小型ハプティックリアクター『Uタイプ』発売
アルプスアルパイン株式会社
高い振動性能を維持しつつ従来比90%のサイズダウンを実現。車載市場で新たな価値を創出。
アルプスアルパイン株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役 社長 CEO:泉英男、以下「アルプスアルパイン」)は、従来比約90%のサイズダウン(体積比)を実現した小型ハプティックリアクター「Uタイプ」を発売しました。高い振動性能をそのままに、これまで設置が難しかった狭小スペースにも対応可能です。2024年11月より量産を開始しています。
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背景
当製品は、主に自動車のステアリングホイールやエアコン操作部への搭載を目的として開発されました。
現在、自動車内の操作部には押しスイッチが採用されることが多いですが、内装デザインの高品位化を背景に、タッチパネルへの移行が進んでいます。タッチパネルでは操作が行われたことを知らせる手段として電子音が一般的に使用されていますが、直感的な操作感と静粛性維持のため、電子音に代わり振動による操作フィードバックへの需要が高まっています。
当社ではこのような要望に対し触覚デバイスであるハプティックリアクターを提供しておりますが、従来のモデルはサイズが大きいため、スペースが限られたタッチパネル式のステアリングやエアコン操作部への搭載が難しいという課題がありました。そこで、高い振動性能を維持しながら、サイズを大幅に小型化した「Uタイプ」を開発しました。
主な特徴
1.小型化
ダウンサイズすることで狭いスペースへの搭載を可能にしました。
【新製品】W 10mm × D 19mm × H 5mm
【従来製品:ヘビータイプ】W 23.0mm × D 33.0mm × H 13.0mm
2.高い振動性能
メカ設計と磁気設計を最適化する事で、サイズを抑えながらも十分な振動力を実現しました。ステアリングやエアコン操作部に使用した場合でも、十分な操作感を提供します。
【製品情報】
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用途例
車載用操作機器の操作フィードバック。
他にも運転時の警告振動、ゲームコントローラーの振動演出などにも使用いただけます。
ハプティックリアクター ハイブリットタフタイプ、ヘビータイプも車載用操作機器やゲームコントローラーに適していますが、狭小スペースでの搭載が求められる場面ではUタイプが最適です。
今後の展開
振動デバイスの需要は、車載市場にとどまらず、民生機器や産業機器市場にも広がると予測されています。当社は、振動力やサイズ、形状のバリエーションをさらに拡充し、お客様の多様なニーズに応える製品を展開してまいります。今後も、「感動」と「安全」と「環境」という3つの価値をお届けする製品を提供していきます。
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▲従来品(左)とUタイプ(右)サイズ比較
本件に関するお問合わせ先
アルプスアルパイン株式会社コーポレートコミュニケーション部
電話050-3613-1581(部門直通)
E-mail alpsalpine-pr@alpsalpine.com
記事提供:Digital PR Platform