FRV、ブラジルでのH2 Cumbucoプロジェクトで再生可能エネルギー総合ソリューションのリーダー「Envision」と戦略的パートナーシップを締結
Envision Energy
マドリード(スペイン)-Media OutReach Newswire- 2025年8月1日 – Jameel Energy傘下のFotowatio Renewable Ventures (FRV)(
https://frv.com/en/ )は本日、ブラジルにおけるグリーンアンモニアプロジェクトの戦略的パートナーとしてEnvision Energy (以下「Envision」) を選定したことを発表しました。Envisionは、再生可能エネルギーからグリーン水素まで、AI技術によって運用される再生可能エネルギー総合システムにおけるリーダーシップと実績のある専門性が認められ、今回の選定に至りました。
本合意により、ブラジル・ペセム港における画期的なグリーンアンモニアプロジェクト「H2 Cumbuco」に、世界的に評価されている統合型再生可能エネルギーソリューションを導入します。このソリューションは、同社が世界各地で展開してきた、モジュール化され再現可能な先駆的かつスケーラブルなクリーンエネルギーモデルを基盤としています。
このパートナーシップにより、3GWの稼働中再生可能エネルギーおよび蓄電資産に裏打ちされたFRVの豊富なクリーンエネルギーソリューションの経験と、EnvisionのAI統合型トータル再生可能エネルギーシステムが結集し、最大500MW規模の水電解装置および統合型アンモニアプラントの建設が進められます。2030年までに稼働が予定されており、ブラジル、欧州、アジアの主要市場をターゲットとしています。
「この取り組みは、脱炭素化への一歩を超え、世界のエネルギー転換を実現するための指針となるものです。FRVとともに、私たちは再生可能エネルギーシステム全体を変革し、ブラジルのグリーンエネルギーインフラの発展を推進していきます。」と、ラテンアメリカおよび欧州地域担当社長兼上級副社長のヘンリー・ペン氏は述べています。
Envisionは最近、中国の大連において、世界最大級のAI搭載オフグリッド型グリーン水素・アンモニアプラントと、同社初となるグリーンマリンアンモニアのバンカリング事業の運用を開始しました。これは、同社が複雑かつ総合的な再生可能エネルギーソリューションを大規模に展開できる能力を示すものです。
FRV (Fotowatio Renewable Ventures)(
https://frv.com/en/ )は、エネルギー転換の加速に深くコミットする、持続可能なエネルギーソリューションの大手開発企業です。欧州、オーストラリア、中東、ラテンアメリカを含む主要な国際市場において強固な事業基盤を有し、再生可能エネルギー分野における革新と持続可能性の推進を続けています。
こうしたコミットメントを背景に、FRVはここ数年間、再生可能水素プロジェクトの開発にも積極的に取り組んできました。スペインでは、グリーン水素関連の2件のイニシアチブで公的資金を確保しています。
この戦略に沿って、またブラジルにおける長年の事業基盤とコミットメントを活かし、FRVは2023年よりH2 Cumbuco プロジェクトの開発を進めています。本プロジェクトは、エンジニアリングや環境許認可といった分野で開発の後期段階にあり、土地や水利権などの重要な資源もすでに確保しています。
「FRVでは、再生可能水素およびその誘導体の開発は、世界的な脱炭素化を進める上で重要な柱であると強く信じています。ブラジルは、その戦略的な地理的優位性、エネルギー転換への強いコミットメント、そして幅広い国民の支持により、この分野で世界的リーダーになる潜在性を有していると考えています。私たちは、Envisionとのこの提携がもたらす可能性に大いに期待しています。ブラジルの経済的および環境的発展を支援しながら、クリーンで競争力があり、持続可能なエネルギーソリューションを提供していきます」と、FRV最高イノベーション責任者のフェリペ・ヘルナンデス氏は語っています。
本パートナーシップは、本年COP30の開催国であるブラジルが国内市場のみならず世界各地への輸出に向けて、グリーン水素およびグリーンアンモニアの生産に重点を置いた競争力のある低炭素経済を構築しつつある中で締結されました。
記事提供:Digital PR Platform