人と猫が共生できる沖縄に貢献したい!世界で一番猫にやさしい捕獲器「トラスケ」が沖縄初上陸。これまで以上に「ねこから目線。」な保護活動を開始します。
ねこから目線株式会社

「猫の問題は、人の問題でしかない。」という視点から、ノラ猫・保護猫を中心とする猫に関する困りごとを解決するサービスを展開しているねこから目線株式会社(代表取締役社長:小池 英梨子、本社:大阪市都島区)の沖縄拠点では、2025年10月17日(金)より世界で一番猫にやさしい捕獲器「トラスケ」を販売開始します。
また、それに伴い「ねこから目線。沖縄」では、10月17日(金)および18日(土)の二日間、沖縄のみなさまに県内の猫問題の現状と「トラスケ」を活用した猫の保護活動について知っていただくために、メディアの方の取材可能な一斉TNRを実施いたします。
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ねこから目線。沖縄
【沖縄の猫問題】
沖縄県では都市環境化が進む中で、飼い主のいない猫の問題が社会問題となっています。ノラ猫による「ゴミあさり」「糞尿の害」「夜中の鳴き声」など、生活環境への被害も出ているなか、県では、飼い主が飼育を放棄した猫や、保護された猫の引き取りを行っています。しかし、新しい飼い主が見つからず、殺処分となるケースも多い状況です。
そのような状況に対する解決策として、沖縄県では「人と猫が共生できる社会づくり」を目指した「地域猫活動」が推進されています。
【地域猫活動とTNR】
地域猫活動とは、地域住民が主体となって「飼い主のいない猫」に不妊去勢手術を施したうえで、一代限りの命を全うするまでその地域で衛生的に飼育・管理を行うことです。
TNRはそのために必要な、飼い主のいない猫を捕獲(Trap)し、不妊去勢手術(Neuter)し、元の場所にもどす(Return)という活動です。
たとえば沖縄市では「さくらねこ無料不妊手術事業」として、令和6年度だけで480頭もの飼い主のいない猫に対するTNRが実施されています。このほかにも県内各地で数多くの地域猫活動・TNR活動が行われています。
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沖縄での捕獲事例
【今回の一斉TNR活動について】
10月17日(金)および18日(土)に中頭郡読谷村内某所にて「ねこから目線。沖縄」が捕獲器「トラスケ」を用いて一斉TNRを行います。この一斉TNRは通常のTNR活動とは異なり、広く沖縄県内のメディアのみなさまにご取材いただける形で実施いたします。
これは「ねこから目線。沖縄」が、県内でより猫によりそった活動の輪を広げていくために、世界で一番猫にやさしい捕獲器「トラスケ」の販売を開始するのにともない、より多くの方たちに県内の猫問題の実際を知っていただくためのものです。
人と猫が共生できる沖縄のために、ぜひご取材ご検討ください。
【ねこから目線。沖縄 伊波 清香のコメント】
いま、ここ沖縄県でも、全国各地域同様にさまざまな猫に関わる社会課題が山積しています。特に、飼い主のいない猫に関する課題は深刻です。市街地に野放しにされたノラ猫は、交通事故や台風、飢えなど、人の保護下にある猫であれば関わらずに済むさまざまな危険に直面しながら暮らしています。また、そのような猫たちは不妊去勢手術も受けていないため、1匹のメス猫が気づかぬうちに一年で30匹もの子猫を産んでしまうなどの問題も抱えています。こういった猫たちを、殺処分するのではなく少しでも良い生をまっとうしてもらうための活動のひとつが「地域猫活動」です。
今回の読谷村内での一斉TNRは、その実態を県内の多くの方たちに知っていただき、活動への理解を深め、人と猫の共生できる社会づくりにつながる発信ができればと思い用意した場です。
ぜひ多くの県内メディアの皆さまにご取材いただき、この活動に関わる人間の思いや使われている道具も含めて、理解を深めていただければと思っています。
【ねこから目線。沖縄について】
ねこから目線。は「猫の問題は、人の問題でしかない。」という視点から、ノラ猫・保護猫を中心とする猫に関する困りごとを解決するソーシャルベンチャー企業です。「ねこから目線。沖縄」はその沖縄拠点として2024年に開設。長年沖縄で猫に関わる活動を実践してきた伊波 清香を中心に運営されています。県内でのTNR対応のための猫の捕獲、迷子猫捜索、里親譲渡仲介など、幅広く猫のためになる活動を展開しています。
【トラスケとは】
「ねこから目線。」は、地域のノラ猫や家庭内で接触できない猫、多頭飼育崩壊した世帯の猫など、毎年年間1,000匹以上の猫を捕獲してきました。そこで発見したのは、市販されている既存の捕獲器は猫の愛護・保護のためではなく、害獣の駆除を前提につくられているため、猫にとっては危険の多いものだという事実でした。ただでさえ、捕獲される経験は一匹一匹の猫にとって一生で一番怖い経験になるかもしれないものです。そこで、猫にとってのリスクを極限までゼロに抑えた安心安全設計の捕獲機として「トラスケ」を開発しました。
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ねこの安心安全を追求した捕獲機「トラスケ」
■ 猫にやさしい設計:捕獲時のケガのリスクを徹底排除。安心安全の国内生産品。
■ 誰でも簡単に利用可能:老若男女問わず扱いやすいサイズ・重量・構造
■ 保護活動を強力にサポート:公共機関やNPO法人などの「猫の保護」を目的にした活動に最適
という、猫にも人にも優しい製品となっています。
https://nekokaramesen.com/torasuke/
【ねこから目線株式会社とは】
「ねこから目線。」は猫の殺処分ゼロを目指し、2018年に設立された「ノラ猫・保護猫専門のお手伝い屋さん」です。「猫の問題は、人の問題でしかない。」という視点から猫の問題を解決する目的で、対人援助学を学んでいた小池英梨子により設立されました。以来、猫にメリットがあると考えられることであれば、なんでもお手伝いしてきました。2021年に株式会社化し、猫の課題解決のために必要だと説明できるサービスに特化し、事業展開しています。
保護猫活動がすべてボランティア任せにならず、きちんとした社会システムの中で機能する社会企業となることで、「猫の殺処分ゼロ達成と、その維持基盤になる」ことを目指し日々活動しています。
詳細はこちら


記事提供:@Press