エージェンティックAI搭載のデジタル従業員「Alex」を発表 人材不足と脅威の高度化に対応するサービスを5/14から提供
KELA株式会社

サイバー脅威インテリジェンスを提供するKELA(ケラ、本社:イスラエル、KELA Research and Strategy, Ltd.)の日本法人であるKELA株式会社(東京都千代田区、代表取締役:ドロン・レヴィット)は、次世代型のエージェンティックAI搭載のデジタル従業員「Digital Cyber Analysts(デジタルサイバーアナリスト)」の提供を2025年5月14日に開始しました。
この対話型AIエージェントは、企業・政府・法執行機関・MSSP(セキュリティサービス事業者)において、脅威インテリジェンスの収集・分析・対応プロセスを抜本的に変革。数秒で高精度なインサイトを提供し、アナリストの業務負荷を大幅に削減します。
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KELA Digital Employee
◆セキュリティ人材不足と脅威の高度化に対応
AIを悪用する脅威アクターの増加、サイバー脅威の高度化、そして慢性的な人材不足。こうした課題に対し、KELAのDigital Cyber Analystsは、追加の人員を必要とせず、アナリストの処理能力と判断精度を飛躍的に高めることができる新たな解決策となります。
本ソリューションは、KELA独自の脅威データレイクと10年以上にわたるサイバー犯罪調査を基盤に開発され、リアルタイムで実行可能なインサイトを提供します。
KELA CEOのダヴィディ・カルミエルは次のように述べています。
「セキュリティチームはアラートの洪水に溺れ、人材不足に悩み、複雑化する脅威に追いつけていません。当社の答えは、“AIによる脅威にはAIで立ち向かう” ということです。KELAのデジタルアナリストは、インテリジェントで会話可能なエージェントとして、単なるデータ処理ではなく、本当に必要な情報を理解し、優先順位を付け、24時間365日疲れ知らずでチームを支援します。」
◆「Alex」―MSSP・エンタープライズ向けAIアナリスト
MSSPや企業のセキュリティチーム向けデジタルサイバーアナリストは「Alex (アレックス)」という名称で、セキュリティチームのアナリストは、Slack、Microsoft Teams、メール、または専用ポータルを通じて、まるで人間のアナリストとやり取りするようにAIアナリストのAlexと対話できます。
Alexは、KELAの各種インテリジェンスモジュール、IdP(アイデンティティプロバイダー)、セキュリティツール、B2Bデータと連携して、最も重要な脅威を優先的に自動的に検出します。
カルミエルはさらにこう続けます。
「複数の情報源や過去10年に遡るダークウェブ上のデータを横断的に照合して脅威アクターの実態を明らかにするのは、従来ツールではほぼ不可能でした。今やKELAのデジタルアナリストを使えば、こうした長期的かつ複雑な調査も、かつてない精度とスピードで実行可能です。」
◆デジタルサイバーアナリスト「Alex」の業務と活用領域
デジタルサイバーアナリストは、大規模言語モデル(LLM)とエージェント型ワークフローを活用し、以下の業務を自動化します:
・日次の脅威インテリジェンスレポート作成
・資格情報漏洩やフィッシング、ブランド悪用の検知・検証
・IOC(侵害指標)やマルウェア署名、脅威アクターの特定
・カスタムRFI(情報要求)への対応
・業界・地域別の新たな脅威の特定とアラート発信
◆詳細・デモについて
デジタルサイバーアナリストAlex、ならびにエージェンティックAIによる脅威インテリジェンスの詳細・デモのご希望は、以下をご覧ください。
https://www.kelacyber.com
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記事提供:@Press