【全国初】グリーンスローモビリティで次世代タイヤ「AirFree」の実証実験を開始 富山市とブリヂストンの共創活動
株式会社ブリヂストン

富山県富山市(以下、富山市)と株式会社ブリヂストン(以下、ブリヂストン)は、富山市が運営するバスタイプのグリーンスローモビリティに空気充填の要らない次世代タイヤ「AirFree」※1を装着し、公道での全国初となる実証実験を2025年11月8日より開始しました。「AirFree」は「地域社会のモビリティを支える」ことをミッションに、高齢化や過疎化、労働力不足といった地域交通に関する様々な課題の解決策として注目されているグリーンスローモビリティで安心・安全な移動を支えることを目指します。
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出発式の様子(2025年11月8日実施)
富山市とブリヂストンは、グリーンスローモビリティ運行事業に関する連携協定を2025年2月13日に締結※2し、公道での実証実験の準備を進めてまいりました。今回の実証実験は、バスタイプのグリーンスローモビリティ「Boule BaaS」(ブールバース)※3が運行されている富山駅北エリアで行われます。車両データ・走行データ・メンテナンス状況・利用者アンケートといった多角的なデータを収集することで、「Boule BaaS」と「AirFree」の組合せによる特性や機能、提供価値を富山市とブリヂストンで検証するとともに、2026年の社会実装に向けて活動を推進します。
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「AirFree」が装着された「Boule BaaS」 空気充填の要らない次世代タイヤ「AirFree」
【2025年の実施概要】
・期間:2025年11月8日(土)~11月24日(月)の土日祝日(計7日)
・運行時間:富山駅北口広場発 (始発)9時40分、(最終)16時30分
・実施エリア:富山駅北口広場と富山県美術館・ 富岩水上ラインを繋ぐルート
・車両台数:1台
【検証項目】
1. 「AirFree」提供価値の検証
パンクレス・メンテナンス効率化による「移動を止めない」価値、安心・安全、サステナビリティイメージ、利用者増加など「AirFree」導入による価値向上を検証
2. オペレーションの検証
メンテナンス性やタイヤ個体管理、運行面での稼働管理など運用面での実用性を検証
3. 技術検証
振動や乗り心地のデータを収集し、技術面の有効性を検証
■ 富山県富山市長 藤井裕久コメント
本市は、「公共交通を軸とした拠点集中型のコンパクトなまちづくり」を政策の柱に据え、様々な施策に取り組んでおります。令和2年度からは持続可能な地域公共交通網の形成を目指し、市民の生活の足の確保や観光地を回遊する新たな移動手段として、環境にやさしく低速で安全なグリーンスローモビリティの活用可能性を検証するため社会実験を実施してまいりました。令和5年度からは富山駅北地区において本格運行を実現することとなり、「Boule BaaS」は、公共交通結節点からのファーストワンマイル、ラストワンマイルとして、従来の公共交通を補完する役割を担ってまいりました。
多様化する市民ニーズ、少子高齢化に伴う労働力不足といった課題が深刻化していく地方都市において、官民連携での取り組みは不可欠なものと考えており、地域社会を支えるモビリティの維持・発展を目指す株式会社ブリヂストンの「AirFree」と本事業の協働による公道実証実験が、公共交通が抱える様々な課題への解決の端緒となり、さらには本市の活性化・地域振興などに寄与することを期待しております。
■ 株式会社ブリヂストン BSJP直需タイヤ戦略企画/新モビリティ事業部門長 太田正樹コメント
ブリヂストンは、「AirFree」を探索事業として、サステナビリティを中核に社会価値の創造を目指す「新たな種まき」と位置付けています。「地域のモビリティを支える」というミッションのもと、「AirFree」の開発、実証、価値検証に取り組んでいます。この度、富山市との共創活動が具体化し、全国初の取り組みとして公道での実証実験を開始できることを大変嬉しく思います。この活動により、「AirFree」の安心・安全、移動を止めない、サステナビリティといった提供価値を検証し、2026年の社会実装に向けて更なる価値創造に繋げていきたいと考えております。ブリヂストンは、この共創を通じて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」※4で掲げる「Empowerment すべての人が自分らしい毎日を歩める社会づくり」「Extension 人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支えていくこと」にコミットしていきます。
※1 空気を不要にするブリヂストンの次世代タイヤ「AirFree」(
https://www.bridgestone.co.jp/technology_innovation/air_free/)
※2 2025年2月13日 富山市とブリヂストン、グリーンスローモビリティ運行事業の共創に向けた連携協定を締結(
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2025021301.html)
※3 Boule BaaS(ブールバース)|富山市公式ウェブサイト(
https://www.city.toyama.lg.jp/shisei/machizukuri/1015396/1010291/1015790/1013064.html)
※4 「Bridgestone E8 Commitment(ブリヂストンイーエイトコミットメント)」
ブリヂストンは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment(
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/manage/policy/commitment/)」を制定しました。これを未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、ブリヂストンらしい「E」で始まる8つの価値(Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowerment)を、ブリヂストンらしい目的と手段で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。
本件に関するお問合わせ先
<富山市> 活力都市創造部 交通政策課 TEL:076-443-2195
<株式会社ブリヂストン> グローバル広報オペレーション部 TEL:03-6836-3333





記事提供:Digital PR Platform