デンソーが平成27年度「新・ダイバーシティ経営企業100選」に選定
2016年03月21日
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ダイバーシティ推進への意欲
2016年1月には新たな障がい者雇用の拡大のために株式会社デンソーブラッサムを設立するなど(2017年4月から操業を開始)、ダイバーシティ推進を重要な経営戦略のひとつと位置付け、その実現に向けて着々と改革を打ち出している株式会社デンソー。
平成27年度は34社が選定を受ける
今回同社は平成27年度「新・ダイバーシティ経営企業100選」(経済産業大臣表彰)に選定された。この賞は2012年から経済産業省が、ダイバーシティ経営により多様な人材の活躍推進に取り組み、結果として企業価値の向上を果たした企業を表彰するものだ。これまで過去3年間で141社が選定を受け、今年度は34社が選定された。
デンソーは2014年から専任組織「DP」(ダイバーシティ推進室)を新設、部門を超え、多様な人材の活躍を進めている。今回の選定理由は女性活躍の推進と、長年にわたって進めてきた障がい者雇用への取り組みだ。
長い歴史を持つデンソーの障がい者雇用への取り組み
同社の障がい者雇用の歴史は古く、1978年に定期採用開始。以降手話サポート制度などといったサポート制度を充実させることや、障害者技能競技大会(アビリンピック)への参加など、障がい者が働きやすい環境や成長できる場を整え、支援してきた。
また1984年には特例子会社「デンソー太陽」を設立。徹底したバリアフリーや各々の障がいに対応した設備を導入することにより、自立した生産活動を展開している。
同社では今後も、ダイバーシティ経営の定着により生まれる、新しい価値や競争力が原動力となる会社を目指し経営に取り組んでいくという。
▼外部リンク
株式会社デンソーのニュースリリース
http://www.denso.co.jp/ja/news/newsreleases/2016株式会社デンソー
http://www.denso.co.jp/ja/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|