LITALICOの調査で障がい者雇用に取り組む約9割の会社が満足と回答!
2015年11月23日
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LITALICOが企業へ障がい者雇用について調査
障がい者向け就労支援事業や教育事業を全国展開している株式会社LITALICOが、運営する就労支援事業所「ウイングル」を通じ関わりのある企業などを対象にした障がい者雇用に関するアンケート調査を2015年10月に実施した。
「障害者差別解消法」についての認識、対応状況
今回は2016年4月施行の「障害者差別解消法」への対応状況や障がい者雇用を行っての実感などを調査。その結果、「障害者差別解消法」に関して内容を把握している企業は計54.8%と半数以上だったが、具体的な対策を既に実施している企業は5.7%、検討している企業は13.4%と全体の2割弱に留まった。
しかし名前程度なら聞いたことがある、知らないとの回答は合わせて44.5%と、法施行まであとわずかの状況でも、認知されていないことがわかった。
9割の企業が障がい者雇用して良かったと回答
また障がい者雇用に取り組んでの感想では約9割の企業が良かったと回答。雇用して良かったと感じた点は約3分の2の企業が社員の障がい理解の深まりと答え、約2割の企業が職場の雰囲気が良くなったと回答。本人が期待通りの活躍をしてくれたと約4割の企業が回答している。
一方で雇用後課題と感じた点は、半数以上の企業が担当業務の切り出しや選定を、またほぼ半数の企業が職場でのコミュニケーションと回答している。仕事の任せ方や本人とのコミュニケーションを課題と感じている企業が多いという結果に。
こうした他社の動向、感想は、自社の障がい者雇用を行う上で参考にしたい情報といえよう。
(画像はプレスリリースより)
▼外部リンク
LITALICOのプレスリリース
http://litalico.co.jp/news/10099株式会社LITALICO
http://litalico.co.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|