日本女子大学附属中学校が1月に「さくラボ SAKU_lab」を開設 ― グループワークや発表等に活用できるアクティブラーニングスペース
大学プレスセンター
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日本女子大学附属中学校（神奈川県川崎市多摩区）は今年1月、演習室を改修しアクティブラーニングスペース「さくラボ SAKU_lab」を開設した。同教室はPCや複数のプロジェクタを備えており、生徒同士の対話や意見交換をこれまでより行いやすくなるよう設計されている。今後は、さまざまな授業でのグループワークや発表等に活用していく予定。
同校ではこれまで、デスクトップPCを並べた演習室を主に技術・家庭科（情報）の授業で使用していたが、冬季休業期間を利用して同教室をアクティブラーニングスペースに改装する工事を行った。
改装に際しては、PCの配置を現状に合ったものに変更するとともに、複数台のプロジェクタを設置。また、テーブルや椅子の配置の自由度を上げることで、生徒同士の対話や意見交換をより行いやすくなるように設計した。より多目的な利用が可能な教室として、さまざまな授業におけるグループワークや発表での活用を想定している。
「さくラボ SAKU_lab」という名称には、学校のシンボルである桜と、興味や関心の花が「咲く、研究室」を掛けた「さくらんぼ」に、さらに「ともに学んで実を結ぶ」という意味が込められている。
同教室での授業を通して、教科の枠に縛られない自由な発想やアイディアを促すとともに、未来に目を向け自らの将来を切り開いていく姿勢を涵養。自ら課題を設定し、共同で解決していく力を育てていく。
なお、日本女子大学附属高等学校においても、「自ら考え、自ら学び、自ら行う」という生徒育成の基本方針をSTEAM教育において実現することを目的として、2025年度から既存の演習室の改修を計画中。改修後は、生徒がPCやICT機器等を使用して主体的に活動できる新たな学びのスペースとして生まれ変わる予定になっている。
■「さくラボ SAKU_lab」
・開設：2025年1月
・名称の由来
（同校のシンボル＝桜）さく［さ・ラ］ボラトリー
（興味関心の花が）咲く、研究室
さくラボ（転じて→）さくらんぼ ともに学んで実を結ぶ
■日本女子大学附属中学校
1901年（明治34年）、日本女子大学校の開校とともに附属高等女学校が設置。1947年（昭和22年）に附属高等女学校を母体として目白に日本女子大学附属中学校（新制）が開校した。1978年（昭和53年）に現在の西生田に移転。
【校 長】 野中友規子
【所在地】 神奈川県川崎市多摩区西生田1-1-1
【URL】
https://www.jwu.ac.jp/jhsc/
【教育方針】
・「自学自動」
「自ら考え、自ら学び、自ら行う」。この「自学自動」の教育方針は、創立者である成瀬仁蔵が創立時に唱えたもので、百年を経た現在でも教育の根幹として受け継がれている。
・「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」
自ら納得する信念を見つけたら、その信念に従い徹底する努力を続けるという「信念徹底」、自分が何をしたいのかをよく見極め、自発的な努力をすることで、創造的能力を磨く「自発創生」、人類のためにどうすることが大切かを知り、共同の目標に向かって奉仕する「共同奉仕」。これら、成瀬仁蔵が晩年に残した教育綱領の実践を基本に、「学習活動」と「自治活動」の2つを教育の柱として掲げている。
（参考）
・日本女子大学附属高等学校HP
https://www.jwu.ac.jp/hsc/
▼本件に関する問い合わせ先
学校法人日本女子大学 中高事務室
住所：神奈川県川崎市多摩区西生田1-1-1
TEL：044-952-6705
メール：n-fuzokuh@atlas.jwu.ac.jp
【リリース発信元】 大学プレスセンター
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