約6割が実感している 「冷蔵庫のお悩み」とは!? 「ほぼ1000人にききました」が調査結果を発表。
株式会社オレンジページ

くらしにまつわる旬の話題やちょっとしたトピックをオレンジページが読者アンケートでリサーチする、「ほぼ1000人にききました」。暑さが増すこれからの季節に向け、今回は「冷蔵庫」をテーマに、国内在住の20歳以上の1190人にアンケート調査を実施しました。その結果、約6割が冷蔵庫の容量不足を感じており、特に「冷凍室」に対する不満が高いことが判明。容量に加え、整理収納のしづらさなど、まとめ買いや作り置きをするライフスタイルが定着するなか、日々の食生活を支える冷蔵庫、特に冷凍室への不満が浮き彫りとなりました。
【ダイジェスト】
冷蔵庫の容量、「もっと欲しい」約6割! 特に冷凍室はパンク寸前!?
冷凍室の整理収納に悩む声、多数。「冷凍化石」発掘経験者は半数以上!
理想の冷蔵庫は「コンパクトなのに大容量」。キッチンスペースと収納力の両立が鍵。
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■ 冷蔵庫の容量、「もっと欲しい」約6割!特に冷凍室はパンク寸前!?
毎日の食生活に欠かせない冷蔵庫ですが、その使い勝手については、多くの人が何らかの悩みを抱えているよう。今回の調査で、「現在使っている冷蔵庫について『もっと容量が欲しい』と感じたことがあるか」ときいたところ、実に56.9%、約6割の人が「ある」と回答しました。特に容量不足を実感する声が多かったのが「冷凍室」。「もっと冷蔵庫の容量が欲しい」と回答した人のうち、特に容量が欲しい場所として「冷凍室」を挙げた人が8割を超えるという結果になりました。実際に冷凍室がどのくらい埋まっているかをきいたところ、「ほぼ満杯」と答えた人が57.0%、「7割以上」と答えた人を合わせると87.1%にものぼり、多くの家庭で冷凍室がパンパンに近い状態であることが明らかになりました。
「業務スーパーを利用するようになり、いろいろ買うと入りきらない」(50代・夏みかんさん)や、「安い食材を買って冷凍保存したくても冷凍庫が小さくて入らない」(20代・あっぴさん)など、できるだけ安いものを買ってストックしておきたいという、物価高騰が続く昨今ならではの悩みも聞かれました。
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■ 冷凍室の整理収納に悩む声、多数。「冷凍化石」発掘経験者は半数以上!
冷凍室の整理収納に頭を悩ませている人も多く、「冷凍室の整理整頓ができているか」という質問では、半数近い48.7%が「できていない」と回答。さらに、冷凍室を人に見られたら「恥ずかしい」と感じる人は66.3%にものぼりました。具体的に冷凍室の整理収納で困っている点としては、「冷凍食品などを立てて収納したいのに、棚の深さが足りない」(50代・赤いひまわりさん)、「引き出しが細かく分かれすぎていて、大きいものを収納できない」(30代・のんさん)といった不満の声が多く聞かれました。さらに、「冷凍したままうっかり忘れ、『冷凍化石』と化したものが出てくることがある」と答えた人は58.2%と約6割。
「冷凍室の奥や隅にいってしまい、あることを忘れる」という声が多数寄せられ、ただ容量が大きいだけではなく、見やすく取り出しやすい収納を実現できる冷凍室が求められていると言えそうです。
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■ 理想の冷蔵庫は「コンパクトなのに大容量」。キッチンスペースと収納力の両立が鍵。
冷蔵庫を購入する際の重視ポイントをきいたところ、複数回答で「価格」75.1%、「サイズ」67.7%に続いて「冷凍室の容量」58.9%が入り、冷凍室の収納力は大きな決め手の一つとなっていることがわかります。また、冷蔵庫の「サイズ」を重視する人からは、「置きたい冷蔵庫がキッチンのドアノブに当たって搬入できないことがあった」(30代・まりりんさん)、「キッチンが狭いのに、冷蔵庫が場所を占めてより狭くなっている」(50代・ベレッツァさん)といった声が聞かれ、設置場所やスペースが限られていることが影響しているようです。こうした状況を反映してか、冷蔵庫にあるとうれしい機能や仕様についての質問では、「コンパクトなのに大容量」が1位に。
「置くスペースは限られているが、まとめ買いをすることも多いので大容量は必須」(50代・ちびさん)、「容量は必要だが、大きいとキッチンでの圧迫感が強くなる」(40代・モモンガさん)といった意見が寄せられました。設置スペースは抑えつつも、しっかりと食材をストックできる収納力、特に冷凍室の充実を求める声が大きいことが明らかになりました。
今回の調査では、多くの人が冷蔵庫、特に冷凍室の容量不足や整理収納のしにくさに悩んでいる実態が浮き彫りになりました。まとめ買いや作り置きが定着し、物価高騰も続くなか、「もっと広ければ特売品を気兼ねなく買えるのに」「整理できれば食品ロスも減るはず」といった生活者の声に応えるのが、「コンパクトなのに大容量」、かつ、冷凍室の使い勝手にも配慮した冷蔵庫と言えそうです。限られたスペースに収まりながら、まとめ買いしたたっぷりの食材を効率よく収納できる。特に、かさばりがちな冷凍食品や作り置きのおかずも余裕をもって整理でき、見やすく取り出しやすい冷凍室は、日々の調理の負担を軽減し、食品ロス削減にもつながります。
これからの冷蔵庫選びは、単に冷やす・凍らせるという基本機能だけでなく、ライフスタイルに合ったサイズ感や容量、冷凍室の使い勝手に注目することがポイントになりそうです
Produced byパナソニック株式会社
アンケート概要
●調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性(有効回答数1190人)
●調査方法:インターネット調査
●調査期間:2025年3月30日~4月2日
●「ほぼ1000人にききました」について
読者モニター「オレンジページメンバーズ」には、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。そんなメンバーたちの声を集めて、「くらしのリアル」な数字、リアルな声を集めたのが「ほぼ1000人にききました」企画です。WEB上でのアンケート調査、座談会など、ご相談に応じて展開いたします。
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記事提供:@Press