ブレインパッド、「店長支援AIエージェント(α版)」を発表、小売店舗のPoCパートナーの募集を開始
株式会社ブレインパッド

株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:関口 朋宏、以下:ブレインパッド)は、AIエージェントからの売上アップにつながるアドバイスを通じて小売店舗の店長業務を支援し、誰もがスゴ腕店長を目指せる「店長支援AIエージェント(α版)」の提供を開始するとともに、本サービスのPoC (*1)パートナーの募集を開始することを発表します。
「店長支援AIエージェント(α版)」は、1.全店舗の売上高データ、2.売上高に影響を及ぼす外部データ(天候データ・SNSのデータなど)を元に、「売上アップには、今どのようなアクションが必要か」をスピーディーに提示することを通じて、“売れる”仮説に基づいて店舗を運営できるように支援します。
● 「店長支援AIエージェント(α版)」の参考動画
https://youtu.be/GODalGeU4a4
画像1:
https://www.atpress.ne.jp/releases/519320/img_519320_1.jpg
■ 「店長支援AIエージェント(α版)」のPoCパートナーの募集を開始します
ブレインパッドは、「店長支援AIエージェント(α版)」を実際に使いながら一緒に磨きこんでいただくPoCパートナーを、本日より募集します。当社はPoCパートナーとともに、実店舗でのトライアル利用を通じて有用性・効果の検証を行い、さらに必要となる機能・価値を明確化し、正規版としての実務利用に向けてエージェントを洗練させていく計画です。
● 「店長支援AIエージェント(α版)」のPoCパートナー募集要項
・PoCの実施内容・進め方
ご提供いただいたPOSデータ等を用いて、特定店舗での机上検証を実施
その後、検証結果をもとにエージェントの改善を行い、現場での実利用とフィードバックを実施
・募集期間・実施期間
募集期間:2025年9月末まで(応相談)
実施期間:2025年10月開始予定(PoC期間は個別にご相談させていただきます)
・対象企業
GMS(総合スーパー)、スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンター、コンビニエンスストアから数社程度を予定
● お申し込み先
サービス・製品に関するお問い合わせ
https://go.brainpad.co.jp/inquiry_service
■ 本取り組みの背景となる小売業界の現状
消費者ニーズが多様化する小売業界においては、店舗ごとに顧客に合わせたお店づくりが必要です。しかし、本社から各店舗に対して売上アップ施策を的確に伝令することは現実的ではなく、その店舗の特性を理解する店長の素養や経験に頼らざるを得ない現状があります。そのため、店長の熟練度等に応じて地域に根差した運営ができる店舗とそうでない店舗が生まれてしまうなど、個人的な采配により店舗ごとの売上高に差異が出やすいという課題があります。
また、小売現場の人手不足はますます深刻になっており、店長の業務負荷は高まる一方です。店舗運営の生産性を高めるために、セルフレジ、画像等による欠品検知・発注支援などのデジタル化が進む中で、IT技術が売上アップに向けた施策検討や意思決定にまで踏み込んでサポートできるかどうかは、取り残された大きな課題の一つと言えます。
■ 「店長支援AIエージェント(α版)」サービスの概要
画像2:
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「店長支援AIエージェント(α版)」は、店舗が持つ売上データのほか、売上高を左右する商圏や店舗特性、天候、SNS等の外部情報から、「どうすれば店舗の売上高が向上するか」を考え、改善案をアドバイスします。 日々忙しく、データを分析して改善策を考える時間がない場合でも、AIエージェントの示唆を元に、自店舗の売上アップにつながる施策を検討・実行できるようになります。
また、各店舗を束ねる本社・支社等の経営視点では、店舗ごとの売上高のばらつきを軽減し、属人的なノウハウのみに頼らない効率的な運営と売上高の底上げが可能となります。
「店長支援AIエージェント(α版)」が提供する情報は、下記を想定しています。
画像3:
https://www.atpress.ne.jp/releases/519320/img_519320_3.png
※上記は一例であり、小売各社のニーズに合わせて取得情報をカスタマイズします。
■ 株式会社ブレインパッド 小売領域ソリューション リード 東 建志 のコメント
この5年、小売業界は大きく変わりました。セルフレジや電子マネー、動画による不正検知などのデジタル化が進み、消費者の購買行動が様変わりする中で、ECやPB商品の拡大に加え、さまざまな業態が次々と生まれては淘汰される時代になっています。価格競争力や安定供給力の重要性は変わりませんが、差別化が難しく、インフレ下で価格を上げられずに苦戦する企業も増えています。
ブレインパッドは今こそ、小売の原点である「個客対応力」の強化が重要だと考えます。かつての商店街の店主のように、一人ひとりの顧客を思い浮かべながら品揃えや提案を行う力、そしてチェーンの規模の経済を活用・両立させる店長のマネジメント力こそが競争力の鍵です。
かつては一騎当千の店長が「個客対応」の店舗を創り上げていましたが、顧客行動がオンラインとオフラインにまたがって見えにくくなった上に、人材のスキル差も広がる中、店長の経験や勘だけでは対応が難しい状況が増えています。このたびの「店長支援AIエージェント(α版)」は、この店長の力をAIで補い、全ての店舗において、“売れる仮説”で動ける現場づくりを実現する取り組みです。
PoCパートナーの皆さまとは、この実現のために店舗データと現場を拝見させていただきながら、真に店長支援を果たすエージェントを共に作っていければと考えています。ご関心をお持ちの企業様は、ぜひお気軽にご応募ください。
(*1)PoC (Proof of Concept、概念実証)とは、新しいアイデアや技術の実現可能性や有効性を検証することを指します。
■ ご参考情報
● 株式会社ブレインパッドについて
https://www.brainpad.co.jp/
ブレインパッドは2004年創業の日本を代表するデータ/AI活用のリーディングカンパニーです。近年は「分析/コンサルティング/SI」「人材育成・教育」「SaaS」の三位一体のビジネスモデルを武器に、企業の内なるIT力を高める「データ活用の民主化と内製化支援」に注力しています。支援実績は金融・小売・メーカー・サービスなど幅広い業種を対象に1,400社を超え、データの力をビジネス創造と企業価値向上につなげるお手伝いをしています。
本社所在地:東京都港区六本木三丁目1番1号 六本木ティーキューブ
上場市場:東京証券取引所 プライム市場(証券コード 3655)
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 CEO 関口 朋宏
資本金:597百万円(2024年6月30日現在)
従業員数:545名(連結、2024年6月30日現在)
事業内容:データ活用を通じて企業の経営改善を支援するプロフェッショナルサービス、プロダクトサービス
■ お問い合わせ先
● 製品・サービスに関するお問い合わせ
株式会社ブレインパッド
e-mail:
info@brainpad.co.jp
*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
以上
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