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子育ての孤立を防ぐ新たな支援モデルが始動

NTTPCコミュニケーションズ株式会社、トモイク株式会社、株式会社Lively、横浜市立大学

子育ての孤立を防ぐ新たな支援モデルが始動

NTTPCコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:工藤 潤一、以下:NTTPC)、トモイク株式会社(本社:東京都中央区、代表:竹村 由賀子、以下:トモイク)、株式会社Lively(本社:神奈川県藤沢市、代表:岡 えり、以下:Lively)の3社は2025年9月に開催された「第2回クアトロヘリックスキャンプ(R) in 横浜」での受賞をきっかけとして、横浜市立大学の支援を受け、子育て支援をテーマとした新たな共創事業を始動いたします。
本事業は、「すべての子どもが、親だけでなく社会全体から温かく支えられながら健やかに育つことができる社会の実現」を目指し、テクノロジーと人の力を融合させた支援モデル「ソーシャルペアレンティング(※)」の社会実装に向けた実証を行います。
クアトロヘリックスキャンプでは、3社による「ソーシャルペアレンティング」市場創出の企画案が社会課題への実効性のあるアプローチであることが評価され、「拠点賞」を受賞しました。(別紙参照)

※ソーシャルペアレンティング:子どもは親だけでなく、地域住民や企業、行政など社会全体で育てるという考え方


1.背景
少子高齢化に伴い、育児に関する課題が顕在化しています。日本では、伝統的な子育て観が根強く、外部支援の活用が進みにくい状況から保護者の負担が増大しています。さらに、コミュニティ間で情報格差が生じ、必要な支援や知識が行き渡らないことも課題です。
こうした課題をデジタル技術で解消し、「親だけが子育てを担う」時代から「社会全体で子どもを育てる」時代への転換を目指し、地域・企業・行政・NPOなど多様な主体による支援体制の構築が求められています。


2.「クアトロヘリックスキャンプ(R) in 横浜」について
「クアトロヘリックスキャンプ(R) in 横浜」は、メンタルヘルスケアの市場創出を目指す日本初のオープンイノベーションイベントです。横浜市立大学COI-NEXT拠点と全国のスタートアップ企業、大企業、行政、地域の未来を形作る学生によるオープンイノベーションを目的とした合宿で、第2回が2025年9月12日~13日にTECH HUB YOKOHAMAにて開催されました。
NTTPC、トモイク、Livelyの3社が唯一の受賞チームとして「拠点賞」を受賞し、新たな共創事業を立ち上げることとなりました。

※クアトロヘリックスキャンプはフォーアイディール株式会社の登録商標です。


3.子育ての孤立を防ぐ新たな支援モデル「ソーシャルペアレンティング」の実現に向けた共創事業
1)活動内容と意義
社会が抱える課題に対して、テクノロジーと人の支援を組み合わせた新しい支援モデルの構築を目指しています。
・家族の孤立や閉鎖傾向に対する支援を通じて、子どもが健やかに育つ環境づくりを支援。
・中期的には、出生率の改善や若い世帯の誘致による地域の活性化を通じて、明るく持続可能な社会を実現。

本取り組みでは、睡眠が育児期の心身不調の前兆として非常に重要な指標であることを踏まえ、以下のような多角的かつプライバシーに配慮した支援モデルを展開しています。
・NTTPCのウェアラブルデバイスと分析サービスによる「睡眠不足」の見守り
・夫婦間での測定結果共有によるセルフケア促進と、AIによる啓発・相談・賞賛の自動提供
・トモイクのAIチャットによる保育士メンター機能と夫婦コミュニティ形成支援
・Livelyによるアクティブリスニング手法に基づく有人対話サポート
これらを通じて、高い行動変容率の達成を目指しています。

2)連携体制
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/559805/LL_img_559805_1.png
推進体制
※Minds1020Lab:横浜市立大学が国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「COI-NEXT(共創の場形成支援プログラム)」の一環として設置した研究拠点

3)今後の取り組み
・本取り組みの効果検証は、COI-NEXTの取り組みの中で進行します。横浜市立大学は、研究デザインの立案やデータ分析を通じて検証環境を構築し、その成果の学術的発表・論文化を目指します。
・科学的根拠に基づいた検証を通じて、社会的インパクトの可視化と政策提言を行い、社会的認知の向上を図ります。


4.今回の取り組みに対する評価コメントについて
■高瀬 堅吉氏【横浜市立大学COI-NEXT拠点副プロジェクトリーダー】
(横浜市立大学 客員教授/中央大学 文学部 人文社会学科 心理学専攻/文学研究科 心理学専攻 教授)
「見落とされがちな“睡眠”に着目し、社会全体でペアレンティングを改善・支援するという本事業のアプローチは非常に興味深く、現代的な課題に対する新しい視点を提供しています。AIを活用しながらも、あくまで人や現場に寄り添う支援モデルである点が秀逸で、実装に向けた丁寧な設計にも共感しています。今後の展開が、子育てを取り巻く環境に温かな変化をもたらすことを期待しています。」

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/559805/LL_img_559805_2.jpg
高瀬 堅吉氏

*「瀬」の文字のつくりは「刀」に「貝」

■宮城 悦子氏【横浜市立大学 副学長】
(横浜市立大学 医学部 産婦人科学教室 主任教授)
「本事業は、構想の具体性と現実性に優れており、社会実装に向けた着実な歩みが期待されます。社会課題に対して、現場に根差したアプローチが取られており、今後の展開が非常に楽しみです。」

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/559805/LL_img_559805_3.jpg
宮城 悦子氏


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記事提供:@Press

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