双日テックイノベーション、国産ERP「GRANDIT」と「バックオフィスDXソリューション」「UX Canvas」のアライアンスを発表
双日テックイノベーション株式会社

双日テックイノベーション株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:西原 茂、略称STech I[エス・テック・アイ]、以下STech I)は、インフォコム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:黒田 淳)が提供する統合型ERP「GRANDIT」と、STech Iが提供する「バックオフィスDXソリューション」および「UX Canvas」とのアライアンスを締結したことを発表します。
本アライアンスにより、企業のERP利活用を高度化し、業務の設計・運用・定着を一体化して支援します。これにより、ERPを中心としたバックオフィス業務の最適化とユーザー定着を同時に実現する新たなDXアプローチを提供します。
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Natic BPM Suite,UX Canvas,GRANDIT
■背景
企業のERP導入が進む一方で、「システム間連携が不十分」「データの利活用が進まない」といった声が多く聞かれます。また、「業務標準化の限界」や「ユーザー定着率の低下」など、導入後の運用・定着に課題を抱える企業が増加しています。
特に、2025年の基幹システム刷新ピークおよび2027年問題を見据え、単なるシステム導入にとどまらない業務変革と利用定着を同時に実現するアプローチが求められています。
STech Iは、業務プロセス(BPM)とデジタルアダプションの両面からこれらの課題を解決し、GRANDIT導入企業における業務変革と利用定着のサイクルを加速させる体制を構築しました。
■アライアンスの概要
本アライアンスは、ERP「GRANDIT」、バックオフィスDXソリューション、UX Canvasを組み合わせ、ERP構築・業務プロセス設計・定着支援を統合したソリューションを提供するものです。
対象製品: GRANDIT × バックオフィスDXソリューション × UX Canvas
提供開始: 2025年11月
目的 : ERP導入効果の最大化、属人化の防止、教育コスト・改修コストの削減
対象領域: 経理、人事、販売管理、債権債務管理、総務などバックオフィス業務全般
URL :
https://www.grandit.jp/product/alliance.html
■特徴・効果
本アライアンスにより、GRANDIT本体の改修を伴わずに制度改定や業務フローの変更に迅速に対応できます。バックオフィスDXソリューションを活用することで、GRANDITでカバーしきれない承認・申請フロー、帳票処理、Excel業務などの周辺業務を一元管理し、改修コストと期間を抑えながら、全社的な業務効率を高めます。
さらに、UX Canvasを活用することで、操作ガイドやヒントをGRANDIT画面上に表示し、新任担当者でも迷わず操作できる環境を実現します。これにより、教育コストを抑えつつ、システム定着率を高めます。
■主な特徴
<「GRANDIT」×「バックオフィスDXソリューション」の連携メリット>
●柔軟な業務変更対応 : ERP改修を伴わずに制度改定や業務変更へ迅速に対応。
●周辺業務の一元管理 : 紙やExcelによる手作業を含む周辺業務をデジタル化し、既存の承認・申請フローとあわせて統合。
●データ連携と内部統制強化 : API・ETLなどによるシステム間連携で、データの整合性と可視化を高め、内部統制を強化。
<「GRANDIT」×「UX Canvas」の連携メリット>
●操作ガイド・ナビゲーション支援: 画面上にチュートリアルやヒントを表示し、誤操作や差し戻しを防止。
●教育・定着コストの削減 : 操作手順をノーコードで可視化し、マニュアル整備や集合研修を不要化。
●利用状況の分析と継続的改善 : 利用ログや行動データを分析し、操作上の課題を定量的に可視化。
■今後の展開
STech Iは、本アライアンスを通じて「GRANDIT × バックオフィスDXソリューション × UX Canvas」を組み合わせた統合的なバックオフィス変革モデルを提供します。ERPを中心とした業務の設計・運用・教育・改善を一気通貫で支援し、金融・製造・サービス業など幅広い業種におけるDX推進を加速させます。
また、GRANDITコンソーシアム各社との協調を通じ、共創型のバックオフィス変革支援にも積極的に取り組み、企業の持続的な成長を支援します。
■インフォコム株式会社からのコメント
<エンタープライズサービス事業本部 GRANDIT事業部門長 鳥越 直寿 様>
双日テックイノベーション様による「バックオフィスDXソリューション」および「UX Canvas」とのアライアンス発表を心より歓迎いたします。ERP刷新の動きが加速する中、その真価は導入後の業務変革と利用定着にあります。今回の新ソリューションは、この“導入後の壁”を打破する取り組みであり、「GRANDIT」の統合力に、業務プロセスの最適化とユーザー定着支援を掛け合わせるものです。これにより、企業はERPを中心としたバックオフィス全体の最適化と継続的な改善をより迅速に実現できると確信しています。GRANDITは、本アライアンスを通じて双日テックイノベーション様と共に、お客様の持続的な成長と企業価値向上に貢献してまいります。
■関連情報
・バックオフィスDXソリューション
Natic BPM Suiteの高度な業務プロセス管理機能と、Natic Low Codeのローコード開発機能を統合し、企業の基幹システム(ERP)からその周辺業務まで、包括的なデジタル化を実現するプラットフォーム。
https://natic.sojitz-ti.com/service/natic-backoffice-dx/
・UX Canvas
システム操作の定着を支援するノーコードのデジタルアダプションプラットフォーム。ガイド、ナビゲーション、行動分析を通じてユーザー体験を最適化。
https://natic.sojitz-ti.com/uxcanvas/
・GRANDIT
インフォコム株式会社を中心としたコンソーシアムにより開発された純国産ERP。柔軟な拡張性と高い業務適合性を持ち、幅広い企業に導入されています。
https://www.grandit.jp/product/
■双日テックイノベーションについて
社名 : 双日テックイノベーション株式会社
所在地 : 東京都千代田区二番町3-5麹町三葉ビル(受付6F)
設立 : 1969年2月24日
URL
https://www.sojitz-ti.com/
事業内容: 国内外の最新ソリューションによるネットワーク・ITインフラ構築、
システム開発、運用・保守などのサービス提供、
およびデジタルトランスフォーメーション支援。
■お知らせ
2024年7月1日より、当社の商号が「日商エレクトロニクス株式会社」から「双日テックイノベーション株式会社」に変更となりました。また、10月1日には、理念体系を策定、新たに略称STech I(エス・テック・アイ)のブランドシンボルを以下の通り発表いたしました。Vision(ありたい姿)に掲げた「ITで未来を切り拓く先駆者」を目指して、お客さまの歩む先の道を照らして次の未来をつくることで、ビジネスに貢献するイノベーションに挑戦しつづけます。
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STech Iブランドシンボル
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