藤井牧場×JALガクツナ 「富良野未来開拓村」構想プロジェクト開催のお知らせ
有限会社藤井牧場

有限会社藤井牧場(所在地:北海道富良野市 代表取締役:藤井 雄一郎)は、北海道富良野市において酪農を中心とした持続可能な地域づくりを目指す「富良野未来開拓村」構想に基づき、日本航空株式会社の『学生と地域をつなげる「JALガクツナ プロジェクト」』との連携事業を2026年3月に実施いたします。
■取り組みの主旨
藤井牧場は、1904年の創業以降120年以上北海道富良野市において酪農業を追求してまいりました。「開拓者たれ」の経営理念のもと挑戦を続け、現在では年間生乳生産量13,000tを超えるギガファームへと成長を遂げました。しかしながら酪農そして地域を取り巻く状況は依然厳しく、業界構造の硬直化、酪農家の育成や人材の確保、GHG排出や家畜糞尿等の環境問題、廃校や空き家、耕作放棄地の地域課題など単独の企業では根本的な解決が難しい状態です。
そこで藤井牧場は今後100年も継続して酪農を続け、人々が誇りを持って住み続けられる地域をつくっていくために、共創型酪農プラットフォーム「富良野未来開拓村」構想を掲げ、酪農と地域の課題をさまざまな企業、大学、団体との共創によって解決を目指す取り組みを開始しております。
今回の「JALガクツナ プロジェクト」との連携は富良野未来開拓村の活動の一環として、都市部の学生が1週間のフィールドワークを通じて北海道富良野市や藤井牧場が抱える地域と酪農の課題に向き合い、農村部と都市との継続的な往来を生む、求心力の高い地域社会の未来像などについて考え、その将来を担う学生のアイデアや都市部からみた「継続して関わりたくなる地方」という視点を富良野未来開拓村の機能、事業要素として取り込むことを目的としております。
■実施概要
プロジェクト名:藤井牧場×JALガクツナ
「富良野未来開拓村」構想プロジェクト
開催日程 :2026年3月2日(月)~ 3月7日(土)
開催場所 :北海道富良野市、藤井牧場、コンシェルジュフラノ他
宿泊先 :藤井牧場宿舎、HOSTEL TOMAR
募集対象者 :100年後にも持続可能な地域社会づくりに関心がある大学生、大学院生
募集定員 :8名程度
申込期間 :2025年11月27日(木)~12月14日(日)
最終結果通知 :2025年12月19日(金)を予定
参加費 :25,000円(税込)
詳細、申し込みは以下JALふるさとむすびサイトより
https://furumusu.jal.co.jp/plan/278
■富良野未来開拓村とは
「富良野未来開拓村」は酪農(農業)と地域の課題を解決するための共創型酪農プラットフォームです。創業121年の藤井牧場がこれからの100年を考え、100年後も酪農と地域が継続して発展できる未来を作りだすためのプロジェクトです。「酪農」「環境」「畑作」「暮らし」「教育」の5つをテーマに、藤井牧場だけでなく課題をともにする企業や大学、団体が連携し、課題解決を図っております。
画像1:
https://www.atpress.ne.jp/releases/560918/LL_img_560918_1.png
富良野未来開拓村 全体像
■藤井牧場の概要
藤井牧場は北海道富良野で開拓期から121年の歴史を刻み「開拓者たれ」の経営理念のもと挑戦的な取り組みを行ってきました。国内初の牛舎への「砂のベッド」の導入、農場HACCPの国内第1号認証、おなかにやさしいA2ミルクの生産、2024年には第2牧場「麓郷ファーム」の建設、700ha超の農地を所有し自給飼料の生産など、現在では約2,300頭の乳牛の飼育、年間生乳生産量13,000t超を誇るギガファームへと成長しました。
▼「富良野未来開拓村」への挑戦 '25 冬~夏
https://youtu.be/lZ7LTFFB8QY
(参考)書籍『「風の谷」という希望』
本プロジェクトの思想的背景には、書籍『「風の谷」という希望』(英治出版)で語られる「都市しかない未来に対するオルタナティブづくりとして、圧倒的な空間価値を持ち、都市にも負けない魅力と知的な生産性を持つ、そういう空間を生み出す」という理念があります。藤井牧場は、この「都市集中型の未来に対するオルタナティブ」を作り上げる活動を富良野未来開拓村での取り組みに重ね合わせ、持続可能な地域共創モデルづくりに取り組んでまいります。
https://aworthytomorrow.org/
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記事提供:@Press