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2025年11月1日、石川県七尾・一本杉通りに新たな創造の拠点が誕生 震災を越えて―輪島塗の老舗「あらき」が歩む再出発

株式会社 新城

2025年11月1日、石川県七尾・一本杉通りに新たなutf-8

嘉永年間創業、八代にわたり漆芸を受け継いできた老舗「漆陶舗あらき」が、2025年11月1日(土)、七尾市・一本杉通りにて新たなスタートを切ります。令和6年元日の能登半島地震により、長年守り続けてきた店舗とともに、大切な日常が奪われました。震災をきっかけに、かつて賑わった通りも、少しずつ静まりゆくなか、いくつかの店が閉店を選択。「このままでは、通りが静かに消えてしまう」。その想いから、八代目は一軒先隣の洋品店跡を買い取り、既存店の再建と合わせて、地域再生の拠点とする決断をしました。
この意志に賛同し、集ったのが2人の若い料理人。漆陶舗あらき2階には「鶏とまつば」、旧洋品店跡には「ひのともり」が手がけるレストラン「うみまち商店」、がオープン予定。いずれも、地域と向き合いながら“自分で考え、表現し、創造する”ことを大切にする、若い感性の結集です。そしてこれは、〈あらき〉八代目にとっての最後の挑戦であり、若い世代に敬意を持って希望を託し、伝統の火を次代へと継承していく意志の表れでもあります。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/552886/LL_img_552886_1.jpg
新店舗外観 1Fあらき 2F鶏とまつば


■若き“飲食人”による挑戦―「鶏とまつば」と「うみまち商店」
2階にオープンする「鶏とまつば」は、焼き鳥という枠を超えた新しい食の表現を模索する店です。前店から受け継いだ全国の銘柄鶏へのこだわりに加え、能登の素材も積極的に取り入れ、一串一串に創意と技を込めて提供します。「石川県の酒蔵を応援したい」という想いから、地酒の品揃えも一層充実させていく予定です。昼はランチ営業を開始し、夜は本格的な焼き鳥店として営業。昼も夜も立ち寄りたくなる、七尾の日常にそっと寄り添う一軒を目指しています。
洋品店跡地にオープンするのは「ひのともり」が手がける「うみまち商店」。かつて港町にあった“なんでも屋さん”のように、地元の方も観光客もふらりと立ち寄れるような、どこか懐かしくあたたかな場所を目指すレストランです。昼は食堂、夜はお酒と美味しいごはん。七尾・一本杉でしか味わえない食、時間、思い出を届けていきます。

両店では、「漆陶舗あらき」が取り扱う輪島塗や九谷焼などの器を実際に使った料理の提供も予定されています。料理を通じて“土地の食”と“土地の器”の融合を体験できる―まさに「食と工芸」「食と器」の相乗効果を、五感で味わえる場です。地域の風土と技がひとつになる瞬間を、訪れた方に体感していただきたいと考えています。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/552886/LL_img_552886_4.jpg
輪島塗と鶏とまつば

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/552886/LL_img_552886_5.jpg
九谷焼とうみまち商店


■工芸と人が交わる、“顔の見える空間”へ
「漆陶舗あらき」は今後、石川県を代表する輪島塗・山中漆器・九谷焼などの伝統工芸を紹介するだけでなく、“触れられる伝統”を目指します。
●作り手の想いや工程に触れられる展示
●若手作家とのコラボレーションや公開制作
●ワークショップ(WS)による体験と交流の場づくり
など、単なる「販売」ではなく、「顔が見える関係性」のなかで、人と人が出会い、伝統が“思い出”として心に残るような空間をつくっていきます。旅人にとっては「特別な思い出の一コマ」となり、地域にとっては「目的として集まる場所」に。そしてオンラインでも、物語性を伝えるECを強化し、七尾から能登、能登から石川、石川から世界へ―手に取る人に伝わる工芸を届けていきます。

画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/552886/LL_img_552886_2.jpg
割れた器からから復興を遂げる輪島塗


■一本杉が“目的地”となり“元気を集める場所”になる日を目指して
この場所には、若者たちの挑戦と、地域・伝統文化への深い感謝が込められています。震災で助けられた経験への“恩返し”として、あらき八代目は「次代につなぐことこそが自分の責任」と語ります。今この場所で私たちが目指しているのは、かつてのにぎわいを“取り戻す”だけではありません。
むしろ、「元気を集める場所」をつくること―それが、この再出発の核心です。若者が「ここで事業を始めたい」「新しい挑戦をしてみたい」と思える場所、観光客が「ここを目的に訪れたい」と思えるスポットとして。地元の方も、旅人も、新しい出会いや交流を通じて元気をもらえる場所として。一本杉通りが、ここを目指す“目的地”になる日を、私たちは本気で見つめています。

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/552886/LL_img_552886_3.jpg
一本杉通り


【最後に】
一本杉通りのこの小さな取り組みが、やがて一隅を照らす光となることを、私たちは信じています。伝統を、誇りとともに未来へ渡すために。地域に、全国に、そして世界に届けていくために。今こそ、私たちは立ち上がるときです。どうぞ、応援のほどよろしくお願いいたします。


【店舗概要】
店舗名: 漆陶舗 あらき
所在地: 〒926-0804石川県七尾市一本杉町4
TEL : 0767-52-4141
URL : https://nanao-araki.com/
Mail : info@nanao-araki.com


詳細はこちら

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記事提供:@Press

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