ネットワンシステムズ、働き方改革を基盤としたワークプレイス戦略で日本ファシリティマネジメント大賞 優秀ファシリティマネジメント賞を受賞
ネットワンシステムズ株式会社
~新たな価値を創造し、豊かな未来を切り開く“働き方”の実践~
ネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:竹下 隆史)は、一般社団法人日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)が主催する「日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)」において、「優秀ファシリティマネジメント賞」を受賞しました。
本受賞は、社会環境や事業環境の変化を踏まえ、本社および各拠点を含めた全社視点で、経営課題と連動させながら、ワークプレイスと働き方の在り方を10年以上にわたり継続的に進化させてきた取り組みと、その象徴的な実践の場である「イノベーションセンター(呼称:netone valley)」(
https://www.netone.co.jp/valley/ ) を含む一連の取り組みが、持続性と実践性を兼ね備えたファシリティマネジメントの好事例として評価されたものです。
■取り組みの背景と特長
当社は、働き方やワークプレイスを特定の拠点や施策単位で捉えるのではなく本社および各拠点を含め、「全社視点で働き方とオフィスの在り方をマネジメントすべき」をテーマとして捉えてきました。
ファシリティマネジメント(FM)を単なる施設管理にとどめず、企業活動や社会との関係性を支える経営資源として位置づけ、経営戦略と連動した施策や運用を長期的な視点で行っています。
こうした考え方のもと、計画・実行・改善の継続的な活動を通じて、社員の利用実態や環境の変化を踏まえながら改善を重ねてきました。
さらにFMを業務効率化のための手段としてだけでなく、企業理念の理解・浸透や企業文化の醸成を支える基盤として捉えています。「コミュニケーション」「社員一人ひとりの働きがい」「企業文化の醸成」「成長と挑戦」という4つの基本要素を軸に、社員が主体的に関わり、挑戦し続けられる環境づくりを進めてきました。
■取り組みの歩み
当社のワークプレイス戦略は、社会環境や事業環境の変化に応じて、段階的に進化してきました。
-働き方改革1.0(~2015年頃)
制度・空間・ICTツールの三要素を整備し、固定席中心のオフィスからフリーアドレス化を推進。「いつでも・どこでも・誰とでも」働ける環境の基盤を構築しました。
-働き方改革2.0/DX実践(2016年頃~)
業務プロセスの見直しとシステム連携を通じて、生産性向上と柔軟な働き方の具体化を推進。働き方を支えるICT基盤の実装と運用に関する知見を蓄積し、その経験をもとに、働き方改革を具現化するICT基盤を提供しました。
-netone valleyプロジェクト(2019年~2023年)
これまでの取り組みを発展させ、新築倉庫を設計変更し新たなワークプレイス「netone valley」を開設。ICTとFMを融合した、実証・発信の場として社内外の多様な利用者が交わる共創拠点を構築しました。
‐地方拠点改修と働き方の再設計(2021年~2024年)
コロナ禍を経てオフィス利用の在り方が変化する中、地方拠点においても、現地社員自らが働き方やオフィスのあるべき姿を検討するワークショップを立ち上げ、拠点ごとの課題や利用実態を踏まえた見直しを実施。社内外とのコラボレーション密度を高めることを目的に、各拠点で段階的なオフィス改修を行いました。
現在は、本社・各拠点・在宅勤務を組み合わせた働き方を前提に、継続的なアップデートを行っています。
■受賞理由・評価ポイント(原文のとおり)
本事例は、ネットワンシステムズが長年にわたり取り組んできた働き方改革とワークプレイス戦略を、「netone valley」という独創的な拠点として結実させた点に大きな価値がある。新築倉庫を大胆に転用し、オフィスと物流機能を融合させた空間は、既存の枠にとらわれない先進的な試みであり、ICTとFMを融合した実証と発信の場として高い完成度を有している。本社、netone valley、在宅勤務の三位一体による「ONとOFFを融合したワークプレイス戦略」は、コロナ後の多様な働き方に対する一つの最適解を示している。FMを単なる管理機能ではなく、企業のコアコンピタンスとして位置づけ、顧客への価値提案にも直結させている点は特筆に値する。加えて、ファシリティコストを売上高の2%以下に抑える明確な経営規律のもと、継続的なアップデートを前提とした姿勢は極めて実践的であり、完成度の高いFMの好事例として高く評価できる。
■ネットワンシステムズ 管理本部 総務部 ファシリティマネジメント関係者一同より
これまでのFM活動に対するご評価をいただけたことを大変光栄に存じます。
当社は、ワークプレイスを単なる「働く場所」ではなく、企業文化の醸成、社員の成長、顧客への価値創出を支える経営基盤として位置付け、ICTとFMを融合した取り組みを進めてきました。
これまでの活動を通じて培った知見や運用モデルを更に発展させ、FMの意義を更に昇華していくことを念頭に、今後の様々な変化にも応じつつ、新たな環境での独創的かつ効果的なFM活動を推進してまいります。
日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)、および、優秀ファシリティマネジメント賞について
「日本ファシリティマネジメント賞(JFMA賞)」は、公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)が主催する表彰制度で、ファシリティマネジメント(FM)の理念に基づく優れた実践事例を表彰する制度です。
今回ネットワンシステムズが受賞した「優秀ファシリティマネジメント賞」とは、活動内容においてFMの手法を取入れ、優れた成果を上げている活動と認定された場合に授与されるもので、6つの視点(1.経営への貢献、2.利用者への貢献、3.目標設定と評価、4.FMの持続性、5.環境課題・社会課題の解決、6.時代ニーズへの対応)から審査されます。
【ご参考】
日本ファシリティマネジメント大賞 受賞者発表ページ
ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞) - JFMA 公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会
https://www.jfma.or.jp/award/page1.html
ネットワンシステムズ株式会社について
ネットワンシステムズ株式会社は、優れた技術力と価値を見極める能力を持ち合わせるICTの目利き集団として、その利活用を通じ、社会価値と経済価値を創出するサービスを提供することで持続可能な社会への貢献に取り組む企業です。常に世界の最先端技術動向を見極め、その組み合わせを検証して具現化するとともに、自社内で実践することで利活用ノウハウも併せてお届けしています。
※記載されている社名や製品名は、各社の商標または登録商標です
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