ネオス、next Soundと共同開発した空間オーディオ技術【8Way Audio】をシャープ製スマートフォンに世界初搭載
テクミラホールディングス株式会社
テクミラホールディングスの子会社であるネオス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:池田 昌史、以下 ネオス)と、next Sound株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:飛澤 正人、以下 next Sound)は、新たな空間オーディオ技術【8way Audio】を共同開発いたしました。また、シャープ株式会社(本社:大阪府堺市、代表取締役 社長執行役員 兼 CEO:沖津 雅浩)が商品化し、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:前田 義晃、以下 NTTドコモ)より発売される予定のスマートフォン「AQUOS R9 pro SH-54E」に、【8Way Audio】が搭載される運びとなりましたのでお知らせいたします。
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■ 独自技術でリアルタイムに「空間オーディオ」変換を実現
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【8way Audio】は、next Soundが特許を持つ「8Way Reflection」の技術をベースとして、スマートフォン用に共同開発した空間オーディオ※1技術です。
「8WayReflection」は独自の位相コントロール技術を用いて、リスナーを取り囲む形で仮想リフレクション(右図参照)を構築し、立体的な音空間を演出します。再現が難しい“後ろ側”の空間もリアルに表現し、「左右」しかない通常のステレオ音源を、頭の周囲から音が聴こえる「空間オーディオ」に即時変換することが可能となっています。また、本技術はアプリ内で変換プロセスを完了できるため、リスナー手持ちのイヤホンやヘッドホンで再生することができます。
※1 空間オーディオ:サラウンドなどの立体的な音をステレオで再現したオーディオのこと
■ 圧倒的なタイムパフォーマンス&コストパフォーマンスで全コンテンツを立体化
従来の空間オーディオ技術は、音源となる専用コンテンツを制作する必要があり、配信までに時間とコストがかかることが普及スピードのボトルネックとなっていました。しかし【8way Audio】は既に配信されている2ch~5.1chの音源データをリアルタイムかつ自動的に空間オーディオに変換することが可能です。既存のステレオ作品についても独自の理論により立体的な空間に変換可能なため新たにコンテンツ制作をする必要はありません。
これにより、ステレオサウンドの音源を持つ各種配信サービスにおけるほぼ全てのコンテンツを空間オーディオで楽しむことが出来るようになり※2、日常的な音楽鑑賞はもちろん、ライブや映画などの動画コンテンツも会場にいるかのようなイマーシブな体験を提供いたします。
また、今回スマートフォンへ搭載するにあたり、自分で撮影した動画についても空間オーディオに自動変換して再生することを可能にしています。この点も従来の空間オーディオ技術には無い【8Way Audio】ならではの特徴であり、日常のワンシーンや思い出の動画もその場にいるかのような臨場感で楽しめるなど、プライベートなコンテンツの楽しみ方にも大きな幅を持たせることを実現しています。
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なお、この度「AQUOS R9 pro SH-54E」に搭載された【8Way Audio】は、スマートフォンの内蔵スピーカーではなくイヤホンまたはヘッドホンでお楽しみいただけるように最適化されています。
※2 一部非対応のサウンドがあります
■ 空間オーディオの普及を加速、さらにグローバルな展開へ
【8Way Audio】は、12月上旬以降にNTTドコモから発売予定の「AQUOS R9 pro SH-54E」にプリインストールされたことを皮切りに、スマートフォン市場での採用拡大を引き続き図ってまいります。
さらに、イヤホンやヘッドフォン、VRビューワーなどのデバイスや、TV・ステレオなどの家電、ゲームなど、サウンドに関連した領域における展開に加えて、5.1chサラウンドの動画コンテンツにも対応するなど、空間オーディオの普及を推進してまいります。
また、next Soundでは「8Way Reflection」の技術について海外への特許申請も準備中であり、来年以降【8Way Audio】は幅広い海外メーカーを対象にグローバルな展開を進めていく予定です。
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■ 「AQUOS R9 pro」 商品紹介ページ:
https://jp.sharp/k-tai/products/aquos-r9-pro/
■ ドコモオンラインショップ 購入・予約ページ:
https://onlineshop.smt.docomo.ne.jp/products/detail.html?mobile-code=004Ip
スマートフォンでの【8way Audio】利用イメージ (アプリ)
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(1) 空間オーディオを「Basic」「Wide」「Large」の3種類のプリセットパターンで提供、ユーザーは好みの『広がり感』を選択可能
(2) フローティングメニュー内蔵により様々なアプリの上にメニューを表示し、楽曲やサウンドトラックを再生しながらON/OFFを操作することが可能
ネオスでは今後も、最先端のテクノロジーとコンテンツの融合により新たな価値を創出してまいります。
<テクミラホールディングスについて>
【商 号】テクミラホールディングス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【上場市場】東京証券取引所 スタンダード市場 (証券コード:3627)
【代表者】池田 昌史
【U R L】
https://www.tecmira.com
【グループ事業内容】
◆ライフデザイン事業
知育・教育、健康、FinTech、キャラクター等におけるデジタルテクノロジーを活用したサービスとソリューションを提供
◆AI&クラウド事業
AIチャットボットやクラウドアドレス帳サービスなどのSaaSやAWS等を活用したTechソリューションを提供
◆IoT&デバイス事業
通信デバイスの開発・製造や関連したプラットフォーム・アプリの開発を通じて、モノとインターネットを融合した価値を提供
<ネオスについて>
【商 号】ネオス株式会社
【本 社】東京都千代田区神田須田町1-23-1 住友不動産神田ビル2号館
【U R L】
https://www.neoscorp.jp
【代表者】池田 昌史
【事業内容】情報通信サービスおよびソフトウェア、コンテンツ開発
※記載されている社名、製品名、ブランド名、サービス名は、すべて各社の商標または登録商標です。
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記事提供:@Press