NTTドコモビジネス、1GPUから利用可能なAI開発基盤「GPUaaS」を提供開始
NTTドコモビジネス株式会社

NTTドコモビジネス株式会社(旧 NTTコミュニケーションズ株式会社、以下 NTTドコモビジネス)は、高性能なGPUリソースとAI開発環境を統合したGPUクラウドサービス「GPUaaS」(以下 本サービス)の提供を開始します。本サービスのGPUリソースは1GPUから利用できるため、小規模や短期間なPoCから本格運用まで柔軟に利用が可能です。お客さま専有GPU環境とのハイブリッド構成にも対応し、AI/GPUコントローラーによる統合管理を実現します。また、「docomo business RINK(R)※1」などの閉域網接続や、法人向けクラウドサービス「Smart Data Platform クラウド/サーバー」(以下 SDPFクラウド/サーバー)との連携により、日本国内でAI処理やデータの管理・保管を一体的に行うことを可能にし、企業が重視するデータ主権に配慮したソブリンAI※2の実現を支援します。
1.背景
生成AIやAIエージェントの活用拡大に伴い、企業ではAIモデルの開発・学習・推論を支えるAI開発環境と、高性能なGPUを迅速に利用できる基盤への需要が高まっています。一方で、GPUの不足や価格高騰に加え、AI開発環境の構築・運用には専門知識やコストが必要なため、AI活用の障壁となっています。加えて、AI需要の拡大に伴うデータセンターや電力リソースの制約、高性能なGPUの発熱量増加への対応も新たな課題となっています。今後は、データセンターの分散配置や地域ごとの電力リソース活用を前提としたAI基盤の構築が重要になると考えられています。
また、機密性の高いデータをAIに活用する企業では、データの保管場所や流通経路を適切に管理できる環境が求められており、データガバナンスやデータ主権に配慮したソブリンAIへの関心も高まっています。
NTTドコモビジネスは、本サービスの提供を通じ、企業が活用しやすいAI基盤の構築を支援します。
2.本サービスの概要
本サービスは、高性能なGPUと、AIモデルの開発・学習・推論から、AIモデルの検証履歴の管理、データセット管理や、モデルの管理までを支援するAI開発環境を統合したサービスです。AI開発企業、製造業、創薬関連企業、大学・研究機関のほか、Private AI環境を構築したい企業、自社の業務システムやデータ基盤にAI活用をめざす企業による利用を想定しています。また、NTTドコモビジネスが提唱するAIインフラ構想である「AI-Centric ICTプラットフォーム(R)※3」を構成するサービスの1つとして提供し、お客さまの生成AIやAIエージェントの活用拡大、ならびにソブリンAIの実現を支援します。
画像1:
https://www.atpress.ne.jp/releases/633475/img_633475_1.png
「GPUaaS」のイメージ
3.本サービスの特長
本サービスの主な特長は、以下のとおりです。
(1)高性能なGPUを1GPUからスモールスタート可能
お客さまは、GPUの調達や資産保有を必要とせず、クラウドサービスとしてGPUリソースを1GPU単位で利用可能です。GPUリソースを1GPU単位で利用開始できるため、小規模や短期間のPoCにも適用できます。初期投資を抑えてAI開発を開始できるほか、本格利用時にはお客さま専有のGPU環境へ拡張することで、GPUコストの最適化を可能にします。
(2) AI/GPUコントローラーの提供により、AI開発・運用を迅速に開始
AI/GPUコントローラーの提供により、GPUの割り当てや利用状況の可視化、JupyterLab※4/Visual Studio Code※5を用いた開発環境の提供、学習ジョブの実行・追跡、データセットおよびモデルの管理をWebブラウザー上から利用できます。本機能により、お客さまは個別に開発環境を構築することなく、AI開発を迅速に開始できます。
(3)GPU環境のハイブリッド構成で柔軟に拡張
本サービスは、お客さま専有のGPU環境を組み合わせたハイブリッド構成に対応しており、PoCから本格運用まで柔軟に拡張できます。また、AI/GPUコントローラーにより、本サービスとお客さま専有GPU環境を統合管理できます。さらに、離れたGPU環境間を「docomo business APN Plus(R)※6」などの大容量・低遅延なネットワークサービスで接続することで、大容量データの連携や低遅延なGPU活用を実現します。
(4)ソブリンAIの実現を支援
本サービスは、「docomo business RINK(R)」などを介した閉域網接続により、お客さまの拠点や業務システムと安全に接続できるAI基盤を提供します。また、業務システムのアプリやデータベースとの連携や、AIで活用するデータのWasabiオブジェクトストレージへの保管など、SDPFクラウド/サーバーのコンピュート、ストレージ、セキュリティなどの各種メニューを組み合わせることで、AI処理から業務システム連携やデータ保管までを国内で完結できます。機密性の高い情報を扱う企業のデータ主権に配慮したソブリンAIの実現を支援します。
4.提供開始日
2026年9月30日
5.お申し込み方法
NTTドコモビジネスの営業担当までお問い合わせください。
6.今後の展開
NTTドコモビジネスは、本サービスをはじめとする高性能なコンピューティング環境を拡張するとともに、柔軟なネットワーク、マネージドサービスを組み合わせ、「AI-Centric ICTプラットフォーム(R)」の拡充を進めます。また、「docomo business SIGN(R)※7」との連携を強化し、ITシステム領域からIoT・エッジなどのフィジカル領域までを含めたAI活用基盤の提供をめざします。
7.NTT docomo Business Forum’26 出展情報
2026年10月8日(木)、9日(金)に開催する「NTT docomo Business Forum’26」にて、本サービスを紹介予定です。公式Webサイトの展示情報よりご確認ください。
公式Webサイト:NTT docomo Business Forum'26
https://www.ntt.com/business/go-event.html
■展示名:AI活用を加速するインフラ最前線
■展示番号:IF-03
*会場:ザ・プリンス パークタワー東京 B2フロア
https://www.ntt.com/business/go-event.html#overview
*日時:2026年10月8日(木)、9日(金) 9:30~17:30
*参加方法:完全招待制
*参加費用:無料
「NTTコミュニケーションズ株式会社」は2025年7月1日に社名を「NTTドコモビジネス株式会社」に変更しました。私たちは、企業と地域が持続的に成長できる自律・分散・協調型社会を支える「産業・地域DXのプラットフォーマー」として、新たな価値を生み出し、豊かな社会の実現をめざします。
画像2:
https://www.atpress.ne.jp/releases/633475/img_633475_2.jpg
https://www.ntt.com/about-us/nttdocomobusiness.html
※1:docomo business RINK(R)とは、ネットワークとセキュリティを一体提供する次世代NaaS(Network as a Service)です。
※2:ソブリンAIとは、AIに用いるデータやAI基盤を、自国・地域の法制度や企業の方針に基づいて管理・運用する考え方です。
※3:AI-Centric ICTプラットフォーム(R)とは、企業がAIを活用して、生産性の抜本的改善、競争力強化やビジネスモデル変革を進めるAI時代に最適な次世代ICTプラットフォームのことです。
※4:JupyterLabとは、AIモデルの開発・学習・データ分析を行うためのWebブラウザー型の開発環境です。
※5:Visual Studio Codeとは、AIモデルやアプリケーションの開発に利用される統合開発環境です。
※6:docomo business APN Plusとは、IOWN(R)の技術を活用したAI活用を支える高速・低遅延で柔軟な次世代ネットワークサービスです。
※7:docomo business SIGN(R)とは、NTTドコモビジネスが提供するセキュリティ機能を標準搭載したIoT向けのNaaS(Network as a Service)です。
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記事提供:@Press