日本最大規模の皮革及び皮革関連資材の展示会 第109回東京レザーフェア開催お知らせ
協同組合資材連

日本全国の皮革関連企業で構成されている協同組合資材連は、日本最大規模の革と皮革関連資材の展示会「第109回東京レザーフェア」(以下略:第109回TLF)を2025年5月22日(木)・23日(金)に開催します。
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キービジュアル
TLFとは皮革の需要の拡大及び業界の発展を目的に「皮革製品素材である革及び関連副資材」が秘める可能性や魅力を発信するための日本最大規模の展示会として年2回開催しており、1970年の初開催から半世紀以上の歴史を誇ります。
【第109回東京レザーフェア 概要】
日時 :2025年5月22日(9:00~17:00)・5月23日(9:00~16:00)
会場 :都立産業貿易センター台東館4F~7F(東京都台東区花川戸2-6-5)
ご入場:事前登録が必要になります。
ご来場の際は、申込フォームより、事前登録をお願いいたします。
参加票をプリントアウトして当日ご持参ください。
参加票の無い方は入場できません。
申込フォーム
https://tlf.eventcloudmix.com/
◆見どころ
(1)今季の革素材やレザーファッションのトレンドを体感できる
(2)日本の革業界をリードする各社が最高峰の技術や知見を活かした渾身の「革・生地・素材」を各社1点展示
(3)世界最大級の皮革見本市「リネアペッレ」から最新マテリアルの展示やセミナー
(4)革製品は動物の革を無駄なく利用することであり、昔から続くサステナブルな活動
●2026年春夏トレンドラボラトリー
2026年春夏に向けた素材のトレンド提案を行うブースです。今季の各社のトレンドを3つのテーマに分類し、見て、触れて、感じていただく展示『TLFトレンドセレクション』や、企画の決め手となる色と素材感などのポイントを解説する『トレンドセレクション・ガイダンス』が行われます。
また、日本の革業界をリードする革問屋やタンナーなどが、究極の一点を提案する革のコンテスト「極めのいち素材」も行われます。前回の上位3社の素材や製品サンプルも展示されます。
ガイダンス日時:5月22日(木)11:00~11:15/5月23日(金)11:00~11:15
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トレンドラボラトリーの様子
●2026年春夏トレンドセミナー&リネアペッレ・セレクションを展示
世界最大級の皮革見本市「リネアペッレ」のトレンドセレクション総責任者である、アントネッラ・ベルタニン氏を講師に迎えて、22日には2026年春夏トレンドセミナーを開催します。翌23日には、ファッションジャーナリスト 日置千弓氏を迎えて、「コレクションシーンから予測する2026年レザーファッショントレンド」セミナーも開催します。また、革の先進国であるイタリアミラノで毎年開催されている世界最大のマテリアル見本市、「リネアペッレ*」(2025年2月展)の最新マテリアルを独自編集し7Fに展示します。
5月22日(木) 14:00~15:30
「My head in the clouds」
講師:アントネッラ・ベルタニン氏(リネアペッレトレンドセレクション総責任者)
5月23日(金) 14:00~15:30
「コレクションシーンから予測する2026年レザーファッショントレンド」
講師:日置千弓氏(ファッションジャーナリスト)
*「リネアペッレ」 イタリア
最新トレンドを発表し、世界をリードしている国際見本市です。毎回、世界各国から2万人前後の来場者があります。東京レザーフェアとは長年にわたって友好関係にあり、毎回、東京レザーフェア会場にグループ出展するほか、最新素材のトレンドコーナーを設置し、積極的な情報発信を行なっています。
今年2月に開催されたリネアペッレにはTLF加盟の会社が出展しました。
●第15回革のデザインコンテスト2025作品募集開始
今回で15回目となる同コンテストはファッション、インテリア、生活雑貨など、新しい価値を生み出す革製品のアイデアを募集。本コンテストは、革の可能性を追求し、その魅力を引き出すプラットフォームを提供することを目的としています。
応募部門はプロダクト部門(製作部門)とクリエイティブ部門(デザイン画部門)の2部門。
クリエイティブ部門では高校生以下の対象のユース・クリエイターズ賞もあります。
プロダクト部門の最優秀・優秀作品は、世界最大の「リネアペッレ*」イタリアで展示されます。また、クリエイティブ部門の最優秀・優秀作品には、モデリストによる実物製作を実施いたします。
第109回TLFにて革コン2024の入賞作品を展示します。
第15回革のデザインコンテスト2025の応募期間は6月1日(日)~6月30日(月)です。
公式サイト:
https://kawalove.com/
●革は食肉の副産物でとてもサステナブル
革製品は、食肉、もしくは乳製品用などの動物から、お肉をいただくときに出る皮、いわゆる副産物を活用してつくられています。よって、革製品のためだけに、動物の命をいただくことはありません。
例えば牛の場合、2021年の世界のと畜数が3.2億頭、そのうち、革になっているのが55%といわれており※1、1億4,400万頭分の牛皮が廃棄されていることになります。日本だけでも1年間に約100万頭分(2021年)が革製品になっていますが、それでも革が廃棄されるのも現実です。廃棄となると産業廃棄物として埋めたり、燃やしたりするため革製品を作るよりも原皮を廃棄するほうが環境負荷は高くなります。また、これまで革でつくっていた製品を別の素材でつくることになれば、さらなるCO2の排出につながる可能性すらあります。 よって革を利用することは地球への環境負荷を減らす意味もあります。
国連食糧農業機関によると、世界の一人当たりの肉の平均消費量もゆっくりではありますが年々増加しており、今後も革製品の活用は必要なサイクルとなっています。
※1:出典:Nothing to Hide: Hide and skin production around the world, World Leather, Vol.33, No.6, p.20 (2021)
TLA(Thinking Leather Action):
https://tla.jlia.or.jp/
主催: 協同組合資材連
共催: 東京都
後援: 経済産業省・台東区・一般社団法人日本皮革産業連合会
協賛: リネアペッレ
URL :
https://tlf.jp/
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記事提供:@Press