三井住友カード プラチナプリファードは、クレカ積立をする際に人気のクレジットカードです。
利用を検討している方の中には「損をせずに三井住友カード プラチナプリファードでクレカ積立できるのかを知りたい」このような疑問を抱いている方も多いでしょう。
結論からお伝えすると、プラチナプリファードのクレカ積立の還元率は最大3.0%で、最大還元率の場合毎月10万円(年間120万円)積立投資をすれば、クレカ積立のみで年会費の元を取れます。
ただし、最大還元率を受けるためには前年に500万円以上のカード利用が必要です。条件に該当しない方は、通常のカード利用で年会費の元を取る工夫が必要になるでしょう。
この記事では、SBI証券のクレカ積立に三井住友カード プラチナプリファードがおすすめの理由や損益分岐点、他の三井住友カードとの還元率の比較結果などをまとめました。
将来の貯蓄が不安な方は、三井住友カード プラチナプリファードでお得にクレカ積立できるのかを確認しましょう。
クレカ積立で最大3%の高還元!
口座開設数 | 1,300万口座※1 |
---|---|
投資信託銘柄数 | 2,569銘柄※1 |
IPO実績 | 91社※2 |
取引手数料 | 0円〜 |
外国株 | 米国・中国など9か国 |
NISA/iDeCo | ○ |
クレカ積立 | ○(三井住友カードなど) |
ポイント投資 | ○ |
ポイントサービス | Vポイントなど5種類 |
- NISAを始めてみたい
- クレカ積立でお得に投資したい
- 取扱銘柄が多い証券を選びたい
SBI証券クレカ積立は三井住友カード プラチナプリファードがおすすめ
SBI証券のクレカ積立に三井住友カード プラチナプリファードがおすすめの理由は、次の3つです。
- ポイントの還元率が高い
- Vポイントの使い道が多い
- SBI証券Vポイントサービスが受けられる
一つずつ解説します。
三井住友カード プラチナプリファードの還元率
三井住友カード プラチナプリファードで、SBI証券クレカ積立をおこなう場合の還元率は、最大3.0%です。
通常の買い物は基本1.0%の還元率のため、SBI証券のクレカ積立に利用する場合は非常にお得です。
また、プラチナプリファードは他の三井住友カードでクレカ積立するよりもポイントが多く貯まります。
たとえば、三井住友カード ゴールド(NL)の還元率は最大1.0%、三井住友カード(NL)は最大0.5%のため、三井住友カード プラチナプリファードは還元率に優れているとわかります。
三井住友カード プラチナプリファードは、他の三井住友カードよりも高還元率でクレカ積立をしたい方におすすめです。
Vポイントの使い道が多い
三井住友カード プラチナプリファードでSBI証券のクレカ積立を利用すると、Vポイントが貯まります。Vポイントは使い道が多い特徴があるため、汎用性の高いポイントを貯めたい方も安心です。
Vポイントの利用方法の一例は、次のとおりです。
- 支払いに充当
- SBI証券の投資信託の買い付け
- 三井住友銀行の振込手数料に充当
- ギフトカードに交換
- 対象の景品に交換
支払いに充てる方法が一般的ですが、投資信託を買い付けたりギフトカードに交換できたりするため、そのときの気分によって利用方法を選択できます。
使い道が幅広いポイントを貯めたい方は、Vポイントが貯まる三井住友カード プラチナプリファードでSBI証券のクレカ積立をはじめましょう。
SBI証券Vポイントサービスを受けることができる
対象の取引をおこなうとお得になるサービス「SBI証券Vポイントサービス」が受けられます。
たとえば、三井住友カード プラチナプリファードでSBI証券のクレカ積立をはじめると、口座開設で100ポイントが付与されます。
ほかにも、国内株式取引の月間合計手数料の3%のポイントが付与されたり、投資信託の保有額に応じて最大年率0.2%のポイントが付与されたりするため、非常にお得です。
SBI証券Vポイントサービスを利用してお得にポイントを貯めたい方は、三井住友カード プラチナプリファードの発行とSBI証券の口座開設を検討してみてください。
三井住友カード プラチナプリファードとSBI証券クレカ積立の損益分岐点
三井住友カード プラチナプリファードは、年会費が3万3千円(税込)かかります。そのため、クレカ積立で年会費以上のポイントを獲得しない場合、損をする可能性があります。
ここではクレカ積立のみで年会費の元を取るパターンと、ボーナスポイントを含めて年会費の元を取るパターンを紹介します。
クレカ積立のみで年会費の元を取るパターン
三井住友カード プラチナプリファードを利用したSBI証券のクレカ積立の損益分岐点は、条件を満たした上で毎月91,667円以上積立することです。
三井住友カード プラチナプリファードでSBI証券のクレカ積立をすると、最大3.0%の還元率が適用されます。
最大還元率である3.0%で月10万円積み立てると年間で3万6千ポイント貯まるため、+3,000円相当の黒字になります。
ただし最大還元率を受けるためには、前年に500万円以上のカード利用が必要です。
クレカ積立で毎月10万円(年間120万円)+前年にカードで500万円以上買い物している方は、三井住友カード プラチナプリファードを継続して保有しても損失を被らないため、発行する際の参考にしましょう。
クレカ積立+ボーナスポイントで年会費の元を取るパターン
三井住友カード プラチナプリファードには、前年に100万円利用ごとに10,000ポイントのボーナスが付与(最大40,000ポイント)される特典があります。
そのため、年間300万円利用した場合でも、月10万円のクレカ積立(還元率2.0%)で24,000ポイント、ボーナスポイント30,000ポイントで年会費の元を取れる計算です。
年間数百万円カード利用する場合は、クレカ積立還元率を最大まで高めなくても年会費の元を取れる可能性があるでしょう。
三井住友カード プラチナプリファードでSBI証券クレカ積立をおこなうデメリット
三井住友カード プラチナプリファードでSBI証券のクレカ積立をおこなうデメリットは、次のとおりです。
- クレカ積立分は年間利用額に含まれない
- 一括購入で利用できない
- 積立上限は月10万円
順番に解説します。
クレカ積立分は年間利用額に含まれない
三井住友カード プラチナプリファードでクレカ積立しても、年間利用額には含まれません。
三井住友カード プラチナプリファードは、前年に100万円以上利用すると、継続特典が適用され、最大4万ポイントが付与されます。
Vポイントは1ポイント1円(税込)で利用できるため、実質4万円の付与です。継続特典が適用されれば、年会費である3万3千円(税込)を支払っても、十分に元を取れる計算です。
しかし、クレカ積立は継続特典が適用される年間利用額に含まれないため、継続特典を利用する場合は、他の方法で100万円以上利用する必要があります。
三井住友カード プラチナプリファードの継続特典を受ける前提でカードを発行する方は、クレカ積立以外で100万円以上利用できるのかを検討しておきましょう。
一括購入で利用できない
クレカ積立を一括購入で利用できない点もデメリットです。クレカ積立は、毎月定額で株式を買う投資方法であり、一括で大量に購入する方法ではありません。
一括で株を買って、短期間で利益を得たい方は、デメリットに感じるでしょう。しかし、少額で株を毎月購入すると、リスクが分散されるため、大きな損失を被りたくない方には向いています。
積立上限は月10万円
三井住友カード プラチナプリファードでクレカ積立をする際は、月10万円(税込)以上は積み立てられません。
10万円(税込)以上積み立てたい方にとっては大きなデメリットですが、上限が定められており、使いすぎる可能性がない点をメリットに感じる方もいるでしょう。
クレカ積立は、長期的な目線で毎月コツコツと投資する方法だと把握しておきましょう。
三井住友カード プラチナプリファードと三井住友他カードの還元率の違い
三井住友カード プラチナプリファードと他の三井住友カード3種類の還元率を比較して表にまとめました。
カード名 | クレカ積立時の還元率 |
---|---|
三井住友カード プラチナプリファード | 最大3.0% |
三井住友カード(NL) | 最大0.5% |
三井住友カード ゴールド(NL) | 最大1.0% |
三井住友カード プラチナ | 最大2.0% |
上記のとおり、三井住友カード プラチナプリファードは、三井住友カードの中で最も高いクレカ積立還元率を誇るクレジットカードです。
三井住友カード(NL)や三井住友カード ゴールド(NL)でもクレカ積立はできますが、ポイント還元率はプラチナプリファードと比べて低めです。
クレカ積立で多くのポイントを貯めたい、かつ年間500万円以上のカード利用をする方には、三井住友カード プラチナプリファードをおすすめします。
三井住友カード プラチナプリファードによるSBI証券クレカ積立がおすすめな方
三井住友カード プラチナプリファードによるSBI証券のクレカ積立がおすすめな方は、次のような方です。
- 毎月10万円SBI証券でクレカ積立する方
- Vポイントを頻繁に利用する方
一つずつ解説します。
SBI証券でのクレカ積立に加えて普段の買い物でカード支払いをする方
SBI証券でのクレカ積立で、毎月10万円(税込)以上積み立て可能、年間500万円以上カード利用する方には三井住友カード プラチナプリファードがおすすめです。
プラチナプリファードの年会費は3万3千円(税込)かかりますが、毎月10万円の積立(年間120万円)を行うと、年会費の元を取れます。
ただし3.0%の最大還元率を受けるためには、年間500万円以上のカード利用が必要です。
年会費の支払い分をポイントでカバーできる方は、申し込みをおこないましょう。
Vポイントの利用が多い方
三井住友カード プラチナプリファードによるSBI証券のクレカ積立は、Vポイントを頻繁に利用する方にもおすすめです。
プラチナプリファードでクレカ積立をすると、最大3.0%の還元率でVポイントが貯まり、他の三井住友カードよりも効率的にVポイントを貯められます。
また、Vポイントの使い道は幅広いため、頻繁に利用する店で利用できる方にもおすすめです。たとえば、飲食店やコンビニエンスストアなどの幅広いジャンルの店で利用できます。
Vポイントを多く貯めて、お得に買い物したい方は、三井住友カードのプラチナプリファードでSBI証券のクレカ積立をはじめましょう。
三井住友カード プラチナプリファードでSBI証券クレカ積立をする方法
三井住友カード プラチナプリファードを利用した、SBI証券クレカ積立の手順は、次のとおりです。
- SBI証券口座を開設
- 三井住友カードを登録
- 積立設定をおこなう
順番に解説します。
SBI証券口座を開設
まずはSBI証券口座を開設しましょう。費用はかからず、最短翌営業日に取引を開始できます。
口座を開設する際は、マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類が必要なため、事前に準備しておきましょう。
SBI証券口座の開設手順は、三井住友カードの公式サイトを参考にしてみてください。
三井住友カードを登録
次に、三井住友カードを登録する必要があります。SBI証券のお客様サイトにログインし、登録してください。ログインする際は、ユーザーネームとパスワードが必要です。
積立設定を行う
最後に、積立設定をおこないます。積み立てる投資信託を選び、クレジットカードで決済してください。
買付のタイミングは、手続きが完了したタイミングによって次のように異なります。
- 当月10日までに手続き完了:翌月第一営業日に投資信託の買付
- 当月11日以降に手続き完了:翌々月第一営業日に投資信託の買付
自身が手続きを完了させたタイミングを把握しておきましょう。
まとめ
SBI証券のクレカ積立に三井住友カード プラチナプリファードを利用すると、最大3.0%の還元率でVポイントが貯まります。
ただしクレカ積立分は年間利用額に含まれないため、継続特典でポイントを貯めたい方は注意しましょう。
また、最大還元率である3.0%の適用には、年間500万円以上のカード利用が必要です。
条件を満たした上で、クレカ積立で毎月10万円(年間120万円)を積み立てる方は、年会費の元を取れます。
条件をクリアできそうな方は三井住友カード プラチナプリファードを発行し、お得にクレカ積立をおこないましょう。
<参考>
SBI証券のクレカ積立