 米国株式 |
運用会社 | SBIアセットマネジメント |
信託報酬 | 0.0938%程度 |
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが運用する投資信託です。
米国の大型株から小型株まで投資可能な銘柄をほぼ網羅し、米国株式市場全体のパフォーマンスを示す株価指数であるCRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)と同じ値動きを目指すインデックス・ファンドです。
米国経済の力強さの要因の一つには新しい企業が続々と生まれ、小規模な企業が大きく成長していく経済のダイナミズムにあります。
SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは、米国株式市場全体をカバーしているため小型企業は大きく成長する成果も、パフォーマンスに取り込むことができるでしょう。
全米の株式を投資対象にしたい方におすすめの銘柄です。
9:楽天・全世界株式インデックス・ファンド
基準価額 | 24,984 円 |
---|---|
純資産額 | 512,409百万円 |
投資対象 | 国際株式 |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
信託報酬 | 0.192%程度 |
楽天・全世界株式インデックス・ファンドは、楽天投信投資顧問が運用する投資信託です。
世界中の株式市場を対象としたFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)と同じ値動きを目指すインデックス・ファンドです。
世界経済の成長に連動したリターンが期待でき、先進国から新興国までさまざまな国の企業に投資してリスクの分散を図ります。
全世界の株式市場に連動した投資信託がほしい方におすすめです。
10:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
基準価額 | 41,912円 |
---|---|
純資産額 | 761,335百万円 |
投資対象 | 日本を除く主要先進国の株式 |
運用会社 | ニッセイアセットマネジメント |
信託報酬 | 0.09889%以内 |
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、ニッセイアセットマネジメントが運用する投資信託です。
日本を含まない先進国を投資対象とするMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)と同じ値動きをめざします。
個別の日本株式、もしくは日本株式が投資対象の投資信託をすでに保有している方は、自身の日本株の保有割合を増やさずに先進国の株式へ投資できます。
先進国に投資したい方はもちろん、購入時や換金時の手数料、信託財産留保額がかからないため、運用コストが抑えられるファンドを探している方にもおすすめです。
11:野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型
基準価額 | 16,508円 |
---|---|
純資産額 | 16,792百万円 |
投資対象 | 国内および外国の各株式、国内、外国および新興国の各債券 国内および外国の各不動産投資信託証券(REIT) |
運用会社 | 野村アセットマネジメント |
信託報酬 | 0.55%以内 |
野村インデックスファンド・内外7資産バランス・為替ヘッジ型は、野村アセットマネジメントが運用する投資信託です。
国内株式や外国株式、債券やリートなどの7資産を対象としており、それぞれ均等に投資をおこないます。
為替ヘッジとは運用の一環として、為替予約取引を活用して為替による基準価額の上下を抑える投資手法です。
為替ヘッジをおこなうと、外貨資産に投資した際でも円高時に基準価額の下落を抑えられるメリットがあります。
投資対象を国内外の株式、債券、リートに分散投資をしているため、リスクを抑えた銘柄を探している方におすすめです。
12:楽天・全米株式インデックス・ファンド
基準価額 | 31,599円 |
---|---|
純資産額 | 1,618,128百万円 |
投資対象 | 全米株式 |
運用会社 | 楽天投信投資顧問 |
信託報酬 | 0.162%程度 |
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、米国株式市場の投資可能銘柄である約4,000銘柄に分散投資できるインデックスファンドです。
大企業のみでなく、中小株にも広く投資している点が特徴です。
米国株のほぼすべてに分散投資できるため、全米の米国株に投資できる銘柄を探している方におすすめです。
13:日本株式・Jリートバランスファンド
基準価額 | 17,403円 |
---|---|
純資産額 | 1,596百万円 |
投資対象 | 日本株式とJリート |
運用会社 | SBI岡三アセットマネジメント |
信託報酬 | 0.209% |
日本株式・Jリートバランスファンドは、日本株式とJリートに資金の50%ずつを投資するバランスファンドです。
日本株式部分は日経平均株価に、Jリート部分は東証REIT指数(配当込み)と同じ値動きを目指す2つのインデックス・ファンドで構成されています。
自国の経済状況はタイムリーな情報が得やすいうえに理解しやすいため、投資についても予測が立てやすいメリットがあるでしょう。
また、日本株式とJリートの組み合わせの場合は、海外資産がないため、為替変動による基準価額の変化を考慮しなくてよい点もメリットです。
国内の資産に投資がしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
14:ひふみプラス
基準価額 | 60,905円 |
---|---|
純資産額 | 579,417百万円 |
投資対象 | 国内外の上場株式 |
運用会社 | レオス・キャピタルワークス |
信託報酬 | 1.078%以内 |
ひふみプラスは、レオスキャピタル・ワークスが運用するアクティブ・ファンドです。
アクティブ・ファンドとは、運用会社の調査能力や予測能力を駆使して、市場平均よりも高いパフォーマンスを目指す投資信託です。
ひふみプラスは、国内外の株式を投資対象とし、市場価値が割安と考えられる銘柄を選別して長期的に投資します。
レオスキャピタル・ワークスの運用能力の高さと、著名ファンドマネージャーである藤野英人氏の積極的な情報発信が特徴で、国内で人気の高いアクティブ・ファンドです。
ハイリターンも期待できるアクティブファンドを探している方は、ぜひチェックしてみましょう。
SBI証券のNISA(旧つみたてNISA)の特徴
SBI証券のNISA(旧つみたてNISA)の特徴を紹介します。
豊富な取扱銘柄数
SBI証券はNISAに利用できる投資信託の取扱銘柄が豊富で、ネット証券最多水準の商品ラインナップを誇ります。
投資信託の取扱本数は2024年1月22日時点で2,620本、うちNISA成長投資枠対象投資信託が1,155本、つみたて投資枠の対象投資信託が218本と多数の銘柄を取り扱っています。
銘柄を探す際の検索機能も充実しているため、自身の投資ニーズにあう投資信託を見つけやすいでしょう。
少額から積立可能で投資枠を有効活用
SBI証券では投資信託を100円以上1円単位で購入できるため、NISA非課税枠のギリギリまで投資が可能です。
100株単位の株式の場合、非課税枠ちょうどの投資が難しく、結果として非課税枠が余ってしまう可能性があります。
また、毎月10万円であればつみたて投資枠を1年で120万円利用できますが、毎日、もしくは毎週のつみたての場合だと金額の調整が必要になるケースも出てきます。
SBI証券での投資信託の購入であれば、1円単位で非課税枠の利用を調整できるため、NISAの優遇枠を有効に活用しやすいでしょう。
投資信託の保有でポイントを貯められる
SBI証券では投資信託の保有で、ポイントが貯められます。
貯まるポイントは保有銘柄と保有額に応じて設定され、付与率は最大で保有金額の0.25%です。
月間平均保有額 | 1,000万円未満 | 1,000万円以上 |
---|---|---|
通常銘柄 | 0.10% | 0.20% |
SBIプレミアセレクト銘柄 | 0.15% | 0.25% |
そのほか指定銘柄 | SBI証券が指定する付与率 |
また、貯めるポイントは次の6種類から選択できます。
- Tポイント
- Vポイント
- Ponta
- dポイント
- JALマイル
- PayPayポイント
投資信託は長期保有が向いているため、保有期間に応じてポイントが貯まるメリットを生かしやすいでしょう。
積立頻度は自由に選択可能
SBI証券は投資信託の積立頻度を自由に選択できます。
一般的な金融機関の積立頻度は「毎月」のみが多いですが、SBI証券では「毎日」「毎週」「毎月」「隔月」から選択できます。
さらに、「複数日コース」では毎月の希望日付を複数申し込みできます。
加えて「ボーナス月コース」を選択すれば、前述の5種類の積立頻度に加えて、ボーナス月にも追加の積立ができます。
SBI証券では積立頻度の選択肢が豊富にあるため、自身のライフスタイルに適した積立投資ができます。
- 楽天ポイントで投資できる
- 日経テレコンが無料
- クレカ積立でポイント貯まる
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SBI証券でNISAをはじめる手順・買い方を紹介!
SBI証券でつみたてNISAをはじめる手順を紹介します。
SBI証券の口座開設手続きには難しい点はなく、手軽に申し込みできるでしょう。
1:Webの公式サイトから口座開設へ進む
SBI証券の口座開設はWebの公式サイトから申し込みできます。
公式サイトの「口座開設」ボタンから申し込みフォームに遷移した後、メールアドレスの登録をおこないましょう。
メールアドレスを登録すると、メールで認証コードが送付されます。
認証コードを公式サイトのフォームに入力したあとは、氏名や住所などの申し込み者情報の入力をしましょう。
必要事項入力後は、口座開設手続きの方法として、インターネットが郵送のどちらかを選択をします。
2:「NISAに申し込む」にチェック
利用者の情報を入力後、NISA口座の開設を選択しましょう。
口座開設と同時にNISA口座の開設をしておけば、口座開設後に再度手続きをする手間が省けます。
NISA口座開設の選択をすると、口座開設に必要な各種規約の確認が求められるので、よく確認しましょう。
3:本人確認・必要書類の提出
SBI証券の口座開設には、本人確認書類の提出とマイナンバーの登録が必要です。
「ネットで口座開設」を選択した場合は、公式サイトから本人確認書類及びマイナンバーカードのファイルをアップロードし、「郵送で口座開設」を選択した場合は郵送での提出になります。
スマートフォンで撮影してアップロードする場合、提出書類は次のどちらかです。
- マイナンバーカード
- マイナンバー通知カード+運転免許証
上記書類の組み合わせがない場合、もしくは過去に撮影した画像を利用したい場合は、マイナンバーカードと次の本人確認書類1点もしくは、通知カードと次の本人確認書類2点の提出が必要になります。
- 運転免許証
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 日本国パスポート
- 住民票の写し
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
本人確認書類は必ず必要になるため、あらかじめ用意しておきましょう。
4:口座開設完了の連絡
必要書類の提出が完了すると、SBI証券で口座開設の審査がおこなわれます。
審査に通過すると口座開設完了通知が送られてきますが、メールでの受取りを選択した場合は、取引パスワード設定ページのURLがメールで送られてくるため、URLにアクセスし任意の取引パスワードを設定しましょう。
郵送受取をを選択した場合、登録した住所宛てに取引パスワードが記載された郵送物が簡易書留郵便(転送不要)で送られます。
5:口座に入金・投資開始
審査通過後、初期設定を終えれば口座開設手続きは完了で、SBI証券の口座に入金をおこなえば投資を開始できます。
入金方法は「即時入金」「SBIハイブリッド預金」「リアルタイム入金」「銀行振り込み」「振り替え入金(ゆうちょ銀行)」と複数あり、自身の利用する金融機関のサービスにあわせて選択が可能です。
6:銘柄(ファンド)を選択
次に、実際のSBI証券でのNISAの買い方について解説します。
まずは、NISAで購入する銘柄(ファンド)を選びましょう。
「NISAで買える銘柄を探す」のメニューの中の「成長投資枠」と「つみたて投資枠」から、購入したい投資対象の種類を選択します。
たとえば「つみたて投資枠」の「投資信託」をクリックすると、SBI証券で取り扱っている新NISA(つみたて投資枠)の銘柄が表示されます。
下にスクロールすると、SBI証券ユーザーがNISAで買付をしている銘柄のランキングが表示されるので、参考にするののもよいでしょう。
7:決済方法と金額を設定
購入する銘柄が決定しファンドの基準価額や純資産などの情報が載った画面が表示されたら、「積立買付」を選択し、決済方法や購入金額を設定しましょう。
決済方法は「現金決済」と「クレジットカード決済」の2つです。
クレジットカードの登録がまだの場合、「クレジットカードを登録する」からカード情報を登録します。
決済方法を決めたら購入金額、積立て場合は積立コース(積立頻度)を設定します。
積立頻度は以前までは「毎月1日」のみでしたが、2024年6月1日以降、三井住友カードが発行するクレジットカードの場合「毎月3日~9日のいずれか」を選べるようになりました。
そのほかのカードも発注日が選べるようになったため、カード毎の設定締切日は公式サイトを参考にしてみてください。
現金決済の場合は「毎日・毎週・毎月」から選びましょう。
8:目論見書と設定内容を確認し発注
購入するファンドの目論見書が表示されたら、内容を確認しましょう。
目論見書をチェックすると「確認画面へ」のボタンが青に変わり、クリックできるようになります。
内容を確認後、取引パスワードを入力し、「設定する」をクリックしましょう。
画面に「積立設定を受付致しました」と表示されれば、SBI証券でのNISA申し込みが完了します。
【お得】SBI証券のNISA口座はクレカ積立が可能!
SBI証券のNISAの積立では、クレカ積立が可能です。
NISAの税金がかからないメリットと同時に、クレジットカードのポイントも貯められるので、お得に積立ができます。
とくに三井住友カードと組み合わせると、積立額の最大5%のポイント還元(2024年10月買付分まで予定)が受けられるうえに、投資信託の残高に応じて月間平均保有金額の最大0.25%が毎月ポイントとしてもらえるため、さらにお得に資産形成ができるでしょう。
SBI証券のNISA積立やクレカ積立について詳しく知りたい方は「SBI証券のクレカ積立は三井住友カード経由がおすすめ!」の記事も参考にしてみてください。
【最大10,000円相当の特典】NISAキャンペーンも活用しよう
SBI証券ではNISA口座開設の際に利用できる、最大10,000円相当の特典が当たるキャンペーンを実施しています。
キャンペーン内容は2種類あり、キャンペーン1はSBI証券の公式Xアカウントをフォローし、リポストまたは動画視聴を行うことで、抽選に参加できる内容です。
抽選内容は50名に2,000円相当、5,000名に100円相当のデジタルギフトが当たります。
キャンペーン2では、NISA口座開設とログイン後のエントリーを行うと抽選で最大2,000円が当たります。
キャンペーン期間はキャンペーン1が2024年6月14日(金)から7月14日(日)まで、キャンペーン2が2024年6月14日(金)から8月31日(土)までです。
さらに、紹介キャンペーンとして、自身が紹介した家族や友達がSBI証券で総合口座とNISA口座を開設すると、最大6,000円分のギフトポイントがもらえます。
SBI証券でNISAを開設しようとしている方は、ぜひ本キャンペーンを活用して、お得にNISAを利用してみてください。
NISAに関するよくある質問
ここからは、NISAに関するよくある質問について回答します。
すでにSBI証券口座を持っている場合のNISAのはじめ方は?
すでにSBI証券口座を保有している方は、公式サイトでNISA口座の開設ができます。
すでにSBI証券口座を保有している方がNISA口座の開設を新たにおこなう場合、マイナンバーの登録は必要ありませんが、本人確認書類の提出は必要になるため注意しましょう。
NISA口座の開設方法はWebから書類をアップロードする方法、あるいは書面を郵送する方法が選択できます。
Web申し込みは最速2日、郵送申し込みは7日程度でNISA口座の開設が可能です。
SBI証券のNISAでETFは買える?
SBI証券のNISAで、ETFは購入できます。
ETFは「上場投資信託」と訳され、投資信託でありながら取引所に上場している点が特徴です。
ETFの売買は、通常の株式と同様に取引所においてリアルタイムでおこなわれるため、1日1回算出される基準価額で売買される通常の投資信託とは取引方法が異なります。
なお、新NISAで購入する場合は、新NISAの対象として届出されているETFを選択する必要があります。
SBI証券が取り扱うETFのうち、新NISAの対象として届出されているETFは、公式サイトの「成長投資枠対象国内ETF・ETN・リート一覧」から確認できます。
NISAにデメリットはある?
NISAには大きなデメリットはありませんが「新未成年者は口座開設ができない」「利益が出ないとNISAの恩恵を得られない」点はデメリットといえます。
新NISAには年齢制限があり、17歳以下の未成年は開設ができないため、子ども名義で積み立てをしようと考える方には不便かもしれません、
また、NISAは投資利益が非課税になる制度なため、そもそも利益が出ないとメリットを得られないでしょう。
もちろんNISAに限りませんが、投資は自己責任でおこなう必要があるため、元本割れするリスクもあります。
しかし、NISAは新NISAになったことで、ますますメリットが増え使いやすくなったため、投資初心者をはじめ積極的に活用したい制度だといえます。
NISA口座を他社からSBI証券へ移管できる?
NISA口座は、簡単な手続きで他社からSBI証券へ移管できます。
SBI証券の口座未開設の場合は、まずSBI証券の総合口座と同時にNISA口座の金融機関変更の申し込みをおこないます。
手続きの手順は申し込みフォーム内のNISA選択の際に「他社から乗り換える」を選び、総合口座・NISA口座を同時に申込みましょう。
次に、現在NISA口座を開設している金融機関に「金融機関変更」の申込みを行い、勘定廃止通知書や非課税口座廃止通知書などの必要書類を請求します。
そのあと「NISA口座開設届出書」を記入し、他書類と合わせてSBI証券に返送しましょう。
一方、SBI証券口座開設済みの方は、まず現在NISA口座を開設中の金融機関に金融機関変更の申込みを行い、必要書類を請求します。
次に、「NISA口座開設届出書」に記入し、他書類と合わせてSBI証券に返送しましょう。
以前SBI証券ではNISA移管のキャンペーンを開催していましたが、2024年6月現在はおこなっていないため、SBI証券でお得にNISAを利用したい方はほかのキャンペーンを利用しましょう。
SBI証券のNISA口座の解約方法は?
SBI証券のNISA口座は簡単に解約できます。
NISA口座を他社の金融機関に変更する場合の手続き方法は次のとおりです。
- SBI証券のWEBサイトにログイン
- 「口座管理」を選択
- 「お客さま情報 設定・変更」を選択
- 「お取引関連・口座情報」を選択
- 「NISA・つみたてNISA」を選択
- 「他社への変更手続き」を選択
上記の方法で申し込むと、SBI証券から「勘定廃止通知書」を郵送で送られてくるため、変更したい金融機関に提出しましょう。
SBI証券のNISA口座を廃止する場合は、カスタマーサービスセンターまで連絡すると、NISA口座廃止に関しての説明後に必要書類が発送されます。
まとめ
SBI証券は取り扱い銘柄数が豊富にあり、希望の銘柄が見つかりやすいネット証券会社です。
少額投資も可能でつみたて頻度の自由度も高いため、自身のライフスタイルにあわせたつみたて投資ができるでしょう。
また、SBI証券ではNISAを活用した資産形成をお得に始められるキャンペーンも開催しています。
NISAで投資をはじめようと考えている方は、ぜひこの機会にSBI証券を利用してみてください。
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<参考>
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