障がい者雇用支援パイオニアのウイングル、社名変更へ
2014年05月19日
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6月1日「株式会社LITALICO」として新たなスタート
日本における社会問題としての障がい者雇用分野に着目し、2005年12月に企業向けの障がい者雇用支援から事業をスタートさせた株式会社ウイングルが、2014年6月1日付で社名を「株式会社LITALICO」(りたりこ)へ変更、新たなスタートを切ることが分かった。
ウイングルは現在、一法人としては全国最多となる41拠点(2014年5月時点)で事業所を展開。障がい者向け就労移行支援事業のほか、発達障がいの家族向け事業、ひとりひとりの状況に即した教育事業など、事業領域を拡大し、多様な社会課題に向き合いながら、業界のパイオニアとして活動している。
(画像はプレスリリースより)
みなの幸せを生む、多様性ある「人」の活きる社会構築を目指す
新社名の「LITALICO」(りたりこ)は、日本語の“利他”と“利己”を組み合わせた造語で、関わる人を幸せにすることが自分たちの幸せにもつながるという同社の理念や価値観を表現しているという。
新たな社名ロゴやシンボルマークは、すべての人の可能性が最大に拡がるような社会の仕組みを築くという考えと、常にその中心は“人”であるという想いを込め、「人」という漢字をシンボル化したデザインを採用している。シンボルマークでは多彩なカラーを用いているほか、コーポレートカラーも全カラーとし、1色に限定せず、多様性を尊重する表現とした。なお、社名変更後も、同社の就労移行支援事業所は「ウイングル」として運営していく。
ウイングルでは現在、就労意欲のある障がい者に対し、パソコンスキルや就職活動スキルの訓練を行い、人材としてのステップアップをサポートするほか、就労後の継続就労サポートにも力を入れた就労支援サービスを提供している。また、大都市圏で障がい者の採用に苦戦している企業の支社や在宅雇用を雇用枠の少ない地方都市に誘致し、新たな雇用機会を創出、障がい者をサポートしながら、企業には障がい者雇用の各種ノウハウを提供するといった、双方向の遠隔地雇用支援サポートサービスなども手がけている。
▼外部リンク
株式会社ウイングル プレスリリース
http://www.wingle.co.jp/2014/05/8029
記事提供:障害者雇用インフォメーション|