米国株(アメリカ株)投資におすすめの証券会社ランキング16選!手数料や特徴を徹底比較

米国株は、世界的に有名な企業が多く、新しいイノベーションを生み出している魅力的な投資先です。

しかし、投資初心者の方は米国株の銘柄や証券会社の選択に迷うかもしれません。

証券会社は手数料の安さや取り扱い銘柄数の多さを基準に選ぶのがおすすめです。

たとえばSBI証券はNISAでの米国株手数料が無料になるため、お得に米国株投資ができます

本記事では米国株に最適な証券会社16選、米国株のメリットやデメリットについて徹底解説します。

米国株のおすすめ銘柄についても紹介するので、本記事を参考にして米国株への投資をはじめてみましょう。

米国株投資にはSBI証券がおすすめ!
SBI証券
出典:SBI証券
SBI証券がおすすめな理由3選
  • 売買手数料が安い
  • クレカ積立でポイントが貯まる
  • 無料で利用できるサービスが豊富
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SBI証券で開催中のキャンペーン!
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目次

米国株(アメリカ株)投資をする証券会社の選び方

米国株(アメリカ株)投資をする証券会社の選び方は、次のとおりです。

  • 取引銘柄数の数
  • 取引手数料の安さ
  • 自身にあう注文方法
  • 特定口座に対応している

それぞれに重要なポイントがあるため、1つずつ詳しく解説します。

取引銘柄数の数

米国株投資をする証券会社を選ぶうえで、取引銘柄数の数は重要です。

取引銘柄数が多ければ投資対象も増えて選択肢が広がります。

また、「日経平均株価」や「S&P500」など特定の株価指数に連動するETFの取り扱い本数も、証券会社によって異なります。

アメリカ株投資の初心者には、指標に連動して分散投資ができるETFもおすすめです。

人気のETFを選ぶためにも、moomoo証券SBI証券のような銘柄数の多い証券会社を選びましょう。

取引手数料の安さ

取引手数料の安さもチェックしましょう。

証券会社では、主に次の2つの手数料が発生します。

  • 取引手数料
  • 為替手数料

手数料は証券会社により異なり、取引手数料が無料の会社もあれば、取引のたびに数百円の手数料がかかる会社もあります。

たとえばmoomoo証券は約定代金×0.132%で、業界トップクラスの安さです。

手数料が0.1%異なるだけでも将来の利益額に大きな差が生まれるため、証券会社を選ぶ際は手数料ができる限り安い証券会社がおすすめです。

自身にあう注文方法

自身にあう注文方法があるのかも重要です。注文方法は、主に次の2種類に分けられます。

  • 成行注文
  • 指値注文

成行注文とは売買価格を設定しない注文方法で、約定までが早い点が特徴です。

指値注文は売買金額を指定して注文する方法で、自身の望む金額で売買できますが、すぐに売買できるとは限らず、注文まで時間がかかるデメリットもあります。

また、会社によっては上記以外の注文方法が選べる場合もあります。

たとえばIG証券では資産を保有していなくても注文できる「CFD取引」が可能だったり、マネックス証券では「逆指値」や「トレールストップ」など5通りの注文方法が選べます。

注文スタイルが豊富な証券会社を選ぶと柔軟な売買ができるため、証券会社を選ぶ際は注文方法を確認してみましょう。

特定口座に対応している

米国株に適した証券会社を選ぶ際は、特定口座に対応しているところを選びましょう。

特定口座に対応している証券会社を選ぶと、自身で確定申告の必要がなく、譲渡益や為替差益などを証券会社が自動で計算します

一般口座の場合は自身での確定申告が必要になり、譲渡益や為替差益などの計算をおこなう手間がかかります。

とくに米国株投資は、為替の計算が面倒なため、手間を省きたい方は特定口座の利用がおすすめです。

なお、SBI証券楽天証券など、多くの証券会社では特定口座で米国株式が可能です。

どこがいい?米国株(アメリカ株)取引におすすめの証券会社16選

米国株に投資する場合には、次の証券会社がおすすめです。

スクロールできます
証券会社名SBI証券楽天証券マネックス証券moomoo証券サクソバンク証券IG証券岩井コスモ証券CHEER証券ウィブル証券内藤証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券DMM.com証券東海東京証券大和証券みずほ証券PayPay証券
サービス画像
米国株取扱数5,000銘柄以上4,600銘柄以上5,000銘柄以上※1約7,000銘柄6,000銘柄以上公式表記なし
世界株式12,000銘柄以上
約900銘柄公式表記なし約7,000銘柄1,000銘柄以上公式表記なし1,000銘柄以上公式表記なし2,000銘柄以上公式表記なし100銘柄以上
米国株手数料約定代金×0.495%
最低:0ドル
上限:22ドル
約定代金×0.495%
最低:0ドル
上限:22ドル
約定代金×0.495%
最低:0ドル
上限:22ドル
約定代金×0.132%
最低:0ドル
上限:22ドル
0.033%~0.088%オンライン取引
最低手数料額 16.50ドル
約定代金×0.44%※2
最低:0ドル
上限:22ドル
約定代金×0.22%
上限:22ドル
約定代金× 0.50%※2約定代金×1.10%
(〜100万円の場合)
約定代金×0.495%
最低:0ドル
上限:22ドル
約定金額×0.25%※3約定金額×0.89100%
(〜100万円の場合)
海外取次手数料:約定代金の0.2%「基準価格」に0.5%を
乗じた価格
(現地時間9:30 ~ 16:00)
NISA口座×××
公式サイト口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する口座開設する
金額は税込表記。 ※1:個別株式・ADR・ETFの合計(含む売りのみ)、2023年12月25日時点 ※2:ネット取引の場合 ※3:別途、国内取次手数料がかかります

それぞれの取引手数料や銘柄数などの特徴について詳しく解説します。

1.SBI証券【NISAで米国手数料無料】

SBI証券
SBI証券
出典:SBI証券
口座開設数1,300万口座※1
投資信託銘柄数2,569銘柄※1
IPO実績91社※2
取引手数料0円〜
外国株米国・中国など9か国
NISA/iDeCo
クレカ積立○(三井住友カードなど)
ポイント投資
ポイントサービスVポイントなど5種類
※1.2024年8月時点※2.2023年の実績
こんな方におすすめ!
  • NISAを始めてみたい
  • クレカ積立でお得に投資したい
  • 取扱銘柄が多い証券を選びたい
おすすめポイント
  • NISAだと米国株式及び海外ETFの手数料が無料
  • 米ドルの為替手数料が無料
  • 人気の米国ETF10銘柄の買付手数料が無料

SBI証券は米国株を5,000銘柄以上取り揃えている豊富さと、コストを徹底的に抑えられる点が魅力のネット証券です。

NISA口座だと米国株および海外ETFの手数料が無料になるだけでなく、米ドルのリアルタイム為替手数料も無料のため、お得に米国株投資ができます。

また、人気の米国ETF10銘柄「SBI ETFセレクション」の買付手数料が無料です。

SBI証券は米国以外の海外株式や国内株式、投資信託、債券など取扱商品が多く揃っているため、米国株以外の投資でも幅広く使えるでしょう。

さらに今なら、口座開設から米国株と米国ETFの手数料が最大2か月間無料になるプログラムが開催中のため、少しでもコストを抑えたい方はSBI証券を利用してみてください。

SBI証券 米国株式手数料Freeプログラム
出典:SBI証券
【2025年3月】
SBI証券で開催中のキャンペーン!
  • 【NISA】NISA口座開設&クレカ積立でポイント付与率0.1%アップ!
    ※2025年4月30日まで
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    ※2025年4月30日まで
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2.楽天証券【楽天ポイントが米国株投資に使える】

楽天証券
出典:楽天証券
口座開設数1,100万口座※1
投資信託銘柄数2,572銘柄※1
IPO実績61社※2
取引手数料0円〜
外国株米国・中国など6か国
NISA/iDeCo
クレカ積立○(楽天カード)
ポイント投資
ポイントサービス楽天ポイント
※1.2024年10月時点※2.2023年の実績
こんな方におすすめ!
  • NISAをはじめてみたい方
  • 頻繁に楽天サービスを利用する方
  • 楽天ポイントで投資をしたい方
おすすめポイント
  • 楽天ポイントで米国株へ投資ができる
  • 米国株式でSPU達成!還元率+0.5%アップ
  • NISAでは米国株と海外ETFの手数料が無料

楽天証券は、楽天市場で有名な楽天グループの証券会社で、楽天ポイントを使って米国株へ投資ができます。

さらに現金とポイント合わせて月30,000円以上の米国投資をすると、楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象となり、楽天市場での買い物時にポイント還元率が+0.5%アップになります。

楽天証券 米国株 SPU
出典:楽天証券

楽天証券ではNISA口座での米国株と海外ETFの手数料が無料なうえ、約定代金が2.22米ドル以下の取引は手数料がかかりません。

また2024年12月28日より、保有している米国株式を貸出すだけで貸株金利を受け取れるサービスが始まったため、楽天ユーザーの方もちろんお得に米国投資したい方におすすめの証券会社です。

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3.マネックス証券【5通りから選べる米国株注文方法】

マネックス証券
口座開設数260万口座※1
投資信託銘柄数1,700銘柄以上※2
IPO実績53社※3
取引手数料55円〜
外国株米国・中国
NISA/iDeCo
クレカ積立○(dカードなど)
ポイント投資
ポイントサービスマネックスポイント
※1.2024年8月時点※2.2024年5月時点※3.2023年の実績
こんな方におすすめ!
  • 米国株・中国株に投資したい方
  • クレカ積立でポイント貯めたい方
  • 1株単位で取引したい方
おすすめポイント
  • 米国株の注文方法が5通りから選べる
  • 円から米ドルへの為替手数料が無料
  • 米国株の取り扱い銘柄数が業界トップクラス

マネックス証券は米国株の取引銘柄数が5,000件以上(※)と、トップクラスの銘柄数を誇る証券会社です。

米国株の注文方法が「指値」「成行」「逆指値(指値)」「逆指値(成行)」「トレールストップ」の5通りから選べる点は、こだわって米国株投資をしたい方には嬉しいでしょう。

また、NISAでの米国株取引は手数料が実質無料なうえ、円から米ドルへの為替手数料もかかりません。

さらに、米国株の取引手数料(最大3万円)や米国ETF21銘柄の買付手数料がキャッシュバックされるプログラムが開催中のため、米国株投資したい方にとってはメリットが多い証券会社です。

※個別株式・ADR・ETFの合計(含む売りのみ)、2023年12月25日時点。

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4.moomoo証券【米国手数料がトップクラスの安さ】

moomoo証券
出典:moomoo証券
口座開設数非公開
投資信託銘柄数390本以上
IPO実績
取引手数料0円〜
外国株米国
NISA/iDeCo△(NISAのみ)
クレカ積立
ポイント投資
ポイントサービスmoomooポイント
こんな方におすすめ!
  • 日本株・米国株の取引コストを抑えたい方
  • 米国株を24時間取引したい方
  • 投資に役立つ情報を無料で集めたい方
おすすめポイント
  • 米国手数料が約定代金の0.132%と安い
  • 米国株を24時間取引可能
  • 入金で米国株がもらえるキャンペーンあり

moomoo(ムームー)証券は、全世界の利用者数が2,000万人を超えている人気の証券会社です。

米国株式の取引手数料が8.3米ドル以下は0円、8.3米ドル超え166,66.666米ドル未満は約定代金の0.132%(税込)と、業界トップクラスの安さを誇ります

米国株の取り扱い銘柄数が7,000以上あったり、24時間取引可能だったりと、米国株投資をしたい方にはメリットが大きいでしょう。

また、入金で最大10万円相当の米国株か日本株が必ずもらえるうえ、米国株手数料が最大6か月無料になるキャンペーンを開催しています。

米国株投資を本格的にはじめたい方は、低コストで投資できるmoomoo証券の利用を検討しましょう。

※ベーシックコースの場合

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5.サクソバンク証券【ステージ制で変わる手数料】

サクソバンク証券
出典:サクソバンク証券
おすすめポイント
  • 米国手数料はアカウントステージで変わる
  • 米国株の注文方法が7通りから選べる
  • 取引ツールや情報提供サービスが充実

サクソバンク証券は、デンマークに本社を置くオンライン銀行です。

外国株に力を入れており、米国株の取り扱いも6,000銘柄以上と豊富に揃えています。

米国株の売買手数料はアカウントステージによって変わり、クラシックでも約定代金×0.088%で、最上位ステージのVIPだと0.033%と業界でもトップクラスの安さを誇ります

また、取引ツールの「SaxoTraderGO」は世界各国で高い評価を受けており、Windows PC、Mac、タブレット、スマートフォンから便利に取引できます。

米国株の注文方法が7通りから選べる点も魅力のため、手数料を安く抑えたい方や使いやすい取引ツールを利用したい方は、ぜひ利用してみてください。

6.IG証券【資産を保有せずに投資できるCFDに対応】

IG証券
出典:IG証券
おすすめポイント
  • CFDで取引できる
  • 無料でデモトレードが可能
  • 時間外取引に対応

IG証券はイギリスのロンドンに本社を置く、創業45年以上の歴史をもつ老舗の証券会社です。

日本市場には2008年に参入、利用者数は全世界で31万人を超えており、国内外の株式も12,000銘柄以上を取り扱っています。

IG証券は実際に資産を保有せずに決済時の差額のみが損益として計上されるCFD取引に対応しているため、少額の資金からでも米国株取引をはじめられます。

IG証券は無料でデモトレードができるため、投資初心者はまずはデモトレードから米国株をはじめてみるとよいでしょう。

なお、IG証券では米国株式CFDの月間総取引量に応じて取引手数料のキャッシュバックを受けられるプログラムを開催しています。ぜひ利用してみてください。

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7.岩井コスモ証券【対面・電話取引もできる】

岩井コスモ証券
出典:岩井コスモ証券
おすすめポイント
  • ネット・対話・電話から選べる3つの取引スタイル
  • 投資情報やセミナーが充実
  • 有名企業の株を厳選してラインナップ

岩井コスモ証券は、取引方法をネット・対面・電話から選べる証券会社です。

ネット取引の場合、米国株の取引手数料は約定代金の0.44%と比較的安く設定されています。

役立つ投資情報や無料セミナーが充実しているうえ、お得なキャンペーンも常時開催されている点も魅力です。

米国株式の銘柄数は他社と比較して多いわけではありませんが、「Apple」や「Amazon」などアメリカの王道株は揃えています。

銘柄数が多すぎると迷ってしまうという方は、必要な株に絞って用意されている岩井コスモ証券が使いやすいでしょう。

8.CHEER証券【24時間取引できる】

CHEER証券
出典:CHEER証券
おすすめポイント
  • 米国株の取引が24時間できる
  • 500円から投資可能
  • 国内店頭取引で売買手数料なし

CHEER証券は、米国株の売買を時間を気にせずいつでも取引できる証券会社です。

一般的な証券会社の場合は、日本時間で23:30〜翌6:00までが米国株の取引時間となります。

しかし、CHEER証券は24時間いつでも米国株の売買ができます。通勤時間や出勤前などでも取引できるため、忙しいサラリーマンや主婦などにもおすすめです。

また、CHEER証券は最低取引金額が500円からであり、少額から投資したい初心者でもはじめやすいでしょう。

なおCHEER証券の米国株式は、CHEER証券が相手方となって売買を成立させる国内店頭取引です。基準値にスプレッドを加算した金額が取引価格として提示されるため、売買手数料は別途発生しません。

9.ウィブル証券【業界トップクラスの米国株数】

ウィブル証券
出典:ウィブル証券
おすすめポイント
  • 米国株の取り扱い銘柄数が7,000以上
  • 手数料が0.22%と安い
  • 使いやすいツールやアプリが充実

ウィブル証券は、米国株や米国ETFを約7,000銘柄揃えており、米国株に強みのある証券会社です。

業界トップクラスの米国株の取り扱いがあり、王道の銘柄から将来期待の銘柄まで豊富な選択肢から探せます

また、ウィブル証券は米国株の手数料も0.22%(税込)と他社と比較しても割安です。

為替手数料も15銭と低く抑えられているため、手数料を節約したい方にもおすすめできる証券会社です。

ツールも充実しており、アプリは米国の証券会社で2番目にダウンロード数が多く(※)、使いやすい仕様となっています。

低コストで米国株投資をはじめたい方は、ウィブル証券で口座開設してみましょう。

※AppAnnie調べ、2021年1月より集計

10.内藤証券【丁寧なサポートで安心】

内藤証券
出典:内藤証券
おすすめポイント
  • 手厚いサポートを受けられる
  • 資産運用の相談ができる
  • 中国株にも強い証券会社

内藤証券は米国株や中国株に強みのある証券会社です。

米国株は約1,000銘柄以上と豊富に揃えており、サポートが手厚いのもメリットです。

チャットや電話でのサポートはもちろん、操作がわからないときは、画面を共有しながら丁寧に口頭で説明します。

初心者で操作に不慣れでも、内藤証券であれば安心して利用できるでしょう。

内藤証券は中国株にも強い証券会社のため、米国株だけでなく中国株にも挑戦したい方は内藤証券で口座開設するのがおすすめです。

11.三菱UFJモルガン・スタンレー証券【大手ならではの手厚いサポート】

三菱UFJモルガン・スタンレー証券
出典:三菱UFJモルガン・スタンレー証券
おすすめポイント
  • 資産運用の相談ができる
  • 対面でアドバイスをもらえるコースあり
  • 大手グループ企業ならではのサポート力

三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、三菱UFJ銀行傘下の証券会社です。

外国株にも力を入れており、米国株の銘柄も豊富です。

また、大手ならではの手厚いサポートも魅力で、次のようなコースが用意されています。

  • 投資のプロから対面でアドバイスをもらえるコース
  • ネット証券と同様のすべてオンラインで完結するコース

投資のプロから対面でアドバイスをもらえるコースが用意されているため、初心者の方でも安心して利用できます。

12.DMM.com証券【スマホひとつで完結】

DMM.com証券
出典:DMM.com証券
おすすめポイント
  • 使いやすいアプリひとつで投資できる
  • 最短即日取引可能
  • 為替コストキャッシュバックキャンペーン開催中

DMM.com証券は、ネット広告やテレビCMなどで有名な「DMMグループ」の証券会社です。

米国株式の取引手数料は、約定金額2.22ドル以下で手数料0ドルとお得な料金で利用できます

DMM.com証券は、スマートフォンアプリの操作性も良好で、米国株の購入から分析までスマホ一つで完結して便利です。

またオンラインでアカウント登録が完了し、最短即日で取引を始められます。

パソコンよりもスマートフォンを中心に取引をしたい方にも、おすすめの証券会社でしょう。

なお、2025年3月までの期間限定で為替コストが実質無料となるキャッシュバックキャンペーンを開催しているため、ぜひこの機会を見逃さないようにしてください。

13.東海東京証券【豊富な投資情報を得られる】

東海東京証券
出典:東海東京証券
おすすめポイント
  • タイムリーな米国株情報が手に入る
  • 動画コンテンツやセミナーが充実
  • 店舗で相談できるコースあり

東海東京証券は海外の情報網に強みがあるため、米国株投資にもメリットがある証券会社です。

海外現地法人や海外提携金融機関から独自のルートで情報を仕入れているため、タイムリーな情報が手に入ります

また、電話サポートやセミナー、「東海東京TV」による動画コンテンツなど手厚いサポートも魅力です。

米国株や外国株の情報をより早く知りたい方は東海東京証券を利用しましょう。

14.大和証券【投資アドバイスを受けられる】

大和証券
出典:大和証券
おすすめポイント
  • プロが投資アドバイス
  • サポート体制が充実
  • 大手企業ならではの情報網

大和証券は対面式とネット式の投資スタイルが選べる初心者にも優しい証券会社です。

米国株をはじめる初心者の方は、投資に関するアドバイスがほしいと感じる方が多いでしょう。

大和証券であれば、投資アドバイザーから役に立つアドバイスを受けられます

大手企業の情報網を活かしたアナリストレポートも豊富で、米国株に関する詳しい情報やレポートもチェックできます。

15.みずほ証券【手厚いサポートや情報提供】

みずほ証券
出典:みずほ証券
おすすめポイント
  • 対面でサポートを受けられる
  • 投資情報が充実している
  • みずほ銀行からリアルタイム入金可能

みずほ証券は、大手ならではの手厚いサポートや投資情報を売りにしている証券会社です。

対面での投資スタイルを選ぶと、専用のアドバイザーがつきます。米国株の新しい情報やアドバイスをもらいながら投資ができるため、自身で情報収集が面倒な方や投資初心者におすすめです

他社のネット証券と同様のスタイルを希望の方は「みずほ証券ネット倶楽部」を利用すると、対面不要で投資ができます。

みずほ銀行の口座からはリアルタイム入金で即座に入金できるため、口座を持っている方には使い勝手がよい証券会社でしょう。

16.PayPay証券【1,000円から投資できる】

PayPay証券
出典:PayPay証券
おすすめポイント
  • 最低1,000円から米国投資できる
  • 24時間取引可能
  • 初心者向けのサービスが豊富

PayPay証券は、最小1,000円から米国株式投資が可能です

1,000円から米国株をスタートできれば、投資初心者の方でもはじめやすいでしょう。

米国株の売買が24時間可能なため、仕事で忙しいサラリーマンや時間がない主婦の方にもメリットがあります。

ほかにもマンガで株式投資を学べるコンテンツや、操作性に優れるアプリが用意されているなど、初心者に優しい証券会社です。

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【一覧表】おすすめネット証券会社の米国株手数料・銘柄数を比較

紹介した証券会社16社を、手数料・銘柄数・注文方法に注目してそれぞれ比較してみます。

ポイントにこだわって比較したい方は参考にしてください。

米国株の売買手数料を比較!

スクロールできます
証券会社名SBI証券楽天証券マネックス証券moomoo証券サクソバンク証券IG証券岩井コスモ証券CHEER証券ウィブル証券内藤証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券DMM.com証券東海東京証券大和証券みずほ証券PayPay証券
米国株手数料約定代金×0.495%
最低:0ドル
上限:22ドル
約定代金×0.495%
最低:0ドル
上限:22ドル
約定代金×0.495%
最低:0ドル
上限:22ドル
約定代金×0.132%
最低:0ドル
上限:22ドル
0.033%~0.088%オンライン取引
最低手数料額 16.50ドル
約定代金×0.44%※1
最低:0ドル
上限:22ドル
約定代金×0.22%
上限:22ドル
約定代金× 0.50%※1約定代金×1.10%
(〜100万円の場合)
約定代金×0.495%
最低:0ドル
上限:22ドル
約定金額×0.25%※2約定金額×0.89100%
(〜100万円の場合)
海外取次手数料:約定代金の0.2%「基準価格」に0.5%を
乗じた価格
(現地時間9:30 ~ 16:00)
※1:ネット取引の場合 ※2:別途、国内取次手数料がかかります

米国株の売買手数料を比較すると、特に安く設定されているのは約定代金×0.132%のmoomoo証券です。

大手ネット証券のSBI証券や楽天証券が約定代金×0.495%のため、比較すると3分の1のコストになります。

ただし、約定代金×0.495%でも十分に業界トップクラスの安さといえるでしょう。

また、たとえばSBI証券はNISA口座での米国株と海外ETF手数料が無料です。NISAを使うと手数料がかからない証券会社もあるため、NISAで投資をしたい方はチェックしてみてください。

>>SBI証券で口座開設する

米国株の取り扱い銘柄数を比較!

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証券会社名SBI証券楽天証券マネックス証券moomoo証券サクソバンク
証券
IG証券岩井コスモ証券CHEER証券ウィブル証券内藤証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券DMM.com証券東海東京証券大和証券みずほ証券PayPay証券
米国株取扱数5,000銘柄以上4,600銘柄以上5,000銘柄以上※1約7,000銘柄6,000銘柄以上公式表記なし
世界株式12,000銘柄以上
約900銘柄公式表記なし約7,000銘柄1,000銘柄以上公式表記なし1,000銘柄以上公式表記なし2,000銘柄以上公式表記なし100銘柄以上
※1:個別株式・ADR・ETFの合計(含む売りのみ)、2023年12月25日時点

16社を比較すると、米国株の銘柄取り扱い数はmoomoo証券やウィブル証券が最も多いでしょう。

平均値が3,600ほどのため、ある程度の取り扱い数があると安心という方は4,000か5,000銘柄以上の証券会社がおすすめです。

また、岩井コスモ証券は900ほどと決して充実しているわけではありませんが、王道株は揃えています。取り扱い数だけで判断せず、気になる株を取り扱っているかもチェックしてみましょう。

米国株の注文方法を比較!

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証券会社名SBI証券楽天証券マネックス証券moomoo証券サクソバンク証券IG証券岩井コスモ証券CHEER証券ウィブル証券内藤証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券DMM.com証券東海東京証券大和証券みずほ証券PayPay証券
注文方法・指値
・成行
・逆指値
・指値
・成行
・逆指値
・指値
・成行
・逆指値(指値)
・逆指値(成行)
・トレールストップ
・指値
・成行
・逆指値
・OCO
・指値
・成行
・逆指値
・逆指値(指値)
・逆指値(トレイリング追随型)
・OCO
・IFD-OCO
・指値
・成行
・逆指値
・IFD
・IFO
・指値
・成行
・指値
・成行
・逆指値(指値)
・逆指値(成行)
・指値・指値
・成行
・指値
・成行
・指値・指値
・成行
・逆指値
・デュアル指値
・期間指定(最大90米国営業日)
・連続
・指値
・成行

初心者は指値、成行、逆指値が使えれば充分ですが、こだわりたい方は他の注文方法にも対応している証券会社がおすすめです。

たとえばマネックス証券やサクソバンク証券、大和証券は、他社と比べて多くの方法で売買ができる仕組みになっています。

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米国株(アメリカ株)投資の特徴とメリット8つ

米国株には、次の特徴とメリットがあります。

  • 1株から購入できる
  • 成長の可能性がある
  • 配当が高い
  • 配当回数が多い
  • 円安になれば利益になる
  • 値幅制限なし
  • サーキットブレーカーがある
  • 新NISAに対応

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

1.1株から購入できる

米国株は、1株から購入できる魅力があります。

SBI証券では、この米国株式市場の銘柄を最低買付単位の1株から購入することができます。

出典:SBI証券

日本株の場合は100株からの購入となるため、米国株は日本株と比べて大きな資金が必要ありません

たとえば、有名な銘柄である「Amazon」は、2025年2月28日時点で株価は約211ドルです。

日本株の場合は、100株からの購入のため、購入するためには200万円以上の資金が必要ですが、米国株は株価の211ドル(約31,790円)を用意すれば投資が可能です。

少ない資金でも大型株に投資できるのも、米国株のメリットといえるでしょう。

2.成長の可能性がある

アメリカは世界的な企業が次々と誕生しており、高い成長が期待できます

大きな成長が見込める銘柄にも投資可能で、多額の利益を出せるチャンスがあります。

アメリカは人口が増加しているうえに、他国に比べてイノベーションを圧倒的に多く生み出している魅力的な市場です。

世界的なIT企業GAFAMを筆頭に、今後も成長性の高い企業が次々に誕生すると予想されています。

3.配当が高い

米国株は、配当が高い傾向にあります

アメリカは会社の利益を配当金として株主へ還元する企業が多いです。

アメリカの企業のなかには、何年にも渡り配当金を増額している企業も多数あります。

配当金の金額に期待したい方は、増額実績が豊富なアメリカ企業に投資するとよいでしょう。

4.配当回数が多い

日本株は年1〜2回の配当が一般的ですが、米国株では年4回の配当金が受け取れる場合が多いです

たとえば世界的に知られている日用品メーカーの「P&G」は、2月、5月、8月、11月に配当金を受け取れます。

配当金を多く受け取りたい方は、米国株への投資を検討してみましょう。

5.円安になれば利益になる

米国株に投資していれば、円安でも利益が得られます。

円安になると、米国株の評価額は上昇するため、利益が出やすくなります。

たとえば、1株200ドルの米国株を100株購入し、為替レートが「1ドル=100円」の場合の評価額は200万円です。

しかし、円安となり為替レートが「1ドル=120円」の場合には、評価額は240万円まで上昇し、40万円の利益が得られます。

米国株に投資していれば、円安により資産が目減りするリスクも回避できるでしょう。

6.値幅制限なし

米国株には、ストップ安やストップ高はありません。

日本株の場合は、ある一定額まで上昇した場合は「ストップ高」となり、株価はストップ高の価格以上に上昇しなくなります。

しかし、アメリカ株はストップ高の制限がないため1日で20%〜50%の値動きが起こる場合があります

ストップ高とストップ安の制限がないと、大きな損失を出すリスクもありますが、高い利益をつかむチャンスも多いでしょう。

7.サーキットブレーカーがある

米国株には、株価が短期的に大きく変動した場合に株式取引をストップする「サーキットブレーカー」制度が存在します。

サーキットブレーカーがあると、加熱しすぎた株式市場を落ち着かせるため、大きな損失を防げます

日本株のようにストップ安やストップ高はありませんが、サーキットブレーカーにより比較的安全な株式取引も可能です。

8.新NISAに対応

米国株は、2024年1月からスタートした新NISAにも対応しています。新NISAの制度を最大限活用できるのも米国株のメリットといえるでしょう。

NISAは、決められた投資枠で得られた利益にかかる税金を非課税にする制度です

さらに、非課税期間は無期限のため、いつ利益確定しても税金は一切かかりません。

新NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」に分かれており、2つの制度を利用すると、最大1,800万円までの投資額を非課税で運用できます。

米国株であれば、ETFや個別株、投資信託にいたるまで新NISAの対象です。

ただし、「つみたて投資枠」で買えるのは投資信託のみのため、Amazonやアップルといった個別株は「成長投資枠」でしか運用できません。

米国株(アメリカ株)投資の注意点とデメリット8つ

米国株には、次のデメリットがあります。

  • 取引手数料がかかる
  • 為替リスクがある
  • 情報収集に手間がかかる
  • 株主優待がない
  • 年4回配当が多い
  • ストップ高やストップ安がない
  • 信用取引可能な証券会社が少ない
  • 日本時間の深夜から早朝までに取引

注意点やデメリットについても理解したうえで米国株に投資しましょう。

それぞれの注意点について1つずつ解説します。

1.取引手数料がかかる

米国株は、取引手数料が発生します。

さらに、日本株と比較すると割高な手数料が設定されている場合が多いです

ただし、証券会社のなかには米国株の為替手数料やETFにかかる買付手数料が無料になる場合もあります。

たとえばSBI証券は、NISA口座での米国株と海外ETF手数料が無料です。

SBI証券 ゼロ革命
出典:SBI証券

高い手数料を回避するためには、手数料が割安または無料の証券会社を利用するとよいでしょう。

>>SBI証券で口座開設する

2.為替リスクがある

米国株は日本円ではなく米ドルで株式を購入するため、為替リスクがあります。

そのため、為替レートが円高に動くと保有している資産が目減りします

たとえば、為替レートが「1ドル=100円」の場合に、130ドルの米国株を5株(6万5,000円分)購入したと仮定します。

上記の条件で購入した米国株が5%上昇した際でも、円高が「1ドル=90円」まで進んだ場合の利益は6万1,200円です。

そのため、株価は5%上昇しているのに、為替が円高に進んだことにより利益は3,800円マイナスになります。

米ドルと円との間に為替リスクがある限りは、株価が上昇した場合でも資産が目減りする場合がある点に注意しましょう。

3.情報収集に手間がかかる

米国株は、情報収集に手間がかかりやすいです。

米国株は日本株とは異なり、アメリカ企業の情報をキャッチする必要があるため、状況によっては英語での情報取集が必要になります

とくに、米国の取引は日本時間で深夜におこなわれるため、リアルタイムの情報収集は難しいです。

日本株とは異なり、言語の壁や情報収集の難しさがあることは、頭に入れておきましょう。

4.株主優待がない

米国株は、日本株とは異なり株主優待がないため、株主優待目当ての方には、メリットが少ないです。

日本株は株主優待で利益を還元する企業が多いですが、アメリカの企業は配当利回りや売却益の増加を重要視します

日本株のような株主優待は期待できませんが、その分配当金や売却益を多く出す企業が多いため、デメリットばかりではありません。

5.配当が年4回と多い

米国株は年4回の配当金を出すところが多いため、まとめて配当金を受け取りたい方にはデメリットです。

年4回の配当金は、小分けに受け取りたい方には嬉しいものの、再投資したい方であれば必要ないと考えるでしょう

配当金の回数が多いと感じる方や、再投資をしたい方は、配当を出していない米国株か配当回数が少ない企業を選びましょう。

6.ストップ高やストップ安がない

米国株は、日本株で採用されている「ストップ高」と「ストップ安」がないため、大きな損失を出すリスクがあります。

ストップ高やストップ安とは、株価の上昇や下落を決められた金額までに制限する制度のことです。

米国株では、ストップ安、ストップ高の制度が採用されていないため、30%〜50%以上の株価変動が起こるリスクがあります

ただし、米国株には短期的に株価が大きく変動した場合に強制的に取引を中断する「サーキットブレーカー」制度が存在します。

米国株は値幅制限はありませんが、急激な株価の変化に対しては「サーキットブレーカー」が作動するため、大きな損失を防げるでしょう。

7.信用取引可能な証券会社が少ない

米国株式の信用取引は、2022年7月に解禁されたばかりのため、取り扱う証券会社が少ないデメリットがあります。

日本株のように、多くの証券会社で信用取引ができるわけではありません

米国の信用取引が可能な主な証券会社は、次のとおりです。

  • 楽天証券
  • SBI証券
  • マネックス証券
  • 松井証券

米国株で信用取引を考えている方は、少ない選択肢の中から証券会社を選ぶ必要があります。

8.日本時間の深夜から早朝までに取引

米国株は、日本時間の深夜から早朝に取引されるため、リアルタイムでの情報収集や分析などが難しいでしょう。

米国株の取引時間は、日本時間では次のようになります。

  • 標準時間:23:30~翌6:00
  • サマータイム:22:30~翌5:00

標準時間とサマータイムで時間の違いはありますが、基本的に深夜から早朝にかけて取引されています

とくに短期の取引をしたい方は、深夜や早朝に株価を確認したり、売買したりしなければいけないため、デメリットに感じるでしょう。

米国株投資にかかる税金 | 損しないためには?

米国株投資には税金がかかります。

国内株に対する税金とは異なる点があるため、よく確認しておきましょう。

米国株にかかる税金は2種類

米国株投資で得た利益には、「売却益にかかる税金」と「配当金にかかる税金」の2種類がかかります。

スクロールできます
日本で発生する税金米国で発生する税金
売却益にかかる税金20.315%
配当金にかかる税金20.315%10%
※料金はすべて税込表示です。

売却益には、日本株と同様に20.315%の税金がかかります。

そして、配当金に対しては米国で10%課税されたのち、差し引かれた金額に対して日本で20.315%の税金がかかる仕組みです。

米国株は、配当金に関しては「2重課税」がかかり、税負担が大きくなる点に注意しましょう。  

外国税額控除で税金が戻ってくる

2重課税は「外国税額控除」の対象となるため、確定申告をおこなうと、還付金として税金が戻ってきます。

配当金が発生した年の翌年2月から3月におこなわれる確定申告の際に「外国税額控除に関する明細書」を添付し、外国税額控除を受けましょう。

申告を忘れると2重課税のままで税負担が大きくなるため注意してください。

NISA利用時の米国株の税金

NISAは20.315%の課税がされない非課税口座です。

NISAを利用して米国株投資をした場合、税金は配当金に対して課税される米国の10%のみとなります。

2重課税にならないため、外国税額控除の対象ではありません。

初心者に人気の米国株(アメリカ株)・投資信託銘柄

初心者に人気の米国株(アメリカ株)と投資信託を紹介します。

  • AMAZON(AMZN)
  • VISA(V)
  • マクドナルド(MCD)
  • アップル(AAPL)
  • マイクロソフト(MSFT)
  • インテル(INTC)
  • ペイパル(PYPL)
  • メタ・プラットフォームズ(MVRS)
  • SBI・S・米国高配当株式・ファンド(年4回決算型)
  • 楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)

それぞれの銘柄の特徴について解説するので、自身が購入したいと思える銘柄を探してみてください。

AMAZON(AMZN)

Amazon
出典:Amazon

Amazon(AMZN)は、ECショップのほかAmazonプライムやAmazonオーディブルなど、多くの人気サービスを数多く展開する企業です。

世界No.1のシェアを誇るクラウドサービス事業「AWS」を主軸のビジネスとしています。

今後さらにオンライン化が進むなかで、クラウドサービス事業の需要も増えると予想されているため、将来性の高い銘柄といえるでしょう

VISA(V)

VISA
出典:VISA

VISA(V)は、クレジットカード事業でトップクラスのシェアを誇る企業です。

クレジットカード会社は、世界7大ブランドといわれる「VISA」や「Mastercard」「AmericanExpress」などがシェアを独占しており、新規参入の障壁が高いです。

トップクラスのブランド力があるVISAは、今後も利用者のシェアは増えていくことが予想されます。

さらに、キャッシュレス決済が進んでいくことも普及の後押しとなるため、今後が期待できる銘柄の一つです

マクドナルド(MCD)

マクドナルド
出典:マクドナルド

マクドナルドは、世界中に店舗を構えるハンバーガーのチェーン店です。

世界100か国以上、4万店舗の規模を有しています。

意外なことにマクドナルドのビジネスモデルは、ハンバーガーの販売が主ではありません。

世界中の店舗に、商品や経営ノウハウを提供しロイヤリティ収入を得ています

事実として、マクドナルド直営の店舗は3割のみで、残りのすべてはフランチャイズで経営しています。

収益性の高いビジネスモデルを構築しており、今後も成長は続くと考えられます。

アップル(AAPL)

アップル
出典:アップル

アップル(AAPL)はスマートフォンの「iPhone」やハイスペックパソコンの「Macbook」を販売しているIT企業です。

おしゃれなデザインやインターフェースで、他社を圧倒するブランド力を獲得しています。

新しいテクノロジーにも積極的に投資しており、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)の分野にも参入しています

Appleは現在のビジネス以外にも、今後さまざまな分野で成長が期待できるでしょう。

マイクロソフト(MSFT)

マイクロソフト
出典:マイクロソフト

マイクロソフト(MSFT)は「Windows」で有名なパソコンやソフトウェアを販売するIT企業です。

パソコンのシェア率は市場の95%を記録しているうえ「Word」や「Excel」などのオフィスソフトでも圧倒的なシェアを獲得しています。

また、マイクロソフトはパソコン事業以外にも、クラウドサービス事業の「Azure」も展開しており、リモートワークや巣ごもり需要の増加とともに、順調に業績を伸ばしています

最近では、AI分野にも大きな投資をしており、今後も大きな成長が見込まれる企業です。

インテル(INTC)

インテル
出典:インテル

インテル(INTC)は、世界最大級の半導体企業です。

半導体はパソコンやスマートフォン、IOT家電などに欠かせない部品のため、今後も需要は増えていくと考えられます

家電や自動車のIOT化も進んでおり、半導体の必要な範囲は年々増加中です。

インテルはGAFMに次ぐアメリカの企業といえるため、初心者が選ぶ米国株投資の銘柄としておすすめできます。

ペイパル(PYPL)

ペイパル
出典:ペイパル

ペイパル(PYPL)は、世界で4億人を超えるユーザーが利用しているオンライン決済サービスです。

世界的な感染症の流行から、オンラインショッピングの需要が増えたことにより、オンライン決済を主とするペイパルも順調に成長しています。

さらにオンライン決済サービスは、日本でも急速なスピードで導入が進んでおり、今後も需要は増えていくと考えられます。

オンライン決済を専門にする企業のなかでも、ペイパルは世界最大の規模です。

将来性のある暗号資産に関するサービスにも注力しており、今後さらなる成長が見込まれています。

メタ・プラットフォームズ(MVRS)

Facebook Meta
出典:Facebook

メタ・プラットフォームズ(MVRS)は「Facebook」や「Instagram」などのソーシャルサイトを提供するIT企業です。

InstagramとFacebookの利用者は、全世界で30億人を超えており、圧倒的な利用者数を誇ります

また、社名をFacebookから メタ・プラットフォームズに変更したことからわかる通り、メタバース(仮想空間)へ巨額の投資をしています。

メタバースとは、インターネット上の仮想空間のことで、今後のVR(仮想現実)やAR(拡張現実)の発展とともに成長を期待できます。

メタバースに将来性を感じる方は、メタ・プラットフォームへの投資がおすすめです。

SBI・S・米国高配当株式・ファンド(年4回決算型)

SBI・S・米国高配当株式・ファンドは、シュワブ米国配当株式ETF(SCHD)に投資ができる投資信託です。

SBI証券で購入でき、NISA成長投資枠が利用できます。

増配率が高い点に加えて、低コストで投資できる点が魅力です。

「シスコシステムズ」や「ホーム・デポ」といった幅広い業種の高配当米国株に分散投資できるため、リスク分散効果を高められる利点もあります。

安定して配当金を得たい方は、SBI証券でSBI・S・米国高配当株式・ファンドを購入してみましょう。

>>SBI証券で口座開設する

楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)

楽天・高配当株式・米国ファンドも、シュワブ米国配当株式ETF(SCHD)に投資ができる投資信託商品です。

2024年9月の発売開始から、わずか40日間で純資産総額が500億円を突破した人気商品です。

楽天証券で購入でき、NISA成長投資枠が利用できます。

高配当利回りで、年4回の配当収益を得られます。安定した収益を得たい方におすすめでしょう。

楽天証券でSCHDに投資したい方は、こちらのファンドを選択してください。

>>楽天証券で口座開設する

米国株(アメリカ株)の購入方法

米国株式の購入方法の手順は、次のとおりです。

  1. 証券会社の口座を開設
  2. 日本円を両替
  3. 米国株を選ぶ
  4. 米国株を注文

手続き方法について、1つずつ詳しく解説します。

1:証券会社の口座を開設

米国株を購入するためには、まずは米国株式が購入できる証券会社で口座開設が必要です。

米国株式を購入する場合には「証券総合口座」と「外国証券取引口座」の2種類の口座開設が必要です

多くの場合は、申し込みの際に2つあわせて開設できます。

「楽天証券」や「SBI証券」などのネット証券を選べば、申し込みはすべてインターネットで完結可能です。

2:日本円を両替

口座開設が完了したら、次は資金を証券口座に入金します。

入金方法は、主に次の方法で対応しています。

  • 銀行振り込み
  • ATM入金
  • インターネットからの即時入金サービス

銀行振込やコンビニ入金以外にも、インターネットからの即時入金に対応している証券会社も多いです

たとえば、楽天証券の「リアルタイム入金」では、手数料無料で24時間いつでも即時入金できます。

3:米国株を選ぶ

証券会社への入金が完了したら、購入する米国株を選びます。

米国株は、1〜4桁の番号で構成される「銘柄番号(ティッカーシンボル)」が割り当てられています

ティッカーシンボルを入力して、目当ての企業を検索しましょう。

また、ティッカーシンボルが不明の場合でも企業名で検索できます。

4:米国株を注文

購入する銘柄が決定したら、次の項目を入力してください。

  • 購入数量
  • 購入価格
  • 注文方法

注文方法は成行、指値、逆指値の主に3つから選択できる場合が多いです。

成行は、価格を指定せずに注文する方法で、価格の指定がないため、すぐに注文できるメリットがあります。

指値と逆指値は、指定した価格に到達したら注文を入れる方法です。成行注文と異なり、希望の注文額で購入はできますが、約定まで時間がかかる場合が多いでしょう

自身の状況にあわせて、最適な注文方法を選択してください。

【2025年3月最新】米国株に関するキャンペーン情報

SBI証券とマネックス証券でおこなわれている米国株に関するキャンペーンを紹介します。

お得に米国株取引を始めるチャンスなので、見逃さないようにしましょう。

SBI証券:最大2か月無料!米国株式手数料Freeプログラム

SBI証券 米国株式手数料Freeプログラム
出典:SBI証券

SBI証券では、総合口座と外株口座を新規開設した方を対象に、米国株の手数料が最大2か月無料になるプログラムを開催しています。

対象となるのは、米国株式・米国ETFの手数料です。

無料期間は口座開設月の翌月末までの最大2ヵ月間のため、月初に口座開設をすると最大限に無料プログラムを利用できるでしょう。

証券総合口座開設完了後、SBI証券Webサイトのメッセージボックスにプログラムの案内が届きます。

初回ログインのうえ、見落とさないようにしてください。

【2025年3月】
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マネックス証券:最大3万円キャッシュバック!米国株デビュー応援プログラム

マネックス証券:最大3万円キャッシュバック!米国株デビュー応援プログラム
出典:マネックス証券

マネックス証券では米国株の取引手数料(税抜)が最大3万円まで全額キャッシュバックされるキャンペーンを開催しています。

対象になるのは、外国株取引口座への初回入金日から20日間に取引された米国株取引手数料です。

手数料を少しでも抑えたい方は、マネックス証券で口座開設するとよいでしょう。

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米国株(アメリカ株)についてよくある質問

米国株でよくある4つの質問を紹介します。

  • 米国株の最低取引単位は?
  • 米国株はいくらから購入できる?
  • NISAで米国株は購入できる?
  • 税金はかかる?

それぞれの質問にわかりやすく回答するので、ぜひ参考にしてみてください。

米国株の最低取引単位は?

米国株は、1株から購入可能です

100株単位の日本株とは異なり、米国株は少額から取引できる魅力があります。

大きな資金がない方は、まずは1株から米国株式をはじめてみましょう。

米国株はいくらから購入できる?

米国株式は、1株から購入可能なため、多くの銘柄で数千円〜数十万円で購入できます。

たとえば、有名企業である「コカ・コーラ(KO)」や「インテル(INTC)」などは、1万円以下で購入が可能です。

大きな元手が必要ないのも、米国株のメリットといえます

NISAで米国株は購入できる?

NISAでも米国株式は購入可能です。

次の4社をはじめ、多くの証券会社でNISAでの米国株購入が可能です。

  • 楽天証券
  • SBI証券
  • マネックス証券
  • moomoo証券

上記でNISA口座を開設して、米国株を購入すると非課税制度を受けられます。

通常投資にかかる税金は20.315%のため、NISAの非課税の効果は大きいでしょう。

税金はかかる?

米国株投資には税金がかかります。

売却益には20.315%、配当金には20.315%の税金とあわせて米国の10%の課税があります。

スクロールできます
日本で発生する税金米国で発生する税金
売却益にかかる税金20.315%
配当金にかかる税金20.315%10%
※料金はすべて税込表示です。

配当金は2重課税になりますが、確定申告で外国税額控除をおこなえば税金の還付を受けられます。

またNISA口座を使えば、米国で発生する10%のみの課税で済むためおすすめです。

まとめ:SBI証券で米国株投資をはじめよう

米国株は1株から購入できたり、成長性の高い企業が多く選べたりなどメリットが多い投資先です。

しかし、為替リスクや株主優待がないなどの注意点もあるため、自身の求めている条件を満たしているかを調べたうえで投資を考える必要があります。

米国株に最適な証券会社を選ぶ際は、手数料の安さや銘柄数の多さ、特定口座に対応しているかなどのポイントを重視して選んでみてください

証券会社選びに悩む場合は、米国ETFの取引手数料が無料の楽天証券やSBI証券などを選ぶのがおすすめです。

今回紹介した証券会社やおすすめの銘柄を参考にして、米国株への投資で資産を増やしましょう。

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<参考>
楽天証券
SBI証券
マネックス証券

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