大分県、企業の障がい者雇い入れ体験(職場実習)を支援
2015年07月07日
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県内6か所の障害者就業・生活支援センター
大分県では障がい者の雇用を促進するため、東部圏域(別府市、杵築市、国東市、姫島村、日出町)、中部圏域(大分市、臼杵市、津久見市、由布市)、南部圏域(佐伯市)、豊肥圏域(竹田市、豊後大野市)、西部圏域(日田市、九重町、玖珠町)、北部圏域(中津市、豊後高田市、宇佐市)の県6か所に障がい者の就業、生活の相談支援を行う障害者就業・生活支援センターを設置している。
障がい者の職場実習を助成
同県ではその各センターに委託して「障がい者雇い入れ体験(職場実習)」を実施する。この事業は一般企業への就労に意欲のある障がい者と、障がい者雇用への取り組みを考えている企業をコーディネイトし、雇い入れ体験を行うというものだ。
企業側が実際に職場で雇用体験をすることで、障がい者を受け入れる不安をなくし、障がい者雇用を進めるのが狙い。
10日以内の実習でミスマッチも解消
実習期間は1回につきだいたい2週間で10日以内。実習生については県内に在住者で身辺自立がほぼ確立していて、一般就労をめざす意欲がある人。居住地と実習職場との往復が自力でできる、技術習得など、職場実習が必要と認められる人。それらの要件が全て該当する障がい者。
実習先企業は障がい者雇用に意欲的であるなど、障がい者の一般就労先となる可能性のある民間企業で、1日に3,000円の委託料が支給される。
この事業を希望する県内の障がい者雇用への取り組みを考えている企業は、事業所の所在地を管轄する各障害者就業・生活支援センターへ。受け付けは随時可能。
▼外部リンク
障がい者雇入れ体験(職場実習)について
http://www.pref.oita.jp/soshiki/14540/yatoiiretaiken.html大分県ホームページ
http://www.pref.oita.jp/
記事提供:障害者雇用インフォメーション|