新たな国家戦略級特許 特許第7780682号:セキュリティ・防災・防犯予防・不正対策の関連特許 「世界でも類例の少ないレベルの、心理状態連動型セキュリティOS」~特許内容の具体説明:チャットGPT解説~(4) 未来の為に、ライセンス契約を可能へ
株式会社ポイント機構

株式会社ポイント機構(本社:東京都渋谷区千駄ヶ谷)の代表取締役 竹内 祐樹は現在、約27案件のビジネスモデル特許取得に向けて動いています。この度、新たに「特許第7780682号」のライセンス契約を開始いたします。
ポイント機構では、導入先のオリジナルクーポンやオリジナルポイントを使ったシステム導入(A-GELシステム:A-GELギフトポイント&A-GELギフトカード)を0円導入(後払い成功報酬型)にて、経営者様への売上改善と経費削減の実現を営業コンサルティング会社の立ち位置として展開をしています。
この新たな特許を思いついた理由につきましては、「様々な犯罪を無くしたい」、「横領や不正ができる環境を無くしたい」、「人が人の行為によって悲しみや傷つく環境を減らしたい」、「様々な人が安心と笑顔と幸せを守ることができる未来を実現できるようにしたい」との想いによって発想に至った特許となります。
画像1:
https://www.atpress.ne.jp/releases/562342/LL_img_562342_1.png
特許のイメージ図
1. この特許(セキュリティシステム)の「全体像」
1-1. 一言でいうと「人の体の反応(バイタル)を使って、金庫や家・PCなどの“解錠/アクセス”をもっと安全にするシステム」です。普通のセキュリティは、
● カギ
● 暗証番号
● カード
● 指紋・顔認証
などで「本人かどうか」を見ていますが、本人が脅されている/酔わされている場合までは守れないという弱点があります。この特許は、
● コンピュータや金庫の前にいる「人の体の状態(心拍・呼吸・GSRなど)」をセンサで測り、
● 「いつもの状態」とどれだけ違うかを数値で比較し、
● その差が大きいときには解錠やアクセスを止める/警報を出す
という仕組みを取っています。これが明細書全体の「コアのアイデア」です。
1-2. 自然法則との関係(なぜバイタルで安全が分かるのか?)
人間は、怖いとき・脅されているとき・極度に緊張しているときに、
● 心拍数が上がる
● 呼吸が浅く早くなる
● 血圧が上がる
● 皮膚電気反応(GSR)が変化する
という「交感神経の反応」が自然に出ます。これは 生理学の基本的な自然法則です(いわゆる「ドキドキして汗をかく」状態)。この特許はまさにここを使って、いつものバイタル(基準値)と、今のバイタルの差が大きければ「おかしい」と判断し、解錠/アクセスを止めるという仕組みを作っています。
2. 明細書の構造と中身の意味
明細書はざっくり言うと、次のような構造です:
(1) 技術分野
(2) 背景技術(従来例)
(3) 課題
(4) 解決手段(請求項の要約)
(5) 実施形態(具体的な装置・フローの説明)
(6) 効果
ここでは重要なポイントだけ整理します。
2-1. 技術分野・背景技術
明細書の冒頭では、
● 金庫・保管庫・住居・装置・乗り物・コンピュータシステムなどへの不正解錠/不正アクセスを防ぐ
● 従来は指紋や顔など「本人認証」で防いでいた
● しかし、本人自身を脅して解錠させるケースには弱い
という背景が説明されています。
例:
● 強盗が金庫の管理者を殴る・脅す
● 犯人が社員を脅してPCのパスワードを入力させる
● 車を奪うときに運転者を脅してエンジンをかけさせる
こういうケースを「従来のセキュリティの穴」として問題視しています。
2-2. 課題と解決手段
課題:本人が本人の体で解錠・アクセスしているように見えても、「様子がおかしいとき」には、解錠を止めたい。
解決手段:「様子がおかしい」を“バイタルの差”で数値的に判定するセキュリティシステムを提供する。ここで初めて、
● 心拍・呼吸・体温・血圧・GSR・眼振・酸素飽和度など
● それらの基準値(通常の状態)
● 実測値との「差」
というキーワードが出てきます。
2-3. 実施形態(中身:どういう装置か)
明細書の中身では、「セキュリティシステム」が次の要素で構成されています:
● 保護手段:金庫の鍵・ドアロック・アクセス制御など、「対象を守っている部分」
● 解除手段:鍵穴・テンキー・ログイン画面など、「解除操作を受け付ける部分」
● バイタルメータ:人間の心拍・GSRなどを計測するセンサ
● メモリ:ユーザごとの「バイタル基準値」を保存しておくところ
● 保護解除規制手段:
o 「解錠してよいかどうか」を判断して
o おかしい時には解錠を止めるロジック
さらに、差が大きい時に外部(警備会社など)に知らせる通報手段を加えた例も示されています。
3. 請求項1~11の「技術的な意味」と「誰が何をするか」解説
ここから、請求項1~11を一つずつ、技術的意味+誰が/何を使って/どうして/どんな結果になるかを噛み砕いて説明します。
◆ 請求項1:一番大事な「基本構成」
技術的な内容(ざっくり):
● 対象(例:金庫やシステム)を守る「保護手段」と、それを開ける・アクセスさせる「解除手段」を持つセキュリティシステム。
● 人のバイタルを測るセンサ(バイタルメータ)と、その人の「平常時のバイタル基準値」を記憶するメモリを持つ。
● センサで測った今のバイタルと、メモリの基準値との差が、決めた範囲を超えたとき、解錠・アクセスを「規制(止める)」する。
誰が/何を使って/何をして/どんな結果?
● 誰が:金庫・保管庫・家・装置・PCなどを守りたい「システムの設置者(店、企業、家庭)」
● 何を使って:バイタルセンサ(心拍・GSRなど)・セキュリティ装置(金庫、ドアロック、PCログイン)
● 何をして:ユーザが金庫を開けたり、システムにログインしたりしようとするときに、その人のバイタルを測り、「基準値との差」を計算する。差が大きければ、解錠/ログインを止める。
● 結果:いつもの状態と大きく違う人には、解錠・アクセスをさせない・脅されている・酔っている・極度に緊張している状態からくる危険操作を防げる。
事例:夜間に金庫室を開けようとした管理者A。普段のAの心拍 65 → このとき 95+GSR急上昇 → 差が大きく、「所定範囲」を超えたと判定 → 金庫の解錠信号を止める。
◆ 請求項2:複数バイタル+「偏差の総和」で判定する
技術的な内容:バイタルメータが複数あり、異なる種類のバイタル(心拍+GSRなど)を測る。解錠を規制する判断では、各バイタルごとの差(偏差)を求め・それらの「総和(合計)」を使う。
誰が/何を使って/何をして/どんな結果?
● 誰が:システム設置者(より高精度に判定したい事業者)
● 何を使って:心拍センサ+GSRセンサ+体温センサなど複数
● 何をして:各バイタルについて「今 - 基準値」の偏差を出し、全部足し合わせる。総合的に「どれくらいおかしいか」 を見る。
● 結果:どれか1つのバイタルだけでなく、全身の反応の合計で判断するため、誤判定を減らせる。
事例:単に心拍だけ高い(階段を駆け上がってきた場合) → 他のバイタルは平常 → 総和はそこまで大きくならない → 解錠許可。脅されている → 心拍+GSR+呼吸すべて異常 → 総和が大きくなる → 解錠停止。
◆ 請求項3:偏差を「正規化」する(個人差の補正)
技術的な内容:前記偏差(差)を、そのバイタルの標準偏差等で割って正規化(Zスコア化)したものを使う。
誰が/何を使って/何をして/どんな結果?
● 誰が:医療・統計に明るいエンジニアが、より精度を上げたい場合
● 何を使って:各人のμ・σ(平均・標準偏差)
● 何をして:「どれだけズレたか」を、その人の揺らぎの大きさで割って、共通尺度に揃える
● 結果:「普段から心拍が高い人」と「普段は低い人」を公平に評価できる。個人差の補正により、「その人にとって本当におかしい状態」だけを拾える。
事例:
● Aさん(アスリート)普段HR 80/σ=10
● Bさん(高齢者)普段HR 60/σ=3
単純な差では A=90, B=80 でAの方が高く見えるが、
● Z_A = (90-80)/10 = 1
● Z_B = (80-60)/3 ≒ 6.7
→ Bさんの方が「いつもとおかしい」→システムはBの解錠を止める。
◆ 請求項4:外部への「通報手段」をさらに加える
技術的な内容:解錠を止めただけでなく、「止めたことを外部に知らせる手段(通報手段)」 を備える。
誰が/何を使って/何をして/どんな結果?
● 誰が:警備会社・店舗・家庭
● 何を使って:メール・SMS・警備センターへの専用回線など
● 何をして:バイタルの差が大きく、解錠を規制したときに、自動的に通知する。
● 結果:「異常が起きている可能性が高い」ことを、即座に人間が把握できる。例えば、警備員が現場確認に走れる。
事例:夜中2時に金庫解錠が試みられ、バイタルが異常 → 解錠停止+警備センターに自動通報。家庭用ドアロックでも、子どもが脅されて帰宅した場合などに「異常なバイタルで解錠試行→ドアには解錠させない+親のスマホに通知」という使い方が可能。
◆ 請求項5:測定するバイタルの種類
技術的な内容:
● バイタルメータが測る対象を列挙:心拍数・呼吸数・体温・血圧・皮膚電気反応(GSR)・眼振(目の揺れ)・酸素飽和度・血糖値心電図波形
→ 少なくともこれらのいずれかを測る、という範囲を規定。
誰が/何を使って/何をして/どんな結果?
● 誰が:製品設計者が「どのセンサを積むか」を選ぶとき
● 何を使って:市販の各種センサ(指先クリップ型、腕時計型など)
● 何をして:これらの中から、製品ごとに必要なものを選び、測る。
● 結果:用途に応じた自由度を確保しながらも、「何を測ればよいか」が明細書レベルで具体化されている。
事例:金庫 → 心拍+GSRで十分、コスト重視/車 → 心拍+GSR+呼吸/病院・高価装置 → 血圧・SpO2・ECGまで含めた多変量計測
◆ 請求項6:複数センサの組合せ指定
技術的な内容:複数のバイタルメータを組み合わせる場合に、「心拍数・呼吸数・体温・血圧・GSR・眼振・酸素飽和度・血糖値・心電波」から2つ以上選んで測るという構成を定める。
誰が/何を使って/何をして/どんな結果?
● 誰が:高セキュリティシステム設計者(金融機関・軍事施設など)
● 何を使って:上記の中から2~4種類程度のセンサ
● 何をして:例えば「心拍+GSR+血圧」など複数同時計測し、Diff/偏差総和を使って判定
● 結果:一つのバイタルが偶然変動しただけでは誤検知にならず、複数指標が同時に変わったときだけ“危険”と扱える。
◆ 請求項7~9:守る対象物の種類
技術的な内容(まとめて):
● 請求項7:対象が「金庫・金庫室・保管庫・住居・装置・乗物・コンピュータシステム・ネットワークシステム」である。
● 請求項8:対象が「電子記憶媒体のデータ」である。
● 請求項9:対象が「コンピュータ処理の動作」である。
→ 何を守るかのバリエーションを広くカバー。
誰が/何を使って/何をして/どんな結果?
● 誰が:各種業界のシステム設計者
● 何を使って:同じバイタルセンサ+判定ロジック
● 何をして:自社の守りたい対象に合わせて「ドア」「データ」「処理」のいずれかに適用
● 結果:金庫に限らず、家の鍵・サーバのログイン・クラウド上の重要処理など、発明が多様な場面で使えることを明確にしている。
◆ 請求項10:方法クレーム(システムの使い方)
技術的な内容:これまでの構成を「方法」として書き直したもの。
● 手順として:
1. 正当なユーザからバイタルデータを取得
2. そのデータから基準値を決定してメモリに保存
3. アクセスしようとする人からバイタルを測定
4. 測った値と基準値の差を演算
5. 差が所定範囲を超えたら、解除を規制
誰が/何を使って/何をして/どんな結果?
● 誰が:システム導入時の管理者/初期設定担当
● 何を使って:バイタルメータ+システムUI
● 何をして:まず「正規ユーザ登録」(基準バイタル取得)手順を踏み、その後、通常運用として「毎回のアクセス時にバイタル比較」を走らせる
● 結果:システムの導入~運用手順が明確になり、「どう使うのか」が分かる。
◆ 請求項11:もう一つの方法クレーム(通報版)
技術的な内容:手順は請求項10とほぼ同じだが、差が所定範囲を超えた場合の動作が「外部への通知」に特化。解錠を止めるだけでなく、「おかしい状態が起きた」ことを通報する方法として定義。
誰が/何を使って/何をして/どんな結果?
● 誰が:警備会社、監視センター、家族などに通知したいシステム設計者
● 何を使って:同じバイタルセンサ+ネットワーク通信機能
● 何をして:危険なバイタル差が出たときに、解錠/アクセス規制・+メール通知・SMS・警備センター通報を行うように実装
● 結果:システム単体ではなく、人間の対応につなげるための「橋渡し」ができる。
4. 審査官が理解しやすい「効果」の整理(この特許で何が良くなるか)
4-1. 本質的な効果
(1) 本人認証だけでは防げなかった「本人強要型の犯行」を技術的に抑止できる。
(2) 身体の自然反応(バイタル)の変化を使うことで、本人がトラブルに巻き込まれているかどうかを検知する可能性がある。
(3) 強制的・不自然な解錠/アクセスに対して、自動的に解錠を止める/通報する という「最後の砦」を提供できる。
4-2. 具体的な課題改善のイメージ
● 金庫室での強盗
o 従来:暗証番号・指紋があれば、脅されても開いてしまう。
o 本発明:バイタルが異常に高い→解錠止まる+警報→犯行の失敗確率を上げる。
● 社員にパスワードを入力させる内部犯行
o 従来:社員本人が入力すれば、ログだけでは「正当アクセス」に見える。
o 本発明:心拍・GSRが激しく変化していれば、そのアクセスを止める、または上長に通知できる。
5. まとめ:誰でもわかる一言
この特許(セキュリティシステム)は、「人間の“体の異常な反応”を使って、金庫や家・PCなどの鍵を、“おかしいときは開けないようにする”技術」です。
● 誰が:金庫/家/PCを守りたい人・企業・組織
● 何を使って:バイタルセンサ+既存セキュリティ装置
● 何をして:正常時の体の状態を覚えさせる・利用のたびに「いつもの体」と違わないかをチェック・大きく違えば解錠/アクセスを止める&通報する
● どういう結果:脅迫・酩酊・極度の緊張など「危険な状況」のとき、普通なら開いてしまう鍵やログインを、機械が自動的に守ってくれる。
これが、明細書と請求項1~11が一体となって目指している世界です。
【総まとめ:一言でいうと】
人間の身体の変化(心拍・体温など)を複数まとめて使い、その人が危険状態かどうかを見極め、金庫・車・システム・データ・決済などの“開ける・動かす・操作する”を安全に管理する技術
株式会社ポイント機構公式サイトURL:
https://point-kikou.co.jp/
詳細はこちら
記事提供:@Press