アコムの金利は高い?利息計算方法・返済シュミレーションのまとめ

アコムは最短当日で融資が受けられる消費者金融として、多くの方に知られています。

利用限度額も高く、対応も丁寧であることから利用を検討している方は多いです。しかし消費者金融を利用する際、気になるのは金利でしょう。

金利の負担が大きければ返済も難しくなるため、事前にしっかりと金利を確認してみてください。

そこで本記事ではアコムの金利や利息の計算方法、金利の決まり方について解説します。

返済額の目安もあわせて紹介するので、今後アコムで返済できるのか慎重に検討しましょう。

目次

アコムの基本情報

アコムは、カードローンをはじめとしたさまざまな金融商品を取り扱う消費者金融です。

24時間365日申し込みを受け付けており、最短20分で融資を受けられるためすぐにお金が必要な方に最適です。

原則として電話による在籍確認がなく、周りの方にカードローンの利用を知られたくない方にも向いています。

申し込みはアプリやインターネットで完結するため、時間や場所を問わず利用できるでしょう。アコムの申し込み方法は、次のとおりです。

  • インターネット
  • 店舗
  • 電話
  • 郵送

融資までのスピードがもっとも早いのは、インターネットからの申し込みであるため、急ぎの方は公式サイトをチェックしてみてください。

アコムの金利は高い?借りたらやばいって本当?

アコムの金利は利用限度額に応じて変わりますが、ほかの消費者金融カードローンと比較して大差ない水準のため、「やばい」ということはありません。

一例としてアコム、プロミス、SMBCモビットの金利を紹介します。

消費者金融金利
アコム3.0%〜18.0%
プロミス4.5%〜17.8%
SMBCモビット3.0%〜18.0%

アコムの金利は年3.0~18.0%なので、ほかの消費者金融と比較しても、ほぼ同水準であることがわかります。

また、金利には大きな幅がありますが、借り入れる金額が少ないほど金利は高くなる傾向にあります。

金利を下げたいのであれば、なるべくまとめて借りることを心がけましょう

アコムの利息計算方法

アコムでは次の計算式で利息を計算しています。

借入残高×借入利率(実質年率)÷365日×利用日数

たとえば借り入れ残高が50万円、利息が18.0%の状態で30日間お金を借りた場合、利息は次のとおり計算できます。

50万円×18.0%÷365日×30=7,397円

利息は毎日発生するため、支払う利息の総額は利用日数が長くなるほど大きくなります。お金に余裕ができたら、予定より早く返済しましょう。

アコムの金利の決まり方

アコムの金利は、次の2点により決まります。

  • 契約極度額
  • アコムの借入審査

同じ借り入れ残高であっても、個人で金利は異なります。金利が低くなるケースについてもあわせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

契約限度額

アコムの金利は、借り入れ限度額(契約限度額)に応じてある程度決まります。

借り入れ限度額が大きくなれば金利は下がるため、限度額を高めに設定しておくとよいでしょう。

ただし借り入れ限度額をアップさせるためには、十分な収入や返済の実績が必要です。

一般的な収入の方であれば、初回限度額は30万円か50万円ほどになるケースが大半でしょう。

過去に返済実績がなく、アコムからの信頼が低い状態であるためです。

アコムの借入審査

審査の結果によって、金利は変わります。同じ50万円の利用限度額であっても、より確実に返済ができそうな方であれば金利は低めに設定されます。

より低い金利で審査に通過できる方の特徴は、次のとおりです。

  • 資本の安定した大企業に勤務している
  • 現在勤務している会社での勤続年数が長い
  • 毎月安定して高い収入を得ている

すぐに収入や勤続年数を増やすのは難しいため、まずはアコムで利用実績を積みましょう。

期日通り確実に返済を進めることで借り入れ限度額を上げれば、より低い金利が適用されるようになります

アコムの金利を減らす返済方法

アコムで金利を抑えるためには、次の方法が効果的です。

  • 35日ごとの返済をする
  • 一括返済
  • 返済シミュレーションで計画を立てる
  • 毎月の返済額を上げる
  • アコムへ交渉

少しでも金利を抑えて返済の負担を減らすため、ぜひチェックしてみてください。

35日ごとの返済をする

アコムの返済を35日ごとに設定して早めに返済を進めると、返済期日が更新され早く完済できるでしょう。

たとえば、4月10日に借り入れをした場合、35日ごとの返済に設定すれば次の返済日は5月15日です。

また35日ごとの返済では、早めに返済した場合に返済期日が更新されます。

先ほどの例だと4月10日に借り入れをして4月25日に返済した場合、次の返済日は4月25日から数えて35日後の5月30日です。

そのため早いタイミングで返済すれば返済期日も早くなり、完済までの期間は短くなるといえます。

借り入れ期間を短くして金利の支払いを抑えたい方は、35日ごとの返済を利用しましょう

一括返済

お金に余裕がある場合は、残りの借金を一括で返済する一括返済も検討しましょう。

借りてすぐに一括返済すれば借り入れ期間を大幅に短縮できるため、支払う金利を大きく減らせるでしょう

アコムでは、次の方法で一括返済ができます。

  • インターネット
  • ATM
  • 口座振り込み

ATMでは、1千円以下の端数が残る点には注意が必要です。アコムでは1千円以下の借り入れを無利息残高として扱うため、利息は発生しません。

しかし少しでも借り入れがあると契約が続くため、完全に返済を終わらせたい場合はインターネットか口座振り込みで返済しましょう。

返済シミュレーションで計画を立てる

アコムには毎月の返済額を計算できる返済シミュレーションがあるため、積極的に利用してみましょう。

毎月の収入を踏まえ返済計画を立てることで、返済遅れを防げます

余裕のある月は返済を早めることで借り入れ期間を短くできるため、金利の支払いも抑えられるでしょう。

アコムの返済シミュレーションは、返済回数を指定する方式と毎月の返済額を指定する方式にわかれています。

タブを切り替えて、さまざまなパターンでシミュレーションしてみましょう。返済シミュレーションは、アコム会員以外も利用できます。

毎月の返済額を上げる

毎月の返済額を増やせば完済までの期間が短くなり、支払う金利を減らせます。

アコムの返済シミュレーションで借り入れ金額と金利、毎月の返済額を入力すれば、何回で返済が終わるかすぐにわかります。

たとえば50万円を15.0%の利息で借りた場合、毎月の返済額を2万円に設定すると返済回数は31回です。

しかし同じ条件で毎月の返済額を5万円にすると、11回の返済で済みます。

利息の合計額も103,248円から37,511円と大幅に減少するため、利息支払いの負担を減らせるでしょう。

毎月の返済額を少しでも増やし、早めの完済を目指してみてください。

アコムへ交渉

どうしても金利の支払いが難しい場合、アコムに相談してみましょう。

これまで期日通り返済して実績を積み重ねてきた方であれば、金利の相談に応じてもらえる可能性があります。次のタイミングで金利の交渉に挑戦すると効果的です。

  • アコムから増額の案内が来た
  • 年収がアップした

現在の金利に不満がある場合は、アコムと交渉してみましょう。

しかし返済の実績があり年収の高い方であっても、交渉が成功するケースは非常に少ないです。

新規申し込みであれば金利交渉が成功する可能性はとくに低いため、他の方法も検討しておきましょう。

アコムの返済額を金額別にシミュレーション

アコムの金利について理解できたものの、実際の返済額に対してどのくらいの利息や返済回数が必要になるのかなど気になる方は多いでしょう。

3つのケースにわけてアコムの返済額のシミュレーションをおこないます。

アコムでの借り入れを検討している方は、シミュレーション結果を確認したうえで、申し込んでみてください。

10万円を借入利率18.0%で借りた場合

アコムで10万円を借入利率18.0%で借りた場合のシミュレーション結果は、次のとおりです。

返済回数返済金額元金利息残高
19.9298,4291,50091,571
29.9298,5561.37383,015
39.9298,6841,24574,331
中略
99.9299,49643319,420
109.9299,6382919,782
119.9289,7821460
合計109,218100,0009,2180

返済総額は109,218円であり、利息による支払いが9,218円となります。

10万円程度の借入を考えている方は、毎月の返済金額を確認し、無理のない返済計画を立てましょう。

50万円を借入利率18.0%で借りた場合

アコムで50万円を借入利率18.0%で借りた場合のシミュレーション結果は、次のとおりです。

返済回数返済金額元金利息残高
130,43922,9397,500477,061
230,43923,2847,155453,777
330,43923,6336,80643,144
中略
1730,43929,1101,32959,531
1830,43929,54789229,984
1930,43329,9844490
合計578,335500,00078,3350

50万円を借入利率18.0%で借りた場合は、毎月の返済額が3万円程度と、利息の合計が78,335円になります。

10万円の場合と比較して毎月の返済負担が大きくなるため、より綿密な返済計画を立てる必要があるでしょう。

100万円を借入利率15.0%で借りた場合

アコムで100万円を借入利率15.0%で借りた場合のシミュレーション結果は、次のとおりです。

返済回数返済金額元金利息残高
146,82234,32212,500965,678
246,82234,75212,070930,926
346,82235,18611,636895,740
中略
2346,82245,1101,71291,916
2446,82245,6741,14846,242
2546,82046,2425780
合計1,170,5481,000,000170,5480

借入金額が大きいため、15.0%の利息が適用された場合のシミュレーションになりますが、利息は170,548円となります。

毎月の返済額も高くなるため、返済計画や返済期間の確認を入念におこないましょう。

アコムの金利を確認する方法

現在のアコムの金利を確認する方法は、次のとおりです。

  • 会員ログインメニューの明細の確認
  • 提携ATMの利用明細書

返済額を正しく知るため、こまめに確認しておきましょう。

会員ログインメニューの明細の確認

現在の金利は、アコムの会員ログインメニューから確認できます

アコム公式サイトからマイページにログインし、メニューを開きましょう。

明細書の確認をチェックすれば、金利がわかります。金利以外にも、マイページでは次の内容をチェックできます。

  • 利用限度額
  • 返済期限
  • 借り入れの内容
  • 返済の履歴

増額の申請、返済方法の変更もマイページからできるため、ログインできるか早めに確認しておきましょう。

提携ATMの利用明細書

提携ATMを利用した際に受け取れる明細書でも、金利が確認できます。

貸付利率(実質年率)から現在の利息を確認しましょう。ただし金利が確認できるのは、借入明細のみです。

提携ATMで返済をした際に受け取れる明細では金利が確認できないため、注意しましょう。

アコムの30日間金利0円サービスを活用しよう!

アコムには30日間金利0円サービスがあるため、毎月の返済負担を抑えたい方ははサービスを活かしましょう。

ここからは30日間金利0円サービスについて、次の2点から詳しく解説します。

  • 対象条件
  • 適用期間

サービス利用の注意点もあわせて紹介するので、利用前にぜひチェックしてみてください。

対象条件

30日間金利0円サービスの対象となるのは、アコムの利用がはじめての方のみです。

利用が初めてであれば30日間利息なしで借り入れできるうえ、期間内なら追加借り入れをしても金利がかかりません。

また30日間金利0円サービスは、借り入れ金額の上限なく適用されます。

ただし現在アコムからお金を借りている方、過去にアコムからお金を借りていた方は、対象外です。

過去に利用していたかどうかアコムはすぐに確認できるため、初めてと嘘をついて申し込むのはやめましょう。

適用期間

アコム30日間金利0円サービスの適用期間は、契約日の翌月から30日間です。

実際に借り入れをした日ではなく契約日の翌日が期間のスタート日となるため、注意しましょう。

たとえば4月10日にアコムで契約した場合、30日間金利0円サービスは4月11日からスタートします。

実際にお金を借りた日が5月12日だった場合、金利0円サービスは終了しているため通常の金利が発生します。

30日間金利0円サービスを最大限利用するため、契約後はすぐに融資を受けましょう。

また返済時にATM手数料が発生した場合、返済金額はATM手数料に優先して充てられます。

完済したつもりでも手数料分が借り入れ残高に残っている可能性があるため、返済状況はこまめに確認しましょう。

アコム以外のおすすめ消費者金融3選

アコム以外のおすすめ消費者金融は次のとおりです。

  • プロミス
  • アイフル
  • レイク

アコムの金利に不安がある場合は、他の消費者金融もおすすめです。それぞれの特徴と金利を確認し、検討してみてください。

プロミス

プロミスは最短3分で郵送物なし、Web完結で融資を受けられる消費者金融です。(※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。)

原則電話による在籍確認なしのため、周りの方に借り入れを知られたくない方に最適です。

また申し込み可能な方の年齢層が広く、18~74歳まで利用できます

20歳以下、65歳以上の方が利用できる借り入れサービスは少ないため、プロミスが貴重な選択肢となるでしょう。

さらにプロミスでは30日間無利息サービスを実施しています。

他の消費者金融とは異なり、無利息期間のスタートは融資を受けた日の翌日となります。

契約してから利用するまでに日数が空いてしまう方は、プロミスがおすすめです。

※申込時の年齢が18歳および19歳の場合、収入証明書類のご提出が必須です。
※高校生(定時制高校生および高等専門学校生も含む)はお申込いただけません。
※収入が年金のみの方はお申込いただけません。

アイフル

アイフルは20代の方を中心に利用されている消費者金融です。

勤務期間が短く年収も高くない20代が融資を受けていることから、柔軟な対応に期待できるといえるでしょう。

また正社員以外の方への貸付も合計で4割程度あります。アルバイト、パート、派遣社員の方もまずは相談してみましょう。

さらにアイフルでは通常のカードローンにくわえ、次の商品を展開しています。

  • 女性向けに特化したカードローンSuLaLi
  • 利用限度額が高く設定されているファーストプレミアムカードローン

自身の状況に適した借り入れができるため、無理なくお金の問題を解決できるでしょう。

レイク

レイクは金利無料のキャンペーンが最大180日まで持続するお得な消費者金融です。

はじめて利用する方は、次の金利無料キャンペーンを利用できます。

  • 借入額全額60日間利息0円
  • 借入額5万円のうち180日間利息0円

5万円以下の少額借り入れであれば、180日間と長期間利息の支払いが発生しないレイクを検討してみましょう。

また借入額が高い場合も、60日間の金利0円が適用されるためお得です。

ただし借入額全額60日間利息0円の適用を受けるためには、Webからの申し込みが必須です

インターネットからの申し込みであれば、最短25分で融資を受けられます。

今すぐお金が必要な方は、インターネットからレイクに申し込みましょう。

アコムの金利に関するよくある質問

アコムの金利に関して多くの方が抱く疑問は、次のとおりです。

  • アコムの金利は他社と比べて高い?
  • アコムの金利を下げることは可能?

それぞれの回答を確認し、アコムを利用するかどうか慎重に検討しましょう。

アコムの金利は他社と比べて高い?

消費者金融のなかでアコムの金利は標準的であり、高いわけではありません

しかし銀行カードローンと比較すると、アコムの金利は高めです。

とくに最大金利の差は大きく、アコムの場合は18.0%ですがみずほ銀行では14.0%、三井住友銀行では14.5%です。

少額の借り入れを希望する場合は、まず銀行カードローンを検討してみましょう。

ただし銀行カードローンは審査が厳しく、融資までの時間も長いです。すぐに現金が必要な場合は、アコムを検討するとよいでしょう。

アコムの金利を下げることは可能?

アコムの金利を下げるためには、利用限度額を上げる必要があります。

期日通りに返済し、安定した収入を得られているのであれば、限度額の増額審査に申し込みましょう。増額申し込みは、マイページからできます。

アコムと直接交渉して金利を下げる方法もありますが、成功の可能性は低いです。

お金に困っているのではと判断され不利な状況になるケースもあるため、直接交渉はできる限り避けましょう。

まとめ

アコムはサポートが丁寧で審査も早いことから、多くの方に利用されています。

金利も利用限度額に応じて細かく調整されるため、自身の希望額に合わせて検討してみるとよいでしょう。

またアコムには30日間利息が0円となるキャンペーンもあるため、短期の借り入れに最適です。

しかしアコムの金利は、銀行カードローンと比較すると高めです。金利のみを重視する場合は、銀行カードローンを検討してみましょう。

最短20分での融資に対応しているため、即日融資を希望する方はアコムがおすすめです。

参考元:アコム

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