ブログウォッチャー、沖縄観光コンベンションビューローと人流データを活用した観光DXの更なる推進に向けた包括連携協定を締結
株式会社ブログウォッチャー
位置情報(人流)データの収集・分析・活用サービスを提供する、株式会社ブログウォッチャー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:新村 生、以下「ブログウォッチャー」)は2025年1月30日(木)、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(本社:沖縄県那覇市字小禄1831-1、会長:下地 芳郎、以下「OCVB」)と、人流データを活用した観光DXの更なる推進に向けた包括連携協定を締結しました。
本協定に基づき、両社は地域のデータ利活用促進と伴走支援を通じて、持続可能な観光地域づくりを実現してまいります。沖縄県観光マーケティングレポート「おきなわ観光地域カルテ」の普及の促進等により、沖縄県が地域の観光におけるデータ利活用事例の先進地域となり、本連携がひいては日本全国の観光活性に寄与することを目指します。
なお、本日OCVBとの調印式を執り行いました。
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包括連携協定 締結式
■協定締結の背景
日本各地では、人手不足などにより限られたリソースの中で、効果的な施策の実施や打ち手の振り返りを行うために、データに基づいた観光施策の計画や実行、つまりは観光領域におけるEBPM*やDXの推進が欠かせません。特に、沖縄県では観光産業が地域経済の重要な柱であるため、先進的な取り組みが求められています。
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観光マーケティングの好循環
かねてより、OCVBでは「世界から選ばれる持続可能な観光地」の実現のため沖縄の魅力発信による観光客の誘致、受入体制の強化などに長年取り組まれてきました。ブログウォッチャーは、3,000万MAU**の豊富な位置情報データを保有し、データを分析・活用することで観光や都市開発等の領域を支援してきました。
2023年より、OCVBとブログウォッチャーが共同で、「おきなわ観光地域カルテ」の活用を推進し、沖縄県内の観光実態を可視化することで、EBPMや観光DXを促進してまいりました。その結果、沖縄県内では市町村や観光協会におけるデータ利活用は浸透しつつあります。
* EBPM:エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング。証拠に基づく政策立案
** MAU:月間アクティブユーザー数
■協定締結の目的
本協定の締結により、市町村や観光協会に加え、地域事業者を含めた沖縄県全体に人流データ利活用を広げ、データから地域がファクトに基づいた現状把握や仮説立て、打ち手の振り返りを行うことで沖縄県全体の「稼ぐ力」を強化してまいります。また、この取り組みを経て得られた先進的な知見をブログウォッチャーが他の地域でも展開していくことで、日本全国のデータを利活用した観光振興にも寄与することを目指します。
■具体的な取り組み内容
本協定に基づき、ブログウォッチャーとOCVBは主に3つの項目に取り組んでまいります。
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具体的な取り組み内容
■株式会社ブログウォッチャー 新村 生社長のメッセージ
この度、OCVB様と包括連携協定を締結し、今後さらなる連携強化ができることをとても嬉しく思います。沖縄県は日本を代表する観光地であり、その持続的な発展には、データを活用した施策立案や計画策定・振り返りが欠かせないと考えます。
我々の強みである豊富な位置情報データと分析・活用ノウハウを活かし、地域におけるデータ利活用促進を支援することで、沖縄県の持続可能な観光地域づくりの実現に貢献してまいります。
これまでOCVB様とブログウォッチャーは、地域の様々なステークホルダーの皆様とともに、地域のデータ利活用支援を行ってまいりました。「地域の稼ぐ力を強化する」ことを目的に、「地域におけるデータの価値が何なのか」、「どういった形で地域にデータを届け、共創するとデータの利活用につながるのか」のような議論を重ねてきました。ここまで歩みを進めてこられたことに深く感謝申し上げます。すでに、沖縄県内の地域から「データを元に検討の上、新施策を行ったことで、新たな消費が生まれた」「データという根拠があることで、組織内の合意形成がスムーズになった」など、データ利活用の効果や成果の共有もいただいており、喜びを感じています。
ブログウォッチャーは、この度締結させて頂いた連携協定を通じて、さらに地域のみなさまと共に成長し、沖縄県ひいては日本全国の観光活性に寄与していくことを目指し、邁進してまいります。
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新村 生代表取締役社長
■一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー 下地 芳郎会長のメッセージ
この度、株式会社ブログウォッチャー様と包括連携協定を締結できましたことを、心より嬉しく思います。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた観光産業が復興から成長へと向かう中で、観光DXやデータ活用は、地域の課題解決や持続可能な観光地づくりにおいて欠かせない要素です。本協定は、沖縄観光のさらなる成長を目指すうえで、非常に重要な一歩となると考えています。
本協定に基づき、ブログウォッチャー様の豊富な人流データと専門的な知見を活用し、「おきなわ観光地域カルテ」の機能強化や、データ利活用の学びの場の提供を通じて、地域観光の可視化と意思決定の精度向上を図ってまいります。また、観光資源を活用した魅力的なコンテンツの開発や、データ活用による受け入れ体制の強化にも取り組みます。具体的には、年初に掲げた「閑散期対策」「海外市場の拡大と受け入れ体制の強化」「持続可能な観光地の実現」「観光目的税の導入」という4つのテーマにおいても、広域連携DMOとしての役割をさらに強化し、データを活用した施策を推進していきます。
昨年、国内市場が過去最高を記録し、海外市場も回復から成長へと進む中で、沖縄観光は新たな時代を迎えています。今年は、戦後80周年や関西万博の開催、大型テーマパークのオープンなど、大きな節目の年でもあります。本協定を通じて、沖縄観光のさらなる成長を実現し、「世界の観光をリードする沖縄」を目指して全力で取り組んでまいります。
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下地 芳郎会長
■「おきなわ観光地域カルテ」概要
沖縄県における観光客(県外/県内)の人流データを分析、市町村ごとにわかりやすく可視化した観光マーケティングレポートです。現在、「来訪者数」「属性(発地・性年代)」「行動」「周遊」「イベント」の5つの切り口で地域のデータを可視化しています。
URL:
https://areakarte.ocvb.or.jp/
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おきなわ観光地域カルテ
■「おでかけウォッチャー」概要
観光客分析に特化した、観光政策主体向けのデジタル観光人流モニタリングサービス。
・全国の市区町村日別来訪者数(登録した最大20ヶ所いずれかの観光スポット来訪者数)、ならびに観光スポット日別来訪者数(登録した最大3ヶ所の観光スポット来訪者数)を基本機能として無償提供。
・有償のプレミアムサービスとして、観光スポットを最大2,000箇所まで設定でき、来訪地分析、発地分析、属性分析、周遊分析、旅程分析、時間分析を提供。
・市区町村および任意の観光スポットへの来訪者の行動特徴を準リアルタイムに提供(最短で月曜~日曜までの日別来訪者数を翌木曜に把握可能)。
URL:
https://odekake-watcher.info/
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おでかけウォッチャー
<会社概要>
商号 : 株式会社ブログウォッチャー
代表者 : 代表取締役社長 新村 生
所在地 : 〒104-0061 東京都中央区銀座7-3-5 ヒューリック銀座7丁目ビル4F
設立 : 2007年4月
URL :
https://www.blogwatcher.co.jp/
事業内容: 位置情報データプラットフォームによる
位置情報関連サービス開発・提供
<利用する位置情報データについて>
ブログウォッチャーが活用しているデータは、提携アプリをダウンロードしていて、かつ位置情報取得を許可したユーザーの情報のみを利用しています。
データの取得・活用について、詳しくはこちらをご覧ください:
https://www.blogwatcher.co.jp/terms/
※このプレスリリースに記載されている情報は発表日時点のものであり、予告なく変わる可能性があります。あらかじめご了承ください。
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