毎年約15万人が訪れるユネスコ無形文化遺産「八代妙見祭」が11月22日(土)・23日(日・祝)に開催!
八代妙見祭保存振興会

熊本県八代市で江戸時代から約390年もの間、受け継がれてきた伝統のお祭り「八代妙見祭」が今年も11月22日(土)、23日(日・祝)に開催されます。獅子や奴、木馬、笠鉾、亀蛇、飾馬など、40もの出し物からなる神幸行列が、約6kmの道のりを練り歩きます。最大の見せ場となる砥崎河原(とさきのかわら)では、それぞれの演舞や馬追いが披露され、多くの観客を魅了します。
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八代妙見祭/2025ポスター
【開催概要】
名称 : 「八代妙見祭」
開催日時 : <神幸行列・お下り/御夜> 2025年11月22日(土)14:00~20:30
<神幸行列・お上り> 2025年11月23日(日・祝) 7:30~16:30
行列経路 : 塩屋八幡宮、本町アーケード、八代駅前、八代妙見宮、砥崎河原ほか
公式サイト:
https://myouken.com/
◆見どころポイント (1)
国重要無形民俗文化財に指定されている八代妙見祭の神幸行列は、日本の「山・鉾・屋台行事」の一つとして全国33の祭礼とともに、ユネスコ無形文化遺産にも登録!地域の繁栄や不老長寿などを願い、9基の一つ一つに異なるめでたい飾りがついた「笠鉾」。毎年、祭りが行われる時期に200~300個にもおよぶ部材を、釘を一本も使わずに組み立てます。18世紀初め頃に現在の姿になったとされる笠鉾は、修理や改造を重ねながら江戸時代以来の姿を今に残しています。
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繁栄を願う9基の「笠鉾」
◆見どころポイント (2)
長崎くんちから習い伝わった、江戸時代から続く伝統の「獅子舞」!雄獅子・雌獅子が一対となり、玉振り役の子どもとともに、チャルメラやラッパ、ドラ、鉦(かね)、太鼓のリズムに合わせて異国情緒豊かな舞を披露します。また、この獅子に子どもの頭を噛んでもらうと「すくすく元気に育つ」と言われており、演舞会場をはじめ、神幸行列の際にも縁起物の獅子の周りには多くの親子連れが集まります。
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伝統の「獅子舞」
◆見どころポイント (3)
砥崎河原で激しく舞う、長さ3m、高さ2.5mの巨大な「ガメ」!およそ1300年前、妙見神(みょうけんしん)が中国から海を渡ってくる時に乗ってきたとされる亀と蛇が合体した神獣「亀蛇(きだ)」。地元の人からは「ガメ」の愛称で親しまれている亀蛇は、100キロ以上の重さがあり、担ぎ手が5人1組で息を合わせ、首を上下左右に振りながら会場を駆け回ります。
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砥崎河原を躍動する「ガメ」
◆見どころポイント (4)
歴史を受け継ぐさまざまな催しものと、出店や屋台など親子連れでも楽しめるコンテンツが満載!他にも、神様の乗り物とされる神馬(しんめ)や飾馬、城下町の子どもの七五三のお祝いに奉納されたとされる木馬(きんま)、花奴、籠、鉄砲、毛槍など、色鮮やかな衣装の演者を見ることができます。また、八代妙見宮と砥崎河原近くの市民病院跡地などには、多くの出店や飲食の屋台が軒を連ね、お子様連れからご年配の方まで幅広い年代の方々に楽しめるお祭りとなっています。
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客席の前を神馬・飾馬が疾走
◆見どころポイント (5)
八代妙見祭の前夜祭にあたる「御夜」では、奉納出し物展示やステージパフォーマンスでお祭りを盛り上げます。中心商店街となる本町アーケードに笠鉾や亀蛇などがズラリと展示されるほか、地元の秀岳館高校の和太鼓の演奏や、伝統芸能フェスティバルとして島根県の「石見神楽」、鹿本農業高校の「山鹿灯籠踊り」も登場!翌日の本祭に向けた機運を高めるイベントが目白押しとなっています。
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御夜に「石見神楽」が登場
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記事提供:@Press