古河電工・メトロウェザー 資本業務提携のお知らせ
古河電気工業株式会社
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〜ドップラー・ライダーによる世界の究極な安全・安心の実現に向けた共創を推進〜
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:森平英也、以下「古河電工」)とメトロウェザー株式会社(本社:京都府宇治市、代表取締役:古本淳⼀、以下「メトロウェザー」)は、戦略的事業パートナーとして、メトロウェザーが手掛けるドップラー・ライダーの国産化に向けた取り組みやドップラー・ライダーの量産化実現へ向けた協業を推進するべく、古河電工のメトロウェザーへの資本参画を軸とする資本業務提携について合意いたしました。この資本業務提携を通じた、ドップラー・ライダーの幅広い分野での社会実装促進により、世界の安全・安心の実現に向けた取り組みを強化して参ります。
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メトロウェザーは、高精度なリアルタイム風況観測を行うドップラー・ライダーを研究開発しており、現在、アメリカ航空宇宙局(NASA)や防衛省、商船三井グループ、ヤンマーグループ等との事業開発をグローバルに推進しており、国内外の様々なステークホルダーの皆様から高い期待をいただいております。これらの社会実装に向け、より一層小型高性能化を図るドップラー・ライダーの研究開発において、コアコンポーネントとなる国産の高性能レーザーを安定供給でき、将来的な需要拡大に対応するための製造から品質管理・保守メンテナンスに精通した量産パートナー候補の選定を行ってまいりました。
古河電工は、「古河電工グループ ビジョン2030」達成のために社会課題解決型の新事業創出に向け、航空宇宙分野やライフサイエンス分野を含む複数の新事業開発を進めております。本資本業務提携により、コア技術のひとつであるフォトニクス技術を活用し、メトロウェザーの小型高性能なドップラー・ライダーのコアコンポーネントの開発を行い、同製品の国産化に貢献します。さらに、古河電工が保有するものづくりにおける経験豊富なノウハウや知見の提供に加え、設備の利用といった支援により、メトロウェザーの小型高性能ドップラー・ライダーの量産体制の構築を推進します。
両社での協働を通じて、小型高性能ドップラー・ライダーで観測する風況情報や、研究開発中の新技術である物体検知情報を活用した幅広い分野での事業創出を目標に、ドップラー・ライダーで世界規模での安全・安心な社会の実現を目指します。
メトロウェザー「ドップラー・ライダー」について
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ドップラー・ライダー
重量とサイズの優位性から機動的な観測が可能
メトロウェザーが長年培ってきたリモートセンシング技術と独自の信号解析技術により、ドップラー・ライダーの中でも高性能な他社製大型ドップラー・ライダー(重量:2t、サイズ:約2m四方、観測距離:半径約20km)と同等水準を満たしながら、小型化を実現。
【メトロウェザー製ドップラー・ライダー】
重量:180kg
サイズ:60cm x 74cm x 106cm
観測距離:最大半径15km
※上記は現行機のスペックとなり、現在研究開発中の小型高性能ドップラー・ライダーは、より一層の小型高性能化を目指しております。
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風況観測
赤外線レーザーを大気中の微細な塵に照射し、塵の動きによって僅かに変化する光の周波数を解析(ドップラー効果)することで、高精度な風速と風向を計測します。
物体検知
ドップラー・ライダーは風況観測に特化した製品ですが、現在、メトロウェザーでは、ドップラー・ライダーの技術を活用した物体検知の研究開発を行っています。
レーダーで捕捉できない、不規則に低高度を飛行するドローンなどの無人航空機をレーザーで探知します。ドップラー・ライダーは赤外線レーザーを使用しており、直接目視できない上に指向性が高く、被探知側から逆探知されにくい特長があります。
詳しくはメトロウェザーホームページをご覧ください。
https://www.metroweather.jp/
本件に関わるメトロウェザーの研究開発においては、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)より、下記2事業内での採択を受けております。
(1)「NEDO 経済安全保障重要技術育成プログラム/航空安全等に資する小型無人機の飛行経路の風況観測技術」
参考:
https://www.nedo.go.jp/koubo/CD3_100322.html
(2)「NEDOディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)PCAフェーズ(実用化研究開発(後期))『小型低価格ドップラーライダーと量産に向けた精度検証手法の開発』」
参考:
https://www.nedo.go.jp/activities/startups/company16.html
古河電工について
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メトロウェザーについて
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【お問い合わせ先】
古河電気工業株式会社
広報部
お問い合わせフォーム:
https://www.furukawa.co.jp/srm/form/index.php?id=news
メトロウェザー株式会社
広報グループ 宮本
E-MAIL:pr@metroweather.jp
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記事提供:Digital PR Platform